元つばきファクトリー岸本ゆめの、訓練の場として noteで長文を綴る

2023年の11月にハロプロと つばきファクトリーを卒業して、ソロアーティストとして YU-M エンターテインメントに所属していた岸本ゆめのが発信を開始した。

それは、個人ブログの開設や インスタグラムなど のアカウント取得ではなく、なんと note のアカウント開設であった。かなり長文のテキストを投稿できるとあって、岸本自ら、「言葉を通して人に伝えるべきことを伝えて行きたい私の訓練の場」であると宣言している。

ブログやインスタグラムといったわけではないことに驚く向きもあるが、そこでは、文章を介して自己表現を追求しようという以上に、意味深なフレーズを見つけることができる。

はじめまして、岸本ゆめのと申します。

心の不調で仕事を休んだ経験から、自分の中だけに留めず人に知ってもらいたいと思うことが多々あり

no+e 岸本ゆめの はじめまして、岸本ゆめのと申します。

そうした意味深なフレーズばかりではない。
岸本が note の投稿を明らかにした3月1日は、一緒に つばきファクトリーを卒業した山岸理子も個人ブログ開設を告知しており、所属事務所が異なっても、同じように歩調を合わせて情報発信を再開したのだから、ある程度の事務所側の統制は利いているのだろうと思えるところへ持ってきて、こんなフレーズすらも見つけることが出来る。

はじめまして、岸本ゆめのと申します。

周りとのバランスを考えてさらけ出しすぎることができない部分があった

no+e 岸本ゆめの はじめまして、岸本ゆめのと申します。

おもしろ大阪娘として、ボケ倒したり、場の進行を仕切ったり、メンバーのボケに突っ込むことを期待されていた岸本は、しかし、グループの中でも一番に傷つきやすい乙女な内面を持っていた。もっぱら長文のテキストを展開するプラットフォームに足場を持ったことから、いよいよ、これまで誰にも知られることがなかった、その複雑な内面を開陳することになるのだろうか。

岸本ゆめの が今後展開するであろう、その「伝えるべきこと」に、ファンならずとも注目せざるを得ないだろう。

よもやマネージャーの検閲があるブログでは書けないことまで書いてしまおうというわけではあるまいが、少なくとも岸本の内面の吐露については、かなり赤裸々なものまでも期待できそうだ。

どうやらハロプロ OG の情報発信は、ゆっくりと新しい局面に向かいつつあるようだ。

(文=椿道茂高)

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