はじめに
エピソードを飛び越える新メンバーの魅力
わたくし、今尚、道重さゆみさんを、Berryz工房の熊井友理奈さんを、そして、いろいろありましたけども小片リサさんを心から愛しております。何が言いたいかっていうと、一旦 “推す” と思ったメンバーからは容易に離れられないということを言いたいのですが、その傾向の然らしめるところなのか、一旦好きになったメンバーはずっと好きだし、その反面、なかなか新人さんには目を向けないって傾向があるのでした、わたくし。こっそり つばきファクトリーの新メンバーにすっかり心奪われていることは、ここでは固く秘するとして。
言ってみれば、趣味・嗜好が微妙に “保守的” ってわけで、モーニング娘。にあっては、譜久村聖さんにずっとリーダーでいて欲しいくらいだし、Juice=Juice については、植村あかりさんの美しさこそ一番に魅力的だと思っていました。だから、メンバーの卒業にはかなりダメージを受けるわけです。
アンジュルムについても、転変するグループをずっと支えてきたリーダー竹内朱莉さん以下、歴が深めなメンバーにこそ愛着があった次第です。℃-ute ツアーの帯同メンバーだった佐々木莉佳子さんとか、事務所のエライ人に「デビューの保証は出来ないよ」と言われてもハロプロに飛び込んできた川村文乃さんとか、最終面接ってつもりで、Berryz 佐紀ちゃん ℃-ute 舞美ちゃんのサプライズに驚いていた上國料萌衣さんとか、個々のメンバーの積み重ねてきた来歴にこそ惚れてるってところがあったりします。
しかるに、先の Juice=Juice 武道館公演で、工藤由愛さん、松永里愛さんのパフォーマンスに驚いたように、アンジュルムにあっても、若き次世代の魅力に腰を抜かす羽目になります。それも、個々のメンバーの(ファンにとっての琴線に触れる)エモーショナルなエピソードによってではなく、あくまでも弾けるような飛ぶようなその躍動するパフォーマンスの魅力によって。
橋迫鈴ちゃん、綺麗になりました。
千夜一夜の配信で見た時から、ほんの数週間しか経ってないのに、すごく綺麗でビックリしましたよ。
ずっとメンバーの押し出しが強力だなと思っていたアンジュルムに参加することになった鈴ちゃん、小っちゃくて細くて、どこかオドオドしていて、大丈夫なのかと心配だった時期もありました。それが(あくまで、こちらの見るところでは)後輩ができた辺りから、目に見えて表情が活き活きとしてきて、押し出しの強めな先輩たちに伍して、決して引けを取らぬパフォーマンスを見せるようになってきました。どころか、最古参のリーダー竹内朱莉さんをイジってケラケラ笑ってるほど。鈴ちゃん、楽しいんだろうなあって、どこか安心したようなところで、先日の千夜一夜を配信で視聴して、鈴ちゃんが(ちょっと日本語では形容に困るような)可愛さを発揮してることを再発見して腰を抜かしていたところだったのです。
そんなところで、アンジュルムの武道館公演と来て、橋迫鈴さんが、先輩たちに伍して引けを取らないどころか、明らかに力強く、紛う事なきアンジュルムメンバーとして堂々とパフォーマンスして輝いていることに眼を奪われます。鈴ちゃん、凄かった。これ、Juice=Juice の工藤タコちゃんや里愛さんとはまた違った意味で、鈴ちゃんから眼が離せません。鈴ちゃん、素晴らしかった。
上に何度かリンクを貼った千夜一夜イベントでは、鈴ちゃん、変顔かっ!ってくらいの歪んだ泣き顔の写真をたくさん見せてくれまして、それもまた形容に困る可愛さだった次第ですが、武道館でもアンコール以降のご挨拶で、やっぱり顔を歪めて泣き出します。やっと単独のコンサートができて嬉しかったんですって。しかも、言葉にこそしてないけれど、これまで単独が出来ていなかったことを腹立たしく思っているのか、単独が出来なかった状況(コロナ禍とかいろいろ)に怒って殴っているかようなジェスチャーを見せながら。… 参りました。
鈴ちゃん、可愛かったし、綺麗になっていたし、とても魅力的だったし、そしてアンジュルムに相応しく強かった。
… 他にも、新メンバーというわけではありませんけど、伊勢鈴蘭さんが改めて美しく、均整の取れた抜群のスタイルであることを(こちらも再発見して)降参している報告者です。
… さらには、髪を切ってきたケロちゃんこと川名凜さんの愛らしさには、自分でも謎なんですが眼が離せず、あくまで個人的になんですけども、モーニング6期メンバー亀井絵里さんの面影が濃いように思ったり思わなかったり。
… 困っています。いろいろな制約から、個別的なイベントだったりバースデーイベント的なものは、ずっと推していた OGメンバーか、現役では つばきファクトリーに限定しようと思っているのに、これでは、いろいろと計算が狂うので困りますよね。とにかく個人的にはアンジュルムのダブルRINちゃんには戸惑っております。
アンジュルム CONCERT TOUR -The ANGERME- PERFECTION
といった次第で、2022年6月15日の水曜日、BEYOOOOONDS、つばきファクトリー、Juice=Juice と連続してきたハロプロ初夏の大箱ラッシュ、第四弾として、単独ホールツアーの集大成として、アンジュルムが武道館公演を迎えます。
誰が卒業するといったわけでもなく、なにも特別なことがなく、しかし、真っ正面から今現在の自分たちをそのまんま提示する大舞台。多くのメンバーもご挨拶で「卒業のない武道館」であることに言及します。
アンジュルムはズルい?
そう、誰が卒業するってわけでもなく、普通にそのまんま武道館ってことで、ただただ大きなステージで楽しそうにパフォーマンスしていたメンバーたちです。そのステージに臨んで、わたくし、きっと他のグループ推しだからこそ、そう感じたのかも知れませんが、アンジュルムは “ズルい” と思った次第。
まず第一に、『大器晩成』と、『46億年LOVE』っていう、波動砲(宇宙戦艦ヤマト)か地球破壊爆弾(ドラえもん)ってくらいの、それ一発で全てを決める最強のフィニッシュ・ブローを二発も保有していること。しかも、それをちゃんと(立て続けに)武道館で披露して…。
それだけで強すぎるからズルいわけですが、それだけの強い楽曲があるからこそ、実はアンジュルムは、ほとんどセトリの緩急とか、セトリの構成による物語とか、そういう細かいところに配慮しなくてもライブが成立するのが、またズルいですよね。さらには、上記の楽曲が強力すぎるがために、他に保有している楽曲のテイストが、そうでない場合よりも際立つってことがあります。コミカルな曲はよりコミカルに、切ない曲はより切なく、楽しげな楽曲はより楽しげに、『大器晩成』や『46億年LOVE』との対比があるからこそ、一層、個々の楽曲の特色が際立つことになります。先回りになりますが、今般の武道館では、楽しい楽曲を最後の最後に持ってきて、明るい雰囲気でライブを締め括っていました。
そして、かの『大器晩成』や『46億年LOVE』に(及びこそしないものの)準じるレベルの強力な楽曲も多数保有しており、上に “アンジュルムはセトリの緩急に頓着しない” かのような趣旨のことを記しましたが、超必殺の『大器晩成』や『46億年LOVE』へ向けて道慣らしをする・助走するような流れを編成することも容易で、これまたズルいですよね。
その上、かの押し出しが強力な、魅力的なメンバーが、これでもかってくらいに渾身の力でパフォーマンスするわけですから、そりゃあ、アンジュルムは強いです。…ってわけで、まずは武道館のセトリを最初に。
アンジュルム CONCERT TOUR -The ANGERME- PERFECTION 2022年6月15日 日本武道館 |
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OA 『恋のクラウチングスタート』(OCHA NORMA) 01・『愛・魔性』 02・『はっきりしようぜ』 03・『タデ食う虫もLike it!』 04・『泳げないMarmaid』 MC 竹内リーダー 最後まで観たらわかります 05・『ハデにやっちゃいな!』 06・『次々続々』 07・『恋はアッチャアッチャ』 08・『泣けないぜ・・・共感詐欺』 09・『忘れてあげる』 VTR ~ROAD TO PERFECTION “ANGERME”~ ↓↓↓ソロメドレー前半↓↓↓ 10・『わたし』(松本わかな) 11・『愛さえあればなんにもいらない』(伊勢鈴蘭) 12・『上手く言えない』(為永幸音) 13・『魔法使いサリー』(川名凛) 14・『全然起き上がれないSUNDAY』(竹内朱莉) ↑↑↑ソロメドレー前半↑↑↑ 15・『君だけじゃないさ…friends』 ↓↓↓ソロメドレー後半↓↓↓ 16・『臥薪嘗胆』(川村文乃) 17・『夢見た 15年』(平山遊季) 18・『愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間』(佐々木莉佳子) 19・『私を創るのは私』(橋迫鈴) 20・『ナミダイロノケツイ』(上國料萌衣)なんで泣いてる? ↑↑↑ソロメドレー後半↑↑↑ 21・『魔女っ子メグちゃん』 22・『限りあるMoment』 23・『ドンデンガエシ』 MC 伊勢、川村、佐々木、上國料 拍手で客席を 24・『乙女の逆襲』 25・『愛されルート A or B?』 26・『七転び八起き』 27・『大器晩成』 28・『46億年LOVE』 ↓↓↓↓↓アンコール↓↓↓↓↓ 29・『出すぎた杭は打たれない』 MC 本日の感想 泣く鈴ちゃん 30・『愛すべきべき Human Life』 |
といったわけで、具体的なライブの流れはページを切り替えて…
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