■ あの洞窟めぐりの会場でのエイサー観光
少しだけ移動して、4年前の Berryz工房ラストのファンクラブ沖縄ツアーで、洞窟巡りをした会場(「おきなわワールド 文化王国・玉泉洞」)で、エイサー観覧です。貸切ではないから自由に着席してくださいね、場合によっては立ち見になるかも、とのアナウンスがあって、すり鉢状の観覧席のどこに位置取れば良いか、茉麻と熊井ちゃんがどこに座るかを推測しながら激しい駆け引きが展開されたとか。
エイサーの公演を観覧しながら、もちろん同時に、美しい “くまぁず” の横顔もまた堪能していた私たちですが、まだエイサーが始まってないのに、若干、頭を屈めて入ってくる熊井ちゃんだったり、泣いちゃった赤ちゃんの方を思わず見ちゃう茉麻だったり、やっぱり見ていて嬉しい場面がたくさんありました。
■ ものつくり体験 紅型
ものつくり体験は、同じ「おきなわワールド」内で場所を移しての 紅型(びんがた)体験です。この紅型が、どういうものであるのかはリンク先を参照して下さい。これが、帰宅後の作業を必要としていて、従って、今回に限ってはお家に帰るまでではなく、一週間後までがファンクラブツアーとなった次第。
茉麻の失敗をやり玉にあげて、ここでも勝ち誇る熊井ちゃんを見ていて、茉麻って懐が深いなとも思ったし、熊井ちゃんはホントに茉麻が好きなんだなって思いましたよ。
ものつくり体験の最後には、各自の紅型の製作途上の布に、”くまぁず” の2人が今ツアーのロゴのスタンプを押してくれるというサービスまでありまして(もちろん、その際、軽く一言お話しできるという♪)。
■ 移動中のDVD第四弾と思い出の地
体験イベント会場から国際通りへと移動して、ライブまでの間がフリータイム。観光しつつ、ここで夕飯も各自すませるようにと。
この移動中の車内DVD第四弾は、オーディション時からの “くまぁず” の写真スライドショーで、いろいろと心の柔らかい部分を刺激された後ですから、国際通りの “放牧” も、4年前を思い出して極上のコンテンツとなっていたりします。
物作り体験会場から国際通りに移動が完了してフリータイムに入る前に、 “ライブ会場はここですから時間になったら集合ね” といったお知らせを受け取ってからの放牧になります。…が、これも4年前の “国際通りでの放牧からのカラオケイベント(ベリメンがカラオケしている様子を堪能するイベント:夜イベントBKパーティー)会場に近接していて。(同じ会場ではなかったとは思うんだけど、激しく自信なし)
といいますか、全編通じて、今般のファンクラブツアーは、それはそれは楽しくて、茉麻も熊井ちゃんも実に美しかった一方で、4年前を思い出させる場所やイベントが多くて、それこそ “どんな感情でいれば良いのか” わからなかったところです。いや、別に泣いてませんけどね。
泣いたのは、スッペシャルライブでのことですから、国際通りでは泣いてませんから。
ベリヲタ冥利に尽きる、この日限りのスッペシャルライブ ~蘇った大コール~
そんな流れで臨む、”くまぁず” 沖縄ファンクラブツアー限定スッペシャルライブのセットリストがこちらになります。
この日限りのスッペシャルライブ セトリ |
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01.ピリリと行こう! 02.恋はひっぱりだこ 03.マジ グッドチャンス サマー 04.夏わかめ 05.パッション E-CHA E-CHA 06.シャイニングパワー 07.本気ボンバー!! 08.すっちゃかめっちゃか~ ↓↓↓アンコール↓↓↓ 09.グランドでも廊下でも目立つ君 10.一丁目ロック! |
このスッペシャルライブ、実にベリヲタ冥利に尽きる、素晴らしいものとなりました。どのように素晴らしかったかは、基本、文字ではお伝えできない “体験の実相” に属するものではありますが、投稿者にとって響いた点をいくつか挙げてみます。…が、まずは先に琴線触れられピンチな部分以外の印象的だったところを個別に。
■ スッペシャルライブあれこれ
- ★プロフェッショナルのアンコール衣装
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“くまぁず” の2人は、2014年秋ツアー、Berryz工房のラストのホールツアーとなった『Professional』での、アンコール衣装で登場です(清楚な薄い色合いのワンピース風にスカートの裾近辺に花があしらわれている:DVD Magazine Vol.41 BOX の、熊井ちゃんと雅ちゃんのペアのDVDで、イラストを描いてた衣装といったらご理解いただける方もいらっしゃるかな?)。
綺麗な状態で残ってたから着れるうちに着ておこう…みたいなことを “くまぁず” は話してくれて、だから、この衣装のチョイスには、そんな重い意味はない可能性だってあるけれど…やっぱり響きますよね。 - ★フリ起し
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久しぶりに演る楽曲が多いから、ダンスを思い出すべく、昔のVTRを見ていたとのこと。
こういうのは、メンバーのお話を聴いてる限り、しっかり日程がアサインされて “お仕事” として予定が入るわけじゃなく(とりわけ、こうしたOGの個別のファンクラブツアーなんかでは)メンバーが個人的に “あたりまえにやるべきこと” として、プライベートを削って準備しているようですね(あくまで印象ですけど)。
その「昔のVTRを見ていた」ってことを、トークとして全面的に展開してはくれなかったけど、そう言いながら、茉麻と熊井ちゃんがステージ上で意味ありげにアイコンタクトしているのは、やっぱり嬉しい場面でありました。
まあ、茉麻と熊井ちゃんのことだから、こちらが「意味ありげ」と見ても、実際には意味はなかったりするのかもしれませんが。 - ★照明近い熊井ちゃん
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それでなくとも汗っかきな熊井ちゃん、ライブハウスだからステージ上の照明が近くて熱いんだとか。
もはや、どんな場合であっても、必ず鉄板ネタとして身長の話題に触れないでは済まさぬ熊井友理奈さんでした。 - ★楽曲カバーについて
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懐かしい楽曲をたくさん歌ってくれた今般のスッペシャルライブ、”くまぁず” 本人たちにとっても、それなりに思い入れが大きかったようで、自分たちの楽曲についても話題は展開します。
曰く、”ハロコンでも、後輩たちが Berryz曲をカバーしてくれるし、後輩たちのイベントでも、私たちの曲をチョイスしてくれる。そうやって歌い継いでいくのがハロプロだし、後輩たちが私たちの曲を歌ってくれるのは、本当に嬉しい。嬉しいんだけど…やっぱり私たちが歌うのが皆さんも嬉しいでしょ?” と。…と、レポにあたって趣旨をこちらで構成してみましたが、以下、実際の発話も併記してみたりして。
茉麻「(後輩たちのカバーは)やっぱ、ちげーな」 - ★えんじょーい まあさーー(??)
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熊井ちゃんが客席を煽って謎の掛け声を。いや、なんで急に茉麻の名前を叫ばせようとしたのかについて、熊井ちゃんご本人の述べるところによれば、以下。
曰く “「おつかれさまあさ」って、もちろんわかってるけど、それはライブが終わった後のコールなんでしょ?お疲れ様、なんだから。だから、ライブ中のコールじゃないって思ったの。でも、エンジョーーイは私のコールだし、茉麻のコールもなきゃいけないからって思って…” と。
ベリ現場のファンのコールのあれこれについて、メンバー側にも、しっかり認識があることが知れて、嬉しい場面でした。 - ★つんく♂は変態
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というわけで、フリ起こしのためにも昔のVTRなんかを見て、自分たちも久しぶりに(そして大人になって改めて)Berryz楽曲に込められた意味を確かめることができた…という趣旨の発言ですが、以下、やはり実際の発話も併記してみたりして。
茉麻「つんく♂さん、変態なんだから。もちろん良い意味で」
■ 個人的にベリヲタ冥利に尽きたこと
- ★往年の大コール
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これ、セトリのラストにある『一丁目ロック!』のことだと思うでしょ?
もちろん『一丁目ロック!』の、あの大コールは凄まじく、投稿者も、その一部に組み込まれながら、思わず目から体液を漏らしていた次第ですが、でも『一丁目ロック!』だけじゃないんですよ。
セトリのすべての楽曲において、あの頃のコールが、特定のメンバーを呼ぶコールについては適宜「まあさ」とか「ゆりな」に切り替えて、ものすごい勢いで客席からステージに向けて投げかけられたのでした。活動停止後4年を経てのOGによるファンクラブツアーです。だから、かつてのホールや武道館とは、集まっているファンの人数は桁が違うのです。って、ぶっちゃけ、ファンクラブツアーに参加した人数は、ぐっと少ないわけです。だからこそ…なのか、一人が数十人分に匹敵するだけのパワーを発揮しようとしたのか、ほんとにコールがもの凄くて。…正直、これだけで(なんというのか、ライブを盛り立てようとするファンの心意気に感じてというか)ファン冥利に尽きるものがありました。 - ★マジ グッドチャンス サマー
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これも、セットリストのすべての楽曲について言えることなんですけどね。
どちらかといえば菅谷梨沙子さんの印象が強い楽曲ですけど、そして、女の子から女性へと変貌しつつある年代の、恋愛未満のキャッキャウフフを麗しく素描する楽曲ではあるんですけど…なんで、こんなに胸に迫るものがあるんでしょうね。
もちろん、実際に “女の子から女性へと変貌” してきた15年に並走していたからこそ、って側面は確実にありつつ、この時期の Berryz楽曲は、やはり神が降りてきてるとしか思えぬ名曲が多いのかな、と。 - ★泣いてる方もいらっしゃって
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ライブ途中のMCにて、懐かしいでしょ?的な流れでメンバーが述べた言葉。
確かに比較的ライブの序盤で体液を漏らしていたことは否定しないけれども、こう述べる “くまぁず” の2人は、投稿者とは全然別の方を向いて話していたので、この時、ライブハウスの中で体液を漏らしていたファンは私だけではなかったということが明らかだったりします。…そう、泣いてる人がけっこう多くて。
これも先に述べた、全曲に渡って大きく迫力を増して蘇っていた大コールと同様、ベリヲタで良かったなあと実感したところかと。 - ★嬉しそうなメンバーのダンス
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Berryz工房が無期限活動停止に入ってから4年。それでも、この間、Berryz工房の楽曲に接することがないわけじゃありませんでした。いや、むしろ一部のハロプロ楽曲遺産に比べて、たくさん接してきたんじゃないかとも思います。それは、上に茉麻を引用したように、後輩たちがカバーしてくれているだけじゃありません。熊井ちゃんも、佐紀ちゃんも、ディナーショーをたくさん開催してくれているし、茉麻もファンクラブイベントを開催してくれています。雅ちゃんだって PINK CRES. のステージやイベントで、たまに Berryz曲を歌ってくれるし。
ただ、たとえば熊井ちゃんのディナーショーや茉麻のファンクラブイベントでは、やはり7人で歌割りして歌っていた楽曲を一人で歌うこともあってか、ダンスは控えめでした。
いま、こうして、複数のオリジナルメンバーが、自分たちのオリジナルの楽曲を、オリジナルの振り付けで披露してくれること。これはやっぱり、Berryz工房が無期限活動停止に入ってから4年、ようやく目にすることができた場面かと。
もちろん、”くまぁず” ファンクラブイベントなど、メンバーが複数でダンス込みの楽曲を披露してくれる場面がないわけじゃなかったけど、やっぱり、しっかり構成されたライブは、イベントとは、かなり違うよねってことで。
と、いろいろ述べましたけれど、この日の、茉麻と熊井ちゃんが、あの日の衣装に身を包んで、嬉しそうに、楽しそうに披露してくれたスッペシャルライブ、とてものことに “どこが楽しかったか” ということを反省的に捉えて文字に落とし込むには限界があって、その素晴らしさは、文字通り、ほんまにそのまんま、”筆舌に尽くし難い” ものでありました。レポを投稿しといて何ですが、まさしく “Beyond Description” かと。
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ライブ帰りのバス移動で、車内DVD 第五弾が流されます。
お花見編ということで、おそらくは去年くらいの映像で、プライベートでお花見に出かけた “くまぁず” の動画が。ラストのショットで、メガネをかけてる茉麻と熊井ちゃんが異様に可愛かったんですけど、何よりも、この車内限定DVDが、いつも唐突に脈絡なく始まって、同様に唐突に終わるところも、さすが Berryz は自由だなと。
そんなメインイベントも終えて、ゆっくりと寂寞感が漂いだすファンクラブツアー3日目の模様は次ページより。
ちなみに、レポの趣旨を逸脱しすぎだから軽く触れるだけにしますけど、2日目の夜は、知人の参加者さんのお部屋にお邪魔して、懐かしの Berryz工房ライブDVD鑑賞会と洒落込んだ投稿者です。これまた文字にすれば数千字に及ぶ素晴らしいファン体験となりました。深夜までお邪魔しちゃったお部屋の皆さん、ありがとう♪
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