抱きつかれた夏焼雅が物語る M-line Special 2021～Make a Wish!～ の初々しさ

仲良くなりたい？人たち

記事の冒頭でも述べたような、歴戦の強者でありながらの “初々しさ” が際立ったのは、個々の MC にて。

上記テキストで記述してきた内容を現場での空気感を踏まえて、改めて率直に評すなら、もう、おまえら２人、付き合っちゃえよ！！ってところかと。

他にも、雅ちゃんと Bitter & Sweet の３人でにMCもあったんですけども、昼公演では、ビタスイの長谷川萌美さんが、Berryz工房の『告白の噴水広場』が、もっとポップで可愛らしい楽曲かと思っていたら思った以上に歌謡曲風で、あんなに小さいころから、こんな楽曲をパフォーマンスしてたなんてと驚いてみたり、雅ちゃんもビタスイのビブラートを褒めてみたりと、イチャつき具合が半端なかったのです。夜公演でも、普段のライブでは楽器を演奏してるから、なかなかやれない “ふり返りの切れ” をやってみたいという内容の中で、何気に雅ちゃんデレを込める田﨑あさひちゃんに、やってみれば意外とウケるかもよと、まんざらでもない雅ちゃんといったところで、そんな具合に、牽制して観測気球を飛ばし合ってないで、ストレートに “付き合っちゃえよ！！” って思ったのは秘密です。

その、”ほんとは相思相愛なのに” 的なところが強烈に見て取れた部分はラストに述べるとして、その伏線ともなった各公演の終わりのご挨拶を先にリストでご紹介です。

と、こんなご挨拶があって、それで夜公演の最後の最後、ご挨拶を終えてラストの楽曲に向かおうっていうところで…　長谷川さんが「それじゃあ…　何だっけ？？」と、言うべきセリフを探して一瞬スタックしちゃいます。

これは、従来、Bitter & Sweet としてのライブ進行では、トークパートを終えて続いての楽曲に進むにあたっては、「one, two, three」という合図のセリフが定番であるところ、ハロプロのコンサートにあっては、「ミュージックスタート！」と言うので、今回の M-line Special で、それが言えて嬉しいと、そう昼公演のご挨拶で述べていたことを受けて、いざその合図のセリフを言うべき場面で、長谷川さん、どっちのセリフをいうんだったか迷ってしまったという顛末です。

で、見所は、セリフに迷って、焦って「何だっけ？？」とか発話しちゃった長谷川さん、お隣の夏焼雅さんに抱きついちゃいます。もちろん、この長谷川さんの一連の動きは、自分の失敗に照れて、その照れを糊塗するために、よくやる仕草ではあるわけですが、それが、同じグループの あさひちゃんや、以前同じ楽屋で仲良くなったという小片さんではなく、隣に立ってたからって、なんと雅ちゃんに抱きつくんですよ長谷川さん！

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敢えて文字にするのも野暮ってところですけど、お互いに緊張してピリピリしてるような関係だったら、いかに反射的に思わず取った行動だとはいえ、雅ちゃんに抱きつくってことはあり得ないと思うんですよね。この一事をもってしても、この M-line のステージの雰囲気って伝わるんじゃないかと思うんですが、如何でしょう？

そう言えば、記事の冒頭でも触れた、佳林ちゃんが ももち結びに触れた Berryz工房と Juice=Juice の合同ナルチカですけど（参考｜Berryz工房&Juice=Juice DVD MAGAZINE Vol.2 CM）そこでも夏焼さんは、植村あかりさんに抱きかかえられて “きゃあ、きゃあ” 喜んでいたのでした。（あーりーに抱きかかえられたのは清水佐紀さんも）

なんか、あんだけゴージャスなのに、雅ちゃんって、ほんとにフレンドリーですよね。

そんな場面を見せてくれてからの、ラストの楽曲が『かっちょ良い歌』と来ては、そりゃ、いろんなものが脳裏を去来するのはやむを得ないところです。
はい、今回も、きっちり泣かされて帰ってきましたとも。

（文＝kogonil）