つばきファクトリー 新沼希空、”ツン” でも “デレ” でもない見極め難い魅力満載のバースデーイベント2021

はじめに　谷本安美ちゃん MC に引き出された新沼希空

先日の谷本安美ちゃんバースデーイベントにおける浅倉樹々ちゃんMCは大成功だったと報告しておりますけども、果たして、今般の新沼希空ちゃんバースデーイベントでの安美ちゃんMCは、どうだったでしょうか。

もちろん客席としては、とっても楽しい時間を過ごすことができました。
でも安美ちゃん、ステージ進行って役割をあんまり果たしてないわけです。台本を見ながら「いま、どこやってるんだっけ？」とか、オープニングトークの締めにかかるべきタイミングで「希空ちゃんとなら、まだまだ話せる」とか言っていて、客席も「？」となったんですけど、それは次の企画コーナーである『きそ、あみとおしゃべりタイム』の口上部分を間違えて読んでいたんだったり。

他にも、その『きそ、あみとおしゃべりタイム』コーナーで、事前にファンから寄せられたトークテーマを希空ちゃんが読み上げるんですけど、投稿したファンのみなさん、メインのトークテーマの前後に「お誕生日おめでとう」とか「ずっと応援しています」といった希空ちゃんへ向けたメッセージを入れ込んでるわけですけど、そういうところに引っかかっては、メインのトークテーマを聴いてない安美ちゃんです。

その都度（進行役は本来は安美ちゃんのはずなのに）希空ちゃんが適切に補足することになります。…と、それだけを述べたなら、安美ちゃんがあんまり機能してなくて、希空ちゃん大変だったね…　的な印象にもなろうといったところですが、結果、これが意外な方向で機能することになります。

安美ちゃんのあれこれを補うように振舞う希空ちゃんの、安美ちゃんに対する態度から、ツンデレの「ツン」ってわけでもなく、しっかり冷静で辛辣に突っ込む “厳しい” 一面を、客席のファンは堪能します。安美ちゃんとの（あんまり進行役って役割に徹するわけでもないので）あたかも “普通に楽屋でやってるような会話” に、客席のファンは内心で歓喜の声を上げてるわけです。そういった希空ちゃんの冷静な突っ込みや素の雰囲気も濃厚な会話の端々で、ほんまに猫のような（ほっぺがギュッともりあがる）嬉しそうな笑顔が時折飛び出して、やっぱり客席のファンは大満足であるわけです。

安美ちゃんが助っ人MCとして来てくれなければ見られなかったような新沼希空ちゃんの魅力が随所にあふれ出た、素敵なバースデーイベントとなったというわけで、その意味で、谷本安美さんのMCは大成功だったんじゃないでしょうか。

希空ちゃん、安美ちゃんのアレコレに時に辛辣に突っ込みながら、それでもコーナー企画を終えて、ミニライブにステージが進行するところで（役割を終えて）引っ込もうとする安美ちゃんに向かって、「そこにいてね」とか言ってますし。お終いのご挨拶でも、「メンバーがいてくれると安心するから」とか言ってますし。

もうね、企画コーナーだとかバースデーイベントだとか、そういった枠は関係なしに、新沼希空と谷本安美が一緒にいるところを、ずっと見ていたいですよね。

新沼希空バースデーイベント2021

というわけで2021年11月19日の金曜日、横浜の LANDMARK HALL にて、つばきファクトリー 新沼希空ちゃんの22歳をお祝いするバースデーイベントが開催されました。

希空ちゃんのお誕生日自体は10月20日ですけど、本来イベントが予定されていた10月28日は体調不良で見送られて、上述の日程で代替公演が開催されたという流れです。こちらに、平日につき諸般の調整を経て「開場18:05／開演18:50」となる２公演めに、ようやく滑り込めた次第。

さて、メインの希空ちゃんより先に（希空ちゃんを呼び込むって役割もあるから）まずは安美ちゃんが登場して、口上を述べ（ってか、あんまりにも堂々と台本を読んで）ます。
呼び込まれて登場してきた希空ちゃん、お誕生日を迎えたご挨拶をしますが、「20歳の…　違うわ！」と、自分の年齢を間違え（？）ます。そのまま続けて、希空ちゃんは、22歳になったけれどインスタのプロフィールの年齢をまだ更新していないことを話してくれますが、安美ちゃんが「私もだ。…って、え？私、何歳？」と耳を疑うようなことを続けて、しばし年齢に関する（ほんとに素で楽屋でやってるような）会話が続きます。

２人とも、20代の年齢が重なっていくことは「考えたくない」んだそうで、ずっと20歳のままでいたいと言います。

誕生日当日、つばきのメンバーからもお祝いが届きましたか？といった定番の話題を（台本通りに）安美ちゃんが問いかけると、希空ちゃんは普通に「うん」とうなずきます。

安美「なんて？」
希空「おめでとう、って」

続けて、お誕生日当日は撮影の仕事が入っていて、しかも、希空ちゃんがずっと熱烈に愛しているモーニング娘。の石田亜佑美さんと一緒のお仕事だったのだとか。そのお仕事終わりのタイミングで、サプライズで石田さんにお誕生日をお祝いしてもらって、嬉しくて泣いちゃったという可愛いエピソードを披露してくれて…
その際の石田さんのお祝いの様子などを安美ちゃんが問いかけます。

安美「なんて？」
希空「おめでとう、って」

悲しい出来事や辛かった出来事は覚えているけど、嬉しかったことって、「嬉しかった」ということが一番前に来て、詳しいことは、あんまり覚えてないよね？と、それなりに希空ちゃんが補って話を続けてくれるわけですが、やっぱり、「なんて？」って問われたら「おめでとう、って」と言うしかないですよね。
ってか、いちいち律儀に応じてる希空ちゃんが可愛いなと。

希空ちゃんは、お誕生日にやって欲しいサプライズがあるんだと続けます。
それは、”お花が欲しい” ってことなんですけど、メンバーの小野瑞歩ちゃんとか、食事にいったときに、サプライズでメッセージボードをくれるんだけどねと、仲良しエピソードなどを交えながら、それでもお花をくれる人がいないから、お花が欲しいんだとか。…といった希空ちゃんの希望それ自体も可愛らしいわけですが、それ以上に、希空ちゃんが「サプライズで欲しいものがある」と言い出した時に、安美ちゃんが「何？」って応じて、それに「教えたら、やってくれる？」と聞き返す希空ちゃんだったり、希空ちゃんにそう言われて「…（ニコニコしながら）サプライズによる」と応じてる安美ちゃんだったり、その会話のやり取りが、ほんとに、ずっと見ていたかった。

そんな、ずっと見ていたかったオープニングのトークは、安美ちゃんがふと台本に眼を落して「いま、どこやってんの？」とつぶやいたタイミングで時間切れのチャイムが鳴って終了です。

続くコーナー企画についてはページを切り替えて。