【短報】ファンと笑顔でご挨拶、清水佐紀オンライン対話型イベント『キャプ6回分愛してください』

清水佐紀さんの「最近のハロプロ」の推しは、研修生グループなんですって。”もう、この先、未来しかないから” ってことで。

ただ、セッションに参加したファンの方たち、個別に最近の推しメンバーを語るよりは、どちらかと言えば “箱推し” 的な語りが多かったので、そのことを指摘していた佐紀ちゃん当人が、結局、箱推しってことで、そこに突っ込む参加者さんもいて、突っ込まれてケラケラ笑ってる佐紀ちゃんの笑顔で幕を閉じる素晴らしいセッションになったかな、と。

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2021年11月3日の祝日に、まもなくの引退が予告されてる(活動停止中)Berryz工房は清水佐紀さんのオンラインイベントが開催されました。題して「キャプ6回分愛してください」ってことで、1セッションに10名までの参加者という非常に厳しいレギュレーションの中、少しでも多くのファンの方とお話したいと思ってくれたのかどうか、なんと6セッションも佐紀ちゃんは対応してくれます。

このうち、最近のハロプロを語ろう!という趣旨の「受付15:40/開演16:00」で通信できた5セッションめに参加して来ました。

活動停止後、しばらくの間はアドバイザーとして活動していたから、それなりに現役のハロプロについてもよく知っていたんだけど、最近は、みなさんと同じタイミングでいろんなことを知るような感じだから(「えーー、まーちゃん卒業するんだ!みたいな感じなのよ」との談)教えてもらおうと思って… というセッションの趣旨が佐紀ちゃん本人から語られます。

約40分のセッション中、最初の自己紹介以外も、個別に参加者さんの名前が呼ばれて、佐紀ちゃんと一対一といった感じで、数分、(上記の趣旨で)お話が進みます。すでに(このオンラインイベントで何度か参加していてのことなのか、Berryz工房時代から個別に入りまくって認知されていてのことなのかは判然としないながら)すっかり佐紀ちゃんと仲良くなってる風の参加者さんも何名かいらっしゃって、その方と佐紀ちゃんのお話を聞いているだけで、大変楽しい時間を過ごせました。

そう、オンライン対話イベントって、しかも一対一じゃなくて(それはそれで緊張するだろうけど)複数のファンが同時にアクセスしてメンバーとお話するオンラインイベントって、自分が話せてない時間が長かったり、会話の流れを乱すことを避けようとして、結局、自分が言いたいことが言えなかったりして、その意味で、あんまりファン側の満足度が高くないんじゃないかと思われる方もいらっしゃるだろうと。

ところがね、やっぱり、愛したメンバーが、笑顔で嬉しそうにファンと話をしている、その場面を横から見てるだけで、とても満足度が高いんですよ。とりわけ、ケラケラ笑う拍子に、キラキラとしたイヤリング風のアクセサリーが ZOOM の向こうで煌めいていた、綺麗なお姉さんになった佐紀ちゃんのクルクル動く表情を40分間、一心に見つめ続けられるとあっては、満足度が低かろうはずもありません。

最近のハロプロってわけで、「誰推しですか?」的なトークを(佐紀ちゃん側から)振ってくれるんですけど、基本的に、みなさん、やっぱり Berryz工房が一番好きだったり、ベリキューを追っていたんだって方が多く、最近のハロプロ現場にはあんまり行けてないという方が多かったですね。それを受けて、佐紀ちゃんも、「そう言っていただけて嬉しい」と、笑顔を返してくれます。

それでも、最近の つばきファクトリー武道館には参戦したって方もいらっしゃって、佐紀ちゃんは、武道館には足を運べなかったけれど、開演の1時間ほど前にリーダーの山岸理子ちゃんに LINE したと話してくれました(みんな忙しいだろうからグループの LINE を動かすのは申し訳ないと思ったんだとか)。Juice=Juice、(ももち先輩がいたから)カントリー・ガールズ、BEYOOOOONDS などの名前が挙がる中、個人的な印象かも知れませんが、やっぱり つばきファクトリーの名前が挙がることが多かったような。

そんな中、モーニングの譜久村聖さんと牧野真莉愛さんについても佐紀ちゃんが語ってくれます。譜久村さんは、先だっての Berryz イベントにも来てくれて、全員宛のお土産とお手紙をくれたんだとか。スタッフさんが椅子を用意してたのに、譜久村さんは一回も座らないでイベントを見ていたんですって(どうも客席からではない模様)。ずっと Berryz工房を好きでいてくれるのが嬉しいと、佐紀ちゃんは言います。また、実際の活動にあっては、ほとんど接点がなかった牧野さんについて、佐紀ちゃんは「ほんとに、あのまんまの子!好い子だよ」と話してくれたり。

Berryz が好きだったんだから、誰か最近のメンバーでお薦めの後輩はいますか?という参加者さんには、なんと佐紀ちゃんの方から、モーニング娘。’21 の山﨑愛生ちゃんの名が挙がったりします。「パンダ」の話題を出せば、個別でも事故らないで上手く会話できるだろうとのアドバイス付きで。佐紀ちゃんによるお薦めメンバーとしてはアンジュルム多めで。
他にも、つばきファクトリー 岸本ゆめの さんを将来のハロプロを担う逸材だと述べるファンの方のお話に乗っかって、同じく大阪出身の秋山眞緒さんについて、「ほんとに真面目な子なの」と佐紀ちゃんが語ってくれたり、ハロプロ初の山梨出身である、つばき新メンバー河西結心さんの話題で、地元に凱旋といったような(ファンが使う)ジャーゴン交じりで話に参加してくれる佐紀ちゃんだったりと、ファンの方が思い思いに持ち出す話題に、ちゃんと乗っかってくれたのでした。

セッションに参加した誰もが Berryz工房が好きだったということに加え、最近のメンバー(つまりは全員後輩)の話題ということで、最後の方では、佐紀ちゃん自ら「Berryz は怖いって良く言われた」と言い出して、そこに、”いや、後輩にとってだけじゃなくファンにとっても Berryz は怖かった” と言い出す参加者さんもあったり。佐紀ちゃんは、「小っちゃい子供の頃から活動していて、途中、思春期などもあったから、ご迷惑をおかけしたこともあったかも」などと、これまた笑顔で受け止めてくれています。

と、上にごく一部のみ報告してきたオンライン対話型イベントですが、このように、ちゃんと個々の話題に、佐紀ちゃんは、しっかり乗っかってくれます。先に、他の参加者と佐紀ちゃんが話しているのを聞いているだけで嬉しいと述べました。それでも、40分という限られた時間の中で10名の参加者さんに(← セッション開始段階の注意事項のタイミングで1名辞退者が出たとかなんとかあったので正確ではないかもですが)不公平の無いように、均等に(ちゃんと名前を呼びながら)話しかけて、個々の参加者さんに同じように語る時間を配分してくれた、佐紀ちゃんの名采配に感じ入る次第。

変わらず愛らしく美しく、ケラケラ笑っている笑顔が魅力的で、しかも、10名のファンに均等に対応する名采配ぶりにと、あと数週間で引退してしまうのが、実に惜しくなる清水佐紀さんのオンラインイベントだったのでした。
その意味で惜しいなあとも思いながら、それでも、その嬉し気な笑顔を見ていると、やっぱり、佐紀ちゃんお幸せに、とも思ったりして。

ええ、やっぱり、とっても楽しいイベントでした。
やっぱベリのイベントには外れナシですね。… まあ、ダンサー佐紀ちゃんが踊ってくれたっていう最終セッションに落選していたことは天を恨みたくもなるけどもね。

(文=kogonil)

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