日曜日のお昼の公演
すっかり「コロナ太りでヤバイ」と思ったので、好きなモデルさんの YouTube とかインスタでの筋トレ動画をチェックしていたという熊井ちゃんです。良さげな筋トレがどんなものであるか説明しようとしてくれる熊井ちゃんですが、説明を途中であきらめて、「とにかく、良いのよ」で締めます。良い感じにプチ筋トレを継続していたんだけど、「今日は良いかな?」と思って休んじゃったときから中断しちゃったけど、また8月から頑張ろうと思っているんだとか。
ピアノのアラハタさんは、子供を抱っこしていて、それが筋トレになっていると。熊井ちゃん曰く、「それは幸せなトレーニングですね」と。
日曜日の夜公演
最終公演では、自粛していたおうち時間中に、熊井ちゃんは急に髪を急に染めたくなったのだと言います。いきなり髪を染めちゃうのも何なので、眉毛を染めましたと。昔、金髪にしてた頃(急にギャルっぽくなった時代がありましたよねえ…懐かしいです)に使ってた金粉があったので(それにしても物持ちが良すぎる熊井ちゃんです)それで眉毛を染めました。染めたての頃は、あまりに染まりすぎてビックリしたけれど、実は地毛(髪)が若干茶色っぽいので、今は時間が経って良い感じに髪の毛と眉毛が馴染んでいて、「わたし、ディナーショーに会わせてきた」と自慢げにドヤってる友理奈さんでした。
いずれの “おうち時間” のトピックでも、話に絡もうとしながら、マイク通さず地声で話してしまうリーさん。友理奈さん曰く「何を素人みたいなことやってるんですか」と。
眉毛を染めた話題に関連して、「眼鏡を辞めようと思う」と言うアラハタさん、キーボード演奏中に眼鏡がズリ下がってくるのを(演奏しながら)修正するのが大変なんだとかで。眼球の裏に回っちゃうって聞いてるけど、どんなもんなの?と恐れるコンタクト初心者のアラハタさんに、経験者として「大丈夫ですよ」と応じてる熊井ちゃんでした。一方、眼鏡をかけてみようかなと言うギターのリーさんを受けて、次は誰が眼鏡なのかを楽しむのも「これも くまさんバンドの魅力です」とニコニコしてる熊井ちゃんです。
グッズ紹介 補遺
このタイミングで通販のグッズ紹介もしてくれるんですけど(他のイベント同様、「密」を避けるため現場での物販はなし)”エコバック” について、毎公演律義に「ネギも入るサイズ」と繰り返します。他に、物販のシールについて、「パソコンに貼っても良いし。リンゴのとなりに♪」とか言っていて、熊井ちゃんのPCがマックだということも明らかに。
それでも冴えるプロの技 客席を感動させずにはおかぬステージ
そんな “くまくま” している友理奈さん、しかし芸歴まもなく20年にならんとするプロフェッショナルなパフォーマーでもあります。
それは、最終公演となった日曜の夜公演のこと。
公演が延期のうえに追加公演だとか参加者の割り振りだとか、冒頭で述べたような、いろいろなイレギュラーがあって、それでなくともコロナ禍の真っ只中ということもあって、参加したくても参加できなかった方も多いので、そんな方のためにと、日曜の公演は配信されることになります。
8月2日に行われた「熊井友理奈カジュアルディナーショー2020 summer 〜Enjoy your new life!!〜」の配信が決定!
J.PROOM 公式 8月22日(土)熊井友理奈カジュアルディナーショー2020 summer 〜Enjoy your new life!!〜 配信決定!
ぴあ独占配信となります。
熊井ちゃんが説明してくれる、その配信のお知らせも胸に響くものだったことは後述するとして、そんな配信のためのカメラが入っている公演でのこと。これは、最前列で、事態がよく見える熊井ちゃんの右側に位置していた参加者さんの証言によるものです。
曲中に、左耳のイヤリングが落っこちてしまいます。曲の変わり目のタイミングで、熊井ちゃんはイヤリングを拾って左耳に着けなおそうとするも、イヤリング自体が(落下のせいか)壊れてしまっていて装着できません。そこで熊井ちゃん、とっさに髪を下ろして左耳を隠し、同時に右側の髪をかき上げて(イヤリングが装着されたままの)右耳を露出させます。続くライブ中の暗転のタイミングで、右耳のイヤリングを左耳に付け替えて、髪を戻して、あたかもイヤリングには何の問題もなかったかのような形に持ち込みます。
この一連の所作で重要なことは、その公演では収録が入っていたということで、熊井ちゃんが収録のつながりを意識していたのは明らか(だと、証言者の最前席の方はおっしゃいます)。
この辺り、ほんとに、伊達に20年近くステージに上ってるわけじゃないってところです。
いつもと違うステージで、バンドもアコースティック仕様となっていることに、”冷や汗” ならぬ “変な緊張汗” が出ているとか、そういったことを熊井ちゃんはお話してくれます。いつもと異なる公演仕様だけじゃなく、状況が状況だから、参加した人たちも皆、おっかなびっくりなところがある今般のディナーショーですから、実は客席もまた緊張していたわけですが、それを上手に解してくれます。
コロナ禍の中での開催ということで、ガイドラインに則って、客席はマスク着用(の上、繰り返し、最前列はフェイスシールド装着)で、一切の歓声とか声援は禁止です。声が出せないだけでなく、マスクしてるもんですから、笑顔なのかムッツリと機嫌が悪いのか、表情が読めないわけですが、熊井友理奈さん、それに対して「皆さんの目を見てるだけで、皆さんが楽しんでくれているのが伝わっていますよ」と、しっかり伝えてくれます。
不安な日々を送る中で、それでも「音楽の力」に元気をもらっていること、こんな厳しい環境のなかでディナーショーを開催できて、とても嬉しく思っていることを伝えてくれたことはもちろん、既述のように、実に朗々とした歌唱で、熊井ちゃんの声が実によく通って、驚くほどであったことも、実にプロだったなと思います。
そして、今日、この場に、来たくても来ることが出来なかった多くの人への感謝の気持ちと申し訳ないと思う気持ちを、実に真摯に、丁寧に、ご挨拶してくれた…のは、もう言いましたよね。
そんなご挨拶を続けていて、終わりに差し掛かった頃合いで、熊井友理奈さんは、こう言います。「終わるの嫌だ、締めたくない」って。
多くの熊井ちゃんファンは、Berryz工房結成前のキッズの頃から、それこそ小学生だった熊井ちゃんから知っているわけで、お互いに現場で顔を合わせては「熊井ちゃん、小っちゃい頃から顔が変わってないね」的なことを言い合っている次第ですが、見る者を感動させずにはおかぬステージングを誇りながら、こんなところ(「終わるの嫌だ、締めたくない」)も、熊井ちゃんはずっと変わらぬ友理奈ちゃんであるのかも知れません。
そこまで含めてプロの技なのだとしたら、もう我々としては(そろそろ頭頂部が薄くなってきたことを踏まえて)脱帽するほか無い次第です。
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