最高の仕上がりだからこそ惜しかった つばきファクトリーFCイベント 〜キャメリア ファイッ！vol.11 キャメリアXmas2020〜

やっぱり可愛い つばきファクトリー

規制入場の案内に従って山野ホールに入場してみると、従来のファンクラブイベントのような つばき楽曲のBGMでのお出迎えとは異なって、大きなスクリーンにメンバーのパフォーマンスの様子が映し出されています。このところ開催されていたソロのバースデーイベントやバラードをカバーしたハロコンでの、メンバーたちのパフォーマンスの様子が映し出されていたって次第ですけど、やっぱり、ほんまに可愛いなと、この段階で、かなり気持ちがほぐれたというわけでした。

でもね。
その映像についても思ったんだけども、やっぱり、ほんとに、もったいないと思います。可愛い以上に、ちゃんとハロプロを継いでるところが、ほんとに素晴らしいのに。

ちゃんと設定を守ってメタに踏み込むオープニング

オープニングアクトには上々軍団の『号泣』が披露されます。ストレートに泣かせにきたので、一部にはかえって鼻白む向きも多いように観測しておりますが、報告者のように無駄な人生を積み重ねてみますと、こうしたストレートな泣かせが意外と響いたりして自分でびっくりしております。

従来ならば会場に降臨してのメンバー登場になろうかと思うところですが、コロナ禍にあって降臨不可能なのでステージ上で『ジングルベル』を。つばきが歌ってくれる『ジングルベル』は、ほんとに透明で麗しく、ここでも、もったいなさが感じられたりして（ごめんなさい、もう言いません）。

オープニングトークで、ご挨拶代わりに、いろいろ話をしてる中、何故かサイドステップ踏んでる谷本安美ちゃんが可愛く、無意識にサイドステップを踏んでることを指摘されても、あの特徴的な笑い方で “わあ、突っ込まれちゃった” というリアクションをしながらも、しばらくステップを踏み続けてたのが可笑しかったり。

オープニングで特筆すべきは、サンタの実在をめぐる騒ぎ。
最年少の秋山眞緒さんがサンタさんの実在を信じているので、クリスマス関連のエピソードを語るにあたっても、プレゼントが本当はご家族によって云々的なところが示唆されるような部分は慎重に避けることがお約束となっていた つばきファクトリーですが、今般も、その「設定」は踏襲されます。

一方、さすがの秋山まおぴんも高校三年生ってことで、そこは岸本ゆめのさんが「ほんまは、まおぴんも、わかってんねやろ？」と強めに突っ込んでみたり、そんなツッコミに対して、秋山さんも見事にスッ惚けてみたりと、一段「複雑なネタ」が設定された模様です。

プレゼント交換ならぬ自己紹介交換

と、ずいぶんとオープニングのトークが、いろんな話題に及んで進行してしまってから、ご挨拶の自己紹介を忘れていた…　…ってことで、最初のコーナーは『自己紹介交換』。自己紹介する際の指令を個々のメンバーがあらかじめカードに思い思いに書いておいて、そのカードをシャッフルして、引いたカードの指令に従って自己紹介するという趣向です。

その詳細は下記に表にまとめておきましたが、特筆すべきは樹々ちゃんのパート。

樹々ちゃんは小野田紗栞さんのカードを引いちゃいます。そこに書かれていたのは、”今と真逆のキャラで” というご指定。真逆のキャラを演じるために、その前提となる、今現在の自分自身のキャラそのものについて「私ってどんなだろう」と困る樹々ちゃん。周囲のメンバーからも、「可愛い？」とか「愛犬好き？」といった穏当な提案が飛び出すところまでは良かったんですけども、誰が言ったか「頭良いキャラ」との提案に憮然とする樹々ちゃんでした。

過去のキャメリアイベントでも、キャメリアチャレンジとして、ちょっと難しいパズル的なお題に挑むにあたって、タイムアタックなんかでは、”樹々ちゃんを初めに出しちゃ駄目だよ” などとメンバーから言われて、回転が早い方ではないと周知されていることに不満げだった樹々ちゃんですが、2020年も暮れようかという時期にいたって、今尚、そういう評価であることが明らかになって、樹々ちゃん、災難でした。

まあ、憮然とした結果、頬をプクっとさせてる樹々ちゃんが可愛かったので、観覧客としては大満足だった次第ですけれども。

他、恒例のシリアスイベント（参考｜「明日の希望による明日のドラマの予感　つばきファクトリー 2ndシングル発売記念スペシャルイベント」）にあって、見事に老人を演じて見せた安美ちゃんが、自己紹介の名前を言うだけで延々時間を使った “ひいおばあちゃん風” も見応えがあったことを付記。

楽しいコーナーは続きますが、そちらの模様は次のページで。