アンジュルム上國料萌衣、コロナ陽性反応でグループのイベント延期

アンジュルムの上國料萌衣に、抗原検査の結果、陽性反応が出た。
第一報は、2022年6月18日土曜日の午前に SNS 経由で告知され、その段階では公式のニュース発表は出ていなかったが、PCR検査の結果待ちという段階で、感染予防の観点から当の18日に予定されていたアンジュルムの個別系販促イベントが開催延期となった。

しばし「PCR検査の結果待ち」となっていたが、18日の夜半になって、やはりSNS 経由で、PCR検査の結果も陽性となって、結果的に他のメンバーも濃厚接触者と認定されて、この週末の個別系イベントはそろって延期となった。

延期となったイベントについては(「延期」ではあれ、その順延された日程では参加できないというファンもあることから)振替や払い戻しなどの対応は、別途、改めて告知されることになる。

延期
6月18日(土)
30thシングル『愛・魔性/ハデにやっちゃいな!/愛すべきべき Human Life』発売記念 <チェキ・サイン・お絵描き・トーク会>
【会場】ATC 展示Cホール(ATCミュージアム)
6月19日(日)
30thシングル『愛・魔性/ハデにやっちゃいな!/愛すべきべき Human Life』発売記念 <チェキ・サイン・お絵描き・トーク会>
【会場】ベルサール高田馬場 イベントホール

上國料は、アンジュルムのステージにあっても主軸で、パフォーマンスの個々の技量以上に、愛らしい表情がくるくると転変するそのステージ上での存在そのものがファンにアピールする中心メンバーだ。その魅力的な(小動物のようでいながら大人びた)愛らしさから、ハロー!プロジェクトのコンサートやイベントを超えて、地上波の媒体にも多く登場しており、その意味でも、今般の陽性反応を心配する向きは多い。

ネット上では、武道館公演を終えたばかりで疲れていることもあり、この機会にゆっくり休んでとの声も多い。この点で、結果的にアンジュルム全メンバーが濃厚接触者として経過観察となったことでもあり、ゆっくりと体を休める機会になったと言えるかもしれない。

さらには、このところ(もちろんコロナ禍が収束したとは言えない状況下でイベントその他を実施しているところから)細かくメンバーの状況からイベント類の開催の可否について、短いタームで告知してきた事務所だったが、やはりイベントの延期情報について、その当日になって告知するという事態は避けられなかった。当人の体調的にも、前日夕刻の違和感から、その日の朝になっての検査での陽性というわけで、いかにも避け得ないものであったことは明らかだ。

この例からは、メンバー、スタッフとも、最大限の努力を傾けていたとしても、それでも当日になって避けられずに急な告知が出るという事態を、今後ともファンは覚悟すべきだと突き付けられた形だ。むしろ、これまで余裕をもってイベントの開催可否を告知できていたことは幸運だったのかも知れない。そう思えばこそ、この機会にかえって “ゆっくり休んで” とする声がファンから出ていることは、改めて麗しい光景だと言えるのではないだろうか。

いかにファンの声がそのような麗しい光景を作り出していようとも、それでもやはり、上國料の症状が軽微なものであることを願い、そして一刻も早いコロナ禍の収束を祈りたい。

(文=椿道茂高)

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