彼女が歌う理由 熊井友理奈カジュアルディナーショー ~くまいちゃん夏まつり! Let’s Enjoy!! 7/23 ~

もはや季節の風物詩。活動停止中の Berryz工房、熊井友理奈さんのカジュアルディナーショーが、今年の夏も、原宿はミュージックレストラン La Donna にて開催されました。
題して、『熊井友理奈カジュアルディナーショー~くまいちゃん夏まつり! Let’s Enjoy!!~』。

今季は、7月23日と、8月13日の2回に分けて、それぞれ昼、夜の2回公演ということで、都合4公演。
このうち、7月23日の夜公演の模様をご報告です。
(セトリの公開が8月版のネタバレになるかは不明なので、記事末の署名以降にセトリは掲載します。ネタバレ回避したい方は、署名より下にスクロールしないようにお願いします…と、署名の下に配置しただけだと、すぐにセトリが見えてしまうので、署名と今回のセトリの間に、過去のディナーショーのレポ記事一覧を挿入しておきますね)

そう、風物詩と冒頭で述べてみたように、熊井ちゃんのディナーショーはずいぶん回を重ね、当サイトでもレポ記事をたくさん公開いただいています。それでも今回のディナーショーを報告する意味があると思うのは、記事のタイトルとお終いの部分を参照いただきたく。

同じ日に新宿ReNYにて開催された夏焼雅さん率いる PINK CRES. の 1st LIVE も盛況だった由。Berryz工房のメンバーは、今でも私たちに、いろんな形で歌を届けてくれているようです。

くまいちゃん夏まつり! Let’s Enjoy!!

7月23日の夜公演、受付は「17:00」からですが、熊井ちゃんが登壇してのライブショーそのものは「18:30」からのスタート。
ディナーショーは、この間にお食事の時間があるという次第ですが(メニューは下記画像参照。お昼のメニューはお魚料理だったみたいですよ)、過去、こうした時間設定を通常のハロプロのイベントと同様に考えてしまって、ライブスタートの時間ギリギリに飛び込んできて、ステージが始まっているのに慌ただしくお料理を食べながらの鑑賞になっちゃう参加者さんがいたものですが、最近は、さすがに季節の風物詩ともなるほど回数を重ね、そういうこともなくなってきたようです。

それに、ずいぶん濃縮された熊井ヲタが参集するイベントだと思いきや、ミュージックレストラン La Donna 内にて見る顔は、バスツアーやバースデーイベントなどで知り合った熊ヲタの知人ばかりというわけでもなく、どうやら『王様のブランチ』など熊井ちゃんのテレビ出演から流れてきた ”新規のファン” も、一定数参加している模様です。
いつしか、熊井ちゃんが披露してくれる楽曲に対して私たち「ベリヲタ」が共有する「切ない気持ち」も、熊井ちゃんの活躍に惹かれてやってきた新しいファンとも共有して、新しいファンがそこで初めて知る「そうだったのか」とかいった辺りから新たに展開する感動なんかも、改めて古くからのファンにも波及したりして、“熊井ちゃんのステージに集うこと” の意味がどんどん更新されていくなら、それはきっと得がたい貴重なことなんじゃないかな、とも。

そして、そういう形でのタレントとファンの更新し続ける関係なんかも、熊井ちゃんの例が先例となって、元℃-ute メンバーだったり、また後に続く若い後輩なんかにも継承されていくなら、それは素晴らしいことなんじゃないかとも思ったり思わなかったり。

タイトルのフォント色は花火と一体化して、何ちゃんショーだかわからなくなっており、さながらブランチで見られる熊井ちゃんの見切れ芸のよう

ディナーショーの流れは、従来と大きな変化はありません。
概要については、ネタバレ回避の意味から挿入した、記事末署名直下の過去記事一覧をご参照くださいね。

セトリは、冒頭で述べたように、ネタバレになりかねないので記事末にそっと後述ってことで。
毎度、目玉は、熊井友理奈さん本人の、(単純に「美しい」とか「可愛い」という形容には収まらぬ)菩薩のように癒されるルックスと、その人柄の真面目さ正直さ善良さがストレートに伝わって来るところです。それは、熊井ちゃんがライブの合間にしてくれる「くまくま」したトークから如実に伝わってきます。

今回は、夜公演のみのご報告ということで、3つの内容に別けて、熊井ちゃんがしてくれたお話をご報告。
(楽曲や熊井ちゃんの歌についてのあれこれは、セトリの変更のあるなしに拘わらず、8月版のレポで言及したいなと)

その第一は、これまでも繰り返し熊井ちゃんがお話してくれて、当サイトのレポでも、繰り返し報告してきたもの。すなわち、熊井ちゃんが Berryz工房とその思い出を、大事に大事にしてくれていることに関連するお話を。第二に、おそらく今回の夜公演での固有のお話を。そして第三に、当記事のタイトルとも関連して、アンコールの際に特別に気持ちを入れて熊井ちゃんが語ってくれたことを。

その第一:照れてあんまり見てくれない桃

これまでも繰り返し報告してきたところですが、世界的なデザイナーのショーでランウェイを歩き、自分が看板をつとめるファッションブランドもあって、地上波テレビのキー局配信の番組にレギュラー出演して、モデルとしてタレントとして、かつての「アイドル稼業」から最も遠いところで華々しい大活躍をしているようでいながら、今でも Berryz工房と、その Berryz工房を愛するファンの、一番に近いところにいてくれるのが熊井友理奈さんです。
それは、Berryz工房の思い出を大事に大事にしてくれてるとか、ベリヲタにちゃんと向き合ってくれてるとか、そういうことだけではなく、ベリヲタが Berryz工房のあれこれを切なく思い出し、Berryz工房と過ごした日々を大事な宝物だと思っているのと【同じように】、熊井ちゃん本人が Berryz工房を切なく大事にしてくれているという点においてこそ。

6月30日の青海特設会場での嗣永桃子さんラストライブについての感想として、ラストのライブで Berryz工房の楽曲を歌ってくれたことは嬉しかったけど、「うちらも応援しに行ってたんですけど、うちの隣は みや だったんですけど、盛り上がって『もも~~!』とか手を振るんですけど、恥ずかしがって、あんまりこっち見てくれないんですよ、あの方」と。

そのライブの後にベリキューで打ち上げに行って楽しかったこと、℃-ute も解散して、それぞれの道に進んでお仕事もしてるから、全員揃うのは難しいけれど、会おうと思えばいつでも会えること、などなど、ついにハロプロから完全に卒業したベリキューのことをいろいろ話してくれて、そして最後に、こんなことを。

曰く、「み(ん)なさんも、いつでも頭の片隅に、ちょこっとだけでも、いつもベリキューのことを想っていてくれると、きっと、み(ん)なさんも、ずっと覚えていてくれると、そう思っています。私たちと同じように」(趣旨)

熊井ちゃんが、タレントやモデルとしての着実な実績の一方で、一番にファンの近くにも居続けてくれていること。それは、私たちベリヲタがそう勝手に思っているだけのことではないとは、熊井ちゃんがしてくれる、こんなお話にも現れているように思います。

大阪で桂由美さんのブライダルショーに、またまた参加するようで、「ブライダルショーでは、こんなヘラヘラしてない」と言う熊井ちゃんです。ブライダルショーでは、緊張してガッチガチになってるんだとか。ということは、逆に、こうしたディナーショーの現場では、むしろリラックスして、熊井ちゃん本人から率先してライブを楽しんでくれているのだとも言えるわけで、やっぱり、嬉しいですよね。

今回のディナーショー、セトリ中には、℃-ute の楽曲が含まれています。
熊井ちゃんが、熊井ちゃんらしいとしか形容できない(高くもなく低くもない)熊井ちゃんの声で(過去記事のこちらから記事の中程の「熊井友理奈 声の魅力」の項目を参照して欲しい)、熊井ちゃんの歌唱で、℃-ute の歌を歌ってくれたのでした。

その第二:カクテルを注文させる作戦失敗の巻

今回の熊井友理奈さんご本人考案のオリジナルカクテルは、『シュワワワワ~~っとラムネ』なるネーミング(いや、あっさりしていて暑気払いにもってこいだったし、ミントの香りも効いていて、美味しかったですよ)。
この『シュワワワワ~~っとラムネ』という名称、熊井ちゃん的には、スーツ姿でバシっと決めてきたディナーショー参加者さんたちが、「じゃあ、『シュワワワワ~~っとラムネ』をノンアルコールで」とか口に出して店員さんたちに注文するのを想像して、可笑しくってしょうがなかったんだとか。
ところがどっこい。
このオリジナルカクテルは、ウェルカムドリンクと一緒に、あらかじめ座席に配されているメニュー(上記参照)といっしょに印刷されており、ほとんどの参加者さんは座席に案内された時に「アルコール」か「ノンアルコール」かを店員さんに告げるだけで注文が完了する仕様となっていて、これは過去のディナーショーにおいてもまったく同様。という次第で、残念ながら、そうなったら面白いと熊井友理奈さんがご想像された場面はいっこも具体的に展開されることはなかったという顛末。

これ、「みなさん、注文しました?」と嬉しそうに客席に問いかける中で、上述の顛末が徐々に飲み込めていって、唇をとんがらせる熊井ちゃんでした。

他にも、セトリやトークの内容をメモってる参加者さんがいて、そんな参加者さんに向かって、「『今日もめっちゃ汗かいてた』とか、メモって、ほら」とか、「ちゃんと『今日も熊井ちゃんは可愛かった』とかメモって、ほらほら」とか、いろいろとイジっていた熊井ちゃんでした(投稿者が直に熊井ちゃんからイジられたかどうかは、非常に秘密ってことで)。

その他、熊ちゃんバンドのメンバーさんが差し入れたお菓子が「すあま(?)」に似てた話しや、物販グッズのことなど、ライブの合間に、嬉しそうに話してくれる熊井ちゃんです。
物販のオリジナル扇子の「熊の模様」などは、普段使いも出来るよう、ぱっと見、よくわからないように「気を使った」のだとか。

こういうお話からは、そして、こういったお話を楽しそうにしてくれる熊井ちゃんからは、そのルックスだけではない、愛らしいパーソナリティーが、まことに透けて見えるのでした。
これ、本気で誇張なしですんで、疑う向きは、是非一度、何らかの機会を捉えて熊井ちゃんのイベントに参加してみてください。

合間に細かく「もぉ~…っね」とか「こぉ~~…ね」といった謎の間投詞を頻繁に挟んで、こうした、くまくまとしたトークに身を委ねるうちに、ほんとに何かが蕩けて流れ出てしまうような陶然とした境地に浸れますよ。

その第三:私が歌を歌う意味

ライブはアンコールを挟んで全12曲。
投稿者は最前のド正面の席だったため、歌っているうちに、熊井ちゃんの首筋から全身にかけて、細かい毛穴からぷわ~~っと汗が噴き出していくのが、あたかもコマ送り再生のように、くっきり見えるほど。ああ、【美しい】っていうのは、こういうときに使う言葉なのかと納得できた次第。

と、そのアンコール1曲目を終えてのトーク部分で、熊井友理奈さんは、訥々と、ないし、切々と、私たちに向けて、語ってくれました。自分が、熊井友理奈が、Berryz工房が活動を停止した今でも、こうしてステージに立って歌っている、その理由を。

曰く「私は歌も得意ってわけじゃないし、Berryz工房が活動停止してからも、こうしてみ(ん)なさんの前で歌える場が与えられていることを、とても嬉しく思っています。
私は、これまでの活動の中で、いろんな気持ちを経験してきました。嬉しく楽しいときばかりじゃなく、辛く悲しいときも、たくさんありました。でも、どんな気持ちを経験しているときも、いつも、音楽が傍にいてくれました。嬉しいときや楽しいときはもちろん、辛いときや悲しいときは、音楽が私を助けてくれました。
今、こうして歌う場が与えられるのも、その場に集まってくれるみ(ん)なさんのおかげです。
私は、やっぱり、そんなに歌が上手じゃないし、特に自分の声があんまり好きではないんですけど、それでもやっぱり歌が好き。音楽が好きです。
こうして集まってくれる方の中に、一人でも、私の歌が好きだ、熊井ちゃんの声が好きだと言ってくださる方がいる限り、私は歌っていきたいと思います。音楽が私を助けてくれたように、もしかして、私の歌が一人でも誰かの助けになるのならば。

そして何より、そんな私が歌っている意味を気付かせてくれたのも、この場を与えて下さっている、み(ん)なさんでした。どうして私は歌っているんだろうって、ずっと考えていたんですよ。いろいろセトリを組み直したりして考えているうちに、こうしたことに気付けました。これも、み(ん)なさんのおかげです。ありがとうございます」と。(趣旨)

熊井ちゃんが「そんなに歌が上手じゃないし、特に自分の声があんまり好きではないんですけど」と言うとき、お約束のように客席全体が「いやいやいや」とばかりに首を左右に振るわけですが、上記、その趣旨をまとめた内容を、熊井友理奈さんが訥々と、切々と、淡々と、ひしひしと、そして、くまくまと語るうち、熊井ちゃんが本当に心の底から絞り出している気持ちを語っていることが伝わって来ます。
そんな語りの後で、ライブのアンコールの最後に歌ってくれたのは(記事末セトリ参照)。

胸に染みますよね。
大盛り上がりのアゲアゲな曲から広く人生の来し方行く末を見つめ直さずにはおかぬ切ない楽曲まで、いかにも Berryz工房の楽曲には名曲ぞろいであることも。
そんな名曲を歌ってくれる熊井友理奈さんの、歌も声も魅力的すぎることも。
そんな歌と声で今でも私たちに歌を届けてくれる熊井友理奈さんの気持ちも。

ほんとうに私たちは一体、何を見せてもらっているのだろうと思います。
可愛く美しい一人の女性をタレントとして鑑賞してるってだけじゃなく、一人の愛らしい女性が、よくわからないうちにオーディションに応募してから、ファンの前に立つこと、アイドルとして生きていくことを改めて自覚して選び直し、こうして「歌うこと」を自らの生きる意味として捉え直すその全ての過程を見せてもらっています。

ほんとに、私たちは、いったい何を見せてもらっているんでしょうね。

*****

ライブ終わりに席に応じてブロック順に呼び出されて、ポラ撮影と握手会でイベントは終了。
あんな話を聴かされた後ですから、握手会では、熊井ちゃんには「熊井ちゃんの声も、熊井ちゃんの歌も、大好きです」と伝えようとするわけですが、熊井ちゃんからは「夜公演も、また来て下さいね」って言われます。これが夜公演なのに。

と、やっぱり熊井ちゃんは「くまくま」してるよねって笑って落ちがつけられるのならば、きれいに記事も終えられるんですが。
ライブのアンコールの最後、熊井ちゃんの目には涙が溜まっていきます。それこそ、先に述べたように、細かい毛穴からぷわ~~っと噴き出していくのが、くっきり見えるほどだった汗と同じように、見る見るうちに、瞳に涙が溜まって、目が真っ赤になっていく様子が、はっきり見えます。
その涙は、瞳からこぼれて流れ落ちることはありませんでした。

熊井ちゃんが、最後の最後に、急に感情を高ぶらせて泣きそうになっていたこと。その理由は、語られる前にディナーショーの式次第一式が完了してしまったため、誰にもわからないままなのでした。

(文=kogonil)

過去の熊井友理奈さんディナーショーなどのレポ

01.勇気を下さい!
02.Summer Has Come! (ガーディアンズ4)
03.さぼり
04.タイムカプセル(℃-ute)
05.君の友達
06.マジ グッドチャンス サマー
07.カッチョエエ!
08.ジリリ キテル
09.本気ボンバー!
10.Loving you Too much
↓↓↓アンコール↓↓↓
11.ピリリと行こう!
12.夏 Remember you

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