PINK CRES. LIVE 2019、サブタイトル「CHANGE PRIDE」がファンに突きつけたものとは?

濃密なステージにメモも失敗?

セトリだったりMC中の印象深いやり取りだったりについては、いつもライブ中にステージを凝視したまま、手の平に収まるくらいに折りたたんだメモにキーワードだけ、ちゃちゃっと書き込んできます。帰宅して、すっかり忘れているようであっても、断片的なキーワードだけで、思った以上に、いろいろ甦るので。

それが今回、失敗しまして、自分で書いてきたメモが読めないという事態。
思うに、それほど “気” がステージの方に取られていて、ほとんど自動化されたメモすら満足に出来なかったということなのかなと。

ええ、2019年2月15日の金曜日、新宿 ReNY にて、PINK CRES. ライブツアーの東京公演が開催されました。

このライブは、新曲もいくつか組み込んで、懐かしい楽曲も織り込んで、アンコールも含めてトータル18曲がエネルギッシュに、コケティシュに、そして年齢相応の妖艶さも加味しつつお送りされた次第ですが(セトリはネタバレ回避の意味で記事末参照)このうち13曲目について、自分がメモしてきたものが読めず、ついに正しいセトリが再現できないという事態に陥ったまま、レポをお届けします。申し訳ありません。

繰り返し、メモに目を落とす余裕がなかったほど、それほど PINK CRES. のライブが素晴らしいものでもあったのかな、と。

眩しすぎる艶やかな3人

今更言うまでもなく、PINK CRES. は、無期限活動停止中の Berryz工房メンバーである夏焼雅さん率いる、小林ひかるさん、二瓶有加さんによる3人組女性ボーカルユニット。よりよいものを創るためということで、若干リリースが延期されている3枚目のアルバムの発売を控え、活動も間もなく丸3年を迎えようかというところ。

アイドルという枠ではないこともあって、上に述べたように、スタイリッシュでコケティシュである以上に妖艶で、小林ひかるさんの “は、はいてないんじゃないの!?” ってくらいのショートパンツだったり、二瓶有加さんの北関東風味レディスライクな特攻服テイストにお腹がチラっと見えていたり、たいへんに目のやり場に困ったライブともなりました。

雅ちゃんなんて、なんちゃってBボーイ風のズッポリしたパーカーにジャージって具合で、身体のラインが一切見えない衣装なのに、曲調に合わせてピョンピョン飛ぶのに伴って、そのダボっとしたパーカーが上下に揺れる一瞬、見えないはずのラインが象られたりして強烈にドキっとします。しかも、アンコールでは3人とも、物販グッズのシャツをインした女子高生風のフレアなミニスカートに絶対領域も強調されたボンテージ風の長いブーツ姿で登場したりして。

順番をものすごく前後して、ライブ終わりには、なんとお見送り会がちゃんとセッティングされていましてね。握手会やお見送り会がある場合には、必ず入場時に荷物やアクセサリーをしまい込むためのビニール袋が配布されるんですが、それがなかったので、今般のライブではお見送りはないんだなと思っていたら、きっちり、しっかり、そして面倒で嵩張るビニール袋の取り扱いを省いた形での “お見送り会” がありました。
ライブを終えて、新宿ReNY のロビーに設えられたブースで、わたしたちを見送ってくれる3人は、雅ちゃんのゴージャスっぷりが波及したものか、もう3人とも煌びやかで艶やかすぎ。「美しい」とか「可愛い」とかではなく(もちろん美しくて可愛いですよ、もちろんね!)、キラッキラで燦然と光り輝きすぎです。

“ステージに立つ” という自覚は、上手く回った場合、こんなにも人を光り輝かせるのだなと。

と、そう思って、今般のライブについて述べるに先だって、すこし別のことを紹介させてください。いや、そりゃ語りたいことは山のようにありながら、少しライブから離れたことを最初に。(別にメモに失敗したからってわけじゃないからね)

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