つばきファクトリーANNEX ~ザ・アイドル♡~ サブタイトルにも相応しくメンバーの魅力が横浜 LANDMARK HALL に満ちた夜

ザ・アイドル 1ヶ月チャレンジ Myミュージックビデオ

続いては、自分で撮影した素材を使って自分なりにMVを編集してみるっていうチャレンジ企画、題して『ザ・アイドル 1ヶ月チャレンジ Myミュージックビデオ』。
これこそ文字列では伝わらなくて、後日発売されるファンクラブDVDは(半年近く先なので)待ちきれないから、どうにか、それぞれ、SNSにアップしてくれないかと期待中ってところです。

希空ちゃんは課題曲として、先も述べた異様に可愛い『My Darling ~Do you love me?~』をチョイス。
デートしてる風ってことで、カメラマンは小野瑞歩さんにお願いしたんだと嬉しそう。しっかり美容院にも行って髪を決めてもらったのに、最初撮影した分だけでは尺が足りなくて、後日、再撮影したんだとか。だから初日と同じ服を着たりと頑張ったんだけど、美容室でセットしてもらった髪形だけは自力で再現できず、いろいろ残念だったと。(でも、そんな不連続性は、公開されたMVを見る限り、気が付かなかったけどもね)

ただ、全員の分のMVを観終わった後のトークで、「編集時間は10分」だってのに驚きです。フワフワ、ユラユラしてる割には、案外しっかり者で仕切り屋さんってことで、食事なんかもチャチャっと一番早く済ませる的な話が漏れ聞こえてくる希空ちゃん、こういう機械操作っていうか、編集作業みたいなものも得意なのかも知れませんね。

続く谷本安美ちゃんは、課題曲にカントリー・ガールズから『恋泥棒』をセレクト。「楽しんでる感じを見て欲しい」と本人が申告する通り、ほんとに楽しそうで、希空ちゃんも さおりん も、”いつもの安美だ” と言います。よっぽど裏表がないのか、裏表を作るほどめんどくさい毎日は生きてないってことなのか、なんだか諸々、安美ちゃん、さすがです。

ただ、編集にまるっと一日かかったってのが気になるところで、もしかして「編集」という作業をいろいろ勘違いしている可能性が濃厚かと。で、MVを見終えて、五郎さんからインタビュー風に話しかけられるときに、いきなり叫んだ「コッ!」って鳴き声は何だったんでしょうね。

ラストは小野田紗栞さんで、課題曲のセレクトは つばきファクトリーから『恋のUFOキャッチャー』です。
「清楚な紗栞を堪能して欲しい」と言いますが、直前の安美ちゃんの作品を見ていて、画角が多様で、スイッチングも大量だったことに、小野田さん、若干ビビり気味。実際の小野田さんの作品は、確かに可愛いんだけど、アングルが同じような画像が続いちゃって、希空ちゃんもこんな風に言います。すなわち「もしかして、ずっとこれ?」って。

幸い、数パターンの画面の切り替えはあって、事なきを得ましたが、編集時間は「3時間」とのことながら、自分で自分の編集したMVを、めっちゃ繰り返して見たんだと、さすが “自分大好き” 押しは揺るぎません

ザ・アイドル的 写真でワンフレーズ

最後のコーナーは、特定の写真を題材にアイドルっぽいセリフを決めて見せる企画で、『ザ・アイドル的 写真でワンフレーズ』。メンバーが読み上げるセリフは、事前にファンから募集したものを BOX の中から抽選する方式。

1枚目の写真の一発目に小野田紗栞さんがトライするや、次に誰が BOX から抽選するかで争う希空ちゃんと安美ちゃんの姿が見れたのも、このコーナー。そして、下記の実際のコーナーの様子を記する表内でも述べるけど、ここでも、あんだけ自分大好きキャラなのに、ちゃんと他のメンバーに見せ場を譲る小野田さんの姿も再確認できたりします。

1枚目の写真 海を見つめる清楚な女性の後ろ姿
小野田紗栞 この景色、最高だね (小声で)来年は2人だけで見に来ようね
「(小声で)」ってのも指示してあったから、助かったとの紗栞さんの弁
新沼希空 海のバカヤローって、バカは君の方だけどね
「え~、やだ」とか、何かと投稿された課題に文句を言いがちな希空ちゃん
谷本安美 ねぇあなた、私は人魚なの。私と一緒に海の底の人魚の国に行こうよ
お題を読むにあたって「行きまっしゅ」とか、発言の謎の撚れを見せる谷本名人でした。
小野田紗栞 最後にお手本ってことで小野田さん再指名
カニ食べに行こう
って、なんだかラストに微妙に引きの弱さを見せる さおりん でした
2枚目の写真 泣いてる?ほっぺに両手を持ってきてる幼児
谷本安美 パパー、将来パパのお嫁さんになるね
さわやか「安美ちゃんは実際にパパにこう言ったことはあるの?」
安美「ないっすね~」と、あっけらかんと
小野田紗栞 七夕のお願いはアイドルになれますように
新沼希空 じゃあ、最後に私が決めて4人目の再指名はなしにしますよ、と意気込む希空ちゃんですが、お題を引いてみて「これは決まらないかも」とか言ってます
まだ炭酸は早かったかも
というわけで、希空ちゃん決め切れず、4人目が指名されます
谷本安美 小野田さんが是非とも安美ちゃんに読んで欲しいお題があると言って…
ね、なんか、ほんとに、ステージ上の主役を他のメンバーに譲ることが多いでしょ、さおりん って
ねー聞いて聞いて、ニンジン食べれるようになったよ
で、実際はどうなの?という問いかけに、谷本さん曰く「まだっす

可愛い曲しばりのミニライブと最後のご挨拶

そしてイベントは最後のミニライブのコーナーにさしかかります。冒頭でも述べた通り、メンバー3人で “可愛い” 縛りでセトリを決めたんだとか。

この可愛さについては記事冒頭で述べた通りでもありながら、個々の歌唱がそれぞれに成長していて、谷本さんも小野田さんも、ソロパートやソロ曲も、ほんとに危なげなく聴いていられます(とか、さらっと書いてますけど、ハロプロ楽曲のいろんなめんどくささを思えば、普通に危なげなく聴いていられるように歌ってるって、如何に凄いことかと)。
特筆すべきは希空ちゃん。希空ちゃんって、あの、いわゆる “ハロプロ歌唱” っていうのか、フレーズの切れ目で独特の “しゃくり” を入れる歌唱法が、際立って目立った歌い手だったんですけど、今般のイベントでは、確かにはっきりと “ハロプロ歌唱” をやりながら、その “しゃくり” が目立たず、スムーズに滑らかに、しっかりと旋律を追えていて、わずかの間に、ここでも長足の進歩を示していることに驚きです。

つばきファクトリーANNEX ~新沼希空×谷本安美×小野田紗栞=ザ・アイドル♡~ 2公演め
01. 『愛おしくってごめんね』(カントリー・ガールズ)|新沼希空・谷本安美・小野田紗栞
02 . 『My Darling ~Do you love me?~』(つばきファクトリー)|新沼希空・谷本安美・小野田紗栞
03. 『恋はひっぱりだこ』(Berryz工房)|谷本安美ソロ
04. 『チクタク私の旬』(Juice=Juice)|新沼希空ソロ
05. 『もしも…』(モベキマス)|小野田紗栞ソロ
06. 『初恋サイダー』(Buono!)|新沼希空・谷本安美・小野田紗栞

ミニライブを終えての最後のご挨拶では、またしても希空ちゃん、「むかしだったら、少人数イベントは不安だっただろうに、こういうイベントもできるようになりましたっ♪」って。可愛いですよね。

2年前の、つばき初のファンクラブバスツアーのDVDでは、1日目の午後のイベントの個々人で別々の出し物をする企画で、その直前に「怖い、怖い」と言ってる希空ちゃんの姿が映像に収められています(現場ではそんな気配は微塵もなかったのに)。そんなことも併せて思うに、「こういうイベントもできるようになりましたっ♪」っていう、半ばドヤ顔の希空ちゃんが、そう思うに至った内面のプロセスを勝手に忖度して、やっぱり、ほんとに可愛いな、この子たち、って思うのでした。

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いろいろ書いてきましたが、部分的に報告者の勝手な解釈が先行しすぎである点は認めつつ、ほんとに可愛いイベントでした。

あんだけ自分大好きで “わたしって可愛い” 押しなのに、実は、場面場面で、ちゃんと他のメンバーに譲ってる小野田さん。いったん、そのことに気が付いてみれば、いつもの自分大好きキャラも含めて、小野田さんって本当に可愛いなって思います。

あんだけ美人なのに、小ざっぱりとカラッと飄々とした男前な安美ちゃん。いつのまにか、ステージの上で、一番に余裕を見せるようになりました。そして、嬉しそうに笑う表情が猫にしか見えない希空ちゃんは、声から話し方から話してる内容から、もう何もかも可愛いですし、安美ちゃんと希空ちゃんが揉めてる様子の可愛さたるや、本気で脳の皺に澱んだ滓が解けて消えていくようです。心理的ダメージは、身体的ダメージと同様に、脳にダメージをもたらすんだそうですが、イベント終わりは本当に元気になってますからね。

おかげさまで明日からも頑張る力をもらえた、つばきファクトリーのファンクラブ会員限定イベントは、真面目に、一瞬だけでも、桜木町の一角を世界で一番可愛い場所にしたみたいですよ。

(文=kogonil)

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