とある参加者の顛末(実例)
上述の過酷なイベント仕様を踏まえてもらって、それでは、とある参加者の実際の顛末を。
最初にラクーアで優先エリア入場券+握手券を購入して、いきなり全部が四桁の整理番号だった時点で、彼の2月24日は詰んでいたのかもしれません。
良い整理番号をゲットするため、ラクーアで複数の購入におよび、比較的良好な整理番号を入手できたものの、結果としてラクーアでの各イベントでの握手回数が、当初予定していた回数を大幅に超えることに。このため、ラクーア3回目の握手会に何回か参加することになってしまったことが(時間的に)致命的でした。
自らの握手券を消費し切った段階で、イベント終わりのご挨拶を鑑賞することもなく、競歩のペースでラクーアを出てJR水道橋駅に向かうも、ようやく渋谷に到着した時点で、サイン会販売開始時刻を20分ほど過ぎており、購入待機列が、渋谷 TSUTAYA 外階段を7階まで伸びきっています。
ここで彼は考えます。
最初の購入はできるだろう。しかし、そのままお会計をループするとサイン会第一部に参加できず、逆にサイン会第一部に参加しているとお会計がループできないかも知れない。そこで、サイン会第一部への参加時間を最短にして、なるべく時間のロスなく、お会計ループに臨むためには、涙を飲んで、第一部サイン会で、サインしてもらうメンバーを絞るしかない!と。
その想定の下、彼は、サイン会第一部参加券に1枚、第二部参加券に3枚という割り振りで、最初のお会計を終えます。
その最初のお会計を終えた時点で、懸念のとおり、19時30分開始のサイン会第一部が開始間際ギリギリです。渋谷 TSUTAYA の外階段を、購入待機列とは別の順路で、サイン会場入場列が延々伸びていて、内心の焦りを抱えつつ、1枚っきりのサイン会第一部参加券を消費して、ほとんど間を置かず、二度目のお会計に挑みます。しかし残念ながら、特設レジの横まで行っていながら、文字通り、彼の目の前で “予定販売枚数が終了” してしまうことに。
サイン会第一部への参加をたった1枚に絞ったというのに、彼の手元には、サイン会第二部の参加券が、わずかに3枚残されたのみ。
曰く、”思ったよりも第一部のサイン会がシンデレラタイムの時間いっぱいまで継続していたから、第一部に参加できなくなるのではないかと懸念することなく、ノータイムでお会計ループすれば良かった” と。
今後、同様な過酷な選択が迫られるイベントがあった場合の参考になればと、とある一参加者の実際の(残念な)顛末をご紹介してみました。
※ ただし、同じ条件であっても、実際のイベントの展開の仕方が異なることは、いくらでも考えられるので、紹介した参加者による反省が、今後の参考になるかどうかは自己責任で。
ラクーアのリリイべから 渋谷のサイン会まで
そんなわけで繰り返し、2019年2月24日、つばきファクトリー5枚めのシングル『三回目のデート神話/ふわり、恋時計』の販促イベントが、後楽園ラクーアでのリリースイベントから渋谷TSUTAYAでの個別サイン+握手会というセットで開催されました。
午前11時30分からスタートだった後楽園ラクーアでのリリースイベント1回目。その最初のご挨拶でリーダー山岸理子ちゃんは「こんばんは。あ、間違えました」と。その日の夜21時から開催された渋谷 TSUTAYA でのサイン会では、小片リサさんにサインしてもらうに当たって「こんばんは」と話しかけたら「こんにちは」とお返事されます。
つばきファクトリーのお姉さん組の、お互いに示し合わせたかのような見事なボケ方に感じ入った次第ですが、そんな具合に、参加するファンは、過酷な選択を突きつけられる一方、メンバーたちは相変わらず愛らしくて、いろいろ選択に失敗しても、結果的に大きな癒しを得られたのでした。
いや、朝っぱらから深夜まで、全部に参加したなら、さすがに身体的にも厳しい一日ではあったわけですが、受身一辺倒であるファンですら辛かったわけですから、当のメンバーたちにとっては、どれほど過酷であったことか。それでも、最後まで笑顔で迎えてくれるメンバーに、どれほど感謝しても足りない一日ともなったというわけで。
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