Berryz工房、3月3日記念日の生配信イベントでファンの心に再び刻まれた “ベリヲタでよかった”

デビュー曲を見ながら振り返り

ここで事前に取り決められていたと見られる MV を見ながらの振り返りです。
ふり返られるのは、デビュー曲『あなたなしでは生きてゆけない』の、さいたまスーパーアリーナで撮影された MV。

熊井ちゃんが「前に出なさいって言われてた」といった細かい証言をしてくれているのも嬉しいですけど、デビュー当時の自分たちを見ながら、「可愛い!!」と喜んでいる今現在の3人を見ているだけで、網膜も心も、全部喜んでいたことは、言うまでもないですよね。

昔の自分たちを「可愛い!!」と喜んでいる他にも、当時の熊井ちゃんを「赤ちゃん」って言って喜んでる茉麻とか、ソロで映った徳永さんに「おめでとー!」と叫んでたり… ってか、デビュー曲だけじゃなくて全曲のMV、今の3人で振り返って欲しいよね。(7人ならもっと良いけども)

その場で SNS 更新

そして、いろいろと話題が展開する中で、そのまんまリアルタイムで SNS が更新されていたのも見所でした。

上掲の「あななし」MVを見終わった辺りのタイミングで、サプライズでお祝いのケーキが登場します。
これが、デビュー曲のジャケット写真をあしらったものとなっていて、3人とも、そのケーキを視聴してるファンのみんなにも見せたがっていたんですけど、しかし、カメラに見えるようにするには大きくケーキを傾けなければならず、もちろん、そんなことをしたらケーキが滑って落ちてしまうので、どうしたもんか困ってる3人なんですが、そこで、こんな(↓)解決方法が。

先に、「この春に聴きたい・聴いて欲しいベリ曲」というテーマで曲名が挙がっていたものについて、ライブに参加してくれたファンの皆さんに、まさに現場(『2007 桜満開 Berryz工房ライブ 〜この感動は二度とない瞬間である!〜』)で配っていたというエピソードにも触れていたんですけども、そのエピソードに触れながら「その場だけでって言ってたのに、あとからアルバムに入ったよね」と微妙に愚痴る須藤さんだったりと、それだけで見所だった次第ですが、そのライブで配ったCDについてのファンが投稿したツイートも、しっかり配信中に拾われます。

生配信の進行中にリアルタイムで更新されていく SNS は(追っかけるの大変だけど)やっぱり楽しいですね。

熊井ちゃん、髪の毛のボリュームについて視聴者さんから指摘があって、そこから展開して眉毛とかの話をしていたのに、ケーキに気を取られて華麗にスルーされます。自分が話していたことを、まさに目の前でスルーされたことについて、自分でも「まあ、良いのよ何でも」とか言ってる熊井ちゃんでした。

質問いくつか その2

今後、この3人でやりたいことは?
  • 今回の生配信がすっかり気に入ったらしく、「自由な配信、楽しくない?」と言い合ってる3人です
    もちろん、今後、同様な試みがあったらチケット購入する気満々なわけですが
  • 雅ちゃん、「3人でバスツアーとか?」
    しかも、ハワイだの沖縄だの、いろいろ言ってます
  • 以前の “くまぁず” バスツアー(参考|「須藤茉麻 & 熊井友理奈、切なさ混じりの4年前の旅を笑顔でたどり直した “くまぁず ファンクラブツアー in 沖縄” の3日間」)で「BAR茉麻」というお店を出していたと須藤さん
    もう大人だから、夜はしっとり「BAR茉麻 からの スナック雅」と(横で、温かいお茶を出すと言ってる熊井ちゃん)
  • 世の中にありすぎるスナック雅
    あちこちでよく見ると雅ちゃん「だいたい紫なのよ
    これまた各地のスナック雅はおろか、スナック雅の所在地検索の結果までが即座にネットにアップされる始末
  • バスツアーといわずとも、「BAR茉麻 からの スナック雅」企画はイベントでも出来そうじゃない?と3人
    もちろん今後、実現するならチケット購入する気満々なわけですが

バスツアーに絡んで、Berryz工房現役の時、地方に行った際に、この3人(須藤、夏焼、熊井)で大浴場に行ったこと、なんか大浴場が好きで、湯船で熊井ちゃんが泳いだことなども話題にしつつ、「あと15分で終わっちゃうよ!」と。

好きなコールは?
  • 即座に挙がる『一丁目ロック!』の「おうおうお~う!」
  • コロナ禍でライブ現場でも客席からのコールが禁じられている中、3人とも、こう言ってくれます。
    みんなの声、聴きたいよね 泣いちゃうよ

菅谷梨沙子からのメッセージからハワイまで

そんな具合に、事前募集のメッセージや質問なんかもピックアップしていたところ、なんとグループ最年少(にして現在は二児の母)である梨沙子さんからのメッセージが。

曰く「洗濯物を取り込んだらカメムシが付いていて大騒ぎしました。当時も部屋にカマキリが出たり楽屋にコウモリが出たり、いろいろありましたが、最近こんなことがありましたってエピソード、ありますか?」と。

もちろん、3人とも梨沙子さんからのメッセージに大喜びなんですが、「最近」って聞かれてるのに、これまでの流れで昔の話をしちゃいます。しかも梨沙子さんの挙げてた例に引っ張られてか(梨沙子さん的には特に「虫が出た」縛りの意図はなかったと思うけど)熊井ちゃんがハワイで徳永千奈美さんと同じ部屋で宿泊した際に、大量にゴキが出たエピソードを話しちゃいます。

そのまんまハワイつながりで、Berryz工房が活動停止してから慰労の意味もあってか何名かのメンバーがハワイにバカンスに行った際に、熊井ちゃんがベッドサイドのライトを壊してしまった話も。朝起きて、他のメンバーも集まって来て、もちろん「謝らなきゃ」ということになりますが、同時に頭の隅っこで「どう隠す?」という思考が点滅していたとも言う雅ちゃんでした。

さらに “つながり” ってことで、二児のママである梨沙子さんからの連想で、この日(2022.3.3)めでたいお知らせをしてくれた千奈美ちゃんへの「おめでとう」メッセージを画面越しに送る3人だったり、画面の外のスタッフさんとのアイコンタクトで、キッズの記念日である6月30日に(「舞美とか?」とキッズつながりで元℃-ute の矢島舞美さん、鈴木愛理さんの名前なども挙がりつつ)「また3人でやれると良いね」などと、大変に期待させてくれることも最後に言ってくれたりしつつ、慌ただしく生配信は終了です。茉麻、舞台の告知は「やるよ」だけってことに。

*****

そんなわけで、記念日である3月3日に、こんな感じでしっかりとイベントを開催してくれた Berryz工房だったのでした。

茉麻も、雅ちゃんも、熊井ちゃんも、活動停止しても今でも応援してくれてありがとう、Berryz工房を好きでいてくれてありがとう、こうして今でも集まってくれてありがとう… と、そう何度も言ってくれます。
でもね、こうして、活動停止してから7年たって、それでもイベントをしっかり開催してくれて、今でも応援させてくれて、今でも好きでいさせてくれて、今でも顔を見せてくれるから、「ありがとう」は、こっちのセリフなのです。

…といった、うっかりすると切なく “しんみり” とした雰囲気でお伝えすることにもなりかねない上記の相互感謝の図なんですが、明記しておきたいのは、これを明るく笑顔でニコニコと、嬉しそうに伝えてくれる3人だったということ。だから画面越しに生配信を見てるこっちも、明るく笑顔で、3人に「ありがとう」と。

この記念日に際して、メンバーたちが毎年「おめでとう私たち」ってお祝いしてますけど、ええ、繰り返し、ベリヲタでよかったと、そう思うのでした。おめでとう、俺。

(文=kogonil)

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