つばきファクトリー、宴の後の帰り道が切ない 7thシングル発売記念イベント トーク&サイン会「再会」

ステイホームSNSチェック

メンバー同士でお互いのSNS投稿をチェックしあって印象深かったものを話すコーナーも、基本的な流れは昨日同様です。

希空ちゃんは、岸本さんが投稿したオリジナル動画に感動したと言います。ちょうど こぶしファクトリー の解散前後に投稿されたものが感動的だったと言います。秋山まおぴんは、小野田さんの投稿なのに、画像や動画に当の小野田さんが登場しないものが不思議なんだとか。

SNS投稿ではないけれど、メンバーたちがテレビ電話で、一緒に筋トレとかダイエットダンスをしていることを横目で見ていたという樹々ちゃん。実際に、テレビ電話経由でメンバーとダイエットダンスをしていた秋山さん曰く、「だんだん、みんな、いなくなる」とご不満を。希空ちゃんが言うには、テレビ電話の時間帯が一定しないから、夜遅くになると、ダイエットダンスとかでドタバタしていてご家族から苦情が出たんだとかで、「だから辞めた」と。

ほんとに可愛らしいのは、メンバー同士一緒にダイエットダンスをテレビ電話でやっていたってこともそうなら、それを横目で樹々ちゃんが見ていたってこともそうで、同年代の一般の人に比べて、どこか幼い印象が強めですよね。…いや、希空ちゃんはもうすぐ21歳になるし、秋山まおぴんも、こないだ18歳になったし、樹々ちゃんは今年20歳になるっていうのに。それとも、そのように演じてるんでしょうか。

希空ちゃんは、樹々ちゃんの「どんべえ試食動画」が好きだとのことですが、樹々ちゃん曰く、動画用に買って置いたいろんな種類の “どんべえ” のうち、かなり弟くんに食べられてしまって撮影できなかったものがあるとも。

キャメリア教室 秋山先生の切り絵教室

この日のキャメリア教室は、秋山まお先生の切り絵教室です。
上述の通り、事前に各テーブルに置かれた「きりえあそび」の他、このコーナーの開始のタイミングでスタッフさんによって “はさみ” も配付されます。

各テーブルに配布された「きりえあそび」には、いろんなお題の切り抜き線が描かれた色紙がたくさん入っていまして、秋山先生が「じゃあ、ちょうちょを切り抜きまーす、色は黄色やでぇ♪」とか言っても(横でこっそり樹々ちゃんが「きしもんカラー」とか言ってます)探し出すのが一苦労だったりして、けっこうスパルタンな秋山先生、お題の切り抜き用紙を見つけられずにマゴマゴしてる会場に向かって曰く「おいてくわよ!」と。

黄色の色紙が全部「ちょうちょ」ってわけじゃなく、他の切り抜きテーマのもので裏側が黄色なものが複数あって、すっかりお題の色紙を見つけたつもりでいた樹々ちゃん、いざ切り抜きしようとしたところで(切り抜き線を確認したところで)自分が手に取っていたものが「ちょうちょ」じゃなかったことに気づき、「見つけられてなかった」と大慌てです。

その他(やっぱり横でこっそり樹々ちゃんが「りさまるカラー」とか言ってる)オレンジの「お花」と真っ赤な「カニ」を切り抜いて作りましたが、皆さんの真剣な顔を見るのが面白いと喜んでるメンバーが可愛かったり、切り抜きのスピードが異様に速く、会場全体で誰よりも先に「できたっ!」とか言ってる希空ちゃんの意外な器用さなど、なかなか文章では伝えきれませんが、実に楽しいコーナーでした。

ちょっと切ないサイン会

イベントのトークショー的な部分が終わると、昨日と同様、メンバーは一旦引っ込んで、サイン会待ちの時間です。

やっぱり昨日同様、メンバーはビニールシートの向こうでマスク着用となります。冒頭で記した通り、メンバーがサインを終えるのを待ってるようなときでも、メンバーの方から話しかけてくれるんですけど、マスク超しに加えてビニールシート超しってことで、わたくしが加齢のせいで聴取可能な周波数が狭まっているという問題もありつつ、正直、あんまり何を話してくれているのか、よく聞こえなかったりはしました。もちろん、マスクしていて顔の大部分が隠れていても、目元の表情だけでも、ニコニコしてるのがわかって、もう、それだけで、めっちゃ可愛かったんですけどね。

非常に久しぶりに間近で接したメンバーが、あまりに可愛くて、いや、しつこいようですけど、ほんとうに可愛くて、それで心が騒めいて初めて、この自粛期間中は心が動いていなかったことに、ようやく気づく次第。でも、そうやって固まっていた心が動いてみると、やっぱりサインをもらってイベントが終わってから家路につく、その寂寥感も、改めて切なく感じられるというわけです。

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今回、トークショーということで、ミニライブなどよりも、メンバーたちの(アイドルとしてではない)素の部分みたいなところが、より色濃く出たようなイベントとなりました。

最初っから最後まで「それ、翌日、顔が筋肉痛にならない?」って聞きたくなるくらいにニッコニコだった瑞歩さんも、何かと落としては知らん顔して拾っていた小片さんも、あまりにも普通に会話してるので、うっかりイベントってことを忘れそうだった安美ちゃんも。いつもこっそりメンバーカラーに言及して、何かとテンション高めだった樹々ちゃんも、意外にスパルタンな秋山さんも、いつにも増して真っ白でツインテールが可愛すぎた希空ちゃんも。

あまりにも可愛くて、ほんとに可愛いだけで泣きそうになるくらいだった つばきファクトリーのメンバーですが、わずか半年弱ほど会えないでいるうちに、みんな美しいお姉さんになっていて、わたしのような遅い時間の流れ方に慣れてしまった “おっさん” に比べて、10代後半から20代にかけての彼女たちの年齢の女の子にとって、時間の流れ方がまったく違うこと、彼女たちにとっての半年弱という時間がいかにも貴重なものであることに、改めて思い至って、その意味でも、イベント終わりの寂寥感は一層深いのでした。

コロナは、その意味で、恨めしいですよね、マジで。

(文=kogonil)

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