宴の終わりの寂しさと、次の宴の予感と ~【ハロコンレポ】 Hello! Project 2016 SUMMER~

はじめに ハロコンの醍醐味

たとえば、昨年の夏ハロー『Hello!Project 2015 SUMMER ~DISCOVERY~』でのモーニング娘。’15 の『Oh my wish!』について。
映像として残されているDVDやBlu-ray Discでは、「まー愚直に律儀と言うしかない」とため息をついてしまうほど、きちんと真面目に歌割に応じたメンバーのスイッチングが実施されてしまっているため、せっかくの(そしてフルのパフォーマンスとしては最後のものとなった)譜久村聖、生田衣梨奈、鞘師里保、石田亜佑美という四人組の本気のダンス・パフォーマンスが断片的にしか残されていないのは残念なんですが、これは本当に迫力の大パフォーマンスでした。
このように、単独のツアーと違って、個々のユニットの出番が少ない分、一つ一つの楽曲が全力だったりします(後のことを考えてセーブしてない)。これ、ハロコンの醍醐味かと。

そんな次第で、8月20日の土曜日から21日の日曜日にかけて聖地中野サンプラザにて開催された『Hello!Project 2016 SUMMER ~ Sunshine Parade / Rainbow Carnival ~』を堪能してきました。上述の「醍醐味」でいえば、今般のハロコンでその印象が最も強かったのは、アンジュルムだったかな。

まだ公演日程が残っているのでネタバレは回避すべく、セトリなんかは後日映像作品がリリースされてから改めて全曲レビューなんかを試みるとして、このレポでは、いくつか印象に残ったところを主観多めでお送りさせてください(というか、今は主観を抜きには何も語れないのは秘密)。

シャ乱QまことさんのMCに滲む惻隠の情

今回のハロコン、とりわけ 8/20~8/21 という日程にあたって、どうしても避けて通れない話題といえば、℃-ute の解散告知。
ニュース部も報じていたように、毅然と客席に対峙し切ったリーダー矢島舞美さんは鮮烈にして強い印象を残しました。少し後述しますけれど、舞美ちゃんについては、写真集発売記念の握手会に参加するつもりなので、みなさんと共有したいことがあったなら、そちらで記事を投稿したいと思います。℃-ute についても、武道館から飛天の間まで参加してきますので、メインはそちらで投稿させていただければと思っています。

むしろ、投稿者がみなさんにお伝えしたいのは、℃-ute メンバーの直接の様子よりも、ハロコンのMCを勤めてくれているシャ乱Qのまことさんのこと。
先般の『Hello! Project 2016 Winter DANCING! SINGING! EXCITING!』においても、がんばっている若いメンバーの姿を見ていると思わず涙腺が緩むといった趣旨のコメントをしていて、会場を埋めるハロヲタの全面的な共感を獲得していた まことさんでしたが、今回も、まことさんのMCが熱かった。

何より「まことさんが熱い」ということ、そのこと自体が、非常に印象的です。上手に力を抜いているというか、淡々とルーティンをこなしているというか、そうした印象が強かった まことさんのMCですが(それでもトーク企画コーナーで積極的にメンバーに絡んでいったりと意外な自由さもあったことは、まことさんに注目していたファンには既知のことだったりもしたけれど)、定められた台本をその通りに踏襲するだけであってすら、まことさんの様子からは、意思が感じられました。

8/20日の昼公演、Sunshine Parade 公演は、℃-ute が来年の6月で解散するというアナウンスの後の最初のステージとなりました。もちろん、ここで 舞美ちゃんをはじめ、メンバー全員による冒頭のご挨拶があったわけですが、その挨拶を終えてライブ本編に切り替える宣言としての まことさんのMC、「さあっ!それではっ!」というお決まりの一言が、実に力強く、℃-ute のご挨拶を受けて、うっかりすると沈み込みかねなかった会場のテンションを、底から救い上げてくれました。それは、会場の私たちだけではなく、ステージ上のメンバーたちをも救ったのではなかったかと私は思います。

21日の夜公演、中野日程のラストを飾る Rainbow Carnival 公演のラストMCで、プロとして個人の感情は決して表に出さなかった まことさんが、ゆっくりと落ち着いたトーンで、℃-ute に向かって「名残惜しい」と述べ、これまで多くのメンバーの入れ替えがあったハロプロについても、Berryz工房にも触れた上に「亀井ちゃんが抜け、道重さんが卒業し…」と語り、「(月の月齢にように)満ち欠けがあるのがハロープロジェクト」とまとめ、やっぱり最後までは言わないものの、まことさんが言おうとしたことは、客席にもステージにも、正しく(その気持ちの揺らぎと共に)伝わっていたかと思います。

つばきファクトリー『独り占め』 産まれてくる声の予感

そう、まことさんが述べたように、モーニングのプラチナ期を担ったメンバーが抜け、Berryz工房が活動を停止し、スマイレージがアンジュルムへと改名して楽曲の雰囲気を大きく変化させ、そして2017年の6月での解散を℃-uteが決めたこと、これらによって、明らかに、ある時期までのハロプロのテイストが終焉を告げたのではないかと。

たとえば、つばきファクトリーのインディーズ第三弾となる『独り占め』。これ、めっちゃ良い曲なので、未聴の方は是非とおすすめしつつ、驚くのは「イントロからの入り」も、「サビ前からサビへかけての変調」も、『泣いちゃうかも』的なプラチナ期のテイストに充ち満ちていること。MVは見ていたし、MVが収録されたDVDも、しっかり購入済ではあったけれど、リアルに目の当たりにして、そのプラチナ期っぽさに、びっくりしましたよ。どこまでご賛同を得られるかわからないけれど、プラチナ期にリアルなヲタだった方々の一部には納得してくれる方もいないわけではないのでは、と希望を抱きつつ。

加えて言葉を続ければ、その「プラチナ期のテイスト」の、『泣いちゃうかも』的なアンニュイさ加減が、山岸理子さんのおっとり具合だったり、小片リサさんの控えめな感じの幸薄さ具合だったり、新沼希空ちゃんの喜怒哀楽が判然としない表情のテンポのズレ方なんかに、まことにぴったりで、その意味でも、このつばきファクトリーのインディーズ第三弾は、かなり正解なんじゃないかと思っています。

で、つばきの『独り占め』に見る「プラチナ期のテイスト」は、投稿者が思うに、明らかに意図的に、そのテイストを継ごうとしているように見えます。ということは、どういうことかというと、「継ごう」としているということは、「継がれる」べき側が、ある種の「終わり」に直面していることが自明だから、ということなんじゃないかと思うのです。
ある意味で終わっていることが明らかだから、それは後に続く者によって継がれることになるのだ、と。

投稿者は、道重さんを待ち続けるさゆヲタ兼ベリヲタ メインのDDなんですけれども、プラチナメンが去り、Berryz工房が活動を停止し、そして ℃-ute が今、解散を決意して、はっきりとある時期までのハロプロのテイストが、ゆっくり終焉に向かうのを感じています。
その意味でも、つばきファクトリーの『独り占め』は、記憶に留めるべき一曲となりました。

慌てて付言しておけば、上述のことを寂しいと感じると同時に、次に産まれてくるハロプロのテイストを、楽しむ気満々で待っているのも本当です。
それこそ、『サンクユーベリーベリー』ではありませんが、「消えてゆく声の余韻と、産まれてくる声の予感の、そのあいだの一瞬」に、「ありがとうって、ずっと思ってた」通りに。

明るいのに切ない モーニング『泡沫サタデーナイト』

つばきの新曲がプラチナ期のテイストに満ちているという印象は、投稿者の中では揺るぎない一方で、賛成してくれる方は少ないだろうなとも思っています。そして、私の中では確実なのに、あんまり同意が得られそうもない点で、一層激しいのが、こちら。

モーニングの最高に上がるアップテンポな楽曲、『泡沫サタデーナイト』は、実に悲しい歌ですよね。明るく楽しげなリズムや旋律とは裏腹に、宴の終わりを予感させるような。
Sunshine Parade 公演においても、Rainbow Carnival 公演においても、非常に良い感じなところでセトリに組み込まれているこの曲ですが(ハロコンは、他ユニットのヲタに新曲をお披露目する意味合いも強いので、ネタバレじゃないよね)、なんだかイントロから曲調が上がってくるに連れ、自分でもびっくりなんですが、涙を我慢するのに四苦八苦でした、わたくし。

ほんとに楽しい曲なんですけど、強烈に悲しい。
ズッキこと鈴木香音さんが担当していた後半の煽りセリフを、可愛らしい声でリーダー譜久村さんがやっていたことなど、細かな仕様変更が気になることもあるんですけど、「踊りたい!」とか「さたでないっ!」といった印象的なフレーズの後に一拍だけ完全に無音になる瞬間があるじゃないですか。もちろん、次の瞬間の「ひっびの、あーれこれ~」とか「だっれもかーれもが」といった、音出しの鮮烈さを強調するための意図的に持ち込まれた落差なんですけど、これが楽曲全体として、全体の楽しげでアップテンポな様子との対比で、まったくの無音な瞬間が「この楽しいお祭りも、まもなく終わり、宴の後には、淡々とした後始末が待っている」ことが、かえって鮮明な感じで、総じて音が出ている間が楽しそうであればそれだけ、寂寥が強まるというか。
それだけじゃなく、主旋律の背景のベースのリズムだったりも、どことなく寂しげに聞こえませんか?
このあたり、音楽に専門的に詳しい人の教えをプリーズな感じです。

他にもコミカルに定められたダンスのフリについても、きちんと言葉にできずにもどかしいんですが、どことなく投稿者は寂しさを感じた次第。

それでも、やっぱりハロプロは最高だった

色々な点で寂しさを感じた夏ハローでしたけど、それはやっぱり「湘南の海を背景にした入道雲」と「新学期が始まって少し大人になった初恋のあの娘」といった、経験したはずがないのに懐かしい「夏の終わり」という普遍的な悲しさに、どうしてもひとつの時代の終わりを重ねてしまうことから、一層「宴の後始末」が強くイメージされたせいかも知れません。
それでも、何だかんだ、ハロプロのステージは最高でしたよ。

モーニング最高

『泡沫サタデーナイト』に寂しさを感じながらも、それでもモーニングは最高でした。
小さい身体で迫力の大パフォーマンス、蹴り上げる前蹴りの打点の高さと伸びた蹴り込みの角度の一致さ具合など、石田亜佑美さんのパフォーマンスは、まことに眼福であり、ハロプロに人生を捧げてきたという点では決してキッズメンバーに劣らぬリーダー譜久村さんが和やかな笑顔を周囲に振りまけば、これまた別の意味で眼福であり、すばらしかったです。
まーちゃんこと佐藤優樹さんの歌声も徐々にドスを効かせ始め、旋律を奏でることに特化させたい歌姫である小田ちゃんと、良い感じのバランスを取り始めつつあるようです。
一部にその体型を懸念されていた尾形春水さんも、なんだか加入当初の瑞々しさを取り戻しているやにも見受けられ、うっかり物販で、ミニ写真集を買い入んでしまったとか(はっはっは)。

わたくし、この2日間の日程のある公演で、降臨間際となる13列目で参戦しておりまして。目の前のお立ち台で、工藤さんがダンスしていて、その顔のちっちゃさと、すぐ目の前のお立ち台という距離の近さで見た工藤さんの美しさに、リアルに「うわあ」と声を上げた次第ですが、すぐ横では譜久村さんがニッコニコな笑顔を振りまいており、そのお隣では石田亜佑美さんが周囲に愛嬌を振りまいており、あまりの愛くるしさに、公演終わりに左右の参加者さんと握手してきたくらいです。

他にもお立ち台にはアンジュルムの相川さんと りなぷー が立つ場面もあり、相川さんの顔のちっちゃさに、さっきも工藤さんで驚いたばっかりだったので、改めてリアルで見るハロメンの顔のちっちゃさの甚だしさに打ちのめされて帰ってきました。

アンジュルム最高

その加入当初のこじらせ具合にも関わらず、昨今の中西香菜さんの美しさに驚いていた投稿者ですが、降臨間際で見た勝田里奈さんと相川茉穂さんが、これまで特にビジュアル面での強みを意識していたわけではなかった分だけ強烈に、その「美しさ」に腰を抜かして帰ってきました。
そう、その「美しさ」に、今回、本気で、驚いたのではなく、ビビって腰を抜かしてきたのがアンジュルム。

佐々木莉佳子さん、どんな楽曲を、どんな場位置で、どんな風にしていても、確実に目に飛び込んできます。それは、あたかも空を飛んでいるかのような激しいステップのダンスに惹きつけられて、ではなく、そうではなくて(それもあるんだけど)そのビジュアル的な美しさにおいて。そんで、上國料萌衣さん、その美しさについては、すでにあちこちで大評判なわけですが、これがリアルに、現場で、ステージ上のカミコちゃんを目の当たりにして、ルックスの美しさに腰を抜かします。もう少し身長があったら、それこそ今すぐにでも矢島舞美さんに匹敵しかねないレベルながら、その小っこさもまた良い感じの可愛らしさを加味していて、やや無敵に近いですよね。
この、莉佳子さんとカミコちゃんの、若きビジュアルツートップは、まじめにハロプロの「外」でも余裕で戦えるかと。

改名以来の楽曲のリリースが実に攻撃的であることに注目してきたアンジュルムですが、改めて、どうしたって目が行くビジュアルメンバー揃いであることに、今更ながら衝撃を受けた次第。投稿者は、今やすっかり、つばき推しですけども、中西香菜さんを応援しています。

カントリー・ガールズ最高

そんなビジュアル面に驚くといえば、ポニーテールを解いた森戸知沙希さん、「美少女」という日本語は、森戸知沙希さんの成長を待っていました、きっと。

確かに、いろいろ痛恨でした。その痛恨すぎるほどの痛恨がようやく癒えたかと思うまもなく、カントリー・ガールズには、さらなる痛恨事が待っていました。
しかし、そうした痛恨事の裏で、着実に咲くべき花は育まれていた。森戸知沙希さん、めっちゃ可愛いです。目線を客席にくれて、にっこり微笑むだけで、それだけで十分に座が保てるほど、めちゃくちゃ美少女です。個人的には、どちらかといえば、もはやポニーテールは封印したほうが良いくらいのレベルで。

そして新メンバーの梁川奈々美さん。まだまだ発展途上ですが、やなみんは、きっと将来、ビジュアル面でも大覚醒するんじゃないかと思っています。ものすごい美人になると思っています。
だけではなく、メンバーがお互いをどう思っているか投票するトーク企画にて、「宇宙人だと思うメンバー」ランキングで、ランクインしてしまった梁川さん、投票したメンバーからの「宇宙人だとしか思えない」旨のコメントを受け止めきって「褒めていただいて、ありがとうございます」と、年齢とギャップのある慇懃無礼一歩手前のしっかりしすぎた受け答えというキャラを貫徹しつつ、コーナーの焦点が次のランクインメンバーへと移る間際で、「わたし、あれで良かったですか?」と言わんばかりの不安げな表情と、宇宙人と言われてやっぱり傷ついているかのような切なげな表情で、「大丈夫だったですか私」とばかりに、お隣の嗣永ももち先輩に甘えて確認しているところをスクリーンに抜かれた梁川奈々美さんです。そして、大丈夫だったよ、えらかったよ、よくやったね、と言っているかのように、若い後輩を慰めるようにしながら、そのおデコをペチペチする(自称:懸命に生きている)ももち先輩でした。そしてペチペチされて、びっくりしたような顔をする、やなみん。
この一連の流れは、もはや神業かと。
投稿者本人は、つばきファクトリーに付いて行くつもりだらけなわけですが、次の時代のハロプロは、梁川奈々美さんが、ある意味、牽引するのではないでしょうか。

神業といえば、『ブギウギLOVE』で、腰を落としてツイストする手前のパート、右足を腰の高さに上げて左右に大きく振り子のようにしながら、軸足の左足の、その摺り足だけで大きくステージ上を移動する場面、山木梨沙さんも、森戸知沙希さんも、小関舞さんも、あんなに小さくて細いのに、ものすごいフクラハギの筋肉です。
こういう辺りの、ハロプロの愚直なガチさ、安心しますね。

Juice=Juice 最高

小さくて細いのに筋肉がすごくて、とんでもない技を愚直にガチでパフォーマンスしてるといえば、Juice=Juice。今回初お披露目となった10月リリース予定の新曲で、下半身が腰も低いまま、大きく足を回転させたり前後に振り回したりしている一方、その間、上半身が微動だにしていないのには目を見張ります。

それでなくとも、5人が5人とも、めちゃくちゃ歌えるようになってきていて、だからこそ専門のボイストレナーって凄いんだなと感嘆していたところ(だから、℃-ute の舞ちゃんが菅井先生のレッスンを受けているとの報に、嬉しく思って安心していたところだったのにね)、ダンスのレベルも、めっちゃ向上していることに、そして、そのダンスのレベルを支える身体の増強に、本気で衝撃を受けます。
このすべてにおいて、宮本佳林ちゃんさんの出来上がり方に驚きます。足だって、細っそいのに、筋肉むっきむき…なのに、すばらしくバランスの取れたスタイルは、そのまんまで。これを鑑賞してファンの立場から「すばらしい」と言っちゃうのは簡単なんですけど、その背後で、それほどの研鑽を積んでいることかと。

あどけない愛らしさとビジュアル的な美しさから、投稿者はもっぱら(自称:見た目は良いんだけど喋るとチャラい)植村あかりさんをお目当てに、すっかり Dマガなんかもコンプリート中だったわけですが、高木紗友希さんが、めちゃめちゃ可愛くなっていることに、改めて「誰っ?」と思うレベルで驚きますよ、ええ。

投稿者本人は、つばきファクトリーの今後が楽しみすぎるところですけども、次の時代のハロプロは、そのパフォーマンスの冴えにおいて、まず最初に Juice=Juice の名前が上がるのではないでしょうか。

こぶしファクトリー最高

Berryz工房の楽曲をカバーすること、Berryz工房のスピリットを継承すること、そのようにお知らせされたときには、なんだか微妙な印象を持っていたんですけど、むしろ今、こぶしメンバーが、あんなにも楽しそうにステージを縦横無尽に駆け回っている様子には、どうしたって涙が出そうになります。楽しそうだから。

夏曲メドレーで、それぞれのユニットが、持ち歌の中から夏にふさわしい楽曲をハーフ以下の短いアレンジで歌っていくなか、こぶしファクトリーは、メドレーのトリに歌ってくれた『本気ボンバー』。これは危うかった。短いメドレーのアレンジなのに、ちゃんと『本気ボンバー』していて。わちゃわちゃと楽しそうにしている こぶしメンバーの様子が、本当に、楽しすぎて翌日も頬が筋肉痛になった、あのBerryz工房のライブのようで。

すばらしかった。

投稿者本人は、つばきファクトリーにすっかりメロメロなわけですが、次の時代のハロプロは、「こぶつば」が面白いと、そう本気で楽しみにしています。

最期のハロコンを笑顔で飾った℃-ute 矢島舞美

さて、やっぱり様々なハロコンの感想を、どうしたって縛ってしまうのは、℃-ute 解散のお知らせがあったから。

この衝撃のお知らせについては、すでにニュース部も報じているとおり、そして、活動に一区切りをつける点でも先輩だったBerryz工房が、すでに示してくれているとおり、その選択を、正解とするのも、それで良かったのだと言えるものにするのも、すべては、これからのメンバーたちのあり方にかかっていると思います。ま、それはそれとして。

℃-ute としての活動に専念するために、来年の冬ハローには参加しないことが明らかにされているので、ハロコンでの中野公演としては、21日の夜公演、Rainbow Carnival 公演がラストとなりました。カウントダウンライブや、千葉の幕張での開催が予告されている来年の「ひなフェス」に、℃-ute の参戦があるのかどうか、ファンは固唾を飲んで続報を待っているところです。

続報を待つといえば、女神と称され、慈母の微笑みが万人を癒していた ハロプロリーダー、矢島舞美の後継が誰になるのか、このハロプロリーダー人事も、多くの関心を集めているところですね。
繰り返し、ハロプロに人生を捧げてきたという点では決してキッズメンバーに劣らぬのは、モーニングの譜久村聖さんも、アンジュルムの和田彩花さんも、その意味で、相応しいリーダーとなってくれるだろうとは思います。
しかしながら、この楽しかった宴を終えて、メンバーたちが舞台から降りていって、そして、最後に一人だけステージに残って、その「宴の終わりの寂しさ」を、すべて背負って、それでも満面の笑顔で客席に応えてくれた、その笑顔だけは、矢島舞美さんを超えるリーダーは現れないだろうなと、そうも思う今年の夏の終わりでした。

(文=kogonil)

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