3公演:魔法の山岸/罰ゲームの秋山/最前の安美
オープニングアクトは上々軍団の『悪友』です。
この『悪友』、YouTube に上がってるMVなんかも、往年の『湘南爆走族』テイストだなあって思ってたら、フライヤーやグッズのクリアファイルなんかのイラストに、はっきりと “吉田聡” と明記されてたりして。
この日の山野ホールでも『悪友』は物販されてまして、購入したらトナカイ姿の上々軍団と3ショットが撮れる特典がついてたんですけど、わたくし、購入ついでに、お二人に(つばきファクトリーだけじゃなく)「いつも盛り上げてくれて、ありがとうございます」とお伝えしてきました。
3人サンタの楽屋裏:定時で帰りたい3人サンタ |
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オープニングの楽屋裏3人サンタ、3公演目は、小片リサさん、新沼希空ちゃん、小野瑞歩さんの3人。
1公演目の岸本サンタの「シフト制」を踏襲したのか、「ぶっちゃけ定時で帰りたい」とか言い出す小片サンタです。でも、世界中の子供にプレゼントを配るサンタさんのお仕事の定時が何時なのか、やはり設定が甘く、「21時くらい?」とシンデレラタイムを流用してしまう小片さんでした(繰り返し、理知的に考え抜いてボケようとして、さほど面白くならないところなど、しっかりしてるようで微妙に抜けてる感じが、最近の小片さんの良い味となっております)。
1公演も2公演も、この楽屋裏3人サンタがイベント名をコールしてからの掛け声で、ジングルベルが奏でられ全員客席降臨でイベントがスタートするんですけども、このコールを変えたいとか言い出す3人です。変えるとして何が良いかってことで、「でておいで」、「はじまりはじまり」、「すたーーーとです(シャ乱Qドラムスまこと風に)」、「はーーじまるよーーー」など、いろいろとすったもんだが繰り広げられておりました。
オープニングトーク プレゼント交換 |
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オープニングトークは、つばきメンバーによるクリスマスのプレゼント交換の話題。
秋山まおぴんが安美ちゃんからもらったリップを今つけてるとか、瑞歩さんが希空ちゃんからもらったアイシャドーを今してるとか、何かと女子力的なところに落着しがちな話題の中、一人だけ小野田紗栞さんに “ホットサンドメーカー” をプレゼントしていた小片リサさんが光りました。やっぱり小片さんって、実は変な子なんじゃないかと(← 2020年に超期待ですよね)。
1公演目のお菓子詰め合わせといい、この小片さんからのホットサンドメーカーといい、このイベントの日はお持ち帰りの荷物がえらいことになってしまった小野田紗栞さんでした。
【キャメリアサンタの願い事】 魔法が使えた 山岸理子 |
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理子ちゃんが願ったのは、【どれだけ荷物を入れても重くならないバックが欲しい】という願い事。
実際に願い事を叶える場面に進む前に、いかに理子ちゃんの荷物が大きいか、いかに理子ちゃんが無駄な荷物を持ち歩いているか、けっこうメンバーたちから口々にDISられる理子ちゃんです。もちろん、散々DISられながら、理子ちゃんは、嬉しそうにニコニコ笑ってるんですけどね。
さて、この願い事をどう叶えるかというと、なんと理子ちゃんは “一回だけ魔法を使える” ってことにされます。と、その設定がアナウンスされた瞬間、裏にダッシュではけていく希空ちゃんと岸本さん。理子ちゃんが「 りこりこまじーーーっく!」と呪文を唱えると、黒子となった謎の2名が登場して、理子ちゃんの荷物を左右から持ち上げます…だもんだから、大きな重い荷物であっても、理子ちゃんは指一本で持ち上げられるという次第。
この自分が使える魔法に気を良くした理子ちゃん、「もう一回!」とか(一回だけのはずの魔法を)要求しますが、その横で何故だか嫌そうな顔をしてる希空ちゃんでした。
えっと、伝わってるか微妙ながら、このお願い事を叶える場面、9人が9人とも、ほんとに可愛かったんですよ。
【キャメリアサンタの願い事】 罰ゲームてんこ盛り 秋山眞緒 |
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秋山まおぴんは最年少らしく、【サンタさんが選ぶプレゼントが欲しい】との願い事を。
それを叶えるべくステージ上に持ち込まれたのは “罰ゲームセット” で、円筒状のものを開けたら中から大きな音と共に蛇が飛び出したりします。電気ビリビリのギミックについて、「ビリビリくるやん!」と半ばお怒りの秋山さんですが、もちろんのこと、まおぴん が罰ゲームを喰らいまくる次第ですが、罰ゲームを手に取るために、代わりにマイクを持ってあげていた谷本安美ちゃんが、巻き添えを喰らって被害を受けています。
この、罰ゲームの巻き添えを喰らって仰け反る安美ちゃんも、巻き添えという理不尽な目に合わされてお怒りの安美ちゃんも、(その元凶がいつも喧嘩しているという秋山眞緒ちゃんであったことも相まって)実に楽しい場面となりました。
【キャメリアサンタの願い事】 いっぱいレスもらった 谷本安美 |
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そんな具合に秋山さんの願い事で巻き添えを喰らった谷本安美さん、願うは【好きなアーティストのコンサートを最前で見れるチケット】です。
その最前でコンサートを見たいアーティストって誰ですか?という問いに、「言っていいんですか?」と安美ちゃん。もちろんDVDの収録も入っているため大人の事情でアーティストさん名は口にしちゃ駄目なわけですけど、そういった辺りを、やんわりと指摘され、”好きなアーティスト” として「つばきファクトリーです!」と答えさせられる安美ちゃんです。
というわけで、ステージ上で安美ちゃん以外の8人によって『初恋サンライズ』が披露されます。”いつもの雰囲気を再現するため” ってことで、ここで私たち客席も、ミニライブのノリで起立して盛り上げにかかることに。安美ちゃんは、一人だけ客席の最前列のさらに前に降ろされて、ステージ上の8人をかぶりつきで鑑賞することになります。
楽曲の進展に応じて、メンバーたちは最前列で観てる安美ちゃんへ濃厚なレスを入れます。「こんな気持ち、はじめて」のセリフを、安美ちゃんだけに向けてグイっと捻じ込むように言う小片さんとか。
願いは叶ったけれど、そうじゃないと(それでも、メンバーがパフォーマンスしてるのを、こんな形で見られて嬉しかったと)感想を述べてる安美ちゃんでした。
【キャメリアサンタの願い事】 ファンの皆さんの願いも叶えましょう3 |
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- デート中どうしてもかき氷を食べたくなった時のおねだりを → 小片リサさんに
- やっぱり要望者の目の前まで降臨してダンス風に演じてくれる小片さんです。
これまで尺を長めに取った小野田さんや罰ゲームとして降臨させられた樹々ちゃんらと同様に、客席に降りてから「駆け足!」を強要される小片さんですが、警護のスタッフさんに責任を転嫁しつつ「だってトナカイさんが “ゆっくりで” って言うから」と、ここでもユニークな愛らしさを発揮していましたよ。
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- 目の前で「メリークリスマチュ」と → 新沼希空さんに
- 要望は「メリークリスマチュ」であった一方、実演が「クリチュマチュ」となってしまって「ちゅ」が増えた希空ちゃん。そのまんま壇上に戻って次の願い事を抽選するときも、ずーっと幼児語で通して、文字通り赤ちゃんになってました。
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- 仕事がつらいので頑張れる一言を → 小野田紗栞さんに
- さおりん「さおりが応援してるから、がんばってね」と。
さおりんのことだから、もっとテンション高めに行くかと思ったら、案外、静かに、おしとやかな雰囲気で意外だったとメンバーから突っ込みが入ると、そこでようやくテンション高めに大笑いする小野田さんでした。
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- 笑顔で「メリークリスマス」と目の前で → 岸本ゆめのさんに
- きしもん、このあたりはもはや危なげなく完遂。
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- デートに遅刻 可愛く謝って → 小片リサさんに
- ハロプロ謝罪メドレーが爆誕。(後述)
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- エメグリ(エメラルドグルーン)っぽいあだ名を → 小野瑞歩さんに
- 元のペンネームが「さばおり」さんだったので、自分のあだ名と併せて「おばり(おみず+さばおり)」さんと命名。
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- りさまるに3秒見つめられたい → 小片リサさんに
- やっぱりトナカイ(スタッフ)さんのせいにして、ゆっくり客席降臨して、じっくり3秒(+アルファ)を見つめ合う小片さん。
一方、ステージ上では、小片さんとお客さんの見つめ合いに合わせて、ゆっくり見つめ合う希空ちゃんと安美ちゃんカップルを見ることができましたとさ。
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- 車で帰るので無事に帰れるよう元気の出る言葉を → 小野瑞歩さんに
- 小野「運転がんばれ!」
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- フットサルのゴールを決められるように → 小片リサさんに
- 「おお、まるちゃんサッカーファンだからちょうどええやん」とかいう茶々も入りまして。
ステージ上のスピーカーの影に置いてあったメンバー用のお水を差し出して、小片さん「はい、これ飲んで」と。
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- 新曲の見所を可愛く → 秋山眞緒ちゃんに
- 『抱きしめられてみたい』だから、「ぎゅーーーって!」してるところがあると力説。
しかし、秋山まおぴんが演じる “可愛い解説” は、上々軍団によって桃井かおりさんのようだと評されてしまいます。
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- ダイエットがんばれる一言を → 小野田紗栞さんに
- 「つばきのイベントに定期的に来てくれたら、さおりがちゃんとチェックするから!」ってことで、要望者さんは つばきファクトリーから浮気できなくなりましたとさ。
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- うちも好きやで、というセリフを → 岸本ゆめのさんに
- すっかり定番となった要望者の目前降臨に挑もうとする岸本さんですが、どこがどうなったものか、何故か衣装から糸が絡まって岸本さんとくっついてしまっていた樹々ちゃんが、岸本さんが動こうとすると一緒にひっぱられていて、悲鳴を上げていたりなど。
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さて、この3公演めの “【キャメリアサンタの願い事】ファンの皆さんの願いも叶えましょ” では、今後、ハロプロで未来に長く語りつがれるべき新たな技が一つ爆誕したのではないかと思われます。その詳細は次のページにて。
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