はじめに 定番のクリシェがそのままに「眼が足りない」!
いかにも使い古されたフレーズですが「愛のあふれたステージ」だったと思うのです。
ところどころ涙もありました。なんと、あの新沼希空さんすらお手紙の朗読中に一瞬ヤバい場面がありました。豫風瑠乃ちゃんは自分で自分がヤバいと自覚してご挨拶をいったん止めたりしています。小野瑞歩さんや谷本安美さんは、もう表情崩壊芸が完成の域です。それでも、基本的に、最初っから最後まで笑顔で繰り広げられたステージでしたよ。それは楽曲の力強さにも支えられながらでありつつ、どこがどう “愛にあふれていた” のかは後述するとして。
もうひとつ、使い古されたフレーズを挙げるなら「眼が足りない」コンサートでもありました。
わたくし、つばきファクトリーのステージに客席から参加した場合は、基本的に新沼希空さんの場位置を見失わないで最初っから最後までガン観してる次第ですが、この日の武道館の希空ちゃんは、いつにも増して見応えがありました。手で縦にウェーブ風の動作を軽くやってる時ですら、軽やかでたおやかです。終始、ニコヤカで、普段のライブなら時折客席から視線を外しているように見えることもあったけど、今般、ずっと客席に最大限の愛嬌を振りまいていて、驚異的に魅力的だった希空ちゃん(いや、いつも魅力的だけども)、ほんとに可愛らしかったです。ネットに自らアップしてくれた “ちびきそ” 動画をビックリするほどリピートしているせいもあってか、ステージの上の希空ちゃんに、”ちびきそ” が息づいているようにも見えて。
そんなわけで希空ちゃんの位置を見失わないでいたのに、今般、谷本安美さんからも、まるで目が離せません。何パターンか着替えた衣装にあって、どこか谷本さんは乙女風な意匠が強めだったこともあってか(お姉さん組で3代目のリーダーなのに)なんだか急に幼いです。最後のご挨拶では一気に崩れましたが、それを除けば、ずっと楽しそうな表情が活き活きとしていて、安美ちゃんから目が離せません。表情が楽しそうな分だけ、乙女風な雰囲気のまんまパフォーマンスがすごく安定していることにも注目で、安美ちゃんが安定しているからこそ、ところどころで他のメンバーが目立ちに出ることも可能になってる、そんな役割まで果たしているようです。マジで。
そう、希空ちゃんのパフォーマンスをずっと観続けていたというのに、楽しそうな表情というなら、小野瑞歩さんに最初っから眼を奪われます。もともと、かなり素直に気持ちを表に出すメンバーでもありましたけど、最近はあんまり泣かなくなったとも主張しています(同輩の さにこ たちから否定されてますけども)。それでも、いろんなタイミングで泣きそうになって表情を崩壊させていて、内面の揺らぎがかなりストレートに表に出て来ています。だからこそ、楽しそうにパフォーマンスするニッコニコな笑顔から眼が離せないというわけ。
だから希空ちゃんの動きをライブの最初から最後まで追っていたわけですが、しかし小野田紗栞さんのパキっとした力強さにもっていかれた気持ちを引き剥がせません。小野田さん、ちっちゃい(← 可愛い)こともあって、ステージで人数が多い中だと目立たないかのようですが、これがすっげえ目立ちます。そのパッキパキ具合は、報告者の脳内比較で元℃-ute の中島早貴さんに、ちょっと似てるかも。その上で『今夜だけ浮かれたかった』のラストの大盛り上がりの大斉唱、思うに小野田さんも自分の見せ場だという自覚があるのではないかと。凄まじかった。
ですので希空ちゃんの最後のステージを一瞬も見逃すまいとしており、実際に見逃さなかったのに、髪を短くしていた秋山眞緒さんが、すっかりお姉さんになっていることに腰を抜かしてきました。ダンスが自分の武器だという自覚もあった秋山さん、これまでもステージ上では躍動する肢体を見せつけるかのようなパフォーマンスが際立っていましたが、なんだか、落ち着いてませんか。(つばきの楽曲がどんどん力強くなっていってる一方で)そんな具合にパフォーマンスに緩急をつけるあたりも、そして髪を切って美しくなっているあたりも、お姉さんになった秋山さんから目が離せないですよね。
なんとなれば希空ちゃんの有終の美だからこそ、いつにも増して希空ちゃんをこそ眼で追っていたというのに、河西結心さん、めっちゃ可愛いですよね。加入当初はリトキャメで一番にパフォーマンスが安定していて、そのパフォーマンス面での安定感はそのままに、どんどん美しくなっていた河西さんですけど、ライブの途中で汗だくで、だから前髪が汗で張り付いてしまって部分的にデコ出しになって… すっげえ可愛いですよね。ずっと観ちゃいます。
さはさりながら私は希空ちゃんを推している関係上、常に新沼さんの一挙手一投足を観続けているわけですが、でも八木栞さん、ちょっとビックリするくらい可愛いですよね。パフォーマンスの動きとしては実にダイナミックで、髪を振り乱す度合いもメンバー中で一番激しいほどですけど、動きがダイナミックであればあるほど、八木ちゃんのあどけなさの輪郭がはっきりすると言うか、なんだか、とても可愛く、眼が大きいこともあってか、いつも表情がどこか幼さを残していて、あんまりにも可愛いですよね。動きのダイナミックさと的確さとのギャップで、ぶっちゃけ八木ちゃんをずっと眼で追ってしまいます。
そこへもってきて希空ちゃんのラストのステージなのだからセンターだろうが上手だろうが下手だろうが、常に新沼さんを視野の中心で捉えていたんですけれども、福田真琳ちゃん異様に存在感があります。ってか、今の短く切った髪が少し伸びてきた感じの髪形がお似合い過ぎで、パフォーマンスに応じて乱れるあたりも妖艶さすら感じさせるほど。かと思えば後ろを向いたり微妙な角度で体の位置を入れ替える際に、チラッと見える頬(ほお)のふくらみの幼さなど、真琳ちゃん、このまま38時間くらい見続けていられます。実に魅力的。
かくして希空ちゃんを魂に刻印すべくライブ中ずっと希空ちゃんに全集中していた次第ですが、豫風瑠乃さんが美しくて。長い髪をストレートに下ろしていて、実に美しいです。瑠乃ちゃん、絶対に2年後にはハロプロのトップビジュアルかと。そして、ほんとに内臓が入っているのか不思議に思えるほどの細いウエストなのに、身体の姿勢を維持する筋力が凄くて、パフォーマンスが見ていてとても気持ちが良くて、何だったらフォーメーションの変化毎に、豫風さんを探してしまうほど。
そのくせ希空ちゃんに心酔しているので、希空ちゃんのちょっとした視線の動きすらも追跡してしまうのはやむを得ないところですけど、石井泉羽さん、ちっちゃくてビックリしますよね。当初、ちょっとした印象だけで元こぶしファクトリーの浜浦さんに似てるなあとか思っていたけれど、ちっちゃくて可愛くて、ほんまにミニチュアのお人形を見ているようです。その反面、ご挨拶の言葉は、他の2人の新人さんより多く、またしっかりとしていて(「新沼さんと『最上級Story』を歌えて嬉しい」など)いろんなギャップにまだ見ぬ魅力が隠されていそうで、やっぱり眼が離せないですよね。
つまるところ目が離せないのは希空ちゃんだって、そう何度も繰り返しているのに、村田結生さん、一生懸命なのか微妙に表情が硬くて、その硬めの表情すら初々しくて、可愛らしいです。他の新人さんよりも身体が大きい分、ダンスが得意だということもあって、肢体の動きはダイナミックですが、その分?一生懸命に自分の得意なところを活かそうとしているのか、懸命な表情が、とても愛らしいです。
ともあれ推しからは目が離せないのは当然なので、ライブのスタートからずっと新沼希空ちゃんをこそ見据えていた武道館だったのに、土居楓奏さん、ちっちゃいのに、どこかパフォーマンスが勝気です。目立つこと、目立つこと。上に小野田さんについて、ついに元℃-ute の中島さん並みにパッキパキだと述べましたが、ハロプロでは “ちっちゃい子が激しいパフォーマンスをする” って不文律でもあるのかと。真琳ちゃんと瑠乃ちゃんが将来のエースを争うと見ていた次第ですが、そのエースの座は、もしかしたら土居さんが射止めるかもしれません。
ね?
わたくし、この武道館のライブをもって芸能活動そのものから引退しちゃう新沼希空さんを魂に焼き付けるべく九段下に向かった次第ですが(そして、しっかり焼き付けてきましたけれど)、ほんまに眼が足りないステージとなったのでした。
つばきファクトリー コンサートツアー 2024 春「C’mon Everybody !」 新沼希空卒業スッペシャル ~ Ready Go!Now! ~
そんなわけで、2024年の6月10日は月曜日、九段下の日本武道館にて『つばきファクトリー コンサートツアー 2024 春「C’mon Everybody !」 新沼希空卒業スッペシャル ~ Ready Go!Now! ~』が開催されました。
今更、言うまでもありませんが、この日のライブステージをもって、新沼希空さんは芸能活動からも引退します。希空ちゃん、「大好きだったハロープロジェクトで締め括れることが嬉しい」とまで言います。
そんな、愛するメンバーの有終の美を魂に刻むべく九段下に向かった次第ですが、こんな感じで卒業のお花の企画が催されている段階で、なかなかに心が挫けそうになったりならなかったり。
なんだか本編に入る前に長々と文字列を連ねてしまったので、当日のセトリを掲示して、一旦ページを切り替えます。(ページ遷移のコントロールはセトリの下にあるよ)
つばきファクトリー コンサートツアー 2024 春「C’mon Everybody !」 新沼希空卒業スッペシャル ~ Ready Go!Now! ~ 日本武道館 「開場17:00/開演18:00」 |
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OA・『ダイスキだけど付き合えない』(ハロプロ研修生ユニット’24) はすみちゃん、ちっちゃ! 「キソラ」の大コール! 01・『ハッピークラッカー』 02・『愛は今、愛を求めてる』 03・『春恋歌』 04・『最上級Story』 MC 希空ちゃんご挨拶 ↓↓↓新沼希空卒業スッペシャルメドレー↓↓↓ 05・『Stay free & Stay tuned』 前半 06・『乙女 パスタに感動』(タンポポ) 【新沼希空+小野田紗栞|バックダンサー 河西、八木、真琳、豫風】 07・『イメージカラー』(℃-ute) 【新沼希空+小野瑞歩】 08・『スキップ・スキップ・スキップ』 【新沼希空+河西、八木、真琳、豫風】 09・『FIRST KISS』(あぁ!) 【新沼希空+秋山眞緒】 10・『EZPZ!!』 【新沼希空+石井、村田、土居】 11・『BE HAPPY 恋のやじろべえ』(タンポポ) 【新沼希空+谷本安美|バックダンサー 石井、村田、土居】 12・『Stay free & Stay tuned』 後半 ↑↑↑新沼希空卒業スッペシャルメドレー↑↑↑ 13・『アドレナリン・ダメ』 MC 石井、村田、土居 好きな花と花言葉 14・『うるわしのカメリア』 【石井泉羽、村田結生、土居楓奏】 15・『ふわり、恋時計』 【河西結心、八木栞、福田真琳、豫風瑠乃】 16・『ハナモヨウ』 【新沼希空、谷本安美、小野瑞歩、小野田紗栞、秋山眞緒】 MC メドレーの選曲について 17・【新曲】『ベイビースパイダー』 18・『雨宿りのエピローグ』 【新人3人は不在】 19・『弱さじゃないよ、恋は』 【新人3人は不在】 20・『七分咲きのつづき』 ↑これ、ほんと良い曲だ!! ■ VTR メンバーインタビュー 21・『I Need You 〜夜空の観覧車〜』 メンバーから希空ちゃんへの一言メッセージ 22・『気高く咲き誇れ!』 【山岸理子、小片リサ、新沼希空、谷本安美、岸本ゆめの、浅倉樹々】 23・『初恋サンライズ』 【6人+さにこ の9人体制 → 新人さんも合流してる?】 MC 新沼「(卒業した4人に、来てくれて…)ありがとうございます」 4人「こちらこそです♪」 岸本「うちらで時間使ってええんか?」 舞台のためリハーサルが厳しかったようで、ハケとちる理子ちゃん♪ 24・【新曲】『青春エクサバイト』 25・『涙のヒロイン降板劇』 26・『アタシリズム』 【新人3人は不在】 MC ラストスパート! 27・『Power Flower 〜今こそ一丸となれ〜』 【新人3人は不在】 28・『今夜だけ浮かれたかった』 29・『妄想だけならフリーダム』 30・『My Darling 〜Do you love me?〜』 ↓↓↓↓↓アンコール↓↓↓↓↓ 31・『私がオバさんになっても』 【新沼希空】 ↑これ、卑怯だよね!! 32・『足りないもの埋めてゆく旅』 ご挨拶と最後のメッセージ 33・『帰ろう レッツゴー!』 ↓↓↓↓↓ダブル・アンコール↓↓↓↓↓ 希空ちゃん直筆の「バイキソラーン☆」 |
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