夏のハロコン2026 その継承の現在地が示す “ハロプロは続いていく” 安心感と寂しさと

ハロコン 2026 @ TOYOTA ARENA TOKYO〔承前2〕

シャッフル後半戦は、℃-ute 姐さんのナンバーから

夢幻クライマックス(℃-ute)

有澤一華さんはヴァイオリン奏者として、小林萌花さんはピアノ奏者として参加。二人の “奏者としての力量” も如実になったパフォーマンスだったかと。

楽曲自体のパフォーマンスは、為永幸音さん、井上玲音さん、工藤由愛さん、小野瑞歩さん、中山夏月姫さん、村越彩菜さんという、現役メンバーのうち美形で突出したメンバーが集められた感。

井上玲音さんが世界遺産レベルのビジュアル国宝であることは言うまでもないとして、小野瑞歩さんが、おっとり、ほんわか、イジられお姉さんでありながら、笑顔を消しても超美形であることについては、つばきに専心するファン以外は、やはり驚きとなるところではないかと。個人的に、村越さん、めっちゃ美形だと思うんですけどもね。はっはっは。

しかし、℃-ute の楽曲ですが、この『夢幻クライマックス』などの、℃-ute が、アイドルが憧れるアイドルとして世の中に知られ熟してきたグループ最終局面の時期の楽曲よりは、個人的には、まだあまり世間に知られていなかったグループ前半期の楽曲こそ好ましいと思っていたんですけど、改めて現役メンバーによって再演されると素晴らしくて腰を抜かしますよね。なんか、驚いてばっかりだわ。

バラライカ(月島きらり starring 久住小春)

7期メンバー久住さんの名曲は、井上春華さん、平山遊季さん、石山咲良さん、林仁愛さん、村田結生ちゃん、斉藤円香さん、松原ユリヤさん、島川波菜さんのユニットにて。ってか、上の℃-ute についても述べたように、改めて、良い曲だよねえ『バラライカ』。

島川波菜さんのガキんちょぶりも楽曲に見合って可愛らしかったし、もう何度も触れたけれど、デコ出し風味の石山咲良さんが幼くてビックリ。そして井上春華さん、ちっちゃいせいか、バラライカなコサックダンスの映えること!

Yeah! めっちゃホリディ(松浦亜弥)

ハロプロにとってのレジェンド楽曲を、小田さくらさん、下井谷幸穂ちゃん、入江里咲ちゃん、谷本安美さん、土居楓奏ちゃん、西田汐里さん、西﨑美空さん、小野田華凜さんにて。

小田ちゃん、美しいよね。他のメンバーもみんな愛らしくて素晴らしかったんだけど、小田さくらさんは、重厚な楽曲の斉唱も、大人っぽい静かな楽曲も自在に歌い上げる一方、こんなにもコケティッシュで可愛らしくポップな楽曲を、楽し気にパフォーマンスしても、まんま楽曲の魅力を引き出すので、実に素晴らしい。ぶっちゃけ、小田ちゃん、卒業して欲しくないよ。

本気ボンバー!!(Berryz工房)

我らが Berryz工房のナンバーを再現するは、山﨑愛生ちゃん、橋迫鈴さん、段原瑠々さん、小野田紗栞さん、秋山眞緒さん、前田こころさん、平井美葉さん、広本瑠璃さん、吉田姫杷さんと、個々のグループの中でも肢体の使い方の端正さが際立つメンバーが集められたかのようです。

橋迫の鈴ちゃん、楽しそうで、この曲にピッタリです。秋山さん、髪をまとめてきましたね。平井さんの眼鏡には、Juice 林仁愛さんのと違ってレンズがしっかり入っているようです。… そして、山﨑愛生ちゃん、サビのフレーズの後の、歌割を終えた直後の、体中で笑っているような笑顔は… ほんとうに、失われませんように。愛生ちゃんの笑顔は、ほんとうに素晴らしい。

ロマンティック 浮かれモード(藤本美貴|岡井千聖)

もちろん藤本さんの楽曲なんだけど、個人的に、この曲は、元℃-ute 岡井さんの曲だとも言いたくて。そんなロマモーは、岡村ほまれちゃん、川名ケロ凜ちゃん、松永里愛さん、河西結心さん、清野桃々姫さん、里吉うたのさん、筒井澪心さん、植村葉純ちゃんによって再現されます。

先ほど、『女と男のララバイゲーム』で、つばき河西さんが素晴らしかったことに触れましたけれど、河西さん、本気で、ステージ上の小田さくらさんを継ぐのではないかと、この楽曲で思った次第。もちろん葉純ちゃんが可愛くて、ほまれさんが(いや元々可愛かったけれど)どんどん可愛さの度合いを高めていて、ケロちゃんも大変にケロケロしていて、素晴らしかったんですけど、河西さん、なんか知ってた河西さんと違う人みたい

楽曲終わりの会場からのレスポンス「大の大人が!」って、ほんまに失われませんように。

*****

ここまででシャッフルコーナーは終了。
MCに谷本安美ちゃんが出てきて、推し(井上玲音、平山遊季、米村姫良々)に浴衣を着せてお祭りを練り歩きたいとの野望を語りますが、どうせ叶わないので、安美ちゃんと波長が合うかもという為永さんとお出かけできますよと、なかなかにコミカルなのか失礼なのか微妙なトークをかまして、ハロコンは後半戦へ向かいます。

Say! Hello!(ハロプロ研修生)

最初にこの楽曲を鑑賞した時から… どころか、最近この楽曲をどこかで鑑賞したときから、まるっと研修生メンバーが入れ替わっていたりするんですけど、改めて、このステージに登って、こうして研修生曲をパフォーマンスしている、この若い子たちの夢と希望が叶いますように。彼女たちの希望が叶う世の中でありますように。

また、あなたに恋焦がれているんだ(OCHA NORMA)

オープニングでギターを弾いているのは広本瑠璃さんと窪田の きゅるるん さん? 西﨑美空さん、相変わらず OCHA NORMA の歌唱の軸ですけど、もしかしてメイク変わった??

タイトルから想像されるよりも、ずっと軽快で伸びやかな楽曲で、OCHA NORMA うっかり近寄ると危険です。2025年の武道館のときからずっと思っているんですけども、パフォーマンスが非常に端正で、沼ると抜けられなくなりそうです。良い曲ですね。

愛が愛のままでいられますように(アンジュルム)

加入当時、あんなに細かった橋迫鈴ちゃんが、たくましいです。コケティッシュな衣装と髪飾りなのに、平山遊季さん、ほんまにカッコ良いイケメンです。長野桃羽さん、ConChu! の触角飾りを外しただけなのに、黒髪ストレートで美しいですね。… いや、衣装が(これまでのセトリの関連で)バラバラな分だけ、もうほんまに、眼が何個あっても足りません。

Pi-Pi-Pit-a-pat!(ロージークロニクル)

葉純ちゃんが可愛くて、村越さんから眼を離せないんですけど、小野田華凜さん、痩せたのか、ちょっと壮絶なくらい美人さんになっておりませんか。

弾むような愛らしい楽曲で、それは例えば飛び跳ねるような島川さんにもピッタリでもあって、可愛らしいんですけど、上村さんから上に触れた小野田の華凜さんや松原さんなど、メンバーの美人さん化が止まらないので、もっと大人な楽曲が投入されたら、ロージークロニクル、大変なことになるのではないかと。この可愛らしい曲も、素敵なんですけどもね。

結論から言ってちょうだい(Juice=Juice)

林仁愛ちゃんの叫ぶような斉唱にビックリします。
全部のメンバーが妖艶であった Juice=Juice ですが、”妖艶” から “怖い” という方向へ舵を切るのでしょうか。有澤さんが怖い方向性で押し出されたら、ピッタリすぎかも知れませんが、入江さんも江端さんまでも、きれいに全員怖いのは、逆にお見事かも知れません。

FireWorks(つばきファクトリー)

新たな つばきファクトリーの代表曲になりそうな雰囲気。
瑠乃ちゃんから ひなーず、西村さんまで、いつのまにか重厚な雰囲気の楽曲も自家薬籠中のものとしています。上に河西さんのパフォーマンスが非常に眼を惹くことに触れましたけど、瑠乃ちゃんも、真琳ちゃんも、いよいよリトキャメのパフォーマンスが… とか思って見ていたら、間奏のダンス、秋山眞緒さんと福田真琳ちゃんがツインで非常に見応えがあって…

はい、新たな つばきファクトリーの代表曲です。素晴らしい。

Lonely…But not Alone(モーニング娘。’26)

with 18期!
すでに石川さんと鈴木さんから眼が離せなくなっているんですけども、鈴木もあさんが急にルックスから美人なお姉さんになっていることに驚く一方で、石川華望さん、めっちゃ可愛くないですか?
石川さん、なんか、素朴なようでいて、とっても嬉しそうな表情で、非常に愛らしくありません?

安田美結さんも、まだ少し硬いけれど、これからが楽しみだし、杉原明紗さん、ついこの間加入したばかりとは思えぬほど。18期、なんだか、過去最高に新メンバーのこれからが楽しみになってきております。お恥ずかしい(ちっとも恥ずかしくないけどね!)

今般、弓桁さんが全般的に低めな音程で、山﨑愛生ちゃん、細すぎて折れそうで怖かった肢体に良い感じにお肉がついてきて、女性らしく大人らしくもなっていて、困ったことに非常に魅力的になっているのに、やっぱり顔全体で笑っているような笑顔が愛らしすぎますね。ほまれちゃんの歌割の「♪お風呂に入ります」ってのは、いろいろ承知の上で狙ったのかしら。

ポジティブプログラム(BEYOOOOONDS)

BEYOOOOONDS って、小劇団風の小芝居をパフォーマンスに組み込むのが売りだとばかり思っていたのに、こんなにボーカルが映えるグループだっけ!?

ダンスが得意技だったはずの平井さんのボーカルが聴き応えがあって、ボーカルに聴き応えがあるというなら、ピアノが得意である小林さんもだし、そしてボーカルという点では、従来、他のメンバーに一歩譲るところが多かった里吉さんが、しっかりして来ており、SeasoningS の3人を中心に、なんか新メンバーの加入って以上に、グループ全体が大きく変貌しつつあるような。

夏将軍(アンジュルム)|全員

一部に、あんまり評判が芳しくない『夏将軍』ですけど、わたくし、これ大好きなんですよ。
ベリキューのいくつかの楽曲と並んで、これ以上、タオルを振り回すのに相応しい曲はないし、間奏の旋律が軽やかに疾走していて、聴いてて思わずニコニコしちゃいませんか?良い曲ですよね。

恋愛レボリューション21(モーニング娘。)|全員

原曲がリリースされた時には、ほとんどのメンバーが産まれていません。そんなメンバーたちがグループごとにまとまって、「♪超、超、超、良い感じ」って、しゃがんで身体をゆすっています。
ハロプロは、ほんとうに守るべき文化だと思います。「♪恋をして、仕事して、歴史刻んだ地球」とか、「♪この惑星は美しい」とか、ほんとに、ほんとに、貴重なこのステージが失われることなく、来る30周年も、その先も、ずっと続きますように。

ラストは卒業が予定されている小田ちゃんと秋山さんが最後に客席に礼をして…

これからもハロプロでありますように

最後に、小田ちゃんと秋山さんが客席に礼をして、2026年の夏のハロコンは幕を閉じました。

小田ちゃんについては、もう何度も触れましたけど、つばき秋山眞緒さんも、今年で卒業することが予告されています。

そう思って改めて最後のステージを眺めてみると、もちろん寂しいんですけど、それ以上に、なんだか不思議な気持ちになりますね。もちろん、秋山さんも、そして小田さくらさんも、卒業はして欲しくないのが正直なところ。小田ちゃんは、これまでバックステージでもハロプロを支えていた部分が大きすぎるし、秋山さんなんて、卒業公演では、瑠乃ちゃんなんか大泣きするの確定じゃないですか… ねえ。

でも、小田ちゃんが、ハロプロのステージを離れる一方で、その背中を見てきた後輩メンバーたちが、小田ちゃんの放ってきた魅力を受け止めて、すでにステージの上で躍動していることもまた事実。

もうね、何度も同じことに当欄で触れて来たから、そういうものが、ハロプロでは、いつも何気ない顔をして、当たり前のように、自然と次の世代へ手渡されていくことに、なんか呆れそうになります。

もちろん、本人たちにとっては、そんなに簡単なことではないでしょう。新メンバーにとって、初めて大勢のファンの前に立つことが怖くないはずもなく、新曲を初披露する先輩たちだって、シャッフルで普段とは違うメンバーとステージに立つメンバーだって、それぞれに緊張や不安があるでしょう。あったりまえですね。そうであっても、ステージの上で彼女たちは、飛びっきりの嬉しそうな笑顔を見せてくれます… ってことも、ハロプロでは、いつも何気ない顔をして、当たり前のように、自然と実践されていて、もうなんか、あえて書くのも愚かですよね。

ハロプロは、楽曲や振付や衣装やステージの建付けが受け継がれているから続いているのではなくて、こうして先輩たちから何かを受け取った後輩たちが、自分なりのパフォーマンスを通して、改めて、次の人たちへ渡していくことによって続いている… 自分がここに至った時にはすでに去っていた先輩たちから受け取ったものを、自分が去る時には未だ来たらぬ者へと受け渡していく… って、これまた敢えて書くのも愚かなほど。

ついこの間まで “ちっちゃくて可愛いけど、あんなに細くて大丈夫か?” と眺めていた子たちが、いつの間にか後輩を引き連れて、堂々とステージに立っている。それは、卒業してハロプロを離れていくことだけじゃなく、大人になっていくことも含めて、少し、寂しい風景ですらあります。でも、その寂しさのすぐ隣に、ちゃんと “これから” がある。

少しの寂しさと共に、ああ、ハロプロは、ちゃんと続いていくんだな… という、妙に穏やかな安心感すら感じることができるハロコンは、やっぱり、良いものを見せてもらったと思います。

これからも、ずっと。どうか、失われませんように。

(文=kogonil)

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