Juice=Juice 段原瑠々、右足親指“種子骨”の疲労骨折でパフォーマンス制限へ

ハロー!プロジェクトのアイドルグループである Juice=Juice に所属する段原瑠々が、右足親指“種子骨”の疲労骨折のため、パフォーマンスが制限される。

具体的には、現在日程を消化中の冬のハロー!プロジェクトコンサート(Hello! Project 2020 winter HELLO! PROJECT IS [     ]~sideA~/~sideB~)および先日スタートしたばかりの Juice=Juice の春のライブハウスツアー(Juice=Juice LIVE TOUR 2020 ~NEW SENSATION~)にて、しばらくの間、歌唱中心のパフォーマンスとなる。

Juice=Juice段原瑠々ですが、昨日から右足に痛みがあり病院にて診断を受けたところ
右足親指「種子骨」の疲労骨折で約1ケ月の安静を要するとの診断を受けました。

公式サイト ニュース詳細 ​Juice=Juice段原瑠々に関するお知らせ

段原は、Juice=Juice に参加する以前の研修生時代から、ダンスにあっても歌唱にあっても、飛び抜けたスキルを示しており、ハロプロにあってステージパフォーマンスの洗練度合い、パフォーマンススキルの研ぎ澄まされ具合にあって頭一つ抜け出た感のある Juice=Juice でも、遜色なく追従するどころか、見る者に強い印象を与えないではおかない優れたパフォーマーとして、その才能を開花させていた。

それだけに、そのパフォーマンスが制限されることは残念でならないが、段原にあっては、そのパフォーマンスだけではないグループへの貢献が指摘されている。Juice=Juice は結成以来の初代リーダーを送り出し若い新メンバーを迎えたばかりだが、こうした変動するグループの融和に段原の笑顔が欠かせないというのだ。

Juice=Juice は初の単独武道館を達成するまで、過酷ともいえるライブハウスツアーを繰り返してきた(参考|「Juice=Juice 悲願の武道館公演が決定! 220公演のゴール発表にメンバー涙」)。このライブハウスツアーが辛かったことについては、メンバーたちもコンサートのMCなどで今尚、時折触れることもあるほどだが、かえってそのおかげで、初期メンバーの結束が固まったこともメンバーたち自身が証言している。その、時に家族以上に遠慮が無い率直な関係性については、ステージ上の些細なアイコンタクトひとつ取っても、客席から見ているファンの眼にも明らかだとも言う。だが、それだけに、後から加入することになった追加メンバーは、それほどの絆を初期メンバーが誇るだけに、すんなりとグループに溶け込めないでいる時期があったこともまた、ファンに対しても見えていたところだ。そんな、場合によってはギスギスしかねないところを救っていたのが(自身もまた追加メンバーだが)段原の笑顔であったという。どんな場合も、誰と誰がどのように絡んでいようとも、つねに傍らでニコニコと微笑んでいる段原の存在が、追加メンバーの融和を大きく助けていたとは、2020年2月現在 Vol.25 まで刊行されている Juice=Juice DVD Magazine のバックステージ追跡企画でも明らかであると、これまたファンによってしっかり観察されている。

今回のパフォーマンス制限を受けて、グループに貢献するところ大である段原の笑顔は陰ってしまうのだろうか。本人はブログで次のように述べている。

急なことで、ショックで、
いつも元気なるるなのに
ちょっとめそめそしてしまったけど
早くいつも通りに戻るように
治すことに専念します。

でも足以外はとっても元気なので
心配しないでください☺️

早く治します!!

Juice=Juice Official Blog ご迷惑おかけします 段原瑠々

そして、そのブログはほんわかした当人の写真と次の言葉とで締められている。曰く「ごめんね。」と。

幸いなことに、段原の傑出したダンスパフォーマンスこそ制限されるものの、一方の愛らしく場を穏やかにさせる段原の笑顔は健在なようだ。そんな段原の、一日も早い回復を祈りたい。

(文=椿道茂高)

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