清水佐紀、最後のBDイベは果たされない「またね」の約束で… 嗣永からのお祝いの行方は? バースデーイベント2021~Bye Byeまたね~

はじめに これまで通りというわけにもいかず?

いつものようにレポして良いものか、ちょっと迷っております。
と言うのも、今般のバースデーイベントをもちまして、無期限活動停止中 Berryz工房キャプテン 清水佐紀 さんは、芸能活動から引退することになるからです。だから、イベントの模様とか、参加した所感とか、いつもみたいにレポして良いものかどうか躊躇しております。さらには、そんな大事なイベントだっていうのに、あるいは、そんな大事なイベントだからこそ応募が殺到したからか、わたくし、4回まわしのイベントのうち2公演めだけにしか参加が叶いませんで、そんな状態でレポして大丈夫かとも思う次第。

それでも、「ファンの皆さんの思い出トーク」というコーナーで、事前に募集してファンから寄せられたメッセージの中に、”30歳の節目に他のメンバーからのメッセージは?” というものがありまして、これに応じて佐紀ちゃんは、これまで通り「嗣永以外からは来た」とお答えしてくれておりましたので、そのこれまで通りに準じて、レポする所存です。

清水佐紀バースデーイベント2021~Bye Byeまたね~ 2公演め

そんなわけで、4回の公演中、たった1公演しか当選できずに血涙を流した報告者です。ええ、2021年11月23日の祝日となる火曜日、渋谷シダックスカルチャーホールにて開催された、佐紀ちゃん30歳をお祝いするバースデーイベントです。FC先行予約の申し込みの後、当日券のWeb予約も募集されたもんだから勇んで速攻で申し込むも、なんと全滅をくらいまして、「開場14:00/開演14:30」の2公演めにのみ参加です。せ、せ、切ないですね。

佐紀ちゃんは、「30歳になりました」って笑いながら、こんな(↓)グッズのTシャツをまとって登場してきます。

これは、先だって9月に神保町は一ツ橋ホールで開催された(佐紀ちゃん、茉麻、雅ちゃん、熊井ちゃんが揃って参加した)Berryzイベントに供した清水画伯のイラストをあしらったグッズで、なんでも、当日のイベントにて他のベリメンたちが口をそろえて「画伯の絵は売れるよ!」というのでグッズに仕立てたんだそうで。

…なんか、やっぱり “いつも通り” な感じも濃厚な滑り出しではありましたけども…

もちろん今回のイベントが最後になることは佐紀ちゃんもわかってるし、全部の公演に入れるファンばかりでもないこともわかってるってことで、「今回が最後って方もいるかな?」的なコメントもあるわけです(し、後から思えば、常に “我慢していた” ってこともわかります)が、「あんまり、こんなこと言っててもなんだし」ってことで(繰り返し、後から思えば、あんまりこんなことばっかり言ってると “泣いちゃうから” ってことだったのかも知れません)それこそ、佐紀ちゃんらしく「じゃあ、コーナーに行きましょ!」って、あの「~~しましょ!」ってサクサク物事を進める感じも “いつも通り” に、オープニングを締めにかかります。

「あの頃は仲が良かった」思い出トーク 2公演め

最初のコーナーは、かつての活動の様子をスライドショーにしてスクリーンに投影しながら、いろいろお話してくれる『思い出トーク』です。

佐紀ちゃん曰く、携帯を交換しちゃうと昔の写真や動画も消えちゃうから… ってことで、他のメンバーや昔のスタッフさんにも協力を仰いだらしいんですけども、そしたら思った以上に大量の写真が集まっちゃったってことで、スライドショーも急ぎがち。

次々に流れていくスライドショーは、例えばライブ中のステージの写真だったりします。それも、2014年秋ツアー『Professional』千秋楽の仙台公演で、初単独公演のステージセットがサプライズで登場した時のものから、なんとまだ舞波(石村舞波)がいる集合写真まで。他にも、ベリ高フェスのスタッフさんとの集合写真など、まるっと顔出しで、大丈夫なのかと思わないではありません。けども、まあ写真撮影も禁止だし、最後のイベントだし… それにやっぱり、佐紀ちゃんもスタッフさんも、このラストとなるイベントに足を運んだファンを信頼してるのかもしれませんね。

次々と流れていく中で印象深かったのは、メンバーが7人(狭いスペースに)寄り集まってお弁当を食べている写真。その写真には、傍らに見切れている大人の男性の姿があります。佐紀ちゃんがコメントしてくれるには、この見切れている男性は、ファンにも有名な(ある意味、個性爆発する Berryz工房を創り上げたとも、ほったらかした結果、メンバーの個性が勝手に成長したとも言われる)OTZマネージャーであるとのこと。ちゃんと楽屋は別にあったのに、スタッフさんの溜まり場でご飯食べてるところだと、そう言います。

今、OTZマネージャーについて、「Berryz工房を創り上げたとも、ほったらかした結果、メンバーの個性が勝手に成長したとも」と記述しました。そう、ファンにもよく知られるOTZマネージャーは、「よく知られる」だけあって、ファンの間でも毀誉褒貶相半ばするところがありまして、OTZマネージャーだからこそ、自分たちが愛する Berryz工房が創り上げられたのだとする者あり、ラジオなどでのメンバーの証言を取り上げては、メンバーを放置するあり得ない所業が目立つことから、メンバーの側が勝手に成長しないではいられなかったのだと、職業人としての在り方に疑問を投げかける向きもあり、さらにもう一段ひねって、そんなOTZマネージャーだからこそ、奔放な Berryz工房が仕上がったのだと見るファンもあったり。
…でも、こうして、そんなOTZマネージャーと同じテーブルを囲んで(まじで狭い空間で)別に楽屋が準備されているというのに、わざわざスタッフさんのいるところで7人揃ってお弁当を食べている写真を見せてもらえると、OTZマネージャーについての、”どっちなんだ?” と言いたくなるような相矛盾する評判も、おのずと結果が見えたような気もいたします。

それに加えまして、上述のような思い出写真スライドショーを前に、さかんに佐紀ちゃんは「この頃は仲良さそうですよね」って言います。

報告者としては、実際に2009年前後くらいまでは、メンバーが(身体的にも)不安定だったこともあって、ステージ上で本気でぶつかったこともあったと見ています。もちろんバックステージにおいては、些細な事から深刻なことまで、喧嘩もたくさんあったと思っています(だから、つばきの件だって… ってのは関係ないから言いっこなしですな)。でも、2010年前後からの活動の後半期は、ガチで仲良しグループになっていたと見てるんですけどね。それこそ、本気で仲が悪かった頃をモデルケースにして、お互いに苦手であることをネタにできるほどに(今更ですけど、Berryz工房DVDマガジンBOX Vol.41の、嗣永×徳永編だったりを挙げるまでもなく)。

それでも佐紀ちゃんは、そのフェイクとしての “ビジネス不仲” を、どこまでも踏襲してか、昔の写真にコメントしては「この頃は仲良さそうですよね」って言います。まさか、ほんとに活動停止間際まで、ガチで仲が悪かったとは全然思えず(ですよね?)、この佐紀ちゃんコメントの真意は(ネタとしての不仲を踏襲してるのかどうか)測りかねるところですが、何を隠そう、そんなところこそ、どっちなんだか判断できないあたりこそ、”Berryz工房らしい” って思えるのでした。

個人的には「ほんとは仲良しなくせに」と思うことにして、もっと短く済ますはずだったレポが長引いていることに困惑しつつページを切り替えて。

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