BEYOOOOONDS 山﨑夢羽 卒業、天使の羽で明日に向かって羽ばたいて行った豊洲PIT

はじめに 自らの不明を恥じた豊洲PIT

BEYOOOOONDS の山﨑夢羽さんが、2024年6月27日、BEYOOOOONDS のライブハウスツアーの最終公演である豊洲PITで行われた『BEYOOOOONDS LIVE TOUR 2024 SPRING ~PERSOOOOONALITY「Wings of Dreams」~』をもって、BEYOOOOONDS とハロプロから卒業しました。

2016年に研修生に加入してから、およそ8年の歴史に、夢羽さんは幕を下ろしました。27日の公演が終わった直後には、いったんアップフロント系列のサイトの所属タレント一覧に掲載されましたが、7月になって、専属契約が終了したことも告げられ(参考「山﨑夢羽に関するお知らせ」)明確に次のステージに向かって夢羽さんは羽ばたいて行った形が明確にもなりましたね。

わたくしは、今般の公演で、みずからの不明を深く恥じねばならないと思った次第です。

夢羽さんが美しかったこと、夢羽さんがハロプロにしっかりとしたその歩みを刻んでいたこと、そして、新たな夢に向かって羽ばたいて行ったこと。これら、すべてのことに、この公演をもって初めて “驚かされたこと” に、深く自らの不明を恥じる次第です。

夢羽さんが美しかったこと

この豊洲PITでのライブは夢羽さんの卒業公演です。だから夢羽さんはアンコールのあとは衣装チェンジして、背中に “羽” をつけた真っ白な天使のような出で立ちで登場するわけですが… その姿というか、その姿でスクリーンに抜かれるアップの夢羽さん、ちょっとビックリするくらい美しくなかったですか。

わたくし、これまでも何度か、夢羽さんについては BEYOOOOONDS における超正統派美少女である旨、記述してきました。美少女であるからこそ、端正に整っているからこそ、かえって特徴がなくて、美男美女ほど似顔絵に苦労するというトリビアを引きつつ、だからこそ小劇団風味の BEYOOOOONDS の様々な趣向に、その都度、一番に溶け込んでいるようだとも書いたことがあります。

ですけども。
スクリーンに抜かれて、ここが自分メインの舞台だと自認して、晴れ晴れと微笑む山﨑夢羽さんの美しかったこと!

もちろんハロプロのメンバーはみんな美しいし、OG含めて、わたくしが専心して追う方々は、それこそ神々しいばかりに美しいですけど、そんなわたくし、当の自分自身に向かって、こう言いたい。「おまえ、なんで、これまで、ちゃんと見てなかったんだ!」と。

2024年6月27日の豊洲PIT公演でハロプロから飛び立った山﨑夢羽さんは、まことに美しかった

夢羽さんがハロプロにしっかりとしたその歩みを刻んでいたこと

この豊洲PITでのライブは夢羽さんの卒業公演です。この6月に卒業が相次いだことから(つばきファクトリー 新沼希空|Juice=Juice 植村あかり|アンジュルム 佐々木莉佳子)、卒業公演の会場も調整が難しくなっただろうから、何なら少し夢羽さんの卒業(とその情報公開)を遅らせても良かったのではないかと思っておりました。それでも豊洲PITでの卒業が選ばれたのは、ライブツアーの最終日という形式に拘束されたという以上に、もしかしてもしかしたら “次が決まっている” ことから、夢羽さん当人の卒業が急がれたという事情があったのかも知れないなと思っていたのです。

加えて、わたくし、OGメンバーに専心する余り(ちゃんと行っておくと、道重さゆみさん、熊井友理奈さん、小片リサさん)現役グループについては手薄になっていたという事情もあって(つばきファクトリーの現場に通っていることは秘密。モーニング娘。15期の山﨑愛生ちゃんが可愛くて腰を抜かしていることは、もっと秘密)、ぶっちゃけ、ちゃんと見ていなかったという背景もあり、上のような安易な推察に溺していた次第です。ほんまに、自らの不明を恥じたい。

この公演のメドレーは、まずもって、メドレー自体が “Thank you 2872 Days yuhane memory medley” と命名されています。およそ8年。
こうした命名それ自体が(かつての道重さゆみさんだったり、℃-ute だったりを思い浮かべながら)スタッフ側から愛された証であるとも言え、そんなふうに愛されたメンバーが、先を急ぐあまり、ラストの会場には、あんまり拘らなかった… などということが、あろうはずもなかった。

さらに、そのメドレーで披露された楽曲(セトリは後述しますね)は、BEYOOOOONDS メンバーと共演した思い出深い研修生発表会での披露曲から選ばれている(2016年9月~SINGINF!~|2018年3月~さくら~|2018年6月~にじ~|2017年9月~Go Next~)だけでなく、℃-ute ツアー(2017年春 ℃elebration)帯同時のものからセレクトされています。わたくし、2017年の ℃elebration、しっかり参加していたはず(千葉文化会館が遠かった)なのに。だから、オープニングアクトでも登場していた夢羽さんを見ていたはずなのに。

このメドレーのセレクトだけでも、山﨑夢羽さんが8年にわたってハロプロで刻んできた歴史は、軽々に扱って良いものではないと明らかです。配信のソロソングも後述するように、℃-ute の(おそらくは時期的に夢羽さんにとって印象深い)楽曲です。

夢羽さん、8年にわたって、しっかりとハロプロでの年月を刻んでいたこと、改めて卒業公演で知らしめてくれました。

新たな夢に向かって羽ばたいて行ったこと

上にも触れた通り、卒業公演が豊洲PITであることについて、夢羽さんは先を急いだのではないか、夢羽さんの意識と視線は先々に向けられているのではないかと、そう思っていた次第です。

もちろん、これからのこと、先々のこと、ハロプロを卒業してからの自分のステージについて、意識と目線が向いていることは明らかですし、それも当然かと思いますが、だからといってハロプロと今が疎かになっているというわけでは全然ありませんでした。

わたくし、ほんまに不明を恥じるのは、メンバーたちが卒業していく夢羽さんへ向けて語るメッセージの数々です。多くの、いや、ほとんどのメンバーが、夢羽さんに向けて、あたかもしめし合わせたかのように同じような趣旨のことを述べます。しめし合わせたわけじゃないのは、同じようなことを言いながらも、その表現や込められた情感が個々に異なっていることからも明らかで、かえって感動的だった次第です(個別のメモは、記事の後半に掲載しますね)。

それは、BEYOOOOONDS メンバーにあって、従来から(何なら研修生時代から)夢羽さんとの仲がファンにも周知されていたメンバーからも、あるいは、ファンにとっては意外だと思われるようなメンバーからも、そして研修生時代という蛹の時期を共有していないオーディション組の SeasoningS からも、夢羽さんへの深い感謝の言葉が告げられたメッセージでした。

それぞれにメンバーたちは、BEYOOOOONDS となってからの日々で、必ずしも前向きに頑張れないなあと思ってしまう時もあったと言います。同じようなことを複数のメンバーが語っていたので、ファンに知りえぬところで、グループとして厳しい局面があったのでしょう。もちろん、個々に辛い時期があったメンバーもあるでしょう。そして、全員が異口同音に、そんな局面でも、山﨑夢羽が明るく前だけを向いていたから、山﨑夢羽が頑張っているから、だから私も頑張れたと言います。

異口同音というなら、そんな前向きに笑顔で頑張る姿勢は、意図してそうしているわけではなく、あくまで山﨑夢羽が自然にしていて、そのように振舞えているし、周囲に影響していると、多くのメンバーが述べていたことが印象的です。辛いとき、苦しいときは、甘えさせてくれた、と。

そして、そのまま BEYOOOOONDS での日々についての感謝に続けて、多くのメンバーが、”だから、夢羽のこれからも心配していない” と述べて、これからの夢羽さんの活躍を応援している(けれど、時々は羽を休めに戻ってきてね)と続けたのでした。

BEYOOOOONDS に専心する多くのファンの方々は、それぞれに思うところがあったかとも思いますが、わたくし個人的には江口紗耶さんの乱れ方に、なんだか胸を突かれた思いです。江口さん、なんか可愛いというか… 好い奴ですよね。

同僚たるメンバーたちから、それぞれに夢羽さんとの関係性においても様々であるはずのメンバーたちから、表現や情感の入れ方こそ異なれど、同じように夢羽さんの自然な在り方から励まされていたことが述べられます。そして、それこそ一斉にと言って良いほど、これからの夢羽さんの活躍を応援しているとも。

夢羽さん自身の意識が先へ向いていて今現在が疎かになっているなら、そんなことはあり得ない道理です。わたくし、どんだけ自分の不明を恥じれば良いのか。

ほんま、すみませんでした。

BEYOOOOONDS LIVE TOUR 2024 SPRING ~PERSOOOOONALITY「Wings of Dreams」~

そんなわけで、2024年6月27日の木曜日、豊洲PIT にて、BEYOOOOONDS 山﨑夢羽さんの卒業公演が開催されました。

変に隠してもしょうがないので、正しくぶっちゃけると、2024年の6月に連続した卒業公演にあって、やはり豊洲PITは微妙かなあと思っていたんですけれど、上に述べた通り、すっかり自らの不明を恥じる次第となりました。お恥ずかしい。ほんとに、お恥ずかしい。

というわけで、まずは豊洲PIT公演の概要とセトリを下記に掲載して、その下で一回ページを切り替えますね。

BEYOOOOONDS LIVE TOUR 2024 SPRING ~PERSOOOOONALITY「Wings of Dreams」~
豊洲PIT 6月27日 開演18:00
オープニングのエフェクトもなんだか劇団風?
01・『灰toダイヤモンド』 この曲もまた惜しい
02・『フックの法則』 なかなか実験的
MC 平井さん ご挨拶 夢羽、元気??
03・『求めよ…運命の旅人算』 西田さんの超音波
04・『ハムカツ黙示録
上から降りてきたハムカツを受け取った西田さんが夢羽さんへ食べさせる 仲良しピッピ
【寸劇】小林さんのピアノをバックに… 5年前の設定、ラストの解釈をめぐって…
05・『眼鏡の男の子』 まさか、こんな展開に!
06・『元年(六年)バンジージャンプ』 いつのまにか年月が
↓↓↓ Thank you 2872 Days Medley ↓↓↓
メドレー曲を夢羽さんが担当していた懐かしい昔のVTRにのせて
07・『女の園』(ハロプロ研修生)夢羽・西田
08・『背伸び』(Juice=Juice)夢羽・江口・美波・平井・ほのぴ
09・『笑っちゃおうよ BOYFRIEND』(Berryz工房)夢羽・西田・高瀬・清野・里吉
10・『ベーグルにハム&チーズ』(℃-ute)夢羽・前ここ
11・『Memory 青春の光』(モーニング娘。)夢羽・島倉・西田・高瀬・美波
12・『ズキュンLOVE』(ミニモニ。)夢羽・島倉
↑↑↑ Thank you 2872 Days Medley ↑↑↑
13・『GIRL ZONE』 「雨ノ森 川海」として
14・『こんなハズジャナカッター』 夢羽さんの斉唱が長い!
MC 里吉さん、メドレーについて「VTRにぐっとくるよね」
15・『WORKER讃歌』 練習して来ましたか!
16・『Go City Go
17・『Hey!ビヨンダ』 美波ちゃん、円盤まわしてる??
衣装チェンジの時間稼ぎVTR:有酸素ガールズ
タイ焼きと今川焼/セッターがトス、リベロがレシーブ/ボックスを踏む/おたま没収からのカスタネット
18・『恋愛奉行』 with カスタネット
19・『涙のカスタネット』 with カスタネット
20・『ビタミンME
21・『虎視タンタ・ターン』 ほのぴピアノからのアカペライントロ
22・『夢さえ描けない夜空には』 客席と一緒に
23・『アツイ!』 江口「さみしいねーー!」
MC 前ここ「ラストナンバー!」
24・『ニッポンノD・N・A!
島倉「(夢羽が卒業して)アツイやるとき私、ギターソロ?」
西田「(夢羽が卒業して)眼鏡の男の子、私が一人三役??」
↓↓↓↓↓アンコール↓↓↓↓↓
VTR 2017年4月1日 ℃-ute ℃elebration ツアー 本番前の気合い入れシーン
25・『愛はまるで静電気』 山﨑夢羽ソロ
間奏で卒業のメッセージを(→ 下記参照)
26・『Oh!カンターレ
MC メンバーからの夢羽さんへのメッセージ(→ 下記参照)
27・『伸びしろ~Beyond the World~
↓↓↓↓↓ダブル・アンコール↓↓↓↓↓
ご挨拶、「ゆはっぴ~~~!!

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