道重さゆみ、アルバム販促のインターネットサイン会が4時間越え!

道重さゆみのインターネットサイン会が、なんと4時間越えとなったことが話題だ。

道重さゆみは、そのオリジナル公演の楽曲によるアルバム『SAYUMINGLANDOLL~サユミミライ~』(2023年2月15日に発売)の販促として、各地でイベントなどを実施しているが、その一環として、2月6日、9日、11日の3回にわたって、インターネット上のサイン会を開催した。

インターネットサイン会は、コロナ禍以降にアーティストの販促活動の中核になってきたイベントで、事前に予約注文してくれた中から抽選で選抜したファン向けに、アーティストが直接コメントしてサインする様子を、広くインターネットで公開するものだ。ハロプロおよびその OG でもコロナ禍以降取り入れており、様々なプラットフォームが競合するなか、ハロプロにあっては Limited Stand【リミスタ】をベースに、YouTube でリアルタイム配信されるイベントが開催されている。

道重のインターネットサイン会は、2月6日、9日、11日の3回とも、途中2回の休憩を挟んでの長時間の配信となったが、そのうち、11日の土曜日、午後13時から配信された3回めのイベントが4時間を越えたのだった。

3回のインターネットサイン会でそれぞれ髪型を変えてきた道重は、11日土曜のイベントでは愛らしい三つ編みで登場。リアル現場(コットンクラブ)でのステージ装飾について語りながら、しかし、その語りが特に面白い落着を見せるわけではないことを(最後まで話し切る前に)自分で突っ込んでみたり、そういう余計なお喋りをするから長くなるんだよねと、有り得る突っ込みに自分で先回りしてみたり、そういうメタな自己言及を重ねているうちに、当初のメインで語っていたエピソードが何だかわからなくなったりと、楽しいトークが弾む配信となった。

4時間ごえ♡

まさかの昨日は4時間ごえしてしまい
私は楽しすぎてまだまだやりたかったけど

道重さゆみ公式ブログ サユミンランドール 4時間ごえ♡

翌日になって更新したブログでも、そのことに自ら触れ、期間限定で残されるアーカイブについても、さすがにファンであってもそれほどの超時間の視聴は厳しいのではないかということすら自らメタに突っ込んでいた道重だが、本人としては、まだまだ足りないとの表明に、”さすが” といったファンの感嘆が響いている。

もちろん現役のモーニング娘。であった頃から再生してソロとなって以降も、握手会からサイン会など、さまざまな販促イベントを経験してきた道重だが、リアルでファンと接するイベントの場合はスタッフが警備に臨席していることもあって、道重らしいファンサービスはあっても、とりわけ奔放にふるまう様子が報じられるわけではなかった。コロナ禍を経て、アイドルの販促イベントも大きく形を変えることになったが、その多くはファンによって “やはく元の形に戻ると良いな” と言われている。上述のインターネットサイン会にあっても、道重当人が中止になってしまったバスツアーのやり直しに触れる場面もあったほどだが、このコロナ禍を介した変化は、必ずしも残念な方向にだけ変化したというわけではなく、このように道重が自由にトークを炸裂させるという思わぬ奇貨ももたらしたようだ。

(文=椿道茂高)

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