はじめに:ハロプロ、その圧巻の底力
ハロプロの恒例となったカウントダウンライブが今年も中野サンプラザで、1部と2部を併せて、およそ7時間近い長時間にわたって開催されました。
参考:過去のカウントダウンライブ レポ
今般のカウントダウン、たとえば昨年のカウントダウンで鈴木愛理さんと清水佐紀さんが こぶしファクトリーと つばきファクトリーを率いて登場したり、夏冬恒例のハロコンのように、メンバーシャッフルだとか、あるグループが歌ってるときに他のグループがバックダンサーになったりといった、そういう工夫された趣向や企画は…ありませんでした。
むしろ第1部も第2部も、”そのまんま” ハロプロ内の各ユニットが対バン方式で順繰りに入れ替わりに登場し、第2部のOGゲストも(第1部もゲストって言ってなかったっけ?)わりと “そのまんま” 登場して、”そのまんま” ℃-ute の楽曲と Berryz工房の楽曲を披露してくれます。
と、こう述べると、今般のカウントダウンライブが、いかにも企画上の工夫に乏しいものであったかのように読めちゃうかも知れません。
しかし、そんな “そのまんま” こそが圧巻だったことを強調したい。それぞれのグループがそれぞれに自分たちの持ち歌を順繰りに披露する “だけ” で、懐かしいOGメンバーが、往時の自分たちの楽曲を改めて披露する “だけ” で、それだけで中野サンプラザが沸きに沸くこと。
言ってみれば、これまで愚直に積み重ねてきたことの底力こそが明らかになったカウントダウンではなかったかと。なんの捻りもなく、小細工なしの直球勝負で大向こうをねじ伏せられる、そんなハロプロの実力の程が明らかになったライブではなかったかと思うのです。
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