モーニング娘。’26 の、たった一人の11期メンバー 小田さくら、その卒業時期が明らかにされた。今秋開催予定のコンサートツアー最終日をもってモーニング娘。とハロプロを卒業するとのことだ。
“具体的な卒業時期” としながら、実際の卒業の日付は未だ明らかではないが、2026年での卒業とのみ告知されていながら、これまで卒業時期は明らかにされてこなかった分だけ、多くのファンがどこかでその現実を遠ざけるように、日常の応援の中で卒業を意識しないようにする面もあった。しかし“秋ツアー最終日”という区切りが提示されたことで、いよいよその瞬間が現実として迫ってきたことを、改めて実感させられる形となった。
モーニング娘。’26 小田さくらの卒業に関するお知らせ
メンバーの小田さくらが、今秋開催予定のコンサートツアー最終日をもって、
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モーニング娘。’26並びにハロー!プロジェクトを卒業することとなりましたので、
改めてご報告申し上げます。
卒業の発表から具体的な時期をお知らせするまで、時間がかかってしまいすみません。
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ずっとこちらから発表するのを待っていてくれてありがとうございます。
今年の秋まで大好きな大好きなファンの皆さんと、メンバーと一緒にいられる事を
すごく嬉しく、有り難く、愛しく思っています。
小田さくらは、モーニング娘。の11期メンバー。
2012年の加入以来、多岐にわたる魅力で、ファンを魅了するだけでなく、モーニング娘。の歴史に大きな足跡を残してきた。多くのファンにとって伝説とされる14(ワンフォー)時代の空気感を、現在のグループに伝える数少ないメンバーでもあった。世代が入れ替わる中で、小田の存在は過去と現在をつなぐ橋のような役割を果たしてきたと言えるだろう。
小田さくらは、現在のハロプロにおける傑出した歌姫として、その歌唱スキルが称揚されるだけでなく、愛らしい顔立ちと印象的な涙袋、そして先輩からは遠慮なくイジられ、後輩たちには面倒見のよい姉のように接するコミュニケーション力。バックステージ映像では、グループ内の雰囲気を柔らかくする存在としての姿がたびたび映し出されてきた。
モーニング娘。加入前からスマイレージのオーディションに挑むバックステージは、『ハロー!SATOYAMAライフ Vol.7』で公開され、審査員に指摘され唇をかみしめる健気な姿から、最終審査に挑む(前髪が愛らしい)晴れ晴れとした姿まで、正式なメンバーとなる前から、コケティッシュなルックスに定評があった。正式なメンバーとしてモーニング娘。に加入してからも、先輩の石田亜佑美との関係(参考|モーニング娘。’19 石田亜佑美は「喜びを素直に表現するのが下手な人」 小田さくらの復帰にこの表情)だけでなく、そのバックステージでの語り部としての姿に加え、さらに近年では、15期から17期へと続く後輩メンバーたちを温かく支える “世話焼き先輩” としての姿が印象的だ。自分が前に出るだけでなく、後輩を引き立てようとする姿勢は、現在のモーニング娘。の雰囲気を形づくる重要な要素になっている。
ステージ上でも、近年では、その歌姫としての歌唱スキルだけでなく、一瞬一瞬のステージ上の佇まいの連続としての、その肢体の動きそれ自体が美しいと語るファンも少なくない。歌声だけではなく、身体のラインの動き、視線、間の取り方… それらすべてが連なって生まれるステージ上の存在感。長年の経験によって磨かれたパフォーマンスは、多くの観客を魅了し続けてきた。
14年という長い時間をグループとともに歩んできた小田さくら。
その卒業は確かに一つの時代の大きすぎる区切りを意味する。そうではあっても、彼女が残してきた歌声や姿勢が、これからのモーニング娘。の中にも確実に受け継がれていくだけでなく、その一歩一歩歩んできた足跡は、卒業後の小田さくらの道もまた照らすだろう。
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