ハロプロ楽曲大賞2020、コロナ禍でも例年通り開催決定!結果発表イベントはリモートで

コロナ禍の影響で例年に比して楽曲リリースが少なめだった2020年のハロー!プロジェクトだが、諸般の事情により、こうしたリリースの減少は “しょうがないこと” として認められて(諦められて)いた次第だが、楽曲リリースが少ないことがストレートに影響するとして、2020年の開催が危ぶまれていたのが『ハロプロ楽曲大賞』だ。

ハロプロ楽曲大賞とは、ファンによる非公式なイベントではあれ年末のファンの注目を集める人気イベントで、ハロー!プロジェクト所属アーティストが発表した曲を1年間で区切って、ファンによる投票で順位付けするというものだ。「推しメン」部門など、ハロプロの “総選挙に代わる” 人気投票としての一面も色濃い一方で、投票結果について、自分が推しているグループの楽曲ではなかったとしても、なんとなく多くのファンが納得してしまうところもあるほどの、なかば準公式の一大イベントへと成長していた。

多くのファンが楽しみにしているこの『ハロプロ楽曲大賞』だが、すでに述べたように、2020年は、冬から春に季節が切り替わるころから猖獗を極めた新型コロナウイルスの侵入に伴って感染拡大防止のための諸施策の関連で、一時期活動自体の自粛すら見られた影響からか、例年に比して楽曲リリースが少なく、その開催が危ぶまれていた次第だが、無事、正式に開催が告知された。

投票の対象となる楽曲は、2019のの202曲に対して2020年は100曲と、例年に比して半分くらいの曲数となっているが(参考|楽曲大賞2020 [ノミネートリスト])現役各ユニットのリリース曲だけでなく、OGや中島卓偉から上々軍団まで取り揃え、それなりに呻吟し甲斐のあるラインナップとなっている。<ハロー!プロジェクト所属アーティストが発表した曲を1年間で区切って>という謳い文句に偽りなく、コロナ禍が猖獗を極め始めるその直前に解散前の最後のバスツアーを開催することができた こぶしファクトリーの楽曲もラインナップには加えられている。推しメン部門では、活動休止中のメンバーも名前が挙げられ、つい先日アンジュルムに参加した新メンバーも加えられており、活動停止だったり解散したユニットについても、脱退したり卒業したりしたメンバーもちゃんと名前が挙げられている(Berryz工房については夏焼雅が Berryz工房としてはカウントされず、PINK CRES.として名前が挙がっている)など、いかにファン主体のイベントであるとはいえ、誠実すぎて崇高なほどだとの声すらある。

各部門へのリンクや投票の詳細などは、公式のトップページに記載されている。
ハロプロ楽曲大賞2020は、発表当初の予定より1週間ずれこみ、12月16日より投票受付を開始し、結果は12月30日に公開されるという。

また、感染症拡大防止の観点から、今回の結果発表イベントは新宿ロフトプラスワンでのイベントは行われず、代わりにYou Tubeによるリモート中継になるとのことだ。

(文=椿道茂高)

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