つばきファクトリー 新沼希空、”ツン” でも “デレ” でもない見極め難い魅力満載のバースデーイベント2021

きそ、あみとおしゃべりタイム2

引き続き、抽選BOXからお題を引いて、希空ちゃんと安美ちゃんが自由にフリートークを繰り広げる「きそ、あみとおしゃべりタイム」、その第二弾です。

秋山眞緒より
今までのメンバーの失敗談
  • ずっと昔だけど、イベントで『キャンパスライフ』の歌詞を間違えた
    当時、けっこう忙しくて、リハも十分じゃなかったんだよ、みんな知ってるかなあ…
    と、なかなか微妙なケースを掘り起こす2人
  • 安美ちゃんが研修生発表会で『ハナモヨウ』のダンス、床を転がるパートから起き上がれなくて、よろけて、酔っぱらったみたいに隣のメンバーにぶつかってた
    この安美ちゃんの『ハナモヨウ』のケースは、スタッフさんによって動画として保存されていたようで…
    希空「元気のないときは、その動画を見ると元気になれる」
  • お仕事での失敗って、最近、あんまりない。プライベートでは、タマゴを割ろうとして床に全部落としたりとかあったけど…
  • 総じて、ファンが期待するようなエピソード主体のトークは微妙だったけれど、2人で記憶を探りながら、あーでもない、こーでもないと言ってる(それでも、あんまりエピソードが出てこない)様子こそが楽しかったテーマでした
浅倉樹々より
女の子に生まれて良かったことは?
  • 希空「男の子が良かった」
    安美「私も」
  • 暑いときとか洋服脱げないし、シャンプーが大変、髪を乾かすのも大変
  • 女の子で嫌だったところばっかり言ってるね、良かったことは… メイクできるのが嬉しい!
  • 安美「お〇りを触っても、大丈夫… あ、もちろん他人は触らないけど!知らない人のお〇りを触ったら大変だよ!そうじゃなくて知り合いのお〇りを触るってことね」と、自分で答えながら何故か慌ててる谷本さん
ごちそうの定番メニューは?
  • 希、安「お肉!以上!」

繰り返し、現場の再現度も低いテキストとなっておりますが、ちょっと言い訳すると、トークテーマにそったエピソードそれ自体が面白いだけじゃなく、それ以上に、テーマを与えられてからエピソードを探ってる希空ちゃんと安美ちゃんの様子が極上だったということを付け加えたいところ。

基本、安美ちゃんは、希空ちゃんが何かを言い出すのを待つスタイルで、自分からはあんまり働き掛けないんですけど、「お〇り」の話題のように、話の展開の中でポロっとこぼれるのが楽しくて。希空ちゃんは、いろいろ自分の脳内を検索するに、意識してるのかどうか、口をへの字にしていたりして、懐かしい “困り顔” が頻出したのが個人的には嬉しかったところです。

と、ここまでの展開でコーナー企画は終了して、安美ちゃんは役割を終えてご挨拶して、ひっこみます。その安美ちゃんの後ろ姿に、希空ちゃんが「そこにいてね」とか言っていたのは既述のとおり。

いろいろ詰まったミニライブ

安美ちゃんを見送って、希空ちゃんは都合6曲を披露してくれます。まあ、ご本人が当日のブログで間違えちゃってるのはご愛敬。

5曲でしたーー

つばきファクトリー オフィシャルブログ きそ、バーイベ!新沼希空

その6曲の構成は次の通りです。

つばきファクトリー 新沼希空バースデーイベント2021  2公演めセットリスト
01.『初めてのハッピーバースディ! 』(カントリー娘。に石川梨華)
02.『Fantasy が始まる』(モーニング娘。)
03.『ナルシス カマってちゃん協奏曲第5番』(モーニング娘。)
まだまだ全然緊張しております♪
04.『トロピカ~ル恋して~る』(松浦亜弥)
05.『私の心』(スマイレージ)
最後は、感謝の歌とかでは全然ないんですけども♪
06.『夕暮れ 恋の時間』(スマイレージ)
来年もあったらまた来てね♪

あの文節ごとの “しゃくり” も際立つ、いわゆる “ハロプロ歌唱” ですけども、かつてはそのハロプロ歌唱に非常に忠実だった希空ちゃんですが、最近は、あんまり目立たなくなりましたね。それでも、これだけの歌を、息があがるでなく、高音がかすれるでなく、危なげなく歌い切るのは、やっぱり “さすが” と言ったところ。

ってか、希空ちゃんが『Fantasy が始まる』をセレクトしたことに、正直なところ、かなり驚いたりします。それに後半のスマイレージ曲は、希空ちゃんがコケティシュで、その歌声が可愛らしいもんだから、一層、楽曲のテイストが増幅していて、いろいろ響くことになります。意外な発見だったんですけど(声が可愛い希空ちゃんだから、ずっと前に発見されていても不思議じゃなかったんですけど)希空ちゃんの声とスマイレージ曲の組み合わせには、思わぬ破壊力があるようです。

楽曲の披露だけでなく、途中2回ほど差し挟まれた水分補給も、手をハの字に広げてテトテトとステージ隅のペットボトルまで駆け寄る様が、いかにも愛らしく、2回めの公演で、もう終盤だっていうのに(← と、自ら自分に突っ込みながら)「まだまだ全然緊張しております♪」とか言ってる様子も、そう言いながら「えへへ」と笑ってる様子も、とっても希空ちゃんらしかったと付け加えたい。

最後の『夕暮れ 恋の時間』を前にして、本来の日程でのイベントを体調不良で見送って、この代替日程のイベントには来れなかった方もいただろうと話して、「みなさん、平日なのに、お仕事の終わりなのかな?こんなにたくさん来てくれて」と続け、しかし最後の楽曲は別に感謝を歌ったものではないんですけどって、やっぱり自分に突っ込みながら「えへへ」と笑ってお話してくれます。

上掲のセトリにも記したように、(来年あるかな?と奥のスタッフさんに聴いたりしながら)「来年もあったらまた来てね♪」とご挨拶して、愛らしい猫娘はひっこみました。

*****

いや、実はここで告白しますと、わたくし、現役メンバーでは新沼希空ちゃん一推しなんですけれども、ここまで書き連ねて来て、希空ちゃんの、希空ちゃんらしい愛らしさが、ほとんど記述できていないことに、自分で驚く次第。

上に再現した安美ちゃんとの会話なんかも、必ずしも双方の発言部分を大幅に削ったってわけでもないのに、そうした会話に伴う、希空ちゃんのフワフワしてるんだか、辛辣に安美ちゃんに突っ込んでるんだか、どちらとも判定し難い、ユラユラした様子は、いかにもこうした記述にそぐわないところだなと言い訳してみます。

その意味でも、冒頭で述べた安美ちゃんMCは、やっぱり希空ちゃんの魅力を引き出すのに大きく貢献していたんだなと思い直して、今一度、希空ちゃんの魅力を写し取る言葉を探す旅にでようと決意して、新沼希空ちゃんの5回目のバースデーイベントの報告を終えようかなと。

(文=kogonil)

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