はじめに:”やさしさ” から少し距離を取って
つばきファクトリーの小野瑞歩さんは、その “ほんわか” した外見のとおりに、とても心根の優しい人です(いや、そうなんじゃないかな、と)。
最初は6人で発足した つばきファクトリーに3人の新メンバーが追加されたのは2016年のこと。その新メンバーの一人が、小野瑞歩さんでした。その後、デビュー記念日に開催された初めてのワンマンライブのバックステージ映像などで、小野さんは、”私は追加メンバーで参加してきたから、記念日に泣いて良いのかどうかわからない” と言って泣いていましたね。
それでも、たとえば、とあるDマガで、ちょっと元気がなかったあるメンバーに、最後のシーンで手を差し伸べていたのは小野瑞歩さんでした。自分がどういう気持ちで つばきの記念日を迎えれば良いのかわからないと泣いていた繊細な女の子は、しかし仲間のちょっとした変調にも気がつく、心のやさしいメンバーでした。その “やさしい” 気持ちのまんまに、小野瑞歩さんは、そのニコニコしているルックスも “癒し” の魅力に溢れていました。
しかしながら。
可愛らしく “ほわほわ” していた瑞歩さんは、このところ、面差しがなんだかスッキリしてきて、ときに驚くほど大人な感じを醸し出します。今般のバースデーイベントの冒頭で、”趣味に降格した” フルート演奏をする場面があったんですけど、その際、喉の調子を整えがてら、ちょっと咳き込んで後ろを向いて、改めて客席に向き直る刹那の一瞬の表情は(わたくし恵まれた席次であった故)ちょっと息を呑むほど妖艶でして。
ということは。
自分は追加メンバーなのだから記念日に泣いてちゃ申し訳ない…といった、自分の立ち位置に若干の引け目を感じているような小野瑞歩さんは、もう過去の小野瑞歩さんでしかなくて、今や堂々とハロプロのメンバーとして、当たり前に自分がステージに立つことを自ら積極的に受け入れている小野瑞歩さんがそこに居るってことなのかもしれません。事実、私たちが Tokyo FM Hall で出会ったのは、自信なさげにおどおどと戸惑っている幼い少女ではなく、堂々と客席と目を合わせる大人の色気すら感じさせる立派なメンバーでした。とりわけミニライブの選曲などで感じられたように(後述|セトリは、名古屋のイベントのこともあるので、ネタバレ回避で記事の最後のページに掲載しますね)。
そんな具合に、バースデーイベントの本来の意味が明瞭だったと言うか、小野瑞歩さんが明らかに成長していることがはっきりと見て取れるイベントとなったのでした。
つばきファクトリー小野瑞歩 バースデーイベント2019
というわけで、つばきファクトリーの小野瑞歩さん19歳のバースデーを祝うファンクラブイベントに参加してきました。
誕生日の当日は、秋ツアー『月光』の北海道公演だったという瑞歩さん、バースデーイベントは、翌日の2019年9月30日の月曜日、半蔵門は『TOKYO FM HALL』にて、2回まわしで開催されました。こうした平日開催のFCイベの1回目公演ってのが勤め人には厳しくて、投稿者は「開場19:15/開演19:45」の2回目公演にのみ参加となります。
1回目の公演では、かくも面白そうなコーナーが予定されていたというのに、痛恨ですよね。
『つばきファクトリー 小野瑞歩バースデーイベント2019』(※1公演目)にて、
ファンクラブニュース 『つばきファクトリー 小野瑞歩バースデーイベント2019』 1公演目にご参加される方へ、おみずに言ってもらいたいセリフ大募集!!
【“笑顔”のイメージが強いですが、たまには違った私も見てほしい!】という
小野瑞歩が、皆様から頂いた“おみずに言ってもらいたい
セリフ”
にお答えするコーナーを予定しております。
もちろん2回目公演も楽しかったんですけど、それでも、なんで2回目公演では、この企画を継続してくれなかったんでしょうね(← かなり悔しがってる)。なお、1回目公演に参加した知人によれば、ほとんど空席が見当たらないほど、しっかり TFMホールは埋まっていたようですよ。
といった2回目公演の模様は、次のページから。
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