Juice=Juice『ぴあアリーナMM』2Days 敢行 11人の現在地と「MORE! MORE!」に込められた “その先の夢”

14・Fiesta! Fiesta!

待ってましたの鉄板曲。
「♪情熱を解き放と」の「解き放」の「と」を、勢いのまま声を割らせて絶叫するのは、これは技術として意図的にやっていますよね段原さん。素晴らしい。

もう、メンバーたちも、”悪いけど、これ私たちの鉄板曲だから” って感じで、もうこれまで以上に自信満々で解き放つ『Fiesta! Fiesta!』は、繰り返し、お姉さま方に並んで、川嶋さんも、仁愛さんも、非常に素晴らしい。

15・甘えんな

歌い出しの井上玲音さん → 石山咲良さん → 川嶋美楓さんの(一言だけの)流れ、鳥肌立ちませんでした?

大サビの後、メンバーが2列に割れてるのを背景にセンターに陣取る川嶋さんと有澤さん、すっかり大御所の雰囲気です。Juice=Juice は妖艶なところをグループの色にしていると、この数年、そう見てきましたけど、むしろ “ステージの上の私、最高でしょ、観て!” っていうのを楽しんでいるのが、グループの色なのかも。

16・ナイモノラブ

かと思ったら、急に楽しく親し気な旋律が流れて来て、そう思ったらまた『ナイモノラブ』の旋律の背景のベースなんかも急に弾むような感じで、こういうところで、楽曲の印象が激変するんだなと思って、改めてアップフロントの技量の厚みに感嘆したり。

中盤のダンスパートは(メンバーがしゃがんで足を広げるところね)、センターステージ間際の席次を引いていたファンの皆様が、横浜ないし桜木町からご無事に帰宅できたのか心配になるところですが、もちろん、当人たちの意思と志と努力の結果であることは言うまでもないわけですが、こうして見ると、今現在の Juice=Juice って、真面目に生粋の “色っぽさ” エリート集団なのかも。
ってか江端さんすら(以下、当方の品位を保つため十数行省略…

あんなに幼い仁愛さんや、そして愛くるしい川嶋の美楓さんすら(以下、このサイトの品位を保つため数十行省略…

17・プラトニック・プラネット

Juice 御自慢の “クネクネの力強さ” 面目躍如と言わんばかりの楽曲。ってか腰の骨がちゃんと脊椎の一部として接続してるのか心配になるレベル。

かと思えばサビのパートの周辺では、個々の歌割が切々としていたりもします。さらに後半に向けて正面ステージ中央で、松永さんセンター、その左右にタコちゃんと井上さん、さらにその外側の両翼に遠藤リンゴちゃん、石山 “様子がおかしい” 咲良さんと、5人が腰を落として並ぶところは、歴戦の戦士って雰囲気もあって、いったい Juice=Juice、どこまで多彩な顔を持っているのか…

… と、それなりに観て来た(たとえば初代リーダーの卒業ライブのレポも投稿していたりします)ファンも戸惑うくらいだから、『盛れ!ミ・アモーレ』の爆発で、今般、初めて Juice=Juice のライブにやってきた方々の戸惑いっぷりは、いかばかりか。その戸惑いを落ち着かせるためにも、引き続き Juice=Juice の現場に足を運んでいただければと切に願うところです。

18・プライド・ブライト

ベースの速いフレーズから段原さんのボーカルが入ってくるの、本気で鳥肌が立ちますよね。

このあたりで、時折、段原さんだと思って見ていたら遠藤リンゴちゃんだったということが。体型も似てるし髪形が… ってこともありますけど、些細な肢体の細かな動きが、非常に似ています。パフォーマンスの技量的なところで、遠藤さんが段原さんに追従していることは、記事冒頭にリンクした2025年のステージくらいから思っていたことなんですけど、ここへきて、細部の動きまでそっくりになってきたような。

強烈なベースソロに続けて3人トリオで複数の組に分かれて短いダンスのバトンを渡していくところも刮目です。

19・STAGE~アガってみな~

改めて井上さんのボイパの響きが鮮烈な楽曲ですけど(ってか、こぶしファクトリー時代よりも、明らかに軽やかにして力強くなってますよね)、ライブ終盤へ向けてのスパート中だというのに、メンバーの動き、表情、視線… それを取っても、ますます活き活きと輝き出しています。

なんと驚異的な体力… って以上に、メンバーがここへきて一層活き活きしていたのは…

20・盛れ!ミ・アモーレ

待ってました!
いや、待ってましたよ!!

『Fiesta! Fiesta!』に倍するファイヤー・エフェクトを背負って、川嶋さん「♪一番の私を見て」って、もちろん、最高の、人生の中で一番に輝いているその最先端のメンバーたちの「一番の私」をファンが魂に刻む楽曲がやって来ました。待ってました。って、真面目にハロプロの歴代を通覧してもトップレベルの楽曲ではないでしょうか。

わたくし、個人的に、どっかんと盛り上がる楽曲よりも、モーニングの『Happy大作戦』とか、℃-ute の『最高ミュージック』とか、つばき の『最上級story』といった、少女たちの成長に託した人類にとっての “正しい” ハロプロ楽曲を好みがちな傾向にあるんですけど、率直に『盛れ!ミ・アモーレ』には屈服中です。

メンバーたちも “待ってました” みたいで、なんか表情がこれまでに増して輝いている印象です。

*****

ここまでで、アンコールの「もう一杯」コールを受けまして…

21・Magic of Love

太陽とシスコムーンの楽曲が、ここまで Juice=Juice の代名詞となるとは、今更ながら驚きますよね。

会場のあちこちに分かれて、わちゃつきながら楽曲を披露するメンバーたちですが、やっぱり石山さんは “様子がおかし” かったりします(笑)。

「♪どーしよー」のところ、タコちゃんは何を謝っていたのか聞き取れずに申し訳ない。楽曲タイトルを斉唱する段原さんの気持ち良さそうな表情たるや!

会場からの「ここだよリサチ!」を待ち構える入江里咲さんの表情も、そして、そんな入江さんへ投げかけられるファン渾身の「ここだよリサチ!」も、実に素晴らしくて、嬉しく楽しい場面なのに、ついに涙腺が…
私だけかも知れませんが、実に感動的な場面です。Juice=Juice、盤石かと。

*****

一拍おいて、ここでメンバーからの感想とご挨拶が。
やはり松永先輩のご挨拶が沁みましたよね。そして、何故か涙ぐむ井上さんに胸を突かれたことをご報告です。

林仁愛 ツアータイトル UP TO 11、私、ちょうど一年くらいになるんですけど、Juice としての林仁愛が、あんまり信じられなかったんですけど、先輩たちが「11人で」言ってくれることが嬉しくて、11人目のJuice=Juiceとして活躍できることが嬉しいです
「嬉しかった」じゃなくて、ナウです。「嬉しい」です!
川嶋美楓 幼い頃からステージに立ちたかったけど、今、メラメラと体育会系的なのは、Juice とハロプロが大好きだからです
盛れミ きっかけで、もっとたくさんの人にハロプロを知って欲しいです
夢を見ることの大切さも!
遠藤彩加里 ステージでは、みなさんが声を出して支えてくれる
スタッフさんたちも含め、みなさんに作っていただいた私をお見せしてステージを作れたことが嬉しかったです
石山咲良 Fiesta と 盛れミ の炎が、自分が燃えちゃうんじゃないかと思って怖くて、リハーサルも怖かったんです
でも、こうしてペンライトの客席を観てると、「自分の手から炎を出せるんじゃないかと思う」ほど、怖くなくなるんです!
江端妃咲 「もぉ、眼が足りひんのですよ」
2時間チェイサーやりたい、歩きながら、みなさんの顔をみたいです。見えてます、ほんまに!
もっと大きい会場に行ったら、もっと物理的に距離が開くかも知れないけど、今の Juice=Juice だったら、もっと大きな会場に行けると思う!
入江里咲 初日から11人で走り続けることができました
一緒に頑張ろうって言える仲間と出会えて嬉しいです、(応援してくれる皆も含めて)大好きです!
有澤一華 やっと脱皮しました!
自分の素を出しても、心を開いても良いんだなと(怖かったんですけど)メンバーが支えてくれて、自分を出せるポイントだったんです。限界突破できました
松永里愛 最近「Juice=Juice って凄いね」って言ってもらえる機会が増えたんですけどね、でもね、Juice=Juice って、ず~~っと、凄いんですよ
ハロー!プロジェクトって、ずっとカッコイイんですよ!
頑張ったことが実を結ぶわけじゃないけど、それでも、この11人で作った音楽で世界にぶつかって行きたいと思います!
工藤由愛 今日は、ばんざーい、突破!って言えるようなライブにしようと思ってました
みなさんの、ちょっとでも頑張る糧になれたらと思います。受け取ってください!
井上玲音 体感的にも、あっというまだったツアーだったんですけど(泣きそうになりながら)いろんな感情があって、プレッシャーや悔しさが大きなツアーでもありました
恵まれた環境だなって思います。応援したいって思ってもらえるグループであり続けます!
段原瑠々 今年はじまって直ぐに話し合ったこと、あり得ない1年にしようねってスタッフさんとも話していました
今日、ここに立って、初心を思い出したりして、最初の武道館で「あきらめなくて良かった」って言ったんですけど、今日の ぴあアリーナMM の風景を観ても「あきらめなくて、良かった」と思います

22・未来へ、さあ走り出せ!

タオルを振り回して!
林仁愛さん「終わって欲しくないよ!」という叫びをイントロに重ねて。

“憑き物が落ちたような” という形容が適切かどうか微妙ですが、いかにも清々しく晴れやかな表情です、みんな。

個人のファン歴としては、やっぱり初代の宮崎さんや佳林ちゃん、三代目の植村さんらの印象こそ強い Juice=Juice ですが… いや、「でした」が… 今の11人の Juice=Juice、まじめに盤石です

23・盛れ!ミ・アモーレ 再

ってか、今、『未来へ、さあ走り出せ!』で、キレイに終わったじゃん!
って、それでも盛り上がること!しかも、さっきの『盛れ!ミ・アモーレ』の盛り上がりよりも盛り上がってるって、どういうこと

終わりに 世界に届け Juice=Juice!

段原さんの圧巻のパフォーマンスについては、何度でも言及したいけれど、そんなところも含め、松永里愛姐さんが語ったように、Juice=Juice は今になって突然すごくなったわけではありません。私たち、知ってましたもんね。
ずっと凄かった。その積み重ねが、ようやく世の中に見つかり始めただけ。

かつて、世界に届きかけた先輩がいました。
彼女たちは、ほんとに彼女たち自身の、その性格の良さから、その性格が良すぎたことから、あまりにも愛らしい “普通の女の子” であり過ぎたために、もう一歩で届くところだった夢に、指がひっかかりかけていた夢に、ギリ、届かなかった。

わたくしも、ハロヲタです。
そして、今のテレビや芸能界の一部には、微妙に批判的です。
だから、”売れれば良い” とか、”外の仕事が大事” だとは思っていないし、ライブとパフォーマンスに徹して、ファンに寄り添ってくれるハロプロの姿勢に安心している、よくいる古いハロヲタです。だから、”世界に届いた” とか、”ドームツアー実現を” といったことには、あんまり心を動かされないんですけどね。

でも、今回だけ。
Juice=Juice なら世界に届くかも知れません。
是非とも歩みを止めることなく、このまま、世間にハロプロの凄まじさを見せつけて欲しいと、強く思ってしまったことを、あくまで客観的事実の一環として “古参にこんなふうに思わせてしまった” という一例として報告してレポの締めとしたい所存です。

世界に届け Juice=Juice!

(文=kogonil)

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