楽しそうな小片さんが嬉しかったバースデー〔承前〕
と、そんな風に客席がいろんな気持ちを掻き立てるあたりも “さすが” ってところですけど、そうしたトークは、何を話そうか事前に入念に練習して来たんだとか。このバースデーイベントの前日は、ちゃんと12時にベッドに入ったのに、布団のなかでトークの予行演習していて明け方の4時まで起きてたと言います。予行演習に余念がなかったわりには、「すご~~~い」とか「だめだ、まちがえた」とか、素の口調が混じる小片さんが可愛いのは言うまでもないとして、それで起きたのが朝7時なんだとかで、それで3回まわしのイベントでのべ30曲以上を歌って(加えて、おそらくリハーサルなどもあっただろうから)、夜半にかけて “大丈夫なのか小片さん!”、”今日はもうゆっくり休んで!” といったファンの声が、ネット上を駆け巡ることになります。
もちろんトークテーマとしては、定番のグッズの紹介にもぬかりなく。
バースデーTシャツは、“赤” じゃなくて “アントラーズレッド” ですと複数の公演で何度も強調した小片さん、自分で言っておきながら “アントラーズレッド” じゃなくて “赤” と口走ってしまう場面も、直後に自分で気づいてニヤニヤ照れ笑いしながら訂正する場面も複数回ってことで。
アクリルスタンドキーホルダーについては、小片さんはあんまり自分のグッズのアクキーを実際に使用することはないのだけど、今回のグッズだけは「可愛いので気に入ったから持ち歩こうかな」とか言ってます。この辺り、そんなこと言われた日にゃ、小片さんとお揃いたるべく、慌てて購入しないわけには…
トークテーマとして異例だったのが “お水” 関連。
楽曲披露の合間にすっごい水飲む小片さんで、「私は軟水派」といったファン必携の小片さん新情報なども飛び出します。小片さん、けっこう水をゴクゴク飲むので、なかなかの飲みっぷりに「こんなに水飲むの、なんか恥ずかしい」とか言ってます。そう言ってる端から「しゃべりすぎたから水♪」って、水分補給に走ってるわけですけど。
いやね、つばき時代のお料理Dマガ(たとえば Vol.3 とか Vol.6)でも、ファンクラブのクリスマスイベントで小野瑞歩さんのお願いで女子会やったときも、やたらストローク深めにモグモグしてた小片さんですから、こんだけゴクゴク水分補給しても、べつに驚くわけでもなく、ただただ可愛いばっかりなんですけどもね。「水飲みにいってる間も拍手してくれますね、みなさん♪」っていうのも、当然です。
当然、楽曲関連でのトークも繰り出します。
オリジナルの1st EP がオリコンチャート9位に輝いたお礼を述べつつ、EPって何だ?と思われる方も多いだろうから、ちゃんと調べたんだと言います。「EP って、Extended Play の略なんですって、調べたんですよ♪」とお知らせしてくれて、「まあ、それだけなんですけど」と自分で突っ込んでいる小片リサさんでした。
楽曲関連では、このイベントの仕様でもあるファンのみなさんからの事前リクエストにも触れます。
「皆さんからのリクエスト、300曲もあったんですよ♪」とのことで、やっぱりセレクトが大変だったのだとか。「リクエストは『秋麗』がトップでした」とも、いろいろお話してくれますが、事前にブログで今日の楽曲をネタバレしていた件(参考|小片リサブログ「あした〜がんばろ〜」)についても、ネタバレの楽曲名をフォントに注意して薄い字で書いたとか、なにかと嬉しそうです。そんなリクエスト曲、ダンスのフリなども、実は小片さんが自分でいろいろチェックして確認するようで、今回はレアな楽曲も多くて、ROMANSの『ロマン』は、『SEXY NIGHT 〜忘れられない彼〜』のカップリングだとのこと。そのダンスを確認しようと思って動画を探したけど「なかった」ってことで、客席からファンのみなさんに「どなたか、どんなダンスなのか知ってる方いますか?」って確認してる小片さんでした。しっかり挙手してるファンの方がいたのが(小片さん「あっ、いる!!」)さすが、ってことで。
他にも細かい話題が縦横に繰り出され、「クリスマスのコスメ、おろしました♪」はまだしも、「スタバのジンジャーブレッドラテが世界一」という件については、以降、敬虔な小片さんファンがスタバ詣をする始末。11月に入ってからは毎日飲んでるジンジャーブレッドラテってことですが、その後どうなんでしょうね?
最期に軽く楽曲について
事前のネタバレに『ひとりじめ』とあって、つばきファクトリーの楽曲を披露してくれるのかと思って、あの小片さんの『独り占め』ステップが見れるかなと思ったら美勇伝だったことには、ハロプロのファンとしての浅さを反省したいわたくしですが、小片さんの歌声の透き通った心地好さについては、お知らせしないではいられないところです。
小片さんバーイベのセトリ、事前の本人ブログでのネタバレから、絶対に良い意味で裏切ってくる(事前リークしてない曲が追加されてる)かと思ってたけど、きちんとネタバレ曲のまんまのセトリで、ネタバレしてても正面から勝負できるあたりは小片さんの自信も垣間見えたりして。
オリジナルの『Oh, Sunny Days !』で毎公演を明るく前向きに締めたりする一方、あくまで個人的に Berryz工房の『21時までのシンデレラ』小片リサ版が、異様に響いてしまったり(本当に素晴らしかった)、最期の3公演めのラストをメロン記念日の『ENDLESS YOUTH』で締めるなど憎い演出もあって、まことに得難いイベントとなっておりました。小片さんが可愛かった以上に、歌い手の楽曲披露の場として、素晴らしかったです。
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そして繰り返し。
小片さんが、こんなにも(それなりに見てきたファンに「こんなに可愛い人だったっけ?」と思わせるほど)嬉しそうで楽しそうな様子を隠さないのも、どこかしら、ファンに柔らかくなったように思えるのも、現在の活動に迷いなく、今の自分の方向に憂いがないからなんでしょうね。
なんだか小片リサさんのファンとして、そう思えることが、一番嬉しいのでした。ですよね、ご同輩のみなさま!
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