「なんで笑ってんの?」それは熊井ちゃんに逢えたから 【レポ】 熊井友理奈カジュアルディナーショー~Enjoy Sweet Time~ 2017.2.5

はじめに

2017年2月5日、原宿のミュージックレストラン LaDonna にて、活動停止中 Berryz工房は熊井友理奈さんのカジュアルディナーショー(以下CDS)が開催されました。
2013年の秋にも開催されたCDSですが、2015年の3月に Berryz工房が活動停止してからも、その年の秋から、2016年を通じて、春、夏と年末に開催してくれて(秋はバスツアーをやってくれた)、これが恒例行事になれば良いなと半ば冗談でそう思っていたところ、本当に恒例行事と化している熊井ちゃんのCDSです。
こちら、昼、夜の2公演とも参加してきたので、ご報告。

CDSの概要は、過去のディナーショーのレポを参照して下さい。
セトリも、同じCDSが12日にも開催されるので、一応、そちらが終わるまではネタバレ回避って意味で、記事中で言及するところ以外では、記事末の関連製品リンクのさらに下にリストで掲載しておきます。ネタバレ回避したい方は、関連製品リンクまでたどり着いたら、その先はスクロールしないようにお願いしますね。

過去の熊井友理奈CDSレポ

レポの内容は、従って、その日、熊井ちゃんがしてくれたお話を中心に。
お料理のメニューは、これを楽しみにしてるファンは少ないだろうからネタバレにならないと思うので、掲載しますね。

生バンドの演奏にひとつも負けない熊井ちゃん

CDSは生バンドです。ギター、ドラム、ベース、キーボード(ステージ上手からの順)の「くまさんバンド」が、熊井友理奈さんのステージを支えてくれます。そんな「くまさんバンド」は、ドラム、ベースが入れ替わって、いわば「New くまさんバンド」となっています。これが、この2月5日だけの臨時編成だったのか、恒常的にメンバーの入れ替えがあったのかは、現状では不明。

この生バンドでの演奏、間奏のギターソロだったり、むしろ「それだけでもっと聴かせてくれ!」と言いたいようなパートもあったりして。セトリは極力、言及しないと言いった手前、【とある曲】の間奏ギターソロなど、ほんとに鳥肌もので、いかに Berryz の楽曲が優れているか、いかに名曲揃いかが、生バンドによる演奏で一層明確になっているとも思えます。

生のリアルな現場で直接目にするハロメンの可愛らしさは、在宅で紙面越しに液晶越しに見ていたものと全然違って、まさに腰を抜かすレベルだとは、それは現場に出たヲタにはよく知られた事実かと思います。遠目にステージを遥かに臨んで、豆粒のようにしか見えない場合ですら、紙面越し・液晶越しで見ていた時の100倍可愛いと。まして、最前近くの席から目の当たりにするメンバーは、さらにその100倍可愛いと。そして、ミュージックレストラン LaDonna の最前の席次であってみれば、それはほとんど握手会の距離。楽しげに歌いトークしてくれる熊井ちゃんの美しさは、ほんとに神々しいばかり。
この唐突な「現場のハロメンの可愛らしさ」への話題転換ですが、ほんとうは、現場の生で目撃するメンバーの可愛さを「比喩」として使って、生バンドでの演奏の力強さを主張しようとする、そういう意図で書き始めたブロックだったわけですが、もはやすっかり話がズレでしまったので文脈がつながっていないことに気づかぬふりをして続けると、リアルに近い距離で目にする熊井友理奈さんって、ほんとうに菩薩のように美しいんですよ。それこそ、紙面越しや液晶越しであってすら「美人」だということは周知されているでしょうけど、生で実見したときの美人さの格が違います。熊井ちゃん、ほんとに綺麗です。
最前だったら、ずっと見上げているわけですけど。

そして、かつて言及したこともありましたが、そのルックスの美しさに魅入られてしまって、なかなか話題にならないけれど、熊井ちゃんは、歌もめっちゃ上手です。
今回のセトリは、あんまり歌ったことのない曲を中心に、ちゃんと盛り上がれるようにしたくて選んだという熊井ちゃん。
この盛り上がり曲の連続する流れ、これを(ダンスこそ控えめだとはいえ)熊井ちゃん一人で歌い切るんですよ。
だって『アジアン セレブレイション』(← あっ!)なんて、うっかりカラオケで選曲しちゃってグダグダになった経験をお持ちの方(投稿者がどうなんだかは秘密)これを一人で歌い切って、しかも一定のテンションをキープするのが、どんだけ高度な歌唱の技か、ご理解いただけるのではないでしょうか。

…と、上手にルックスから楽曲へ話題を繋げられたので、無理やり振り返ると、生バンドの演奏による Berryz楽曲は、実にすばらしいです。そして、何が言いたかったかというと、その「すばらしい」生バンドの大音量の演奏に、ひとつも負けていない熊井友理奈さんの喉と声が、一層すばらしいかったですよ、ということ。

みんな知ってる近況を、しっかりお話してくれる熊井ちゃん

そして熊井ちゃんのソロのイベントで、何が嬉しく、何が楽しいかって、熊井ちゃんが近況をしっかりお話してくれること。
もちろん、そこで熊井ちゃんがお話してくれなければ知り得ないことも多いんですが、ネットの情報などで(熊井ちゃんを愛する者ならば)誰もが知っているであろうことすら、ちゃんと、しっかり、自分の言葉でお話してくれます。
くまくまトークと言われ、面白おかしく取り上げられることが多い熊井ちゃんのトークですが、それでも過去には「まだ、みなさんには、ちゃんとお伝えしてなかったから」とか言ってくれたこともあるように、ちゃんとファンに向かってお話してくれる、その姿勢が嬉しいのでした。
今回も、熊井ちゃんは、いろいろお話してくれましたよ。

  • Berryz時代のバレンタインのプレゼント交換
    須藤茉麻さんが作るスイートポテトがメンバー垂涎の的だったとのこと。そのレシピを教えてもらっておけば良かった、と。
    まあ、まぁさんには、これからも会うから、そのうち聞いておきます、と。
    今日来てくれたファンの人が、この熊井ちゃんが「そのうち」という先のイベントにも同じように参加できるかどうかわからないというのに、それを知ってか知らずか、あたりまえのように「そのうち」とか「予告」してくれる熊井友理奈さんの心が嬉しいですよね。
  • 王様のブランチ 鷹にアタックされた話し
    鷹匠ロケがあった放送日に、スタジオの生放送部分で、鷹にアタックされた際の模様を語ってくれる熊井ちゃん。
    「べつに痛くなかったですよ」と。むしろ、鳥の王様の鷹からアタックされて、年の初めに、運気をもらったようで、かえって良い事ありそうで嬉しかったのだ、と。
    そう語るときのニコニコした笑顔が、静かに佇んでいると怖いくらいの美人なのに、昔の小さかった頃の面影のまんまで、楽しくお話してくれていても、うっかりすると泣きそうになるので、今後参加するみなさんは注意ってことで。
  • バレンタインのお話
    高校は「こういうお仕事してたから」全日制ではなかったため、あたりまえの青春は経験できなかったという熊井ちゃん、バレンタインも近いということで、女子から男子へのチョコレートの話題で「みなさん、どうだったんですか?」と。「男子の見方を知りたい」と。
    「下駄箱開けたらチョコが入ってるものなの??」とか、逆の立場だったら自分はバレンタインは一日朝からドキドキが止まらないだろうとか、「もらえなかったら、どうなるの?」とか。
    イベント終了後、同席したヲタ仲間で共有してきたこととしては、「いや、熊井ちゃん、ヲタにそこは聞いちゃダメでしょ」と。
  • 梨沙子に会った
    すでに須藤さんとの3ショットも公開されていますが、先日の某キャラクターのショー(?展示会?)の現場で、偶然から、菅谷梨沙子さんに遭遇したんだとか。「みんなも気になるでしょ」と、そのお話をしてくれました。
    「まあ、普段から連絡とってはいるんだけどね」と、そこは仲良しアピールでしたけど、そういう前提で話しているのに「久しぶりだったからテンション上がった」とか、自分で張り巡らせた予防線を自分で突破していく、いつもの「くまくまトーク」ってことで。
  • モデルの私もよろしくね
    昼公演も夜公演も、座席には桂由美さんのブライダルショーのフライヤーが。
    モデルとしての活躍についても触れ(バックヤードでは、いろいろ勉強になることがあるんだとか、桂由美さんのショーでは、モデルとしてだけじゃなく人間としても成長できるとか)、そんな私も見て欲しいと。
    緑のペンライトが輝くここは私のホームだけど、いつでも帰って来れるホームもあって欲しいけど、そこから飛び出して冒険してる私も私だから、みなさんには、いろんな私を見て欲しい、と。
  • 熊井クロフィーバータオル上半身等身大
    当日のグッズのマイクロフィーバー(茉麻が「わはははは!うちの熊井がね」と大笑いしてよりこっち、Berryz関連では「マイクロフィーバー」こそ正式名称とされる)は、上半身がほぼ等身大だという熊井ちゃん。先だって2016年のバースデーイベントにて、等身大の枕を販売していたが、「あれって、大きくて邪魔でしょ?」とのこと。

キュンとさせようとする熊井ちゃん

緑のペンライトが輝くここは自分のホーム。そう言ってくれる熊井ちゃんは、CDSに来てくれる人たちが自分のファンであると安心しきってか、MCでのトークにも、自然と客席との呼吸が生まれています。

登場してきて一曲歌った直後の最初の一言が「みなさん、おなか一杯になりましたか?」なんですから(ライブは、ディナーショーのお食事パートが終わってからなので)、初っ端から、熊井ちゃんの愛らしさ全開なのは否定しようもなくて。
だもんだから、あんまりにも熊井ちゃんが可愛くて、みんな笑ってるわけですけど、自分が面白いことを言ってる自覚がない熊井ちゃんは、「ん?なんで笑ってんの?」とか。

オリジナルカクテルで乾杯するときのグラスの持ち方、グッズを紹介するにあたって紹介したいグッズとマイクをどう上手にハンドリングするか迷うときの捌き方、ブライダルショーのフライヤーを紹介するとき…いろいろと手に持って、置き場も少ない(生バンド演奏のステージだからね)場所で、手持ちのあれこれの扱いがぞんざいになる場面も。「私、こういうところ、けっこう雑なんです」とおっしゃる熊井ちゃんですが、知ってます。ってか、ずーっと知ってました

ライブ中、ある曲のセリフにて、「みなさんをキュンとさせたい」と思った熊井ちゃんは、そういったセリフにも詳しい(アニメをよく見ているから)須藤茉麻さんに協力を仰いでまで、キュンとさせるセリフを一生懸命考えたのだとか。
しかし、初っ端の昼公演であってすら(つまり事前の情報が一切ない場合ですら)「みなさん目を閉じてください」と促してから発せられたセリフに、会場では何故かクスクス笑いが。
問題の楽曲を歌い終えてのMCパートで、「そもそも、なんで笑いが起こるの?」と納得いかない様子の熊井ちゃんです。
次回(12日)は、きっと、みなさんをキュンとさせてみせると言っていたので、それは楽しみですよね。

というわけで、そんな熊井ちゃんの2月5日版のセリフがこちら。

昼公演 夜公演
あなたといると安心するの 私をあなた色に溶かして

夜公演の「私をあなた色に溶かして」は、本来ならば「私をあなた色に染めて」であることは重々承知しているのだけれど、そこはバレンタインが近いから、なんとしてもチョコレートに絡めたいということで、そこらへんにこだわる須藤茉麻さんと頭を悩ませたセリフだったのだとか。
しかし、すでに昼公演での顛末が共有されてしまっている夜公演では、熊井ちゃんが曲中に「みなさん目を閉じて」と言った瞬間から笑いが起こります。この次第を受けて、熊井友理奈さん、次回(12日)は、きっと、みなさんをキュンとさせてみせると言っているので、まことに楽しみですよね。

お見送りのポラ撮影の風景から

CDSの終わりは、2ショットのポラロイド撮影と握手でお見送りです。
毎度、ハロメンと写真に写れる機会を捉えては「叱ってください」とポーズ指定してきた投稿者ですが(道重さんの「プンプン」ポーズのポラもあります。見せてやらないけど)、今般は、たいへんに嬉しい結果となりました。

ご覧のように、昼公演においては、熊井ちゃんは「ほっぺをぷーっ」と膨らませてくれて、投稿者的にこの上ない「叱られ」ポラが獲得できたわけですが、夜公演においては、「あ、叱るのに笑っちゃった」と。
このお叱りに移行しようとしつつ満面の笑みの熊井ちゃん。見方によっては「叱っているのが嬉しくてしょうがない」という、怪しい某界隈的なテイストも(無理やり)正しく読み取ることも可能で、一部の方々には極上の一品に仕上がっているのではないでしょうか。

おわりに あのツアーを思い出すセトリ

大丈夫です。直接セトリには言及しませんから。

CDSは、カジュアルなスーツだったりブレザー着用が暗黙に要求されていたりして(最近はずいぶん崩れてきましたが)何度も言及した「緑のペンライト」すら、最初は携帯しちゃいけないかと思っていました。それが(少なくとも熊井ちゃんのCDSに関する限り)解禁になっているのは、当の熊井ちゃんが、「お皿を割らない範囲で」「隣の人にぶつからない範囲で」「お店に迷惑をかけない範囲で」声を出したり、ペンライトをかざしたり、コールしたり、リズムをとったりするのを許してくれたから。
これは熊井ちゃんによる顧客サービスというよりはむしろ、熊井ちゃん本人が「あの頃の雰囲気」を欲していたのではないかと、Berryz工房を想うファンの気持ちに寄り添っているというよりは、むしろ熊井ちゃん自身が、今でも Berryz工房を想っているのではないかとは、これまでも何度も指摘してきたところです。それでも、今回のセトリは、あのツアーをどことなく思い出すような場面が多く、とりわけ、ある曲のサビ前へつながる間奏直前のコールで、大声でフルネームを叫んでいるところが LaDonna で再現されるや、ちょっと涙腺に来るものがありましたよ。

その日は、帰宅して Berryz工房 DVD Magazine Vol.42 を見返したりなんかして

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毎度、「熊井ちゃんが可愛かったよ」、「熊井ちゃんイベント楽しかったよ」というだけのレポ、最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。

同様に、毎度、熊井ちゃんが出てきて、Berryz工房の歌を歌ってくれて、ポラを撮って握手してくれる、ただそれだけのイベントが、時間にして1時間半に満たないイベントが、どうして、こうも楽しいんだろうかと。熊井ちゃんと逢える、それだけで、どうしてこうも嬉しいのだろうかと。
そのヲタの嘘偽りのない本心を察していただいて、呆れていただければ、と。

(文=kogonil)

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