つばきファクトリー 福田真琳バースデーイベント2024 〔承前〕
イベント開始から、いきなり3曲続けての披露となります。
3曲目のスマイレージ『ショートカット』で嬉しさのあまり大きなダメージを喰らっていたことは前ページで述べたとおりですが、たて続けの3曲、それぞれにテイストが全然違うことに驚きです。
バレエのダンス風の回転を入れ込んできた『冷たい風と片思い』を、しっとりと。そして急にテンション爆上げで『臥薪嘗胆』から、コケティッシュな『ショートカット』へ、真琳ちゃん、実に役者で、楽曲による雰囲気の違いを見事に演じ分けていて感嘆します。
お立ち台からぴょんと飛び降りる真琳ちゃんが可愛かったこと、ご挨拶していたら客席からお誕生日のお祝いのエールがてんでに飛んできて、それに対して「聞き取れないけど、きっと良いこと言ってくれてるみたいなので、ありがとう♪」と応じていたことは、述べたとおりですが、この辺りで、サポートの河西結心さんが登場します。
河西「20歳でやってみたいことは?」
真琳「わんこそば! ほんとは20歳になる前に行きたかったんだけど」
河西「行こうね♪」
真琳「行こうね♪」… … といった、もう、それだけで7時間くらい見せてくれよ、って思う麗しい同期のトークが展開していたところ(報告者の脳内比で)思ったよりも早めに先を促すチャイムが鳴って、イベントはコーナー企画へと進みます。
コーナー企画:真琳とじゃんけん大会
一発目の企画コーナーは、真琳ちゃんが YouTube でも動画を公開していた(手作りの)波佐見焼プレゼントを賭けて、会場全体の じゃんけん大会です。
商品となる波佐見焼は全部で3つ。
じゃんけんの最終勝者にプレゼントという趣向ですが、たくさんの参加者が真琳ちゃんに負けて一斉にドドっと座る様子を面白がってる福田さんとこの真琳ちゃんでした。
若干の余話ですけれども、わたくしのお隣に座っていた参加者さんが最終の3名に勝ち残りまして、スタッフさんから箱入りの波佐見焼をもらっていたんですけども、イベント終わりの「お見送り会」(← 嬉しいっすよね!)は、着席の並びで順番に真琳ちゃんブース前に流されるので、わたくしのお隣の勝者さんは、わたくしの直前に真琳ちゃんとお見送りってことになりまして、そしたら、もちろん、その勝者さんは、勝ち取った波佐見焼の箱を誇らしげに真琳ちゃんに見せる次第ですが、それを見て「あ、それ!」とか言って、嬉しそうにきゃあきゃあ言ってます、真琳ちゃん。
お見送り会は嬉しいんですけど、メンバーの前で足を止めちゃいけないルールなので、ほんの一瞬のことを、あんまり記憶に定着させられなくて悔しいのもまたお見送り会の醍醐味だったりするところ、今回に関しては、私の直前の方が じゃんけん大会に勝利してくれたおかげで、すこし後ろから、真琳ちゃんの可愛い様子をじっくり観察の上、記憶に定着させることもできましたよとご報告です。
コーナー企画:質問コーナー
続いては、抽選ボックスから、事前に募集していた質問をセレクトして応答する定番コーナーですが、こちらもイベント序盤で河西さんをお迎えしたご挨拶トーク同様、報告者の脳内比で、なかなか先を急がされていた感じ。
髪を伸ばす予定は? |
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昨日切ったんですよ(ショートカット歌うから) これから伸ばします♪ |
スタイル維持のためにやっていることは? |
やばい、やってない! (おとなりで、こっそり真琳ちゃんに耳打ちして、なにやら入れ知恵してる結心さん) 自分は細いと思って生活するのが良いんじゃないですかね(笑 |
真琳ちゃんの元気の源は? |
睡眠、ご飯… … あ、みなさん! 「みなさん」を一番最初に言わなきゃいけなかった! |
真琳ちゃんの可愛いエピソードをください |
私が自分で言うんですか?? チャームポイントは、ほっぺの肉 (と言いながら、ほっぺを むにゅ っと広げてみせる真琳ちゃん) 結心さんより「開演前は、超緊張していて「空気が吸えない」って行ってましたよ♪」 |
絵が上手な真琳ちゃん、これは描くの難しいってものは? |
抽選ボックスに手を突っ込んだところでチャイムが 慌てて言い切る福田さん 「自画像!」 |
ライブの後半の流れに絡めて
コーナー企画は比較的早めに終えて、ライブ後半へ。
まずは、河西さんと一緒に Berryz工房のナンバーから『サヨナラ 激しき恋』を歌ってくれます。これは、一緒に歌った河西さんも含め、先輩の岸本ゆめのさんとパフォーマンスするにあたって、いろいろと出来ないことが多くて叱られた楽曲なんだとか。当日の会場には来ていなかったと思うんですが、河西さんも真琳ちゃんも、虚空に向かって、岸本さんへ、自分たちの成長を見てくれているかなと語り掛けたりしています。
続いて つばきファクトリーのナンバーから『光のカーテン』を。
これは、真琳ちゃんは歌わずに(音源を流して)一曲分、まるっとバレエダンスを披露してくれます。このときばかりは、フラットな山野ホールを恨めしく思ったほどで、是非とも後日の配信を楽しみにしたいところ。
そして、Berryz楽曲に絡んで岸本先輩に触れたように、このダンスの振り付けは、秋山眞緒先輩が付けてくれたんだそうです。… やっぱり、リトキャメの4人が、こうも伸び伸びと個々の魅力を自由に表現できるのは、つばき の先輩たちのおかげでもあるのだと改めて。
ここで終盤に向けての流れを前に、真琳ちゃん、息を整えようと「ふぅ~~~」と大きく一息つきます。これを煽りと勘違いした客席が大きな歓声を「ふぅ~~~♪」と上げちゃって、真琳ちゃん笑ってます。(素直にそのまんま笑った時の真琳ちゃん、超可愛いですよね)
終盤へ向けては、Berryz工房から『バカにしないで』、勝田先輩の『とっておきのオシャレをして』、こぶしファクトリーの『好きかもしれない』、モーニング工藤さんの『若いんだし!』と続きます。
勝田さんの『とっておきのオシャレをして』の真琳ちゃん歌唱が、とっても素晴らしかったことは特筆したいところ。特筆したいと言うなら、こういうタイミングで、改めて こぶし楽曲の力強さを再認識したことも、みなさまにお知らせですが、このように、勝田先輩の楽曲から こぶしファクトリーの名曲まで、その改めての素晴らしさを客席に再認識させるほど、福田真琳さんの歌声が、真琳ちゃんらしい透明さで、実に真っすぐであることに驚く次第。
前ページにて、それぞれのファンにお叱りを受けるかもとしながら、真琳ちゃんが元℃-ute の愛理さんに似てるって印象を述べてしまいましたけども、この後半の楽曲の披露にあって、真琳ちゃんの歌声やパフォーマンスする様子を見るにつけ、やっぱり愛理さんに似てるなって。
なんか、その一生懸命でありながら軽やかなところ、嫋やかでありながら技術に裏打ちされているところ… もちろん、経験年数が違いますから、愛理さんに匹敵するとまでは言いませんが、全体的な雰囲気が、真琳ちゃんって愛理さんによく似てるなあと思うのでした。お叱りは嫌なので「なにい!」と思われた方はスルーしていただければ…
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真琳ちゃん、9曲目の『若いんだし!』披露のタイミングで、客席降臨してくれます。
ステージに戻って歌い終わって、河西さんが再登場して、しばしのトークにて、河西さんは「裏から見ていて、真琳が近くに行った時の、みなさんの嬉しそうな笑顔が可愛い!」と述べたのに続けて、真琳ちゃん「近くに行っても恥ずかしくて、結局、客席の(通路から遠い)真ん中らへんの方の頭を見ていた」と言います。そして、来年もバースデーイベントがあったら、そのときは、客席に降臨しても、ちゃんと皆さんの眼をみていられるように… と続けて、河西さんと一緒にステージ上で「20歳の目標ができた!」と喜んでいます。
降臨した真琳ちゃんは、まあ小っちゃくてビックリした次第ですが(ハロメンは、みんな、ステージ上では大きく見えるのに、近くで(降臨とか個別とかで)見ると、ほんとに小さくて驚きますよね|熊井友理奈さんを除く)、ステージ上で河西さんと、きゃあきゃあ言って笑ってる真琳ちゃんは、可愛かったですよ。
お母さんからのお手紙と『いのちの歌』と
事前に真琳ちゃんにお手紙のことを相談してしまっていたことをバラしたり、冒頭でも述べたように、初パスポートの写真がモヒカンであったことを暴露したお母さまからのお手紙ですが、真琳ちゃんが「ウルウル来たけど引っ込めるポイントがいっぱいあった」と突っ込んでいたとおり、むしろコミカルな雰囲気に終始したんですけどね。
それでも、上京した娘がいつでも帰って来ても良いように制服やお弁当箱を片付けないで準備していたり、「ゆっくり大きくなってね」と述べたり、「どうすれば良いかのかわからずに迷ったときは、周りの人を幸せにできる方を選んでください。母はそれで上手く行きました♪」とあったり… うっかり山野ホールに集った真琳ちゃんファンが、そのまま、真琳ちゃんのママのファンになりかねない、率直ながら深い愛情に満ちた、素晴らしいお手紙でした。
真琳ちゃんは、お手紙の中で何度も「まあちゃん」と呼ばれ、お母さんのお手紙の細々したところに、逐一突っ込んでおり、まるっと笑顔でお手紙朗読パートを終えた次第ですが、続く『いのちの歌』披露の際に涙を見せてくれたことは、すでに述べたとおりです。
もし、この記事を読みながら、それでも『いのちの歌』をご存じない方がいらっしゃったら、是非、歌詞検索してみてください。直前のお母さまのお手紙の「ゆっくり大きくなってね」といったフレーズと歌詞との呼応度に驚きますよ、きっと。
最期に、スタッフさんの代読であってすら、うっかり真琳ちゃんママのファンになってしまいかねないほど、それほどの魅力的なママに育てられ、末っ子としてお兄さんにもお姉さんにも愛されて(そうなるように、真琳ちゃんの名前は、お兄さんとお姉さんに考えてもらったとの、真琳ちゃんママの深慮遠謀もお手紙には記述されていたりします)そうやって大きくなった真琳ちゃんです。ハロプロのファンならば、真琳ちゃんを愛さないわけにはいかないですよね。
そして、やっぱり…
以上のように、冒頭の登場から最後まで、とても加入してまだ3年だなんて信じられないくらい、魅力たっぷりで山野ホールに集ったファンを魅了した福田真琳さんでした。
イベントのラストで泣いちゃったのに、だから、お見送り会では、眼が赤くなってたりするかなとか思ったんですけど、お見送り会で言葉をかけると、さも自慢らしく「♪いぇ~~い」とかピースサインをしてたりして、この辺りの “おちゃらけ具合” もまた、やっぱり似てるなあと思ったことは、すいません、もう言いません。
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