つばきファクトリーANNEX ~ザ・アイドル♡~ サブタイトルにも相応しくメンバーの魅力が横浜 LANDMARK HALL に満ちた夜

その3 『My Darling ~Do you love me?~』という楽曲

これまで つばきの楽曲については、たとえばこんな記事にあるようなことを感じてきた次第ですが…

いや『My Darling ~Do you love me?~』って、なんて愛らしい楽曲なんだろって思います。もう、<可愛らしい>ってことだけで一点突破を狙ったような楽曲ですよね。

今般のイベントでは、コーナー企画で使われる(自作のMVを編集する企画で希空ちゃんがテーマ曲に選んだ)以外にもミニライブのセトリに組み込まれています。そのセトリを(もう順番なんか無視して)先にお知らせしちゃいますが、このセトリは、イベントのサブタイトルの「ザ・アイドル♡」というところから、可愛らしい楽曲ばかりを選りすぐって決めたセトリだと、そう3人は言います。

つばきファクトリーANNEX ~新沼希空×谷本安美×小野田紗栞=ザ・アイドル♡~ 2公演め
01. 『愛おしくってごめんね』(カントリー・ガールズ)|新沼希空・谷本安美・小野田紗栞
02. 『My Darling ~Do you love me?~』(つばきファクトリー)|新沼希空・谷本安美・小野田紗栞
03. 『恋はひっぱりだこ』(Berryz工房)|谷本安美ソロ
04. 『チクタク私の旬』(Juice=Juice)|新沼希空ソロ
05. 『もしも…』(モベキマス)|小野田紗栞ソロ
06. 『初恋サイダー』(Buono!)|新沼希空・谷本安美・小野田紗栞

この、カントリー・ガールズの『愛おしくってごめんね』から、Buono!『初恋サイダー』までの、可愛い縛りの選曲に、メンバーたちが、自分たちの楽曲の中から組み込んだのが唯一『My Darling ~Do you love me?~』だった、ってだけで、いかにもこの楽曲が可愛いことは明らかですよね。

いや、もう “耳に残る” とか、”つばきメンバーの愛らしさと重なる” とか、”なかったはずなのに懐かしい理想上の青春” とか、そんな音楽作成上のテクニックの問題だったりとか、ファンが楽曲の風景に読み込む理念だったりとか、楽曲を語る上でテーマ的に収斂していくような “語りのベースライン” って、いくつかあると思うんですが、そういった一切の枠組みをうっちゃって、ただただ、可愛い。実際、”耳に残る” 楽曲でもあるんですけど、もう、あくまでも<可愛い>ってことで、それ以外の形容を拒否するかのような、めちゃくちゃ可愛い曲です。

そんな楽曲を、漫画みたいなアヒル口の猫娘、希空ちゃんが、美人さんなのに嬉しそうに緩んでる目元に親近感わきまくりの安美ちゃんが、そして髪形から足元まで、可愛いで固めてきたプロフェッショナル小野田紗栞さんが、嬉しげに奏でてくれるんですから、あの時の横浜 LANDMARK HALL は世界で一番可愛い場所でしたよね、確実に。

…というわけで、もう、なんだか、異様に可愛らしいイベントだったのでした。

つばきファクトリーANNEX ~新沼希空×谷本安美×小野田紗栞=ザ・アイドル♡~

はい、というわけで繰り返し、2021年6月22日の火曜日、横浜LANDMARK HALL にてファンクラブ会員限定イベント『つばきファクトリーANNEX ~新沼希空×谷本安美×小野田紗栞=ザ・アイドル♡~』が開催されました。こちらの「開場18:05/開演18:50」の2公演めに滑り込めましたので、ご報告です。

いやまあ余談ですが、お仕事終わりダッシュで、ようやく現場に到着してからの<検温 → 消毒 → 3点セットチェック → ドリンク代支払い → フェイスシールド受取 → ドリンク受取>っていうシークエンスは、なかなか辛いものがありますよね。そんだけアップフロントは、しっかり感染症対策をしてるってことでもありますけど、やっぱり駆け込んできて息も荒くなってるところでのフェイスシールドはキツいっす。

オープニングで、希空ちゃんが仕切っていながら自己紹介を忘れたこと、誰が進行役になるのか決める前に、いきなり “あたまかじる安美” 関連で軽く揉めたことは、すでに述べましたね。
続けてようやく「MCまわし係じゃんけん」に進もうとしたところ、そこで小野田さおりんが主張します。小野田さんがおっしゃるには、意外と自分はステージで仕切り役になることも多いし、希空ちゃんに至っては(ホワホワしながら)楽屋でも基本、いろんなことを冷静に仕切ってくれてるのに対し、基本的にそういった役目をすることが少ない安美ちゃんこそ、こういう場面で仕切るべきだ、と。なんかいろいろ “ぶっこんでる” ようでもありますが、記事冒頭に述べた観測と併せ、個人的には、あんだけ “自分可愛い押し” なのに、場面場面で、しっかり他のメンバーに見所を譲るって美質が、小野田さんにはあるように見えて、なんだか、ほんとに可愛い次第です。とまあ、そんな小野田さんの主張もあって、「MCまわし係じゃんけん」ではなくて会場の拍手で誰が進行役に相応しいかを決めることになり、当然、小野田さんの発言の影響で、俄然、会場は安美ちゃんが仕切る方向で空気が仕上がっちゃってます。

わたくしは個人的に希空ちゃん推しなので、希空ちゃんに拍手したんですけど、当然ここは安美ちゃんが仕切り役となります。台本を読んでなくて、「なんだっけ」とか言っていて希空ちゃんに叱られたのは、このタイミング。

そんな安美ちゃんの仕切りでイベントに向けた意気込みを語ろうとする3人ですが、希空ちゃん、さおりん と発言したところで(希空「可愛い衣装に負けない」/紗栞「一人一回は目を合わせる」)、安美ちゃんが発言しようとしたところで時間切れ。ここで(もう言っちゃってましたけども)上々軍団から さわやか五郎さんが登場して、仕切り役を引き受けてくれます。

超余談ですが、上記「時間切れ」は、会場のSEの協力があってのことで(「♪カンカンカンカン」という鐘の音)、こうしたスタッフさんを巻き込んでのメンバーいじりって、「許してニャン」のタイミングで会場の照明が落ちてた Berryz工房 嗣永桃子 さんを思い出しますよね。

ザ・アイドル的 倍速ダンス

五郎さんが仕切りを引き継いでの一発目のコーナー企画は、『ザ・アイドル的 倍速ダンス』。課題の楽曲を倍速で流し、その速度に合わせてダンスしながら、適宜五郎さんが入れるタイミングに応じて、しっかりアイドルらしい可愛い表情とポーズを決めて見せる…というコーナーです。

お題となったのは、つばきファクトリーから『今夜だけ浮かれたかった』。
倍速ダンスって言ってるのに、コーナーを終えて五郎さんのおっしゃるには、「初めてかってくらい、踊れてなかったよ」と。確かに、始めこそ、それなりにフリ付けに忠実に動いていたものの、途中から、五郎さんの入れるタイミングに気を取られて、ダンスが疎かになったことは否めませんが、でも、下記のインスタグラムの引用に見るように、みんな、めっちゃ楽しそうな表情をしてますので、客席としては大満足です。

ここは、グダグダ文章でお伝えするよりも、サクッと公開されているSNSを引用です。
希空ちゃんの、ほんとに猫娘のような、嬉しそうな笑顔に、個人的には超満足なんですけどもね。

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けっこう引用でスペースを使った関係上、次のコーナーからはページを切り替えて。

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