Juice=Juice 初代リーダーの “子狸” こと宮崎由加が第一子を懐妊したことが、所属事務所の公式ウェブサイトにて正式に発表された。
宮崎由加に関するご報告
弊社所属の宮崎由加につきまして、このたび第一子を授かったことをご報告申し上げます。
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現在は安定期に入っており、出産は今夏を予定しております。
(中略)
なお、復帰時期などにつきましては、体調や育児の状況を最優先に判断し、改めてご案内申し上げます。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
今後は体調の管理および出産後の育児を最優先とし、一定期間芸能活動を休止することになるが、芸能界から完全に退くわけではなく、活動自体は今後も継続していく方針であるとのことだ。この報告により、長年のファンにとっても不安なく、心から祝福の気持ちを贈ることができるだろう。
宮崎由加は、それ以前からもハロプロ関連のオーディションに参加していたが、『第2回 FOREST AWARD NEW FACE オーディション』を経て、「SATOYAMA movement」プロジェクトの一環として結成された新ユニット『GREEN FIELDS』のメンバーとして2012年に芸能界デビュー。その後、テレビ東京系で放送された地上波深夜番組『ハロー!SATOYAMAライフ』にも出演し、地域おこし協力隊を訪問するロケ企画では、番組のDVDで「未放送映像」に、自己紹介にすら緊張して固まってしまう初々しい様子が記録として残されている。そして、2013年のハロプロ新ユニット(Juice=Juice)に抜擢され、その初代のリーダーに就任した。
その “子狸” という愛称にも表れているように、宮崎は愛らしさと純朴さを併せ持った独特の魅力で多くのファンに親しまれてきた。一方で、Juice=Juice の立ち上げ期においては、全国のライブハウスを巡るツアーなど、決して楽ではない活動環境の中で、グループの成長と維持に多大な貢献を果たしている。その献身ぶりとリーダーシップは、今なおファンの記憶に強く残っている。
すでにグループを卒業したメンバーたちの中でも、特に三代目リーダーの植村あかりは、宮崎とプライベートでも親しい関係にあり、自身がまだ幼かった頃から所作や礼儀を宮崎から学んだと語っている。また、Juice=Juice の艶やかさの象徴として名高い稲場愛香に先だって「あざかわ(あざとい+可愛い)」の称号を欲しいままにしたのも宮崎であった。
グループを卒業してからも、そして結婚してからも、故郷である石川県に軸足を置いて、芸能活動を継続してきた。また、Juice=Juice のメンバーやイベントにも積極的に関わり続け、ファンの視野の中に常にその存在を留めてくれていた。
そんな宮崎が懐妊し、そして芸能活動自体は継続する。
昨今では、ハロー!プロジェクトのOGたちをはじめ、かつてアイドルとして活躍していた多くの芸能人が、結婚や出産といった人生の節目を経てもなお、芸能の世界で自身の表現を続けてくれる例が多く見られる。そうした流れの中で、アイドル時代からのファンとの関係を大切にしながら活動を継続してくれていることは、実に頼もしく、そして感慨深いものがある。
今後、宮崎由加の活動に関しても、一定の休養の後、新たな発表や展開があることを期待したい。
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