つばきファクトリー、FCイベント “キャメリア Xmas Partyへようこそ!” で グループ全体のキャラ激変?

はじめに 過去最高のワチャワチャ感

つばきファクトリーの2018年のクリスマスイベントは、過去最大の会場に過去最高に楽しいクリスマスイベントとなりました。”キャラが薄め” という評から “お淑やかで清楚で麗しい” にいたるまで、これまで つばきファクトリーに投げかけられたイメージが嘘のように、圧倒的なワチャワチャ感でお送りされた今般のクリスマスイベントです。その楽しさをどのようにお伝えしたもんか、最初っから投稿者は困惑しているという事情を隠したままレポをスタートしましょう。流れよりも個別のエピソード重視で。

どんな風に楽しかったか、ステージのワチャワチャ感がどれほど楽しいものだったのか、それの一証左として、3回まわしの3回目公演の最後のラストに(← こう無駄に繰り返してしまうほど楽しかったわけですが)メンバーと一緒に会場全体でメリクリを斉唱したんですけど、わたくし、思った以上の声を出してしまったことをお伝えしてみます。

具体的な記述に移る前に、つばきファクトリーの過去のクリスマスイベントのレポなどを。

2015年に最初のクリスマスをお祝いしたときは、同じ会場の “大ホール” でモーニング娘。がイベントしていて、小ホール側には、演出のジングルも何もありませんでしたね。どころか、3公演目には、MCのさわやか五郎さんがいなくなってリーダーの山岸理子ちゃんが慣れぬ司会を務めたり。2016年は、つばきが300人の会場でイベントしている同じ TFT HALL の1000人の会場で℃-ute が、500人の会場で こぶしファクトリーがイベントしていましたね。

それがついに、こんな大きな会場でクリスマスイベントを実施するまでになりました。なにより、ついにイベントタイトルから「ミニミニ」が外れたことも大きいかと。

そんな「つばきファクトリーFCイベント ~キャメリア ファイッ!vol.9 キャメリア Xmas Partyへようこそ!~」は、2018年12月23日の日曜日に、よみうりランド内 “日テレらんらんホール” にて、「開場13:15/開演14:00」、「開場15:45/開演16:30」、「開場18:15/開演19:00」の3回まわしで開催されます。

当日は微妙に雨模様のお天気で、物販ブース前では雨に濡れちゃうので、入場列ができる前から “らんらんホール” 前で雨宿りしていたら、リハーサルの音が聞えて来ちゃいます。3回まわしのイベントなのに、ミニライブだけは4回分鑑賞できたような気分です。聴こえてきていたリハーサルは、こんな楽曲が。

  • 王子様と雪の夜(タンポポ)
  • わ~MERRYピンXmas!(モーニング娘。)
  • ぴったりしたいX’mas!(プッチモニ)

キャメリア ファイッ!vol.9 キャメリア Xmas Partyへようこそ!

入場して開演を待つあいだ、なにやらメンバー降臨がありそうな警備体制があったりして(通路にはみ出てる荷物を非常に神経質に注意する・着ぐるみのスタッフが女性スタッフを連れて客席の通路を巡回リハーサルしてる…など)期待感も盛り上がる開演前。

いざイベントがスタートしてみると、メンバーたちがステージから登場するも、お菓子をばらまきながら客席巡回していきます。投稿者は全部の公演で下手側の席次だったので、下手側から降臨する先頭にいた新沼希空ちゃんを常にガン見したりなど。

MCは上々軍団から、さわやか五郎さんが出張ってくれます。すっぽりトナカイの着ぐるみで(← 後々、いろいろとネタになる着ぐるみだったり)。

オープニングトークのあれこれ

オープニングから、クリスマスの思い出だったり過去にもらったプレゼントの話題だったりと、さわやか五郎さんから振られる話題に対して、なんだか “食らいつく” ような感じで全員が前に出る つばきファクトリーの9人

おおよその概略をまとめていますが、これにしてもテキストに落着させるには線形のシークエンスにまとめないといけない制約があってのことで、このように整理してあるかのようですが、実際の現場は、交通整理もできないくらい全員が前に出てワチャついておりました

オープニング 1公演目
谷本安美 最年少の秋山眞緒ちゃんが、まだサンタを信じているという設定から「あれ?まおぴんってまだサンタさんを」と言いかけて、慌てて口をつぐむ
まおぴんに対しては設定だったけれど、客席に小さなお子様がいることに気づいて、急に慌て出すメンバーたち
浅倉樹々 過去のプレゼント経験として、ゲーム機をもらってすぐ洗って壊したエピソードを披露。
浅倉「なんだかわからないけど、当時、わたし、潔癖だったんですよ」と。(↓下記参照)
オープニング 2公演目
山岸理子 「過去のプレゼント」という話題で理子ちゃん、シルバニア?か何かについて言おうとして商品名を隠すため、懸命に「ネコとかネズミとか、いるやつ」などと、まったくわからぬ説明を
オープニング 3公演目
浅倉樹々 3回目公演前に楽屋でプレゼント交換をしたというメンバーたち
岸本さんからのプレゼントが当たった樹々ちゃん、もらった靴下の柄について述べようとするも、ルービックキューブが言えない(↓下記参照)
山岸理子 20歳を迎えて、成人式の振り袖を決めたという小片さん
そんな小片さんにメンバーたちは「まだ小片は20歳ってわかるけど…」とコメントし初めて表情を変える山岸理子ちゃん(↓下記参照)

概要としては、こんなところなんですが、このオープニングトークについては、チバーズの二人(山岸理子、浅倉樹々)に、いろいろと災難が降りかかっていたことが印象的でした。

馬鹿にされてムッとする樹々ちゃん
プレゼントされたゲーム機を洗って壊してしまって叱られたエピソードを披露した樹々ちゃんは、それに対して岸本さんから「アホやな」と突っ込まれ、微妙にムッとしてました。
これは1公演目のオープニングでのことだったんですけど、1公演目にあっては、全体を通じて樹々ちゃんには厳しい展開が待っていました(後述)。
ナチュラルにフォローされる樹々ちゃん
3回目公演の前、楽屋でプレゼント交換をしていたという つばきメンバーたち(「ちゃんと持ってきましたよ」と抗弁してる小片さんが面白かったり)
岸本さんからの靴下のプレゼントが当たったという樹々ちゃんですが、その靴下の柄である “ルービックキューブ” が言えない(わからない)で困っています。と、ごくナチュラルに、樹々ちゃんが困ってると察したメンバーたちによって「ルービックキューブ」ってフォローが入ったりして、たいへん和む場面に。
顔色を変える理子ちゃん
20歳になったメンバーについての話題で、もう成人式の振袖も決めたと嬉しそうな小片さんから話題が流れて、「小片は20歳らしいけど、理子ちゃんは赤ちゃんみたいだから20歳に見えない」的な発言が(主に谷本安美ちゃん方面から)出まして、一瞬顔色を変える(ってか、そんな方面から突っ込まれてビックリしていた)理子ちゃん。

今年2018年はどんな年だったトーク

上述のオープニングを終えてからイベントはメイン企画の『冬の3番勝負』へと進行するんですけど、そちらは(メインであるからには)後述するとして、そのメインイベントを経てミニライブへ向う途中で、改めて “2018年はどんな年だったかを振り返る” テーマトークのパートが差し挟まれます。

これまた全員が全員、前のめりになるワチャワチャ感が継続しておりまして、これもメモのすべては記載できないことから概要のみのお知らせってことで。まとめに「から」とあるのは、その人の発言が元にはなってるけれど、そこから展開して、またも全員が前に出てきたってことを示していたりします。

1公演目 2018年どんな年?
山岸理子から 「ライブツアーができたから、全国の、いろんなところに行けたのが嬉しかった」
→ 小野田紗栞「地元公演で凱旋ができて嬉しかった」→ 小片「誕生日の前日にライブがあって、おめでとうと言ってもらえて嬉しかった」
谷本安美から 「時が過ぎるのが早かった」
さわやか五郎さんに急に指名されてビックリしたのか、返事が上ずってしまう安美ちゃん。それが面白く、五郎さんに指名を繰り返されて、2回目からは自分の変な返事をナゾってボケてくれる安美ちゃんです。
次に指名された秋山まおぴんが、ボケを上乗せして、敢えて変な高音で返事したりして
秋山眞緒から たくさんの初めてがあった一年だった。特に水着のグラビア
水着のフィッティングについて谷本安美が恐かったと(↓下記参照)
UTBの水着グラビアの撮影中、全員の着替えの間、水着のフィッティングルームにずっといたという谷本安美。(↓下記参照)
雑誌の連載へ話は転がり、小片リサ「下着?」と “口をすべらせる” (↓下記参照)
2公演目 2018年どんな年?
新沼希空 充実してた一年だった。とくにアニメの主題歌に抜擢されたことが嬉しかった。
浅倉樹々から 髪をばっさり切りました。最近は慣れて、お風呂の時とか超楽!
からの、やってみたい髪型へ話は流れて → 岸本「ウルフ」、秋山「ぼうず」
秋山「ぼうずやったら夏が楽そう」→ 五郎「髪の毛がない分、かえって夏はキツイ」
小野瑞歩から KOBOのホールライブが良かった。2会場4公演しかできなかたけど(ステージからの)景色がすばらしかった。
そこからライブツアーの話へ転がって「全国言ったけど、仙台で牛タン食べられなかった」とか
3公演目 2018年どんな年?
小片リサ ファーストアルバムが出せたのが印象に残ってる
岸本ゆめのから オシャレになりました、私♪
小片「ちがうんですよ、これまでは自分で服を選んでたのに最近は店員さんに聴いてるからで、それは、きしもんがオシャレになったんじゃない」
そこから今年はどんなことが成長したの?という話題に流れて、大成長したのは「チャリコハ愛」だと言い張る浅倉樹々(↓下記参照)
小野田紗栞から チェキ会で、ハロウィンの仮装をしてた時、楽屋でも地味ハロウィン仮装をやっていた
山岸理子は、遊園地に行く小学生の仮装をしてきて、それが全然地味じゃなかったらしい
怖がられる谷本安美
UTBの水着グラビアの撮影の際、水着のフィッティングルームに、全員の着替えの間中、ずっといたという谷本安美。
本人曰く「こんな機会は貴重だし、見たかったんだもん!」とのことですけど、スタイリストさんでもないのに助手風に手伝ってるフリをしていたというから(「手伝ってる風にしてればバレないと思った」と安美ちゃん)、絶対に見てただけではないわけで、秋山眞緒ちゃんの証言「怖い」を重く受け止めるべきかと。
下着と “口を滑らせた” 小片リサ
そんな安美ちゃんの話題から、雑誌グラビアの つばき連載に展開して「わたしがトップバッターだったんですよ」と前にでるも、妄想彼女としてパートナーの帰宅を待つイメージグラビアで料理や風呂掃除に勤しむ様子を撮影された小片さん、”部屋着” とすべきところを、うっかり “下着” と口走ります(すぐに「部屋着」と訂正してましたけど)。
小片さん、あれ、下着のつもりだったんですね。
成長していたチャリコハ愛
岸本さんのファッションセンスが成長している(のではないと小片さんにネタ潰しされた)話題から展開して、”この2018年で、みんな、どんなところが成長しましたか?” と質問する MC 五郎さんに対して、いきなり率先して、チャンリコハ愛が成長したと、すごい勢いで前に出る樹々ちゃん。「もう、好きで好きでたまらないんです」と、もうメンバーにもネタにされてることを自覚しないではあるまいに、こう前に出てこられても、ちょっと困りますよね、可愛くて。

おかしいところはどーこだ?冬のキャメリア3番勝負

今般のメインイベントは『キャメリア冬の3番勝負』です。各公演、9人のメンバーが2つのチームに分かれて、3つのゲームで競います。勝者には、公演ごとにそれぞれご褒美があり、敗者には罰ゲームというのはお馴染みのところ。罰ゲームは3公演共通で、”チームの足を引っ張っていたメンバーがセクシーに懺悔” というもの。毎度、負けたチームから誰か生贄が選ばれるという趣向です。

勝敗を決するポイントは、3つのゲームによるものだけではなく、それぞれに準備された “おかしなところ” を指摘することでも稼げる仕様になっていて、ゲームの得点と “おかしなところ” を見抜いた数が争われます。…って、この『キャメリア冬の3番勝負』こそ、流れを線形に追えない(=直線的なシークエンスで文字列に変換できない=レポできない)全員が前に出て来て同時に複数の事件があちこちで起こってる怒涛のワチャワチャが最高潮だったパートで、実に楽しかったんですけど、みなさんにちゃんとお伝えできるか自信が皆無だったりして(申し訳ない)。

とりあえず各公演で競われた3番勝負は次のとおり。

1回目公演3番勝負 2回目公演3番勝負 3回目公演3番勝負
ジェスチャーゲーム ハロプロ ダンスでドン 山手線ゲーム
ぴったりアンサー 高級なのはどっち セレブチェック バルーン割り競争
あっち向いてホイ対決 叩いてかぶってジャンケンポン アームレスリング

1回目公演3番勝負 樹々ちゃんの受難

1回目3番勝負
チーム分け
Aチーム
山岸理子、谷本安美、岸本ゆめの、小野田紗栞
Bチーム
小片リサ、新沼希空、浅倉樹々、小野瑞歩、秋山眞緒
3番勝負
  1. ジェスチャーゲーム
  2. ぴったりアンサー
  3. あっち向いてホイ対決

ゼスチャーゲームで意気込む小片リサ
ゲーム開始の意気込みを聞かれて「こっちにはゼスチャーゲームの女王、秋山眞緒がいますから」と、軽くひとボケ。このボケは、3公演とも引き続き小片さんによって繰り返されて(繰り返されること自体に、小片さんの “私、今、ふざけてますよ” 的な押し出しが面白かったんですけど)これが2公演目に仕掛けられたドッキリと微妙な相乗効果を発揮することになります。(後述)
すっかり楽屋のノリ?山岸理子
理子ちゃん、ゼスチャーゲームで回答がわかっても、チーム内で「あ、わかった、はいはい」とか言っておきながら、ゲームに参加する形では答えを言わなかったりします。
総じて、ちゃんと回答者ないし出題者としてゲームに参加してるというよりは、楽屋でメンバーと騒いでいるような雰囲気のまんま、自由にステージ上を遊弋している理子ちゃんです。だって、1公演目の終わりのご挨拶では、メンバーの整列が登場時と逆の並びになってたんですけど、自分の位置を見失って彷徨ってましたからね、理子ちゃん。
ジェスチャーゲームの顛末と “おかしなところ”
ゼスチャーゲーム自体はAチームの勝ちで終了。
ゼスチャーのお題にスペイン語が表示されたところ(岸本さんの家のお風呂のドアが壊れたままだという意味らしい)や、後攻チームのジェスチャーと回答の立て看板の距離が近かったことが、公式に設定された “おかしなところ” であったという落着です。
“おかしなところ” で樹々ちゃん受難その1
この “おかしなところ” を指摘するのが、これまた楽しい場面となったわけですが、五郎さんの着ぐるみ(トナカイ)やスタッフさんの着ぐるみ(さる)の自然に乱れたところに(「違う」って言ってんのに)全公演にわたって拘り続けたりと、全員が前に出る勢いも激しめなパートとなりました。
で、ここで秋山さんが、このゲームの “おかしなところ” を指摘するにあたって「樹々ちゃんの答え」と言い出して、当然のように、浅倉樹々さんはムッとします。
もう、ムッとする樹々ちゃんって、つばきファクトリーの定番となりつつあるのかなと。可愛くて。
ぴったりアンサーの顛末と “おかしなところ”
「ぴったりアンサー」は、出される二択のお題に対して、チーム内で答えを合わせるゲーム。
メンバーに裏表で赤と緑のボードが渡されますが、新沼希空ちゃんが手にとったボードが異様にでかくて、これがこのゲームにおける “おかしなところ” であることは明白で、ゲーム終わりに答える時のためにと、(でっかいボードを手にした)希空ちゃんを相手チームから隠そうとしてる小片さんや秋山さんが(無駄な努力込みで)面白くて。
ゲーム自体はAチームの勝ちで決着。
岸本さんを真似してる樹々ちゃん
二択のお題に「海に向かって叫ぶのは?A:ばかやろー/B:ありがとう」ってものがありまして。これに唯一「ありがとう」を選んだ秋山眞緒さん、もちろん可愛く実演させられるわけですが、その際「うちは、ばかやろーなんて汚い言葉は言わへんから」と。そんな秋山さんのつぶやきを拾って、岸本ゆめのさんが「うせやん(嘘でしょ)」とボソっと突っ込みます。
そんな岸本さんの軽い突っ込みを横で見ていた浅倉樹々ちゃん、マイクに載せないで、そっと きしもんの真似をして「うせやん」とか言ってます。…って、樹々ちゃん、なんでだか、きしもんの真似してること多いですよね。
あっち向いてホイの顛末と “おかしなところ”
これは、2015年のクリスマス会でも登場した、大きなウレタン製の指を装着しての、あっち向いてホイとなります。先に3勝したほうの勝利。
対決の結果は、以下のとおり。

岸本VS樹々 樹々ちゃん勝利
谷本VS秋山 秋山勝利
理子VS小片 小片勝利
紗栞VS希空 一瞬で希空ちゃんの勝ち
谷本VS秋山の勝負に「楽屋でもよく戦ってますからね」とのコメントが出たり、”さいしょはグー” がうまくできない秋山まおぴんだったり、明らかにフライングしてるのに、なのに負けてる理子ちゃんだったりと、これだけでも名場面が頻出したわけですけれども。
おかしなところは、ゲーム開始時のゲームタイトルのタイトルバックに、おかしな表情でジャンプしてる秋山さんの写真が映し出されたことと、ゲーム中にMC五郎さんがメンバーを変なあだ名で呼ぶところ(「りこ~りこ」など)。
樹々ちゃん受難その2
あっち向いてホイ対決では、岸本さんを向こうに回して見事に勝利した樹々ちゃんですが、ゲーム開始のタイミングで、メンバーたちから「樹々ちゃんになら誰でも勝てる」とか言われて、さすがにムッとするだけじゃなくて、「何それ!」と明らかにご立腹だった樹々ちゃんでした。
樹々ちゃん受難その3
罰ゲームの “チームの足を引っ張っていたメンバーがセクシーに懺悔” ですが、あっち向いてホイで勝利したにも関わらず、樹々ちゃんが “チームの足を引っ張っていた” と認定されてしまいます。
ところが、どうやら「懺悔」がわからなかったらしい樹々ちゃん、懺悔するんじゃなくて、ツアーで訪れた北海道で食べたと思しきザンギを食べる真似をセクシーにやっちゃいます。
結局、この1公演目中は、樹々ちゃん、自分が何をどう間違ったのか、ついにわからないままで、2公演目になってようやく(楽屋でメンバーに指摘されたらしい)苦笑い。まったく、困りますよね、可愛くて。

2回目公演3番勝負 しかけられたドッキリ

2公演目には、入場時に「ご協力お願いします」とのスタッフさんのお願いを伴って、次のような内容が書かれたペラが配布されます。

  1. 小野瑞歩の「意気込み」にお客さんが大爆笑
    キャメリア冬の3番勝負の第一ゲームで、メンバーが一人ずつ意気込みを言うので小野の番になったら大爆笑をお願いします。
  2. お客さんが持っている「谷本安美」グッズの字が間違ってる
    客席から一名の方に、名前が間違ってる応援グッズをお渡しするので、キャメリア冬の3番勝負の第一ゲームの時に谷本の目に付くように持ってください。
  3. 岸本ゆめのの一発ギャグにお客さんがノーリアクション
    キャメリア冬の3番勝負の第三ゲームで岸本が意気込みを言う時に一発ギャグを披露します。何を見てもシーンとしてください。
2回目3番勝負
チーム分け
Aチーム
山岸理子、新沼希空、小野瑞歩、小野田紗栞
Bチーム
小片リサ、谷本安美、岸本ゆめの、浅倉樹々、秋山眞緒
3番勝負
  1. ハロプロ ダンスでドン
  2. 高級なのはどっち セレブチェック
  3. 叩いてかぶってジャンケンポン

被せる小片に、瑞歩ちゃんへの第一ドッキリ
ゲーム開始の意気込みを聞かれて「こっちにはダンスの女王と言われている秋山が」と、1公演目のネタにかぶせる小片さん。
ところが、仕掛けられたドッキリとして、ここで[小野瑞歩の「意気込み」にお客さんが大爆笑]ってのがあったので、上の小片さんのひとボケにすでに大爆笑してしまっていた客席のファンは、ここでしっかり仕掛けを利かさなきゃいけないため、瑞歩さんの発言に、ちょっとどうかと思うくらいの大きな爆笑を返さなきゃいけなくなっていて、その大音響ぶりに、瑞歩さんも目を白黒させる…どころか、うっすら “おかしなところ” としてネタがバレ気味だったり。
ハロプロダンスでドンの顛末と “おかしなところ”
「ハロプロダンスでドン」は、いわばジェスチャーゲームのハロプロ楽曲版で、曲タイトルをダンスだけで伝えるゲーム。
ダンスで伝えるって言われてるのにちょっと歌っちゃう希空ちゃんだったり、Juice の『地団駄ダンス』で、地団駄を踏むってことが延々思いつかず困りきっていた秋山眞緒ちゃんなど、やはり名場面が量産されました。
勝負自体は、”6対2” で Aチームの勝利。
おかしなところは、事前に仕込まれた瑞歩ちゃんへのドッキリと、客席の谷本さん応援グッズ。
メンバーから指摘された「お水がない」のは、ガチのスタッフのミスだった模様。なお、誤字のある応援グッズで谷本さんを応援していた最前列のお客さんがライトオレンジのペンライトを掲げていたようで、やはり前に出て喜ぶ小片さんも目にすることができました。
高級なのはどっち セレブチェックの顛末と “おかしなところ”
「高級なのはどっち セレブチェック」は、用意された食材に一種類だけ超高級品が混じっていて、これを試食して当てられるかどうかを競うゲーム。その対決の顛末は次のとおり。
希空VS岸本ハム3種 両者正解
紗栞VS小片バームクーヘン 食い過ぎる2人 両方NG
バームクーヘンを、他のメンバーも「たべた~い」とか言ってるのに、バクバク食いまくって、ゲームの趣旨から外れるどころか、一片も残さず食いまくった小片さんと小野田さおりんですが、お口いっぱいに頬張ってもぐもぐしてる小片さんと さおりん が、異様に可愛かったことは、こりゃレポに書くまでもないですかね。
おかしなところは、口直しのお水が超高級品だったってことなんですが、さっきのゲームで誤字のある谷本さん応援グッズを持っていた最前のお客さんがパープルのペンライトを掲げていて、それを指摘するメンバーあり、それに喜ぶ谷本さんありと、ほんとに名場面ありすぎのイベントだったという次第です。
岸本意気込みドッキリ
上に記載のとおり[岸本ゆめのの一発ギャグにお客さんがノーリアクション]ドッキリも順調に仕掛けられ、岸本さんが何を言おうとも一切ノーリアクションの客席に、一瞬、岸本さんも若干顔色を変えるんですけど、そこで(ドッキリとは知らない)小片さんが実にナイスなフォローを入れます(これがドッキリでなかったとしたならば)。
岸本さんのギャグに静まり返る客席を受けて、小片さん曰く「だって、そもそも面白くないし」と。この小片さんのツッコミを受けてようやく「ほんま心折れるわー」とリアクションできた岸本さんでした。
叩いてかぶってジャンケンポンの顛末と “おかしなところ”
説明不要な超メジャーゲーム、その対決の顛末は次のとおり。
山岸VS樹々樹々ちゃん勝利
希空VS秋山希空ちゃん圧勝
瑞歩VS谷本めずらしく谷本勝利
紗栞VS小片さおりん勝利
紗栞VS岸本白熱するも、さおりん勝利
自分の対決前に、ここでももう一発ギャグを放ってやはり無反応な客席に、岸本さん一言「覚えとけよ」と。おかしなところの指摘にも、岸本さん「誰も私のギャグに笑ってへん」と言うも、メンバーみんな小片さんを踏襲して「それは、きしもんが面白くないから」といった態度を貫き、岸本さんは「なんでそんな意外な顔してん?」とメンバーに詰め寄る場面も。
総合では「6対2」でAチームの勝利なんですが、Bチームの点数をBチームメンバー自身が確認しにいくところがあって、秋山まおぴん曰く「58点」と。MC五郎さんが小片さんに確認役をチェンジすると、小片さんも「58点ですよ?」と。そんなキャラだっけ?と困った五郎さん、真面目な樹々ちゃんなら、ちゃんと点数を読み上げてくれるだろうと、再度、樹々ちゃんを指名するも、樹々ちゃんは「え~っと、60点?」と流れに乗っかります。
罰ゲームの岸本ゆめのさん
罰ゲームの “チームの足を引っ張っていたメンバーがセクシーに懺悔”、2回目公演での認定は岸本ゆめのさん。
で、岸本さんなりにセクシーな懺悔を展開するわけですが、ここでも先の一発ギャグに対して仕組まれたドッキリが解除されていないものと誤解した(ないし、迷った結果、どう対応していいかわからなかった)客席により、岸本さんへのノーリアクションが継続しちゃいます。
この岸本さんのセクシー懺悔へのノーリアクションについて、メンバーおよび五郎さん曰く「今のは素のリアクションです」。

3回目公演3番勝負 ワチャワチャ感も最高潮

3回目3番勝負
チーム分け
Aチーム
新沼希空、谷本安美、小野瑞歩、秋山眞緒
Bチーム
山岸理子、小片リサ、岸本ゆめの、浅倉樹々、小野田紗栞
3番勝負
  1. 山手線ゲーム
  2. バルーン割り競争
  3. アームレスリング
マネージャーさんからの突然のクレーム
3回目の公演中、小片リサさんと小野瑞歩さんへマネージャーさんからのクレームが入ります。
それは、この公演での “おかしなところ” として仕掛けられたものであったわけですが、クレームの内容がファンにとって “我が意を得たり” すぎて。小片さんには「ほんとは甘えたがりなのにクールを気取らないように」、小野瑞歩さんへは「よくわからないタイミングで泣かないで」とのこと。
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山手線ゲームの顛末など
冒頭の意気込みは、これまでの公演を踏襲して小片さん「頭の回転クィーンの岸本が、こっちにはいますから」と述べると、向こうを張って小野瑞歩さんは「頭の回転女王、新沼希空が」と言いかけて、こんどは小片さんが瑞歩さんへ「同じこと言ってるんですけど」とクレームに及びます。
ゲーム自体は「赤いもの→ご飯のお供→つばきの楽曲→国の名前→冬といえば→なべの名称→ハロメン名前」とお題が続いて、言えなくなったメンバーが脱落していき、なんと「ハロメンの名前」で小片さんが言葉に詰まって、結果、Aチームの勝ち。
“おかしなところ” は、上述のマネージャーさんのクレームの他、”つばきの楽曲を裏で男性スタッフが歌っていた” という異常に難易度が高いもの。…って、これに限らず、つばきイベントではスタッフさんが積極的に企画に絡んでくることが多く、こんなところでも、つばきファクトリーはスタッフさんに愛されているってことが垣間見えたりします。
バルーン割り競争の顛末など
かつて風船を怖がっていたのは小片さんだったでしょうか。今般、たくさん風船を割った方が勝ちってゲームで、前半と後半でメンバーを分けて対戦しようとしたところ、前半戦だけで用意した風船がなくなってしまうという展開に。
これは、風船の割り方を指定していなかったことによるもので、荒ぶる希空ちゃんが、風船を準備してある大きな囲いの中に入り込んじゃって、どっかんどっかん足踏みして、風船をばんばん踏みつけて割ってしまっていて、それに続けとばかり、同じく荒ぶる岸本さんや樹々ちゃんまでもが、思い思いに激しく風船を始末していったという次第。前半戦だけで風船が割り切られてしまったので、後半戦と(謎の)延長戦においてはエアでバルーン割りをする始末となりました。
MC五郎さん曰く「つばきはアイドルなのに」と。
“おかしなところ” は、ゲーム中のMCが一瞬、さわやか五郎さんじゃなくなって警備のスタッフさんと入れ替わっていたところと、割られる風船の一部に五郎さんの写真が貼られていたところ。風船に貼られていた五郎さんシールを、自分の衣装にくっつけて、「私の衣装だけアクセサリーが増えてる」と、”おかしなところ” 申請をした小片さんがお茶目だったことを特筆したいところです。
アームレスリングの顛末など
説明不要な対決の詳細は、以下のとおり。
希空VS岸本岸本勝利も、意外に善戦する希空
谷本VS理子これ、どっちが勝ったっけ?(すいません)
瑞歩VS紗栞余裕の さおりん勝利
理子ちゃんが対決に臨まんとする、その背後から、小野田さおりん「理子ちゃん足開きなさい(ふんばるためにね)」とか言ってて、ほんとに名場面が、あまりに頻出でメモがまったく追いつかぬほど。
“おかしなところ” は、対決する者を選ぶ抽選BOXに仕込まれていた箱の中のスライムと、実はこの3回目公演での6ヶ所の “おかしなところ” を本当は全部知っていた小野瑞歩さん、という2点。
クレーム通り(?)な小野瑞歩
罰ゲームの “チームの足を引っ張っていたメンバーがセクシーに懺悔” は、知っていたなら、ちゃんと答えればチームの勝利に貢献できたはずなのにスタッフさんの言うとおりにお芝居を健気にも続けた瑞歩さんが指名されちゃって、すこし切ない展開ともなりました。
ってか、そんな小野瑞歩さんの罰ゲームの様子を見ていて思うのは、つばきファクトリーは9人が9人とも愛らしすぎて困りますってこと。可愛すぎますよね。

そりゃ、9人が9人とも、前に出るのも納得です。

それでも清楚で麗しいミニライブ

そんな全員で前に出る “とっちらかり感” も激しい3番勝負企画や2018年振り返りトークを終えて、ミニライブへと差し掛かるや、やっぱり麗しい透明感を蘇らせるのが、つばきファクトリー。ほんと、素晴らしいです。

  1. 聖なる鐘がひびく夜(タンポポ)
    by 岸本ゆめの、浅倉樹々、小野瑞歩
  2. 王子様と雪の夜(タンポポ)
    by 山岸理子、新沼希空、小野田紗栞、秋山眞緒
  3. わ~MERRYピンXmas!(モーニング娘。)
    by 小片リサ、谷本安美
  4. ぴったりしたいX’mas!(プッチモニ)全員

つばきオリジナルを一切封じて、ハロプロのクリスマスソングのカバー押しで攻めてきた今般のミニライブ、『聖なる鐘がひびく夜』なんて、一番最初のクリスマスイベントからの進歩が如実で、うっかり目から謎の体液が。

それぞれ、メンバーが3人、4人、2人と分かれて歌う趣向も素晴らしかったんですけれど、『わ~MERRYピンXmas!』のアウトロで、谷本さんと小片さんが楽曲を締めにかかっているところで、他のメンバーが「わ~~」って出てくるところ、ほんとに見ていて心が洗われる場面でした。

*****

少しずつ会場のグレードをアップさせてきて、ついに今年は、モーニング娘。やアンジュルムと同じ会場で3回まわしのクリスマスイベントが実現しました。過去最高に楽しく、それこそ、あの自由奔放な Berryz工房を彷彿させるような激しいイベントでありながら、ミニライブで改めて確認させてくれた麗しく透明な愛らしさに、いよいよここへ来て、つばきファクトリーは(おそらくは つばきそのものを企画したエライ人の思惑をも超えて)ハロプロを代表すると言っても過言ではないほどの、楽しく・自由な・ワチャワチャした・麗しい・透き通った、得難いユニットへと成長しているようです。

2019年も、つばきファクトリーからは目が離せません。
…が、その前にカウントダウンでの つばきファクトリーの様子も、できれば、ご報告できればと思っております。

(文=kogonil)

エンタメアライブでは、皆様からの投稿を募集しています。
詳しくはこちらを御覧ください『寄稿について

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