ハロー!プロジェクトの過去の楽曲遺産について、サブスク(サブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングサービス)解禁の第二弾が告知された。
解禁の対象は、松浦亜弥、後藤真希、藤本美貴、GAM、ごまっとう の楽曲である。いずれも、2000年代初頭の「黄金期」と呼ばれる時代を支えたアーティストたちであり、現在のハロー!プロジェクトの礎を築いた重要な存在である。
ハロー!プロジェクト 過去の楽曲から一部サブスク解禁が決定!【第2弾】
ハロー!プロジェクトのアーティストがリリースした過去の一部楽曲を2025年2月24日(月・祝)より各サブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングサービスで配信開始いたします!
公式サイト ニュース詳細 ハロー!プロジェクト 過去の楽曲から一部サブスク解禁が決定!【第2弾】
これまでの動向を振り返ると、記事末の関連リンクにもあるとおり、M-line 参加メンバーの楽曲や、ベリキューを中心とした世代のハロプロの楽曲遺産のサブスク解禁はすでに進められていた。しかし、今回の発表は、それ以上に大きな意味を持つものといえる。なぜなら、今回解禁される楽曲群は、ハロプロの全盛期を象徴するものだからだ。
さすがに黄金期を担った楽曲の解禁ということもあって、公式に告知されたニュースに対して、ファンの反応以上に、当のメンバーたち(それも第一弾の解禁にあたるベリキュー世代に属するOGたち)が反応し喜んでいることが印象的だ。たとえば、エックス(旧 Twitter)の公式ポスト(下記リンク)の「引用を表示」からは、第一弾の解禁対象であったベリキュー世代の OG メンバーたちが公式の投稿を引用し、喜び、拡散している様子を容易に確認できる。

今回解禁された黄金期を担ったメンバーたちは、大きな観光地でバスツアーを開催する者あり(後藤真希)、後輩たちの活動から自分も武道館に触れる発言をする者あり(藤本美貴)と、彼女たちはいまだに影響力を持ち、音楽業界やエンタメ界で活躍し続けている。それだけではなく、公式の告知をめぐる上に述べたような展開からは、すでに現役で活動するメンバーの立場から見てレジェンドとされるような立ち位置にある OG たちすらも、今回のサブスク解禁の楽曲を担ったメンバーたちに対して大きなリスペクトを抱いていることが広く知らされているようでもある。これにより、かつての黄金期を知らない新規のファンにとっても、ハロプロの歴史とその重みが伝わりやすくなったと言えよう。
こうした動きからも、ハロプロという組織が長年にわたって築いてきた文化や影響力の蓄積が感じられる。意図的な企画としてではなく、自然な流れの中で形成されてきたこの蓄積こそが、ハロプロの強みであると言えそうで、今後の展開にも期待を抱かせる要素のひとつだ。
ハロー!プロジェクトの過去の楽曲遺産について、順次、サブスクの解禁が続いている。
それだけでなく、ある時期までは、これまで現場でしか入手できなかった DVD Magazine の配信も順次進められており、ファンにとってはますますアクセスしやすい環境が整いつつある。今後、どのようなコンテンツが解禁されるのか、その展開に期待が高まるばかりだ。
■松浦亜弥![]() | ■後藤真希![]() |
■藤本美貴![]() | ■GAM![]() |
■ごまっとう![]() |
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