オープニングから中盤の衣装チェンジまで
ハロプロの大箱ラッシュ、しっかりオープニングアクトは末っ子の OCHA NORMA が定着しています。
OA 『恋のクラウチングスタート』(OCHA NORMA) リーダー斉藤円香さん、病み上がりでちょっと痩せた?とか思いましたが、その分、なんか妙に大人な感じもしたりして(個人的な印象ですが、やっぱり嗣永ももち先輩に似てるな…って)。それにしても久しぶりに全員そろって良かったですね。 自己紹介の声が小さい田代すみれさんも美しいし、もう武道館のオープニング・アクトでこの曲を聴くのもかなりの数になってきてますけども、ますます来月の正式デビューが楽しみにですね。…なんだか全員がビジュアル的にも眼を惹くところがあって、期待値、かなり高めです。 |
照明の落ち方とオープニングまでの演出は、なんだかダンジョンでのボス戦前のようで、だとすると “ボス=アンジュルム” ってことなのかと混乱したりなど。やっぱり、いろんな意味でアンジュルムは強いですね。登場の仕方についてだって、センターから四方に伸びた回廊の端で、個々にライトアップされて、対峙するかのように向き合ってメンバーが一人ずつ登場してくる辺りも、どこかヒロイックファンタジーなテイストすら漂わせます。
01・『愛・魔性』 オープニングの伊勢鈴蘭さんから続いての歌割、当日までに髪を切るよと予告していた川名凜ちゃん、力強くてひっくり返ります。髪を短くして、川名さんの輪郭も強調されて、か、か、か、可愛い … という印象を残すはずなのに、編み込みや眼力が強力すぎますケロちゃん。 しかし、いきなり “可愛い可愛いアイドル” を拒絶するかのような(オープニングの演出からの)強烈な楽曲で、個々の歌割での個別メンバーの押し出しも強くて、橋迫鈴ちゃんの急に美しさを増し始めたルックスも、上國料萌衣さんの自信に溢れたかのような不敵な笑みも、強すぎますよね。この一発目の『愛・魔性』の押し出しが、どこかこの日の武道館公演の全てを物語っているかのような… |

02・『はっきりしようぜ』 橋迫の鈴ちゃん、美人になりましたね… アンジュルムで今現在美形というなら平山遊季さんが筆頭かと思いますが、そして、それには心から大賛成ですが、パフォーマンス中の鈴ちゃんに眼を奪われます。 楽曲のエンディング、かの佐々木莉佳子さんと背中合わせになるんですけど… 鈴ちゃん、莉佳子さんに一個も負けてないんですよ!。そうだよね、「♪なんとなくじゃ終われない」よね。 |
03・『タデ食う虫もLike it!』 “自分が愛するもの(自分が何かを愛しているということ)を真正面から誇れ” というこの楽曲が好きすぎる次第ですが、その “誇れ!” という尊厳に満ちた宣言こそアンジュルムに相応しいかと。素晴らしい。 しかし髪を切った川名凜ちゃんが魅力的であることは驚嘆すべきレベルかも知れません。 |
04・『泳げないMarmaid』 気になるメンバーを眼で追っている(意識の焦点がそのメンバーになってる)その背景でダンスしてるメンバーに注意を奪われるって、どういうことなんでしょうね(意識は最初のメンバーに集中してたはずなのに)。それほど、個々のメンバーの魅力が(とりわけステージ上でのパフォーマンスにあって)横溢してるってことなんでしょうか。 その前の『タデ食う虫もLike it!』から比して、どこか静かですらあるこの楽曲で、ステージ上をゆっくり場位置移動していてすら、次々に目を奪われます。ってか、現時点のハロプロって過去最強なのでは? しっかり斉唱する髪をまとめた為永幸音さんも、実に美しいです。 |
ようやくここでオープニングのMC。ツアーの集大成であること、タイトルの由来などはライブを最後まで見たらわかるよとリーダー竹内朱莉さん。
05・『ハデにやっちゃいな!』 川村文乃さんなんて膝上までのロングブーツが映える見事な痩身超スタイルなのに、アンジュルムの隊列の中で全然浮いてない不思議。橋迫鈴ちゃん以下のメンバーたち、比較的小っちゃいメンバーが多いのに、川村さんや佐々木さんが浮いてないのがほんとに不思議。… これを全員の押し出しが強いからだ… って断言できれば楽なんですけど、今のところ、不思議だとしか。 それを言うなら、あんなに赤ちゃんな松本わかなちゃんが、アンジュルムの隊列の中で全然浮いてない不思議。 |
06・『次々続々』 今にして、この種の(『大器晩成』からのテイストを引く)意図して勝負曲として狙ってアンジュルムに配された強い楽曲を複数保有してることの有利さは、驚くほどですアンジュルム。 間奏でのリーダー竹内さんのダンスの嬉し気な表情にも引き込まれます。 “アンジュルムの隊列” というなら、上下に長く一列に編成されても、やっぱり力強いのは、もはやメンバーたちも、自分たちの持ち味をそこら辺に置き始めているからなのかも。 |
07・『恋はアッチャアッチャ』 今にして、この種の意図してアンジュルムのグループとしての性格を明確にしようと狙って組まれたコミカルな楽曲を複数保有してることの有利さも、他グループ推しとしては、うらやましいところ… って続けようと思っても、この楽曲のオープニングの振り付け、あんなペラペラなホットパンツ風の衣装で、あの振り付けは危険すぎるので駄目ですよ! 伊勢さんと平山さんの「♪踊りたいの」だけで十分妖艶なんだから、そこらへんは配慮を求めたいところ。 どセンターでダンスバトル風に踊る佐々木さんと上國料さんの見応えは言うまでもないとして。 |
08・『泣けないぜ・・・共感詐欺』 オープニングの、全員がひし形風のフォーメーションで足を交差させて数歩ステップを踏むのはアガりますね。総じて、アンジュルムは、ほんとに個々の楽曲が強すぎるので、あんまりセトリの構成によって個別の楽曲をブーストする必要がなくて、何をどのように持ってきても、それなりにアガるのはズルいよね。 為永幸音さん、髪をまとめてるせいか、時折、笠原桃奈さんに見えちゃうのは、その攻撃力を継承したからなんですかね。 |
09・『忘れてあげる』 一転して切ないバラード風な楽曲となっても、ライブが全体として沈潜化するわけではないのは、アンジュルムの恐るべきところかと。しかして、この楽曲になって伊勢さんの美しさが突出してるように思うのは目の錯覚かしら。 強力な楽曲における特攻メンバーだったり、コミカルな楽曲におけるおちゃらけ担当だったりには、志望者が多すぎるくらいのアンジュルムですが、切ないバラードにおける大人の魅力担当として、ここへきて伊勢鈴蘭さんが突出し、上國料さんに並んだようにも思います。 |
衣装チェンジのタイミングで VTR『ROAD TO PERFECTION “ANGERME”』が流されます。オープニング、モノクロです。それだけで、もう力強いわけですが。
2015年からのアンジュルムの来歴を編集したもので、同じく衣装チェンジのタイミングを稼いだ つばきファクトリーのツアーでの来歴 VTR と比較すると、つばきファクトリーは過去の動画素材をごく自然にエモーションを喚起するように編集していたのに対して、アンジュルムは 2015年以来のツアータイトルとロゴを効果的につなげて、そして力強く、やっぱり強めの押し出しで編集されていて、やっぱりグループの色彩が際立ってるといったところ。
もちろん、すでに旅立った懐かしいメンバーたちもチラチラと登場するし、今も活躍中のメンバーたちだって、加入したての若々しい表情で登場してるし、やっぱり、いろいろ掻き立てられて、コアなファンほどいろんなものを漏らして来たんじゃないでしょうか。
続くソロメドレーパートからは、もう一度、ページを切り替えて。
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