M-line Special 2021、7月の横浜公演で明らかになったソロとしてのそれぞれの魅力

自由すぎるMC 拍手を求める愛理さんとジャンプを誇る佳林ちゃん

セトリの12曲目(『地球からの三重奏』 via ℃-ute)を終えてのMCは、鈴木愛理さんと宮本佳林ちゃんさんが務めます。で、その前の12曲目を、愛理さんと Bitter & Sweet で歌っていたことから、昼も夜も「歌ってる人とは違うMC担当です」って自分たちで言ってるのも可愛らしかったりして。(昼公演では、歌い終わりで引っ込む長谷川さんと、MCに出てきた佳林ちゃんが、すれ違い間際に軽くぶつかる場面があったりして{照明が落ちてたからね}、そのこともMCで触れてる2人です)

可愛らしいと言えば(いきなり脱線で恐縮ですが)佳林ちゃんや小片さんらに対して、すっかり自分が年上でお姉さんであることを前提に、いろいろ言ってる愛理さんが可愛らしかったですよね。キッズで加入したての頃、ほとんど(萩原さんを除いて、岡井さん、梨沙子さんとタメで)最年少だったのに、微妙に余計な空気を読んでのリアクションが目立っていた愛理さんらしく、そんなに年上ってことを背負い込まなくても良いのに、すっかりお姉さんとして振舞ってるところが、やっぱりいろいろ空気を読んでる感じで、愛理さんらしいなって思えるところでした。閑話休題。

ってわけで、この愛理さんと佳林ちゃんのMC、とりわけ夜公演のMCが暴走しがちであったので、やや詳しく。

  • 緩すぎで話が長い愛理と佳林
    尺が伸びちゃうことについて、昼公演終わりにスタッフさんに苦言を呈されたんだとか。
    それでも(下記に述べるように)延々話が終わらない2人に、自分たちでも焦ったのか、だんだん早口になってきて、その分、なんだか滑舌が怪しくなってくる鈴木さん
    諸々含めて、懐かしい ℃-ute 時代の、おふざけに走る鈴木さんのようで、嬉しかったですよ。
  • ライブ中に拍手で反応を感じたい愛理と佳林
    感染予防の一環として、コールや歓声が禁じられているので、その分、拍手やクラップをお願いする2人。
    目線やペンライトなんかでも気持ちは伝わるけれど」とフォローしつつ、やっぱりクラップや拍手が欲しいと言います。
    拍手しすぎて手を擦りむいた向きにはコンビニでいろいろ手当すべきグッズを自己責任でご購入くださいと2人。
    クラップなどで手を叩き過ぎて手がスリ剥けても、「こっちは保障はできないんで」と、ほんとに余計な空気を読みすぎて、その分、”らしい” 2人です。
  • 反応がないことの残念さを謎のジェスチャーで語る佳林
    拍手やクラップを求めるトークに絡んで、ファンの皆さんがイントロで「あの曲だっ!って思ってるのがわかる」と2人が言う、客席からの「うおおおおおおん」という “どよめき” も、コロナ禍対策で消えたのが寂しいとおっしゃいます。
    で、その「うおおおおおおん」を、激しめにジェスチャー込みで再現してくれる佳林ちゃん。要望にお応えして何度も「うおおおおおおん」と、非常に激しめにジェスチャー込みで実演してくれます。
    そんな佳林ちゃんを横で見ていた愛理さん、「生田衣梨奈って言われるよ」ってツッコミを。
  • 佳林ちゃんイケメン化
    新しい衣装について、昼公演から「足、出し過ぎですよ」といった怪しい方面でのトークに華が咲いていた佳林ちゃん。
    愛理さんから、こんなに足出しちゃって、と言われたところ、(私は5才も年上なんだからと、若干引き気味でいた)愛理さんに対しても「鈴木さんも」と言いながら(あくまで私からはそう見えたってことですけど →)鈴木さんの生足をサワサワしていた佳林ちゃん。
    そんなことがあった上での…
    夜公演では愛理さん、佳林ちゃんに対して「発言が男っぽくて。誰か通報してください」と。「ガーリー捨ててるでしょ」と。
    対する佳林ちゃん、そんなことはないと否定するも、ガーリー成分とイケメン成分は「50:50」だとか言い出して、結局、愛理さんの苦言を完全に否定しなかったり。
    実際、愛理さんとのやり取りの中で「可愛いですよ」とか言ったり、愛理さんの(ご本人は「そこらのドラッグストアで買える」と言う)香水についても「いい匂いですよ」とか、確かに “口説きにかかってる” イケメン風な発言が多く、佳林ちゃんのアカウントでは、インスタなども(鈴木さんのコスメの選択を先回りして)狙って投稿することから、コスメの選択にも甚大な影響が及んでいると、佳林ちゃんのイケメン化に文句を言い募る愛理さんでした。

この拍手を強めに求めた結果は、そのMC後の『夢幻クライマックス』のイントロで、いきなり受け止めることになった愛理さんでした。
曰く、この曲は、本来、「あの曲だっ!」って感じでイントロから客席がどよめくような楽曲ではなかったのに、MCで拍手を求めちゃったことで、みんな盛大に拍手してくれるもんだから、本来ならば静かに始まるピアノソロのイントロで、どかんと拍手が来ちゃって、ピアノの独唱と大拍手で「えっ?わたし、今日で辞めるの?」って思っちゃったよ!…とのことです。

総じて、なっきぃ(℃-ute 中島早貴)や、もも(Buono! 嗣永桃子)といった、愛理さんの手綱を握るトークマスターが不在な中、うっかり暴走しがちなことを自覚している分、あちこちに揺れまくって、一層、脈絡が掴みがたい愛理さんのトークだったのでした。

ちなみに、冒頭で後述すると言ったライブの盛り上がりに関する件は、昼公演終わりのご挨拶の宮本佳林ちゃんさんから。

  • サンライズ・ジャンプにコメントする宮本佳林
    セトリにあるように、ライブのオープニングは つばきファクトリーから『初恋サンライズ』というわけで、登壇メンバー全員でサンライズ・ジャンプを決めたわけですが。
    このサンライズ・ジャンプについて、終わりのご挨拶で、ひと盛り上がりありまして。
    できるつもりだったサンライズ・ジャンプだけど、リハーサルに来たらできなかったと告白する鈴木愛理さん。こぶしファクトリーや つばきファクトリーは見ていたから、なんとなくダンスも出来るつもりでいたと。
    ハロコンの全員曲で佳林ちゃんはサンライズ・ジャンプを経験してたけど、私はもう卒業してたかな?という愛理さんに、まだハロプロにいたけれど、全員曲のサンライズ・ジャンプには参加してないと、小片さんが説明します。
    そんな中、ハロプロのジャンプ禁止のレギュレーションに触れて、「コロナ禍が終わっても、皆さんは飛べない」と、客席を軽く煽る佳林ちゃんさんだったのでした。

このあたりも佳林ちゃんらしくて、その後、夜公演の最初のご挨拶のMCでは、自己紹介の際に、なんだか不貞腐れてる感じで「(超平板に)みやもとかりんでぇ~す」とか言ってるし。

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うっかり愛理さんと佳林ちゃんのトークで文字数を費やしちゃいましたけど、その “らしい” 雰囲気も満載だった愛理さんについて、さらなる記述は、ページを切り替えて。

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