Juice=Juice 新アルバム『terzo』、「３」重ねて発売告知！ “現メンバーでの再レコーディング” に期待も

ファーストアルバムの発売から３年ぶりとなったセカンドアルバムに続き、やっぱり３年ぶりに Juice=Juice のサードアルバムが発売になる。「３」を重ねることを意図したのか、その告知は３月３日。リリースは、2022年４月20日とのこと。

さらに、この春からスタートするホールツアーのサブタイトルがイタリア語で３番を意味する「terzo」であったことから、一部の敏感な向きが予測していたことも話題だったが、その通り、アルバムのタイトルは「terzo（テルツォ）」となる。

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このお知らせは公式の Twitter およびインスタグラムのアカウントでお知らせされ、公開された告知動画では、前列向かって左側の２名、植村あかりと工藤由愛の（とりわけ後列中央の段原瑠々が話始めた時点での）じゃれ合いというかイチャ付き合いもファンの注目を集めているが、まさにその動画でのメンバーからの告知という形で、収録曲は、新曲にアディショナル曲など全部で24曲となることが明らかとなった。公式のリリースページ（terzo）では収録内容未定とあって、その詳細は不明だが「「微炭酸」から最新シングル「プラスティック・ラブ」までのシングル12曲、Additional Track4曲、新録2曲、新曲6曲を含む全24曲を収録」と明記されている。

公式サイト　リリースページ　「terzo」

公式の動画配信チャンネルでも、ライブの現場でもなく、公式サイトでのアナウンスより先に SNS アカウントでの告知ということで、ファンが目配りしなければならない告知チャンネルが増える一方であることは、密かに一部のファンは覚悟も新たにしているようだ。

さて一方、上掲の通り、現時点（2022年3月3日）では詳細は未定だが、添付動画の中で「現メンバーでの再レコーディング」といったことも語られており、ファンにとっては看過できないお知らせとなった。

広く知られる通り、昨年の横浜アリーナ公演をもって金澤朋子が卒業し、Juice=Juice は植村あかりリーダーの新体制となっている。もちろん、稲場愛香、段原瑠々、井上玲音といった、ハロプロ的なスキルの面では申し分のない分厚い中間層に加え、工藤由愛、松永里愛といったフレッシュなメンバーが独自の魅力を次第に発揮し出して、多くのファンの耳目も集めている。それは、有澤一華、入江里咲、江端妃咲が、さらには現在継続中の新メンバーオーディションの結果として参加してくるであろう未だ見ぬ新メンバーが、しっかりと（スキルグループであり、かつまた妖艶なお姉さんユニットでもある） Juice=Juice を担うメンバーとして成長するまでに、グループを支えファンを惹き付けるには十分なほど。それでも、やはり Juice=Juice がスタートした際のオリジナルメンバーが植村あかり唯一人となったことは事実で、そうしたグループの体制を踏まえるファンに「現メンバーでの再レコーディング」がどう響くか、大方の注目が集まっている。

新メンバーたちによる「再レコーディング」によって、後から加入してきたメンバーが、しっかりとオリジナルのテイストを継承していると見られるか、あるいは、従来のファンにも馴染んできた楽曲が「現メンバーでの」新バージョンによって、新しい魅力を獲得するか、グループとしての Juice=Juice の展開如何にも影響しかねぬと見る向きもあるようだ。

告知チャンネルの多様化と同様、この「現メンバーでの再レコーディング」について、やはり密かに一部のファンはなにがしかの覚悟をしていると云う。そんな Juice=Juice の新アルバムは、４月20日の発売で、それほど先ではないことから、近々出されるであろう続報にも注目だ。

（文＝椿道茂高）

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