鉄板化も著しい つばきの名曲たちとの相乗効果
2回目の公演で、音を外してペロっと舌を出してる理子ちゃんが、とんでもなく可愛かったんですけど、”音を外す” ってミスをしながら、”ペロっと舌を出す” ってところに、どことなく余裕も感じられたりして。そして、”ペロっと舌を出す” って仕草も、理子ちゃんの顔立ちとも相俟って、リアルペコちゃんってところ。
さらに今般おどろいたことには、ミニライブの全曲に渡って、浅倉樹々ちゃんの歌割りで、樹々ちゃんの声の通りが良いこと。これまでに比べて、樹々ちゃんの声の伸びと、会場への通りが、明らかに向上しています。
どうしましょうか。ステージ上での振る舞の目立ち具合と愛らしさに、ダンスのしなやかさに加えて、歌い方までレベルアップしちゃったなら、本気でハロプロエースじゃないですか、樹々ちゃん!
といったところで、繰り返し、1月24日のラクーアでのセトリを再掲。
セットリスト | |
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1公演目 | 2公演目 |
01.就活センセーション 02.低温火傷 03.ふわり、恋時計 04.雪のプラネタリウム 05.表面張力~Surface Tension~ 06.三回目のデート神話 |
01.ふわり、恋時計 02.笑って 03.三回目のデート神話 04.初恋サンライズ 05.ハッピークラッカー 06.今夜だけ浮かれたかった |
新曲の『ふわり、恋時計』で、ダンスパートで回転移動がある秋山さんが実に素晴らしく、その腹筋や端正な顔立ちだけじゃなく、あたかも滑空するかのような足運びで誰かと闘っているかのようなダンスを見せてくれた元℃-ute 矢島舞美さんを継いでくれるんじゃないかと、こっそり期待中なんですけどね。
さて、昨今、つばきファクトリーはインパクト強めな激しい楽曲が多く、それは今般のセトリにも十分反映されています。たとえば『低温火傷』然り、『雪のプラネタリウム』然り、『表面張力』然り、『今夜だけ浮かれたかった』然り。
これらインパクト強めな楽曲は、速くて激しく強い分、繰り返し聴かされると “飽きる” んじゃないかと思われがちです。ところが、どっこい。この辺りの強い楽曲が、すっかり鉄板化して、客席も “待ってました” って感じだし、メンバーたちもイントロでニヤリとしてみたりして自信に溢れています。
そして、それに加えて冒頭でも述べたとおり、今般の新曲は、(ちゃんと激しい楽曲の強みを踏まえた上で)ゆっくり染みる方向を強めに押し出していて、これがセットリストとして組み合わされることで、とんでもない相乗効果を産みだしておりました(← 本当)。これに『春恋歌』や『うるわしのカメリア』といった楽曲が組み合わされていたら、わたくし、無事に後楽園ラクーアから帰ってこれなかった可能性があります。
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こうした超強力な楽曲群に、染みる新曲を加えて、つばきファクトリー、十分大きなステージで戦えると思うのは、あながちファンの贔屓目ではないんじゃないかと。秋には大きな会場で、これらの楽曲を従えた渾身のライブをやって見せて欲しいものです。
最後に、『今夜だけ浮かれたかった』は、言うまでもなく現時点で つばき最強の一曲かとも思いますし、ラスト前の 岸本 → 浅倉 → 小野 → 小野田 のソロパートの連続(とりわけ小野田紗栞さんの斉唱)は鳥肌ものなんですけど…それ以上に『ハッピークラッカー』が、恐ろしいほどの成長を遂げています。この曲は、あまりにも明るく前向きなのに、なぜか泣けますよね(まあ「何故か?」って、“明るい旅立ち” の裏面としての “見送る側の惜別” が、いずれ訪れる “終わり” を象徴しているからだと思うんですけどね)。
昨年発売された、盛り沢山すぎるファーストアルバムにも『ハッピークラッカー』のMVは収録されていません。どこかで、何かの特典として、いつかこの曲のフルのMVを見せて欲しいと願いつつ、最高の滑り出しを見せてくれた つばきファクトリー5枚目の新曲リリイベのレポを終えようかと。
希空ちゃん可愛かったなあ(← ボソっと)。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=m_ck1E6WMnQ&w=560&h=315]
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