清水佐紀、最後のBDイベは果たされない「またね」の約束で… 嗣永からのお祝いの行方は? バースデーイベント2021~Bye Byeまたね~

ファンの皆さんの思い出トーク 2公演め

続いては、事前に公式サイト経由で募集したファンの皆さんからの “清水佐紀エピソード” を抽選BOXから引いてのトークとなります。

ただ、その事前募集の段階でのレギュレーションが、特にエピソードじゃなくても良くて、これで芸能活動から引退する佐紀ちゃんへのメッセージであってもOKです… ってなもんだったから、皆さん、基本的に、あんまりエピソードっぽくない投稿ばっかりだったりします。

その内容は下記の通り(こちらもメモの限界につき、きっと何個か取りこぼしてる自覚あり)

  • どうかお幸せに
  • 30歳の節目に他のメンバーからのメッセージは?(記事冒頭参照)
  • 稲妻イレブンでたまたま知ったのが切っ掛け
  • Dマガで「ももち気になる」って言ってましたよね(佐紀「そんなこと言ってた?」)
  • 個別で自己紹介したら次から覚えてくれていた
  • いつか Berryz復活祭を(会場大拍手)
  • ちゃんとしてるところは尊敬します。ファンを大切にしてくれてありがとう
  • パシフィックヘブンのイベントで佐紀ちゃんクイズに全問正解したんですよ(佐紀「覚えてなくて、ごめんなさい」)
  • 古いDVD企画の話だけど、カレーの隠し味にカレーを入れたり
  • 2014年の代々木の野外での握手会でのこと、虫から逃げてた佐紀ちゃんと千奈美と桃子
  • 「おへその国からおぱょ」だけのブログが印象深かった…
  • 生まれて初めての推しです
  • ブログの更新がマメだった
  • 幸せな家庭を

基本的に佐紀ちゃんは個々のメッセージにあまり反応せず、できるだけたくさんのメッセージを読もうと、とにかく、たくさんBOXから引くことに集中しています。「こんなに紹介したのに、まだたくさんあるよ」と、紹介し切れぬことが悔しいとでも言うように、読み上げる速度も速めで。

途中ところどころ、「覚えてなくてごめんね」的な反応も見せてくれますが、そんな風に懸命に、すこしでも多くのメッセージを… ってやってるうちに、その前のコーナーまでは基本的に笑顔だった佐紀ちゃんの表情が、ゆるやかに、湿っぽくなってきているのを客席は敏感に感じ取っていたりなど。

最後にお手紙を

コーナーの最後には、佐紀ちゃんはファンに向けたお手紙を読んでくれます。
一生懸命にメモって来たんですけど、なんと佐紀ちゃんは、お手紙の全文をブログにしっかりアップしてくれています。… ほんまに、さすがですよね。

今日イベント中に読ませてもらった
ファンのみなさんに向けたお手紙の内容です。

全ての方に伝えたい想いなので
ここに残させてください。

Saki Shimizu Official Blog ありがとうございました

まあ、それでもリンクを踏むのが面倒くさいという方もいるかも知れないし、せっかくメモして来たから、佐紀ちゃんのお手紙の内容を、下記にメモから転載しますね。

  • 10歳でキッズオーデに合格して、お仕事するってことがどういうことなのかもわからないまま、この世界に入った
  • 憧れのモーニング娘。に逢えると喜んでいるだけの頃は、その先、20年も続くなんて思ってなかった
  • 毎日のレッスンではいつも涙を流していました
  • 今になって小学生でデビューしたってことの凄さがわかります
  • 思春期を経て、髪もメイクもド派手になり、メンバーもよくケンカもしました
  • いろいろあったけど、皆さんが応援してくれたから私たちはステージをまっすぐ楽しめた
  • 順調ってわけでもなくて、コンサートで客席が埋まらなかったり℃-uteと比べられたり、いろいろあった
  • 駄目な部分を見せることは恥ずかしいと思っていたから強がってもいました
  • ファンの方の中には、そんな Berryz を受け入れがたいと思う人も多かったのかも
  • 「ハロコンって、うちらにはアウェーだよね」ってメンバーと話したことも
  • そんな私たちを好きでいてくれた皆さんは少し変わり者なのかもしれませんね
  • キャプテンとしての無力さを感じて悩んだこともありました
  • 佐紀ちゃんがキャプテンで良かったという皆さんの応援が不安だった私を支えてくれました
  • 可愛い、ダンスが好き、かっこいい、そんな風に言ってくれる皆さんの声が20年を支えてくれました
  • グループが活動停止してから2年半、後輩の指導をしながら、自分を振り返ったときに、もう一度やりたいことを考えてソロ活動に
  • その時に「おかえり」と言ってくれたことは鮮明に覚えています
  • ずっとメンバーが隣にいたのでソロとしての心細さを実感しましたが、いつも応援に駆けつけてくれる皆さんがいてくれるから、一人じゃないと思えました
  • 結婚、引退をお伝えしたときも暖かく受け止めて頂いて、背中を押してもらえました
  • 東京中心の活動となって、地方や海外の皆さんに直接感謝を伝えたり、握手して一人一人に思いを伝えることは叶いませんでした
  • この20年は私の宝物です
  • この先も皆さんが笑っていられますように
  • 私が愛したハロー!プロジェクトを、Berryz工房を、ずっと好きでいてくれますように

Berryz工房メンバーが、「ハロコンって、うちらにはアウェーだよね」って語り合っていたことは、けっこう意外だったりします。今、モーニング娘。だけでなく、2021年現在、ハロプロを構成するすべてのグループがメンバーの追加を経験している中で、Berryz工房と℃-ute が、固定メンバーのままファイナルまで駆け抜けたことには、そんな風にファンからは全然見えてなかったいろんな事情もあったのかも知れませんね。

上にビュレットで箇条書きで列挙していて、Berryz工房時代以降のソロ活動についての項目が、けっこう多くなっていることに気付いて、それなりにショックを受けたりしています。

きっと履行されない『Bye Bye またね』

そして最後に、佐紀ちゃんは一曲歌ってくれて、イベントは終了です。

Berryz工房 『Bye Bye またね』

最後に、いろいろと個人的に溢れ出てくる想いを延々綴ろうかとも思ったんですけど、それはやめておきます。ほんとに一言だけ、清水佐紀さんが幸せになってくれること、そのことだけを祈って

冒頭で触れた件、お誕生日のお祝いメッセージが 嗣永桃子さんからだけは来てないって件は、きっと本当なんだと思います。そこはネタじゃないし、個人的には、あえてそんなメッセージをやり取りするまでもない仲なんだろうと思っています。そして、お祝いメッセージは来なくても、佐紀ちゃんに先んじて2017年に引退した嗣永さんと同様、その辺の出処進退は綺麗にちゃんとするだろう佐紀ちゃんのことですから、そんなさ『Bye Bye またね』なんて言ったって、真面目で、ちゃんとした佐紀ちゃんのことだから、「またね」って機会がもうないことなんか、わかってるんですけどねいったい何年ファンをやってると思ってるんですか

(文=kogonil)

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