つばきファクトリー2019秋、愛あるコールからファンの疲労困憊まで ~ライブツアー『月光』その1~

つばきファクトリーが歌う『ふりさけみれば…』

最後のご挨拶で、リーダーの理子ちゃんは言います。『ふりさけみれば…』の歌詞がついグッと来て泣きそうになった、と。

つばきファクトリーの『ふりさけみれば…』は、ライブツアー2018春「初恋」ツアーで初披露され、その後、2018年の11月にリリースされた つばきファクトリー1st アルバムにも収録されているので、つばきファンにとってはお馴染みですが、DD気味で、つばき にあんまり軸足を置いていないハロプロファンには、あまり知られていない楽曲でもあろうかと。

これが、実に落ち着いた感じのバラードで、アンコールの一曲目として、理子ちゃんの言うとおりに、なんだか胸を突かれる旋律でもあります。

メンバーたちは、きっと、いろいろあるんだろうなって思います。
冒頭で述べたような小野田紗栞さんの握手のグリップの件や、今回のツアーに樹々ちゃんが参加していないこと、個々のメンバーにとっても、衣装のフィッティングからダンスの場位置移動からパフォーマンスの細々とした達成度についてなどなどなど…、きっとファンの想像が及ばないところで、いろいろあるんだろうなって思います。

そんな、必ずしも楽しいばかりじゃないアイドル稼業の毎日にあって、こうしてステージに立ってご挨拶してくれるメンバーが、それでも最終的に笑顔を見せてくれることについて、この楽曲の「自分のこと 愛せない」からの「自分のこと 愛せるかな?」への流れは、胸に迫るものがありますよね。

それはもちろん、ハロプロ全体だけじゃなく、アイドル全般にも言えることですが、あの不器用で自信なさげで、ただただ無垢な透明感ばかりが際立っていた結成されたばかりの頃(2015年5月)の初々しさを保っている つばきファクトリーが「自分のこと 愛せるかな?」と歌うのは、また格別であると、そりゃ涙も流れるわと、そう断言しておいて、お約束のセトリを掲載して秋ツアー初日のレポを終了します。

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ツアーはまだまだ続くので、きっとどこかで、また投稿すると思いますけども。
どうしたって無視できない『今夜だけ浮かれたかった』の鉄板具合とか、Berryz工房のカバーについても、いろいろ感動的だったと語りたいし(笑)。

(文=kogonil)

つばきファクトリー ライブツアー2019秋『月光』 
2019年9月7日(土) 千葉県 柏 PALOOZA 昼公演
01.ふわり、恋時計
02.低温火傷
03.デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい
04.雪のプラネタリウム
MC 自己紹介と意気込み
05.気高く咲き誇れ!|会場「フリが違うっ!」
06.可能性のコンチェルト
07.就活センセーション
08.青春まんまんなか!
09.恋している時はいつも…|カバー(Berryz工房)
10.MOON POWER|カバー(Berryz工房)
MC お着替えタイムでテーマトーク|山岸・谷本・岸本・小野田 → 小片・新沼・小野・秋山 11.笑って
12.純情㎝(センチメートル)
13.表面張力~Surface Tension~
14.ジリリキテル|カバー(Berryz工房)
15.今夜だけ浮かれたかった
16.三回目のデート神話
↓↓↓↓↓アンコール(「りこちゃん、ききちゃん」コール)↓↓↓↓↓
17.ふりさけみれば…
MC ご挨拶
18.初恋サンライズ

夜公演は ℃-ute のカバー曲だったみたいですね♪

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