"ベリキュー"から"こぶつば "へ、バトンの継承を目撃した『こぶしファクトリー&つばきファクトリー プレミアムライブ2018春 “KOBO”』

すこし長めの前置き ベリキューから こぶつば へ

2014年末に “こぶし”、2015年の春に “つばき” の2つのファクトリーが結成されて、グループ名に入っている「ファクトリー」には、Berryz工房のスピリットを継承するという意図が込められているなんてアナウンスされちゃって、どういうつもりで言ってるんだ、って思いませんでしたか? そう言われて、鼻白んだ方はいらっしゃいませんか?
そりゃ、Berryz工房に失礼ってだけじゃなく、何よりも、Berryz工房をこそ愛したファンの気持ちが軽んじられたような気がして。俺たちの、私たちの、ステージに向けた気持ちは、そんなに簡単に代替が効くような程度のものだと思われていたのか、と。

Berryz工房が活動停止になって、翌日現実に戻るのにえらく苦労した、あの楽しすぎるステージにもう参加できないのかと落胆し、元気を無くしていた方はいらっしゃいませんか?
シナリオライターの脚本があるのかと思えるようなコミカルな展開にも、鉄板だらけの名曲たちにも、ケラケラ笑うのが愛らしいダンスマスター清水佐紀にも、自ら泥を被っても他を活かす横顔が端正な嗣永桃子にも、笑顔過ぎる笑顔で一番に素直な心根を持つ徳永千奈美にも、真面目な努力家の一方で豪放磊落すぎる須藤茉麻にも、ゴージャス過ぎるのにお茶目で上品で気品ある夏焼雅にも、超長身なのに可愛いという奇跡のド天然熊井友理奈にも、魂を揺さぶる迫力の重低音ボーカル菅谷梨沙子にも、何より、その7人が渾然一体となって現出させていた、うっかりすると笑顔になっていることすら自覚できぬほどの、あの楽しすぎるステージには、もう逢えないのだと。
唯一無二の7人が一体となったステージで、クタクタになるほど声をあげ汗をかくことも、もうないのだ、と。

℃-ute が解散して、”あの小さい子たちが健気にも頑張っている” みたいなことを思って泣きそうになりながら、一方でそんな感傷的な自分を恥じるほどの、それほどの圧巻のステージに、もう参加できないと思って、すっかり遠くを見つめる日々を送っていた方はいらっしゃいませんか?
誰かと戦っているような矢島舞美の低く滑空する足運びも、どんなに力を抜いても正中線がブレない中島早貴の軸の定まったダンスも、意識が把握する前に魂が喜んだ鈴木愛理の心地好いボーカルも、どんなに気持ちが荒んでいてもフッと自分を思い出せた岡井千聖の男前すぎるドヤ顔も、一番にこれからが楽しみだった萩原舞の妖艶で艶やかな成長も、その5人が全速力で疾走するステージは、もう見ることができないのだ、と。
不世出の5人による、あの迫力のステージに向っては、もうペンライトを掲げられないのだ、と。

そんな方はいらっしゃいませんか?

はい、それは、全部、わたくしです。
Berryz工房のスピリットを継承するなんて言われて、正直、ムカついておりました。
Berryz工房が活動停止して、℃-ute が解散して、人生の一部がもぎ取られたかのような気持ちでおりました。

ええ、すいませんでした。
ぶっちゃけ、だいぶ前からではあったんですけど、わたくし、自らの不明を恥じる気持ちで一杯です。

スピリットは継承されていました。
いや、Berryz工房のステージに参加して、℃-ute のパフォーマンスを目の当たりにして、激しく動いたファンとしての心が、こぶしファクトリーが こぶしファクトリーとしてパフォーマンスする姿によって、つばきファクトリーが つばきファクトリーらしく躍動する姿によって、まったく同じように動くのを感じたという意味で、まさしくその意味で、スピリットは継承されていました。

時にカラまわりとも思えるほどの広瀬彩海さんの懸命な声出しに見え隠れする健気な前向きさも。
MCのトークではその場をやりすごすことに精一杯なのに、パフォーマンスとなると目の色から明らかに変わる野村みな美さんの急激な美女への変貌も。
さすがにそのパフォーマンスにエースの風格が漂う浜浦彩乃さんのバランスの良い肢体から繰り出されるダンスも運足も。
癒やしの笑顔だけでなく、楽曲の欠くべからざるアクセントとなっている和田桜子さんのラップも。
そして、そのボイスパーカッションだけでない、観る者の視線を引き付けて止まない井上玲音さんのステージ上の佇まい、それ自体も。

ニッコニコしていて、めちゃくちゃ可愛いのに、難しいステップを踏むときに、ふと引き締まる山岸理子ちゃんの横顔も。
正面から見るとマジで本当に真ん丸で、しかし横顔は端正で美しい小片リサさんの、心から嬉しそうに楽しそうにしている満面の笑顔も。
ステージ上でメンバーとアイコンタクトするときの新沼希空ちゃんの愛らしすぎる笑顔も、身体全体で困っているように、いつも口元にくっつけているマイクの持ち方も。
目立たぬけれども実に正確なパフォーマンスで、つばきのステージを支える谷本安美ちゃんの、すべてを引き受ける懐の深さも。
素直さを表に出すことに躊躇しなくなった岸本ゆめのさんの成長著しいボーカルも。
明らかに “モノが違う” と見る者をして唸らせる浅倉樹々ちゃんの全力パフォーマンスの圧巻のエース感も。
愛らしい笑顔と誠実なボーカリストとして つばき楽曲に欠かせぬ小野瑞歩さんの、今でも自分の立ち位置に迷うことを率直に告白するほどの健気さと真面目さも。
本来の自分でもある “わたしって可愛い” を、ネタとしても引き受け始めた小野田紗栞さんの腰の据わった覚悟も。
そして、3年後が楽しみすぎる秋山眞緒さんの、そのキレのあるパフォーマンスもスッキリしたルックスの美しさも。

こぶしファクトリー&つばきファクトリー の合同コンサートは、すばらしかった
ええ、すいませんでしたスピリットは継承されていました。

失われた人生の一部は戻って来ないけど、同じように素晴らしいものを、また新たに獲得できました。

*****

言うまでもないですけど、もちろん “こぶつば” は、ベリキューとは別です。
お互いの関係性だって、同期だったベリキューとは違います、もちろん(後述するように、トレイニーと研修生というメンバーの来歴は、むしろ誇るべきものとして、しっかり記憶されています)。
でも、大事なことは、そのように “違う” からこそ、それでも客席の側で “同じように動く心のざわめき” が感じられるという、その意味において、確かに “スピリットの継承” が感じられました。

現実に戻ってくるのが難しかったほどの Berryz工房のステージと…同じではありません。
でも、その楽しかった Berryz工房のステージで動いた気持ちと同じ気持ちが動きます
疾走するパフォーマンスに圧倒された ℃-ute のステージと…同じではありません。
でも、その迫真の ℃-ute のステージで拍手しまくったのと同じほど、今日も手の平が痛いです。

私たちの、ステージに向けた気持ちは、簡単に代替が効くような程度のものだと思われていたわけじゃなかった。私たちの、ステージへ向けたファンの気持ちを尊重してくれたからこそ、行き場を失ったファンの気持ちを汲み取るために、ここまで時間をかけて、これだけのものを準備してくれたのだと、そう思えるほどに。

プレミアムライブ2018春 “KOBO”

そんなわけで、2018年のゴールデンウィークも後半戦に突入する5月3日の木曜日、中野サンプラザで開催された こぶしファクトリー&つばきファクトリー合同コンサート『プレミアムライブ2018春 “KOBO”』に、昼公演、夜公演とも参加してきました。

公式にも Berryz工房の「工房」の他に、互いに切磋琢磨する「攻防」の意味がアナウンスされた、この合同ライブ、ファンクラブの先行申し込みの段階から大人気で、各地で大落選祭が開催されていた模様です。
事実、物販開始段階(午前11時)で、すでに中野サンプラザには長蛇の列が。投稿者は、しっかり午前11時に物販列に並んだのに、昼公演の入場列ができる14時の段階で、まだ中野サンプラザの屋内に入れないくらい。入場列と物販列を分離する際の混乱なんかもあって(それほどハローの現場に慣れていないファンが、この合同コンサートに殺到していたのではないかと愚考中)、ようやくお目当てのDマガだの生写真だのを入手できたのは開演ギリギリの15時前って、要するに、それほどこの日の こぶつば合同『プレミアムライブ2018春 “KOBO”』は大人気であったと、そうお知らせしたい。

案ずるより産むが易しの合同コン

こぶしファクトリーと つばきファクトリーが合同でコンサートを実施するとのアナウンスを受けて、その知らせを喜び、開催を楽しみにする声ばかりでもなかったことは記録しておくべきかと。

それは、2017年の春過ぎ以降、こぶしファクトリーを襲ったメンバー脱退の激震によるものばかりでもありません。確かに、合同でコンサートを実施するとのアナウンスがあった時期は、こぶしファクトリーは強烈な逆風の只中にあって、一方、つばきファクトリーは、リリースする新曲の評価も高く伝統ある新人賞も獲得して、順風に乗っているように見えました。この状況を評して、”こぶしの逆風に つばきが巻き込まれる” といった意見もネット上に見られたことは事実。
しかし、一方で、こぶし組ばかりではなく幅広くハロプロ全体を見渡していたファンによって、さすがに単独ライブの経験値の違いは大きく、何度もライブハウスツアーを経験している こぶしファクトリーのパフォーマンスと、まだリリイベしか経験のない つばきのパフォーマンスは、 “一日の長” どころではないほどの開きがあるとする見解もあって、下手に合同ライブなど開催しようものなら、お互いの悪いところがお互いの長所を食い合って、酷い惨状を晒してしまうのではないかと、そう懸念する声もあったのでした。

そんな一部の懸念も、蓋を開けてみれば、上述の通り。
午前11時から並んでも開演ギリギリまで買えないほどの物販列に明らかなこの大人気ぶりもさることながら、何よりも、実際に開演してみて、”こぶしファクトリー&つばきファクトリー” としてステージに登場した14人が現出せしめたライブパフォーマンスのクオリティは、上の「すこし長めの前置き」に述べたとおり、素晴らしいのものでした。

まさに “案ずるより産むが易し“。
だもんで、どうでしょう? いっそ、このまま、秋には全国を巡るホールコンなんか実施しちゃってみては?
いやあ、まだ実績が…とか、集客が…とか、大人の懸念はいろいろあるでしょうけど、だって、”案ずるより産むが易し” ですし、そこは(笑)。

プレミアムライブ2018春 “KOBO” 概要

ライブの内容について、まず真っ先にお知らせすべきは、つばきファクトリーの浅倉樹々ちゃんが昼夜ともにフル参戦であったということ。これについては、後述しますね。

セットリストは、メドレー部分やシャッフル部分も含め昼夜とも変化なし。
ライブの概要を含め、セトリは次のとおりです(↓)。

これは、逐一感想を述べていては延々と記事を書き続けることが出来てしまうので、個人的に特別に印象に残ったところだけを後述しますね。また、最高にコミカルであったMCの企画コーナーも、その内容は記事末に別途箇条書きでまとめてリンクしておきます。

プレミアムライブ2018春 “KOBO” 2018.5.3 中野 昼夜セトリ
01.超HAPPY SONG(ベリキュー)/こぶつば
02.春恋歌/つばき(※後述その1)
03.明日テンキになあれ/こぶし(※後述その1)
MC
04.うるわしのマグノリア/こぶし(※後述その2)
05.サンバ!つばきジャネイロ/つばき(※後述その2)
06.【メドレー】 押忍!こぶし魂/こぶし(※メドレー後述その3)
07.【メドレー】 気高く咲き誇れ!/つばき
08.【メドレー】 念には念/こぶし
09.【メドレー】 ファイティングポーズはダテじゃない!(Berryz工房)/つばき
こぶし VS つばき プレミアムバトル:→ クリックすると記事末まとめへ
10.【メドレー】 闇に抜け駆け/こぶし
11.【メドレー】 就活センセーション/つばき
12.【メドレー】 ドスコイ!ケンキョにダイタン/こぶし
13.【メドレー】 ハナモヨウ/つばき
14.ライバル(Berryz工房)/こぶつば
15.遠慮はなしよ!(メロン記念日)/こぶつば
プレミアムランキングのコーナー:→ クリックすると記事末まとめへ
16.僕らの世代(ナイスガールトレイニー)/広瀬、井上、小片(※後述その4)
17.おへその国からこんにちは(ハロプロ研修生)
/野村、浜浦、和田、山岸、新沼、谷本、岸本、浅倉、小野、小野田、秋山
18.君の友達(Berryz工房)/浜浦、和田、小片、新沼、浅倉
19.愛~スイートルーム~(美勇伝)/広瀬、山岸、谷本
20.ね~え?(松浦亜弥)/井上、小野田
21.すっちゃかめっちゃか~(Berryz工房)/野村、岸本、小野、秋山
ラストスパートへ向けてのご挨拶MC
22.初恋サンライズ/つばき
23.これからだ!/こぶし
24.ハッピークラッカー/つばきメインのこぶつば(※後述その5)
25.シャララ!やれるはずさ/こぶしメインのこぶつば
26.一丁目ロック!(Berryz工房)/こぶつば
↓↓↓アンコール↓↓↓
27.ひょっこりひょうたん島/こぶつば
28.Big Dreams(°C-ute)/こぶつば

如何でしょう、このセトリ。
個人的なところを述べさせてもらえれば、最初に思っていたよりも、ずっとBerryz工房の楽曲カバーは少なめだったかな、と。

後述その1 メインスクリーンに歌割り毎のメンバー紹介

セトリ概要にて「※後述その1」とあるところ、ライブ2曲目と3曲目、つばきファクトリー『春恋歌』と こぶしファクトリーの『明日テンキになあれ』では、楽曲披露の流れの中で、歌割りに応じてメインスクリーンにメンバーが個々に抜かれて、テロップで名前が紹介されます。

改めて今更ってわけでもないですけど、そういえば他のグループでも、こうやってホールコンをするにあたっては、メンバー紹介的なパートがあったんでしたよね。

今、こうして、”こぶしファクトリー&つばきファクトリー” としてメンバー紹介されてみると、アドレナリンだけじゃなく、いろいろ分泌されて気持ちも上がりますね。改めて、ホールコンでのメインスクリーンに抜かれてのメンバー紹介ってだけじゃなく、やっぱり、ユニットとして登場しつつ、その個々のメンバーが個別に紹介されていくシークエンスは、テンションも上がりますね。
…ってわけで、良い感じに中野サンプラザのテンションが上昇していきます。

後述その2 お互いの「うるわし」と「ジャネイロ」

軽いご挨拶のMCの後、つばきファクトリーの『うるわしのカメリア』を こぶしが、こぶしファクトリーの『サンバ!こぶしジャネイロ』を つばきが、それそれカバーします。

それぞれ歌詞の枢要な部分を改編して、いわば『うるわしのマグノリア』、『サンバ!つばきジャネイロ』という楽曲として。
『サンバ!つばきジャネイロ』の「リオ!」の部分、新沼希空ちゃんが歌割りを担当していたので、「時差12時間のリオ!」の後のコールで「きそっ!」と叫んでみて空振りした痛い奴が居たとか居なかったとか(うるせぇな、ほっとけよ)。

このお互いのカバー、歌詞だけじゃなくて、ちゃんとコーラスまでも「カメリア」が「マグノリア」になっていたり、「こぶしジャネイロ!」が「つばきジャネイロ!」になっていたりして、このためだけに音源が準備されていたことが明らか。
ということは、どういうことかというと、この日の「こぶしファクトリー&つばきファクトリー合同コンサート」のために、しっかりスタッフさん側でも、それに向けた準備がなされていた、ということですよね。
…ゆっくり思い返してみて胸が熱くなるところでもあります。

ベリキューの後輩たちは、しっかり自分たちを支えてくれるスタッフさんたちからも、愛されています。それこそ、ベリキューが愛されたように

後述その3 メドレーのバックダンスと寸劇と

6曲目の『押忍!こぶし魂』から13曲目の『ハナモヨウ』までは、企画コーナーを挟んで、メドレーが続きます。このメドレー、上掲の通り、こぶし と つばき が相互に楽曲を披露するんですけど、こぶし が歌ってるときは つばき が、つばき が歌ってるときは こぶし が、バックでダンスや寸劇をやっていてステージを盛り上げています。

で、そう思って見直してみれば、上掲のセットリスト、6曲目の『押忍!こぶし魂』から13曲目の『ハナモヨウ』まで、なんかゴツめの強めの前向きな…ってか、バトルに相応しい雰囲気の楽曲が選ばれているのかな、と。
バックダンスで、楽曲披露中のグループを盛り上げるにも、ストリートファイトしてるみたいな感じで(アンジュルムの『ドンデンガエシ』を想像してみてくださいな)、威圧感を精一杯演出してるのが、とんでもなく可愛らしくて。
とりわけ、仁王立ち風で腕組みして恐い顔をしてる新沼希空ちゃんたるや!

特筆するなら、こぶしが『念には念』を披露している際の、つばきのバックでの寸劇が秀逸でした。
「ねん、ねん、ねん、ねん」の部分で腰を落として後ろに反り返るフリを、最初つばき数名がコピーし、そんな風に “こぶし のフリ付をコピーしたこと” を他のメンバーが咎めて、 「ねん、ねん、ねん、ねん」の部分が繰り返される度に、咎めていたはずのメンバーも順番にコピーしていって…って、最後に、つばき も全員で、「ねん、ねん、ねん、ねん」ってやってるっていう展開。

このメドレー部分、バックに回った方のグループにこそ注目だったのでした。

後述その4 トレイニーと研修生と 愛されるメンバーたち

メンバーがシャッフルして、いろんなコピー曲からオリジナルまで披露するライブ中盤のパート。その冒頭を飾ったのは、こぶし広瀬、井上、つばき小片の3人による『僕らの世代』。なんと、ナイスガールトレイニーの楽曲です。

投稿者の近くにいた参加者さんたちが「うわーー! りさまるのファンをやるんなら、トレイニーの楽曲も勉強しておかなきゃいけないんだ」と天を仰いでおりましたが、その向上心溢れるファン心に衷心からの賛意を示しつつ、これに続けて、上記3人以外の全メンバーによる研修生曲『おへその国からこんにちは』の披露があったりして、これは、スタッフさんが、こぶし、つばきメンバーの歩んできた道を忘れてないよってことなんじゃないかなとも思うのでした。

思えば、昨年秋(2017.11.5)の つばきファクトリー秋の大感謝祭では、前説のスタッフさんが、その日誕生日だった小片リサさんについて「秋葉原で、ビールケースの上で歌っていた頃から知っています」といった口上を述べていたこともありました。
繰り返しになりますが、やっぱり、ベリキューの後輩たちは、しっかり自分たちを支えてくれるスタッフさんたちからも、愛されています。それこそ、ベリキューが愛されたように

そう思えば、かつては表情が薄く、笑顔が薄幸感に満ちているとまで言われた小片さんは、このところ(メジャーデビューが決まって以来くらい?)とんでもなく嬉しそうに笑っていますよね。ほんとに(「まるちゃん」との愛称が実に納得できるほど)真ん丸な顔を、心から楽しそうな笑顔にして。

このように、いろいろとその背景を想像できる手がかりがあるもんだから、小片さんがライブの現場で嬉しそうに笑っているだけで泣けてきますよね。

さすがに こぶしファクトリーの経験値

恥ずかしげもなく、すっかり つばきファクトリーのファンであることを公言している投稿者にして、やはり、こう言わずにはいられぬところ。それは、とりわけ浜浦彩乃さんのパフォーマンスについて。

上に合同コンサートについては事前にファンの間でもいろいろ懸念があったと触れたように、いろいろとあって5人となった こぶしファクトリーです。それでも、その5人のステージングは、実に迫真に迫るものでした。歌が、ダンスが、といった個々の局面において具体的な個別のスキルがどうのこうのと言うよりも、ステージに臨むその全人的な佇まいにおいて。はまちゃんについては、もう “さすが” って言うべき時期かとも。

こぶしファクトリーについて、MV だけでなく、そのレッスン風景や合宿企画から、さらに踏み込んだ映像までも Web配信番組で公開されていますけれど、やっぱり、”実際に客を入れた生の舞台の空気は違う” と申し上げたい。
こぶし のステージングは、さすがの経験値と言うべき、しっかりとしたものでした。
そしてもちろん、それに一歩も引かない つばきファクトリーも

後述その5 ライブ終盤へ ハロプロ史上屈指の展開

そしてライブの終盤へ向けて、以下の楽曲の展開が、実に鳥肌ものであったことを強くご紹介したいところ。

まずは、上述の迫力のステージングもあって、多くのファンの念頭に澱んでいた2017年の残念な思い出を吹き飛ばすかのような力強い『これからだ!』のパフォーマンスが、良い感じの土台を作ってくれます。

続けて披露されるは、つばき『ハッピークラッカー』→ こぶし『シャララ!やれるはずさ』→ こぶし&つばき『一丁目ロック!』の流れ。
ハッピークラッカー』では、つばきメインで、ステージ2階部分で こぶしも参加し、『シャララ!やれるはずさ』では、こぶしメインながら、つばきもこの曲に参加します。

いや、本来であれば2017年の夏前のタイミングで、もっと評価されるはずだった『シャララ!やれるはずさ』ですが、その こぶしファクトリーが潜り抜けなければならなかった2017年の経緯全体を踏まえて、とんでもない名曲へと成長しています。イントロだけで涙腺ピンチなくらいに。
そして、これはむしろ驚きでもあるんですが、つばきファクトリーの『ハッピークラッカー』は、そんな こぶし屈指の名曲、こぶしが自らの傷跡と引換えにつかみ取った名曲である『これからだ!』や『シャララ!やれるはずさ』に、まったく引けを取らぬ、すばらしい楽曲であるということ、湘南乃風 SHOCK EYE 恐るべしということは、どうお伝えしたもんか困惑するほど。『ハッピークラッカー』は、実に明るく、ノリノリで、前向きな楽しい旋律である一方、ほんとに染みる、すばらしい名曲です。
つばき には、一刻も早く『ハッピークラッカー』を含むアルバムをリリースして欲しいところ。

…って、そんな流れで『一丁目ロック!』ですもん。そりゃ、無理ですって。

この『これからだ!』→『ハッピークラッカー』→『シャララ!やれるはずさ』→『一丁目ロック!』の流れは、過去のすべてのハロプロの、全ライブ、全コンサートを通じて、いくつか挙げられる “意図せず産まれた、すばらしい楽曲の流れ” の中でも、まさしく屈指かと。
一生懸命、我慢しようとしましたけども、いや、そりゃ、無理ですって。

*****

冒頭で記事のバランスを失するほどに、いろいろ書きました。
そう助走をつけねばならなかったほどに、ベリキューへのクッションを置かずにはいられなかったほどに、こぶしファクトリーも、つばきファクトリーも、本当に、すばらしかった。

しつこいようですが、繰り返しますね。スピリットは継承されています
(いや、New Fes のころから見てたから、実は知ってたんですけどもね:笑)
後日発売される映像化商品は、是非ブルーレイでお願いしたいところ。

記事のバランスを失したついでに、もう一つ失して、最後に以下。

明日のハローのエース 浅倉樹々

もう、ずいぶん長文になっています。
ですので、最後に一番に印象的だったことを、ひとつだけ。

つばきファクトリーの浅倉樹々ちゃんは、ずいぶん長い間、ヘルニアのせいでパフォーマンスが制限されていました。樹々ちゃんが腰を痛める前はといえば、リリイベすら開催され始めたばかりという頃でもあって(2nd のリリイベ行脚前、℃-ute のSSAオープニングアクト前に樹々ちゃんは腰の故障で一事離脱する)、私たちファンすら、ひょっとしたら、本域の樹々ちゃんのパフォーマンスを目の当たりにするのは初めてではないかと言っても過言ではないほど…でした。

その樹々ちゃんの腰の故障、一部では『就活センセーション』のお辞儀のフリ付が響いたのではないかと面白可笑しくネタにする向きもありましたが、今般の『 プレミアムライブ2018春 “KOBO”』を観覧した上で、敢えて “浅倉樹々の故障は、他の誰よりも身体全体が激しく動くからこそだ” と言いたいところ。
まだ経験も浅く、オーディション前にダンス経験などがあったわけでもなく、ちゃんとしたレッスンもそれほど詰んでいなかったところに、しかし、なのに異常に動けてしまったが故の故障だったのではないかと。
…と、そんな不謹慎なことすら思ってしまうほど、樹々ちゃんのダンスには目を掠われたのでした。

こぶし も、つばき も、ハロプロのメンバーは誰であっても、一般の人よりも、身体のいろんな所の可動域が大きいわけですけども(いろいろ例外はあるけれども)、樹々ちゃんは、その中にあってすら、さらに飛び抜けて、身体各所の可動域が大きい。その上で、各パーツの大きな動きに、美しい調和が取れている

こう言えば伝わるでしょうか。
激しく躍動感があって身体能力の限界値が常人の域を超えているように見えるところ、ダンスそのものの迫力や、身体運用の卓越さにおいて、それはモーニング娘。’18 の石田亜佑美さんに匹敵する上に、そこに全体的な調和としてのエレガントさが付け加わっている、と。
ぶっちゃけ「匹敵する」と書いていますが、個人的には、中野で目視してきた完全態樹々ちゃんは、石田さんばかりか、OGの高橋愛さんにすら迫るレベルだと思っていたりしています。

まさに、これは逸材です。
わたくし、道重さゆみさん、熊井友理奈さん、小片リサさん、新沼希空ちゃん推しであるんですけれども、明日のハロプロは、浅倉樹々によってこそ牽引されると、この『プレミアムライブ2018春 “KOBO”』に参加して、そう確信したのでした。
樹々ちゃん、本当に、一番に素晴らしかった。

(文=kogonil)

こぶし VS つばき プレミアムバトル

こぶし VS つばき プレミアムバトル 5/3 昼:アームレスリング
こぶし井上玲音 VS つばき岸本ゆめの 筋肉対決
→ 岸本の勝利
こぶし VS つばき プレミアムバトル 5/3 夜:万歩計ダンスバトル
こぶし野村・浜浦・和田 VS つばき山岸・谷本・秋山
こぶし合計【138】に対して、つばき合計【125】で、こぶし勝利
山岸【13】ってのが足を引っ張った模様(理子ちゃん、けっこう激しく動いてたのに)

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プレミアムランキング

プレミアムランキング 5/3 昼:浅倉樹々によるランキング
ルームシェアするなら、このメンバー
登壇メンバー/野村(MC)、和田、新沼、谷本、浅倉
第1位:山岸理子/マイペースなので、合わせなくて良いから
第2位:浜浦彩乃/気になってるけれど、話したことがないから
第3位:野村みな美/料理が上手だから
第4位:小野瑞歩/笑顔が癒される
第5位:広瀬彩海/こぶしのリーダーだから決まり事とか守りそう
私がルームシェアするなら?
和田 → 浅倉樹々
新沼 → 秋山眞緒
谷本 → 井上玲音
野村、淡々と「はい、じゃあ、ルームシェアしてください」と流して、理由も聞かず
プレミアムランキング 5/3 昼:井上玲音によるランキング
地球が滅亡しても最後まで生き残りそうなメンバー
登壇メンバー/小片(MC)、広瀬、井上、岸本、小野
注目ポイントは【食料】
第1位:野村みな美/いつもタッパーで食料を持ち運んでいるから
第2位:浅倉樹々/少食なイメージ
第3位:小野瑞歩/少食なイメージ
第4位:浜浦彩乃/いつも何かしら食料を持ってる
第5位:井上玲音/わたしは運が良いから
小片「わたしは、このお題なら、きしもんが一位です」
それは、いつもお弁当を持ち帰ったりするからだとか。きしもん曰く、それは「節約」なんだとか。 岸本・小片ペア健在!

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