つばきファクトリー９人勢揃いで大はしゃぎ、新たな謝罪芸まで誕生しちゃった “キャメリアサンタの願い事”

１公演：お菓子独り占めさおりん／落書きされる樹々／お寿司希空

オープニングで座高の高めの脚立風の組立パイプ椅子が３脚、ステージに準備されています。
そこに、メンバーが３人出てきて、クリスマスイベントだからサンタさんの衣装を着ているわけで、世界中の子供にプレゼントを配達する楽屋裏といった体での、サンタさん “ぶっちゃけトーク” といった寸劇です。

1公演目に楽屋裏サンタさんとして登場してきたのは、山岸理子ちゃん、谷本安美ちゃん、岸本ゆめのさん。なにやらお芝居をしていく中で（ここで主導権を握るってわけでもなく主導的にお芝居をするのは、当然、岸本さん）サンタさんってシフト制なんだってことが明らかになったり。ただ、わたくし、１公演目の引き当てた座席の関係で、理子ちゃんの御足が非常に悩ましく、あんまり頭に入ってこなかった次第であることは率直に謝罪しようかと。

ステージにいる３人サンタさんのスタートの掛け声で『ジングルベル』が奏でられ、６名のメンバーが出てきて山野ホールの客席を巡回しますが、ステージ上の楽屋裏サンタさんも降りてきて、結局、全員降臨となります。

ハロコンの降臨なんかも同様ですけど、毎回、見えない席次を引き当てていた場合は、いろいろ忸怩たるものがある “降臨” という演出ですが、席次に恵まれて超近くをメンバーが通っていくのは（そういう “良席” を引き当てていた場合は）実にすばらしい光景を脳裏に焼き付けることができるので、客席格差の甚だしい場面ではありますよね（報告者のラッキー度合いは秘密ってことで。いや、別に泣いてないから！）

MCは上々軍団から鈴木啓太さん（２公演目からは さわやか五郎さんも参加。メンバーたちのサンタ衣装も２公演目から、帽子とマントが追加になったりして、１公演目は何かと間に合わなかったんですかね？）。

啓太さんからは「2019年はどんな年だった？」って聞かれてるのに、挙手してまで発言したリーダー理子ちゃんは、今朝見た夢のことを話します。さすが自由な理子ちゃんです。今日のイベントの模様を予知夢的に見ていた理子ちゃんですが、その夢によれば、お客さんが20人くらいしかいなかったとのこと。焦って目を覚ましたけれど、実際には、こんなにもたくさんのファンの方が集まってくれていると、ほんとに、いやもう、ほんとに嬉しそうにニコニコしています。

…理子ちゃんって、気持ちの動きが、大きな眼の奥から、ちゃんとこちらに届くんですよね。理子ちゃん、嬉しそうです。

2019年の総括を求められたのに今朝見た夢の話をしちゃって自由にも程があるリーダーだと、そう見せかけて、ちゃんと大きな会場でもお客さんがたくさん来てくれるようなグループになれましたと、しっかり2019年が総括されていた つばきファクトリーだったのでした。

コーナー企画はイベントの副題ともなっている「キャメリアサンタの願い事」ということで、メンバーのお願い事が叶えられる企画です。メンバーの願い事は事前にいくつかアンケートで提出してあった模様で、小片さんが「えっ！じゃあ、自家用ジェットも叶うんですか」とか、なんだかお久しぶりの “おとぼけリサちゃん” をやってくれたように、複数提出したお願い事から採用、不採用があった上で、叶えられるお願い事が決まるみたいです。

と、その第一発目はお勉強していて全国握手会に参加できなかった小野田紗栞さん。
セレクトされた叶えられるお願いは【一年、毎日こまらないくらいのお菓子が欲しい】。

一応、アイドルなんで甘い物の過剰摂取はいけないだろうと、一日一粒カウントで、それでも仰々しく大篝なお菓子セットがステージ上に運び込まれます。これをそのままプレゼントってわけではなく、さおりん が他のメンバーと１対８の『あっち向いてホイ』対決をして、さおりん が３回勝てばお菓子をゲットという縛りが告げられます。

さおりんと戦う順番が大切だってことで、どういう順番でゲームに挑むか、この段階ですでに軽く “わちゃる” ８名ですが、その対決の印象的なところを以下。

• 対　岸本　超白熱　さおりん勝利

  最初に行っとけば責任は軽いと一番手を選んで出てきたのは岸本ゆめのさん。
  これが非常に白熱する戦いとなります。って、例のウレタンのグローブをはめての『あっち向いてホイ』ですから、予備動作も大きく、従ってかわすのも容易であるから長期戦になりがちとはいえ、何度もウレタン制あっち向いてホイを経験してきた つばきメンバー、その辺りは習熟していて、かなり見応えのある勝負になりました。

• 対　谷本　さおりん勝利

  ２番手で小野田紗栞さんと戦うのは谷本安美ちゃん。
  負けても（小野田さんがお菓子をゲットしても）結局、分けてもらうから、どっちでも大丈夫なんだけどねとか言ってますが、そんなこと言ってるからか、わりとサクッと敗北します。これで小野田紗栞さん、２勝して、お菓子ゲットにリーチです。

• 対　小片　小片勝利

  「わたし、あっち向いてホイ、強いですよ」と言いながら勝負に出てくる小片さん。いったいに、”あっち向いてホイに強い” とは、如何なることであるか、よくわからなかったりしますけども。
  しかし、宣言通り、あれほど岸本さんと白熱のバトルを繰り広げ、安美ちゃんを易易と降した さおりん を、ほとんど一撃に近い感じで破る小片さんです。でも、「ほらね」って言われても。

• 対　新沼　さおりん勝利

  そして次の希空ちゃんに勝利して、小野田紗栞さんは見事にお菓子をゲットすることになりました。
  さおりん がゲットしたお菓子は、その後、別の公演にて、軽く見せ場があったりしつつ、ここで異様に愛らしかったのが、あっち向いてホイに挑む新沼希空ちゃん。
  まず、ウレタングローブ装着のお約束と言っても良いくらい、じゃんけんに勝った後の「あっち向いてホイ」を、グローブを装着していない方の手でやっちゃう希空ちゃん。さらには、じゃんけんに負けて、さおりん から「あっち向いてホイ」されてるのに（そして、しっかり顔を左右に上下に避けて、ちゃんとゲームは成立してるのに）、何故かこの時だけは、しっかり装着したウレタングローブで、自分も「あっち向いてホイ」の攻撃もしちゃってたりします（当然ノーカウント）。
  これまでも指摘してきたことですが、やはり希空ちゃんは、意識的に自分を統制するところからはみ出した部分で、どうしても可愛さが溢れ出てしまうようです。

こんな調子でレポしていては３公演分終わらないじゃんと思ったのでペースを早めつつ、続いて願い事を叶えてもらえるのは、つい先日グループのパフォーマンスにも合流した浅倉樹々ちゃん。叶えて欲しいお願いは、【メイクを上手にできる腕前が欲しい】。

すると、ホワイトボードに大きく『抱きしめられてみたい』衣装の樹々ちゃんの写真が３枚貼られたものが出てきます。

これに、それぞれ（１枚は樹々ちゃん本人、そして４名づつに分かれた他のメンバー２チームで）あるべきメイクの様子を描き込みましょうという趣向です。と、結果的には他のメンバーが樹々ちゃんの写真に落書きをするというだけのゲームになります。真っ赤なリップの口紅が鮮やかなお口の様子は、輪郭を小片さんが描いて、色を塗ったのは谷本安美であると、何故だか謎のドヤ顔の小片さんに安美ちゃんだったりと（今回、小片さんがめっちゃノリが良くて楽しそうだった）ここでも見所満載ながら、やっぱり被害者（？）である樹々ちゃんが可愛かったとお知らせ。

ぶっちゃけ自分の顔写真に好き勝手に落書きされて、わりとご立腹気味の “ぷんすか樹々ちゃん” だったんですけど、謎のドヤ顔メンバーたちが、それぞれに自分の落書きを説明しだすと、「ちゃんと考えてくれてる」と、やさしい樹々ちゃんが顔を出したりして、キャラが迷走しております。何より大事なことは、浅倉樹々さん、自分のキャラが微妙に迷走していることを自覚してるようで、キャラが迷うたびに、一旦客席に向き直って軽くニコッっとしたりしてまして。

上にも述べたように、この日の小片さんは（ちょうど一年前のイベントと同様）テンション高めでなんだか楽しそうだったんですけど、この日の樹々ちゃんは、言ってみれば “自分が周囲から愛されてることに自信を持った” かのようで、やけに堂々と壊れて（殻を破って）おりまして、異様に可愛かったのでした。

もうね、他のコーナーも記述を厚くしていくと終わらないから、厚めの記述はこのコーナーに集中させようと決心しつつ、１公演目での願いを叶えられる３人目は希空ちゃん。叶えて欲しいお願いは【まわらないお寿司屋さんに行きたい】。

って、せっかく希空ちゃんが「お寿司屋さんに行きたい」って言ってるのに、意地悪なスタッフさんたちは素直にお寿司を食べさせてくれません（いや、なんか希空ちゃんが可愛すぎて、なんとなく、こんな雰囲気でステージを見てたんですわ）。出てきたお寿司には、ひとつだけ激甘のものが含まれている『ロシアンお寿司』となります。じゃあ、希空ちゃんは誰と一緒にお寿司屋さんに行くの？ってことで、他のメンバーも当然のように巻き添えに。

自分はお寿司屋さんに行きませんよとばかりに、いつもは必要以上に希空ちゃんに密着してるのに、この時ばかりはスーーっと存在感を消してる谷本安美ちゃんが面白かったんですけど、他にも口に入れたお寿司が激甘だったのかどうか、全然表情からは読めずに、飛び跳ねてることでようやく結果が客席にも伝わった希空ちゃんとか（だから、握手会のときに微妙な表情をしていても、希空ちゃんは嫌がってるとは限らないんだと強弁してみたり）やっぱり見所満載です。

結果、激甘お寿司を食べちゃったのは岸本さんなんですけども、しかし、激辛とか激苦と違って、今ひとつリアクションを取り辛くて岸本さんも困っていたという顛末。

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コーナー企画の【キャメリアサンタの願い事】は、この後、事前に募集したファンの皆さんの願い事を叶えるものへと切り替わって継続します…が、その模様以降は次のページにて。