生まれた余裕で?しっかり歌詞を間違える
リクエストに応えたミニライブ
2回目の公演の終わりのご挨拶であったか、舞美ちゃんは「余裕が生まれてきています」と言います。
曰く、これまではイベントであれコンサートであれ収録であれ、お仕事はちゃんとしなきゃいけないという意識が強くて、バースデーイベントなどでも “ああ、あの曲、大丈夫かな” と気持ちが焦ることが多くて、休まることがなかったんだとか。それが28歳くらいから、失敗したら失敗したで、引きずらずに、焦らずに、少しずつ楽しめるような、そんな余裕が生まれてきたんだと言います。
同じく元℃-ute の中島早貴さんは、それこそうっかりリンクもできないくらいにあちこちで、かつてはリーダーとしての重圧を意識してか “矢島さんはメンバーにもキツく当たることも多かった” という趣旨の証言を残しています。むしろ、そんな重圧が取れて、メンバーにも頼ることができるようになってから、舞美ちゃんのドジっ子な魅力も開花し、その経緯に添うような形で、℃-ute というグループが躍進して行った、と。
個人的に、上記の趣旨の中島証言を確認できるのは、最も初期で、Juice=Juice 初代の宮崎由加さんも参加していた SATOYAMA 山形ガールズ農場のロケ企画(のお泊りの女子会未公開映像|「ハロー!SATOYAMAライフ Vol.15/ “蔵民宿にお泊まり!”」)だったりするので、なんと舞美ちゃん、つい最近まで(28歳くらいまで)そんな緊張が解けないでいたのかと、かえって驚きだったりしたんですけども。
というわけで、そんな余裕が生まれたせいか、ところどころ歌詞が怪しかったミニライブです(笑)。いや、ほんまに、安定の矢島舞美さんであったということをお知らせです。
イベントそのものは、オープニングのトークから、年齢にちなんだ『30トーク』というコーナーをはさんで、終盤にミニライブ…という流れだったんですけど、まあミニライブについて先に。というわけで、その1公演めと、2公演めのミニライブのセットリストを。
MAIMI’S SQUALL VOL.6 1公演め |
---|
01・『イメージカラー』 (℃-ute) 02・『キャンパスライフ~生まれて来てよかった~』 (℃-ute) 03・『チョコレート魂』 (松浦亜弥) 04・★『もしも…』(モベキマス) ハロプロ曲リクエストダントツ1位 05・★『まっさらブルージーンズ』(℃-ute)℃-ute リクエスト2位 06・『Big dreams』(℃-ute) 07・『僕らの輝き』(℃-ute) 08・『SHINES』(℃-ute) |
セトリ中、みなさんのリクエストに応じて組み込んだけれど、これまであまり歌ってこなかった(「高音部分が苦手だから避けがちだったりした」とは舞美ちゃんご本人の談)楽曲も含まれているから、歌詞を間違えるとしたら、そんな曲についてのことかなあと思われた方も多いかと思うんですけど、いいえ。
ちゃんと馴染んだ楽曲でも2番のサビ終わりとかで、いろいろ怪しくなっていたのでした。ええ、安定の矢島舞美さんであったということをお知らせです。
MAIMI’S SQUALL VOL.6 2公演め |
---|
01・『イメージカラー』 (℃-ute) 02・『キャンパスライフ~生まれて来てよかった~』 (℃-ute) 03・『チョコレート魂』 (松浦亜弥) 04・★『好きって言ってよ』(Juice=Juice) ハロプロ曲リクエスト2位 05・★『夏DOKI リップスティック』(矢島舞美)℃-ute リクエスト1位 06・『Big dreams』(℃-ute) 07・『僕らの輝き』(℃-ute) 08・『SHINES』(℃-ute) |
今般のイベントは、事前にファンの皆さんから “舞美ちゃんに歌って欲しい楽曲” リクエストを募っていました。というわけで、1公演めには、そのリクエストから、ハロプロ楽曲1位(『もしも…』(モベキマス))、℃-ute 楽曲2位(『まっさらブルージーンズ』)を、2公演めには、ハロプロ楽曲2位(『好きって言ってよ』(Juice=Juice))、℃-ute 楽曲1位(『夏DOKI リップスティック』)を歌ってくれます。
知人によれば、3公演めは、それぞれの3位(『ロマンティック 浮かれモード』、『Danceでバコーン!』)だったとのことで、特にヒネりは加えられていなかった模様です。
1公演めの『まっさらブルージーンズ』など、「これ、一人でやるのは、たいへんなんだから!」とか、若干、ご立腹気味ですらあって、2公演めのミニライブ終わりなどは、ファンの皆さんからのリクエストを指して「殺しに来てるよね」などと、不穏当な発言もするようになった矢島さんです。
でも、そんな具合に息も荒くなるほど、なんと8曲におよぶミニライブを、しっかりダンスも含めて、きっちり演じてくれます。登場してきた衣装が短めのホットパンツだったりした関係上、脚を広げたりするダンスの振り付けについては、適切な省略がありながらも(← そんなところを見てるお前が適切ではないわ!というお叱りは甘受中)全8曲しっかりダンスも再現して一人で全部を歌い切ったわけですから、そりゃ鉄人矢島であっても息は荒くなるってものです。
…といった報告から、すでにお察しの通り、ファンとしても非常に嬉しいミニライブとなった次第です。まあね『キャンパスライフ~生まれて来てよかった~』は泣くよね。『イメージカラー』の「♪高速をおりて、いちさん、よんごぉ~」って、伝説の自転車の旅のDVD(「ハロプロ・TIME Vol.21」)の特典映像を思い出すよね。たった一人で『僕らの輝き』や『SHINES』をパフォーマンスしてくれて、一切間然とするところがないなんて驚嘆するよね。
そして何より、コール禁止ながら、客席からの真っ赤なペンライトの動きと手拍子が、往年のステージのリズムを再現していたことは、非常に感動的ですらありました。
*****
そんなわけで、参加者全員プレゼントの「肌ナチュール」と一緒に、むしろ誕生日当日(2/7)よりも、今日のイベントはバレンタイン(2/14)に近いから(と言いながら「だよね?」って、応答できない客席に確認する矢島さんでしたが)ってことで、可愛らしいチョコレートを公演終わりにプレゼントしてくれましたよ。
上にも述べてきたように、ちょっとした仕草の端々で(もうほんま、発声禁止だから応じられないことがわかってるのに、客席にいろいろ質問したり確認したりするような)愛らしさを示してくれる矢島さんだったわけですが、それが炸裂していたメインコーナーのあれこれは、改めてページを切り替えて。
Sorry, the comment form is closed at this time.