あーーっ!ベリのライブに行きてぇなあっ!!
公演が終わるたびに、フロアのあちこちで交わされた言葉です。
そう述べる多くのベリヲタの目には光るものがあったりなかったり。
8月4日の夜公演では、アンコール待ちで “Berryz いくべ!” コールが一瞬だけ復活したりもして。
8月4日の夜といえば、中野サンプラザで開催されていた夏のハロコンでも、須藤茉麻さんと夏焼雅さんがOGとしてゲスト出演し、Berryz楽曲を披露しては、ファンの胸に様々に去来する複雑な気持ちを喚起したやに聞き及んでおります。
それは、ここ原宿はミュージックレストラン La Donna においても同様…いや、どこよりも、熊井ちゃんのディナーショーこそが、ベリヲタの気持ちを熱くしたのではなかったでしょうか。
誰よりも何処よりも一番Berryz工房の近くに
2015年3月3日の武道館をもって活動停止してからも、そのメンバーのうち、清水佐紀、須藤茉麻、夏焼雅、熊井友理奈の4名は、かつてのファンとの接点をずっと維持してくれて、それぞれのソロイベントなどでも Berryz工房の楽曲を披露してくれています。それでも、今般の熊井ちゃんのディナーショーほど、ステージの上にあの7人の姿が見えたものはなかったのではないか。
いきなり口調を変えちゃって申し訳ないけど、とにかく、このセトリを見てくれ!
8/4 MOON公演 セトリ | 8/5 SUN公演 セトリ |
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01.MOON POWER —–ご挨拶—– 02.マジ夏すぎる 03.夏 Remember you 04.秘密のウ・タ・ヒ・メ —–近況のお知らせ—– ↓本当に心が痛い切ないセクション↓ 05.恋愛模様 ☆ 06.もっとずっと一緒に居たかった ☆ 07.ああ、夜が明ける ☆ 後半戦は自分でもペンライトを 08.愛の弾丸 09.なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW? 10.恋の呪縛 ↓↓↓アンコール↓↓↓ 11.蝉 ☆ 12.VERY BEAUTY |
01.Loving you Too much —–ご挨拶—– 02.マジ夏すぎる 03.夏 Remember you 04.秘密のウ・タ・ヒ・メ —–近況のお知らせ—– ↓激しくノリノリな解禁セクション↓ 05.すっちゃかめっちゃか~ ★ 06.マジ グッドチャンス サマー ★ 07.本気ボンバー! ★ 08.愛の弾丸 09.なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW? 10.恋の呪縛 ↓↓↓アンコール↓↓↓ 11.CLAP! ★ 12.VERY BEAUTY 13.そのすべての愛に ★ |
このセトリについて、熊井ちゃんが歌ってくれる『秘密のウ・タ・ヒ・メ』についても、『なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?』についても、『蝉』についても、『VERY BEAUTY』についても、『すっちゃかめっちゃか~』についても(ほんとに熊井ちゃんの隣に6人の影が見えたよ)、『CLAP! 』についても、そして『そのすべての愛に』についても、許されるなら、延々と語りたい。
だけど、それをしちゃうと終わらないことを自覚しているから、語り倒すのは自粛します。
だから、こう書くしかないんだけど、そう書いちゃうと、最初っから Berryz工房とベリヲタの何たるかについて、ある程度の気持ちを共有してくれている人にしか伝わらなくなっちゃうこともまた自覚しつつ、また口調が変わってて申し訳ないけど…
とにかく、上のセトリを見てくれ!
ミュージックレストラン La Donna でのディナーショーだっていうのに、グリーンのペンライトが光るフロアからは、あの往年のコールが見事に大きく響いていて。「Berryz工房とベリヲタの何たるかについて、ある程度の気持ちを共有してくれている人」じゃない人にあっては、すごく申し訳ないけれど、上掲のセトリの一曲毎に、ワンスレーズ毎に、強い思い入れを持つ者たちが世の中には存在するんだと、そう思ってください、ごめんなさい。
その上で、みんな、目に光るものを湛えつつ、ずっと我慢していた言葉を、腹の底から絞り出すように、ついに耐えきれないといった感じで吐き出していたのでした。
あーーっ!ベリのライブに行きてぇなあっ!!って。
熊井友理奈カジュアルディナーショー Enjoy! Happy Summer!!
そんな次第で、季節の風物詩ともなるだけでなく、当サイトでも “カジュアルディナーショー” や “熊井友理奈” で検索しようとも、検索結果が1頁では表示しきれぬほど、回を重ねてきた熊井友理奈カジュアルディナーショーが、この夏も原宿で開催されました。
題して『熊井友理奈カジュアルディナーショー~Enjoy! Happy Summer!!~』。
今回は2Days4公演で2パターンです。
原宿はミュージックレストラン La Donna にて、昼公演は「12:20/食事13:00/ショー14:00」、夜公演は「受付17:00/食事17:30/ショー18:30」の2回まわし。
8月4日はムーン公演、8月5日はサン公演として、2パターンで開催されました(セトリの違いは上掲参照)。
この2パターン “ムーンとサン” は、いうまでもなく “太陽と月” をイメージしているわけですが、熊井友理奈さんは、8月4日の公演にあって、これをご紹介するにあたり「昼と夜」とご紹介しておりました。それで全然間違ってるわけでもなければ、ちゃんと “太陽と月” と “昼と夜” は対応もしてるっていうのに、なんだか8月5日の公演で「訂正」(← ご本人の弁)する熊井ちゃんです。多くの参加者は “それで良いんじゃねぇの?” と、訂正する必要もないと思っているのに、なんだか慌てて「”太陽と月” って言いたかったの、それをなんとなく “昼と夜” って言っちゃったから、ここで訂正しておきます」と。
この(必要があったのかどうか疑問な)訂正に絡めて、一生懸命、言葉をつなぐ熊井ちゃんは、言葉をつなぎすぎて、ついうっかり「ほら、なんとなくイメージは伝わるでしょ?月は、日本では、夜に出るでしょ?だから “昼と夜” って言っちゃったの!」などと口走り、多くの参加者が “訂正しなくて良いんじゃねぇの?” と思う以上に “月が夜に出るのは日本だけじゃないけどな” と思った途端に、自分でも思い至ったのか「今のは忘れて」とニガ笑いする熊井ちゃんでした。
そんな風に、相変わらず “くまくま” していた熊井ちゃんでしたが、上掲のセトリ同様、なんだか今般のディナーショーでは、どことなく、いつにも増して、エモーショナルなところが隠し切れていなかった熊井ちゃんでもありました(後述)。
そういうところもあって、ディナーショーに集まったベリヲタも、いつもよりもエモーショナルに、あの頃を思い出していたのかも知れないなとも思ったり。
パターンの違いは食事のメニューにも反映されていて、これまでとは微妙に異なるお食事のメニューがこちら(↓)
“くまくま” していた熊井ちゃんあれこれ
しなくて良い訂正に一生懸命言葉を連ねすぎて逆に謎のフレーズを残してしまったことは上述しましたけど、そういった “明らかなミス” がなくとも、一生懸命、ふわふわと、ゆるゆると、いろいろお話ししてくれる熊井ちゃんでした。
そんな、ゆるふわで “くまくま” した熊井ちゃんのトークから、印象的だったところを点描風に。
カクテルのご紹介 |
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ハロコンの日程と被っていて不安だった熊井ちゃん |
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ベリメンの夢を見た熊井ちゃん |
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近況として、大阪でのブライダルショーについて |
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20周年目のハロコンにゲストで出演した話 |
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20周年目のハロコン 楽屋話し |
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セトリの選曲の経緯など、微妙に言葉のチョイスを間違える熊井ちゃん |
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ディナーショーの売れ行きなど |
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ライブの2曲目くらいで、もう首筋から汗がしたたっている熊井ちゃんは、ほんとに(女神というよりは菩薩のように)美しかった。ステージで歌っている熊井ちゃんは、後光が刺すほど美しかったし、楽曲の合間に水分を補給しては、客席に向き直ったタイミングで口の中にまだ水を含んでいて、それで微妙なアヒル口になっていた熊井ちゃんは、とても可愛かった。
と言いつつ、熊井ちゃんが美しくて可愛かったことは、どう言葉を尽しても表現できない次第ですが、上に述べた熊井ちゃんがお話ししてくれたトークの全場面が、その表現できない愛らしさに満ちていたことは、これは言うまでもなく伝わっていて欲しいと思いながら。
レポしていながら、”どう言葉を尽しても表現できない” とは何事かって自分で自分を叱りたいところですけども、熊井友理奈さんの美しさと可愛さ以上に、上掲のセトリを初めとした往年のBerryz工房の現場を思い出させる契機が豊富すぎて、ベリヲタの心が異様に千々に乱れたこともまた言葉を尽し切れないところなんですが、それ以上に、この8月のディナーショーにあっては、熊井ちゃんの佇まいが孕むエモーショナルな雰囲気こそ、言葉にしにくいところだったりして。
何故だか見せてくれた涙すら美しく
とりわけ8月4日の公演にあっては、熊井ちゃんは、わりとエモーショナルに涙を見せてくれました。そして、その理由が、どうにもよくわからなくて。
たとえば、大阪でのブライダルショーについてお話ししてくれているタイミングで、熊井ちゃんは涙を見せます。これだけでも、なんで泣いてるのかわからないところがあって。
モデルとしての現場に私たちが思いも寄らぬ難しさがあって、モデルとしても壁にぶつかっていて悩んでいて、だから涙したのか、それとも、トリを歩かせてもらってブライダルショーのスタッフさんからも信頼されて、それが嬉しくて泣いていたのか、これが、どっちなのか聴いてる方にはわからなくて。
20周年のハロコンについて語ってくれるときにも、熊井ちゃんは目がうるうるしています。これも、後輩たちが頑張っていることが嬉しくて、そこに自分も所属できていたことが懐かしくて、だから泣いていたのか、それとも、敢えてハロプロに所属していたことを思い起こして、改めて「私はあそこに所属していたんだから」と気持ちを奮い起こさなきゃいけないほど、今のお仕事の現場で、いろいろ辛いことがあるのか、それがはっきりしなくて。
熊井ちゃんは、ディナーショーのセトリ選択の裏話しやリハーサルについて語ってくれるときも涙をみせてくれて。
今回、2パターンで編成したディナーショーだけど、そのリハーサルで、いろいろ壁にぶつかって、それを乗り越えられなくて、普段あんまりネガティブなことは考えない自分なのに、どうしてもネガティブになってしまって…と涙した熊井ちゃん。
これも具体的なことはわからなくて(歌えなかったり、上手くいかないことがあったんだろうけど)、ディナーショーの、そのリハーサルで壁にぶつかっていたと涙することも、ちょっと意外ではあったりして。というのも、Berryz工房でアイドルだった頃から見ている私たちにしてみれば、熊井ちゃん本人がホームだと言ってくれることもあって、モデルやテレビタレントとしての現場で辛いことや嫌なことがあっても、そこから(一時的にでも)逃げてくることができる場所こそ、ここじゃないかとも思っていたのがディナーショーですから。
今回、予約段階で完売したとスタッフさんに聴いて安心したとか、ハロコンをやってるのに私のディナーショーを選んでくれて嬉しかったとか、訥々とお話してくれる熊井ちゃんには、私たちの知り得ないところで、プライベートなのか、アイドルではないお仕事の現場でのことなのか、いろいろと辛いことがあるのかと、思わず想像を逞しくしてしまうような、ある意味で不可解な涙を時折見せてくれた熊井ちゃんだったのです。
いや、そりゃ、いろいろと(繰り返し、プライベートなのか、アイドルではないお仕事の現場でのことなのかを問わず)辛いことはあるでしょう、もちろん。
できれば、今回、熊井ちゃんが見せてくれたのが、その辛さに負けそうになってる悲しみの涙ではなく、そうではなくて、辛いことがあろうとも、いつも熊井ちゃんのイベントには決まって集まってくるファンの人たちに安心して思わず流した嬉しい涙であって欲しいと、末席で参加していた中途半端なベリヲタである投稿者は思うのでした。
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もしかしたら本人もその理由がよくわかっていないかもしれない涙を見せてくれながらも(「こんなつもりじゃなかった」とはご本人の弁)、上掲のセトリで会場から往年のコールが大音響で響くや、嬉しげに自らも緑のペンライトを掲げて客席に呼応して楽しそうに歌っていた熊井友理奈さんは、顔をクシャクシャにして笑えば笑うほどに、ほんとに美しかった。
その涙に、こちらも少し不安な気持ちになりながらも、しかし、ポラロイド撮影と握手会のお見送りには、「ポーズどーしましょー?」と、木訥とも言える自然でフラットな態度で迎えてくれて、ほんとに可愛かった。
そんな熊井友理奈さんに「また来てください」とお見送りされては、次の機会にも万難を排して参加しないわけには行きませんよね。
まことに、前日のバースデーイベントから続けて、ものすごく楽しくて幸せな三日間でした。どうせ止まる心臓なら今止まれ、と思うほどに。
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