つばきファクトリー秋山眞緒、自らの志に正直な半生語る 武道館の余韻も冷めやらぬ千夜一夜 第七十二夜

はじめに ハロプロに惹かれる理由

昨今のハロプロメンバーのあれこれを見ていて、彼我の時間の流れ方の差に、驚くことはしばしばあります。数年前と現在とほとんど変化がないような、動きの少ないこちらの時間の流れ方に比して、メンバーたちが、どれほど日々流転する毎日を送っていることか。とりわけ、以前、つばきファクトリー小野瑞歩さんの千夜一夜イベントに参加した際には、まだ幼かった頃の小野さんが、私も参加していたモーニング娘。のイベントに客席から参加していたことを知って驚かされた次第。(参考|「つばきファクトリー 小野瑞歩、ハロショ千夜一夜が告げた “癒やしの笑顔” に潜むもう一人の小野瑞歩」→「小野瑞歩年表 2012年 12歳 小学校6年」)

イベントの観覧席で、ファンとしてステージを見ていた私と同じ側にいた幼い女の子が、そのキラキラしたステージを志し、自ら足を踏み出して、眩い光の中に身を投げ入れ、パフォーマンスする側になっていく…。そして、その間、こちらは、ずっと同じファンであり続けている… という、この彼我の時間の流れ方の違いに、昨今の若いメンバーについては一層、唖然とさせられるってわけです。

と、このように、彼我の違いについては、”時間の流れ方の差” を強く実感していた次第。
しかるに今般、同じく つばきファクトリーの秋山眞緒さんの千夜一夜イベントに参加(配信チケットを購入)して、彼我の違いについて愕然とすべきは、その時間の流れ方の違いだけじゃなく、自らの望んだ明日の自分に向けて、手を伸ばして足を踏み出して、なりたい自分になろうとする、その自分の志に対する素直さと率直さと、自分と周囲の大人と世界とを無意識に信じる、そうしたメンタルの在り方こそだと思い知らされたのでした。

それは、もはや秋山眞緒さん個人の魅力を超えて、私たちがハロプロに惹かれる理由そのものなのかも知れません。

千夜一夜 第七十二夜 つばきファクトリー秋山眞緒

というわけで、2021年10月22日の金曜日、配信チケットという形で、つばきファクトリー秋山眞緒さんの千夜一夜イベントが開催されました。第一部は「秋山眞緒に50の質問」として、事前にチケット購入者から募集した質問にNGなしで答える50問50答のトークを19時から、第二部は「もっともっと知りたくて~秋山眞緒~」として、これまでの半生を語る秋山年表をベースに語るトークを20時30分から、ストリーミング配信されました。

この千夜一夜イベントには、事務所のエライ方が、毎回進行役として登壇してくれているんですが、千夜一夜が配信イベントとなってからは、微妙に姿を隠し気味です。

そう、事務所のエライ人が自ら出張って司会を務めることでも知られ、事務所のエライ方直々に “NGなしで” と明言するほど、他の媒体の記事やインタビューなどでは絶対に出て来ないエピソードが飛び出しがちであることでも知られたイベントが千夜一夜だったわけですが、そんな事務所のエライ人は、かつての千夜一夜では、メンバーの応答の逐一にボケ倒して絡んでいったものです。ところが、微妙に姿を隠し気味になったことに関係するのか、このところ、きちんと進行を守ることに専念しているようで、メンバーのトークが逸脱しがちなところでも、場を締めて次の話題に移っていくところが目立っており、かつての昭和なボケも鳴りを潜めています。

…かと思ったら、今般の秋山眞緒さんの千夜一夜にあっては、つばきファクトリーの新曲『約束・連絡・記念日』を巡って、『報告・連絡・相談』であったり、『教育・勤労・納税』であったり、『松島・天橋立・宮島』であったり、(第一部でも、第二部でも、お知らせということで新曲の話題に触れる場面が多いことを良いことに)必ずボケ倒します。
そして、第二部終わりの告知の場面では、誰もが期待した三連言のボケは、正しく『約束・連絡・記念日』と述べることで完成され、秋山眞緒さんも「そこはボケんのかい!」と、事務所のエライ人に向かって適切なツッコミを入れることで、イベント自体が綺麗に完結したのでした。…さすが。

といった千夜一夜イベントの第七十二回目の今般、ついに(新メンバーを除く)つばきメンバーが一巡することになりました。
そう、つばきファクトリーの(元)末っ子、秋山眞緒さん、満を持して千夜一夜に登場です。

そんな秋山まおぴんの千夜一夜、具体的な内容についてはページを切り替えて。

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