つばきファクトリーに誰もが恋をした、初めてのライブツアー2018春『初恋』

オーディションではどんな特技を披露したのかというお題のフリートークで「プリキュアの変身ポーズ」と答えて、当然客席からは “それを見たい” との声が上がるんですけども、どんなに乞われても頑固にやらないどころか「どーせ、”ふぅ~” とか、”いぇ~い” とか言ったら、やってくれると思ってるんだよ」と言い放った新沼希空ちゃん(5.26 柏 昼公演)、先のワンマンライブで、 “ステージの上では話せなかった自分だけど、ようやく少しだけ自分に自信が持てるようになりました” とか、ご挨拶したかと思ったら、こんな具合に客席のファンに応じてみせるまでになりました。
って、そんな “悪” 希空すら可愛いんだから、困ったもんですよね。

戦闘力をスカウターで計測して絶望してるクリリンたちに向って「私はあと2回変身を残してる」とか容赦ないフリーザ様みたいに、今だってめっちゃ可愛いですけど、希空ちゃんって、あと2回くらい変身を残してそうですよね。

つばきファクトリー ライブツアー2018春「初恋」

そんな具合(?)に、念願だった初の単独ライブツアーである『つばきファクトリー ライブツアー2018春「初恋」』は、順調に日程を消化して、初日である4月15日の日曜日、高崎 club FLEEZ (群馬)から千秋楽の5月27日の日曜日、仙台 Rensa (宮城)までの全日程を終えました。

この9会場18公演のセットリストは次のとおりです。もうネタバレしても良いよね。
(細かいことは後述しますね)

つばきファクトリー ライブツアー2018春「初恋」 セットリスト
01.初恋サンライズ
02.気高く咲き誇れ!
03.就活センセーション
MC
04.春恋歌
05.大きな愛でもてなして(℃-ute)
06.独り占め
07.I Need You ~夜空の観覧車~
08.さぼり(Berryz工房)
—-トークコーナーを挟んで———————————————-
09.初恋の貴方へ:小片/新沼/岸本/浅倉(スマイレージ)
10.Miss ラブ探偵:浅倉/秋山(W)
11.君の戦法:小片/小野/小野田(℃-ute)
12.Be Happy 恋のやじろべえ:山岸/新沼/谷本/岸本(タンポポ)
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【↑この9曲目から12曲目にかけてのカバーパートは回替りで2パターン↓】
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09.愛のスキスキ指数 上昇中:山岸/谷本/小野/小野田/秋山(Berryz工房)
10.イメージカラー:新沼/小野(℃-ute)
11.あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい:谷本/浅倉/小野田/秋山(スマイレージ)
12.初恋サイダー:山岸/小片/岸本(Buono!)
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13.Because Happiness(Berryz工房)客席と!
14.青春まんまんなか!
15.低温火傷
16.ハナモヨウ
17.フリサケミレバ(今回初披露)
——アンコール——
18.笑って
19.ハッピークラッカー(今回初披露)

この、つばきファクトリー初となるライブツアー、個々のパフォーマンスもキャラの押し出しも、ツアー前とはまったく別のグループを見ているかのようで、若いメンバーの吸収と成長の速度には、わかっちゃいたけど、改めて驚きます。

つばき初単独に刮目していたのは、ずっと つばきファクトリーを応援していて、ひょっとしたらメンバー以上に単独ライブツアーを待っていた多くの つばきファンだけではないようで、事務所のエライ人である西口社長が初日(4.15)の高崎の昼公演と千秋楽前(5.26)の柏夜公演に降臨したことが確認されています(ってか、ぶっちゃけ投稿者が目撃したってだけですけども)。
単独初ツアーの大成功と大盛況ぶりを社長が実見して、今後の つばきファクトリーの活動に大きな(上方修正的な)展開があると良いですね。いや、ほんまに。

と、今、「大盛況ぶり」と書きました。
このつばきファクトリー初となるライブツアーは、FC先行で告知された段階から大人気で、各地で大落選祭が開催され、投稿者もようやく3つの日程に参加できたのみ(むしろヲタとしては恥ずかしいレベルかと)。
その、投稿者が参加できた「2018年4月15日(日)高崎 club FLEEZ (群馬)」、「2018年5月12日(土)横浜 Bay Hall (神奈川)」、「2018年5月26日(土)柏 PALOOZA (千葉)」のライブハウスでの模様をお伝えしたいと思う次第ですが、ライブの内容に触れていく前に、強く印象的であったことを、先に述べてしまいたいと。

ライブツアー初日から、とある風景を。

初日の「高崎 club FLEEZ」より

上に「ようやく3つの日程に参加できたのみ」って書いて、その日程に初日を含めていますが、実は投稿者は4月15日の初日ライブに落選しています。
いや、ほんまに大落選祭だったんですってば。

それでも最新の Dマガも物販されるってことで、DVD Magazine Vol.6 を購入するためだけに群馬県高崎市に向った次第(通販でのタイムラグを待ちきれない残念な人なのです、わたくし)。

というわけで、最初はお目当ての物販だけ済ませて帰ってくるつもりだった高崎の初日なんですけど、なんだか上に掲示した写真(ライブハウス前で つばきライブの告知が堂々と掲示されている様子)に、ちょっと感じ入るところがありましてね。
結成時から見ていたせいか(考えてみれば他のユニットだって、みんなそうなんですけど)、”ようやくここまで来たんだなあ” みたいな感慨に襲われちゃいまして。そこで、販売があるんだかないんだかわからない当日券を待ってみようと思ってしまったのです。

開場時間になりまして、正規の整理番号を持っているファンを全部入場させてしまってから、それでも「高崎 club FLEEZ」前に諦めの悪いファン(含む投稿者)が20人ほど残っているところへ向ってスタッフさん(ライブハウスのスタッフさんなのか、アップフロントお馴染みのエスタのスタッフさんなのかは不明)が言います。
もう、会場は一杯です。それほど大きな小屋でもありませんから、もう会場はギュウギュウです。今から入場してもらっても、それこそ隅っこで、ギュウギュウの上にギュウギュウになってステージもよく見えないと思います。…それでも良いですか?」って。

ええ、諦めが悪くその場で待っていた20人前後の全員が、それでも良いからって当日券を購入して入場しました。

そんな初日の最初の公演で、メンバーがご挨拶してくれた中から、ひとつだけ。

リーダーの山岸理子ちゃんは、この初日でこう述べます。こうして単独のライブツアーが実現して「やっと階段を一段登れたような気がする」と。

ずっと見てきて初日に(落選してたけど)ライブ会場まで足を運んで、ライブが実際に開催されていることを確認して、スタッフさんの熱い確認があっての上で、理子ちゃんのご挨拶を耳にして……投稿者の心が千々に乱れたことは秘密です。

*****

蛇足だと承知しながら、初日のご挨拶では、連日成長して「最終日には1億%の私をお見せする」と宣言した小片リサさんや、初心に戻るために前髪を切ったという新沼希空ちゃんなど、ほんとは特筆したい場面がたくさん。

先輩たちの楽曲を引き継ぐ つばきファクトリー

セットリストは上にある通りですが、『大きな愛でもてなして(℃-ute)』、『さぼり(Berryz工房)』、『Because Happiness(Berryz工房)』が固定で入っている他、先輩の楽曲をカバーするパートが、公演の回替りで、こんな具合にセトリの中盤に入ってきます。

回替りその1

09.初恋の貴方へ:小片/新沼/岸本/浅倉(スマイレージ)
10.Miss ラブ探偵:浅倉/秋山(W)
11.君の戦法:小片/小野/小野田(℃-ute)
12.Be Happy 恋のやじろべえ:山岸/新沼/谷本/岸本(タンポポ)

回替りその2

09.愛のスキスキ指数 上昇中:山岸/谷本/小野/小野田/秋山(Berryz工房)
10.イメージカラー:新沼/小野(℃-ute)
11.あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい:谷本/浅倉/小野田/秋山(スマイレージ)
12.初恋サイダー:山岸/小片/岸本(Buono!)

この回替りのカバー楽曲パート、全部すばらしかったんですが、個々に語っていてはレポが終わらないので、あえて2点だけ。

℃-ute から『イメージカラー』を歌ってくれた新沼希空ちゃんと小野瑞歩さん。これがね、なんだか℃-ute の『イメージカラー』のイメージにピッタリなんですよ。
つばきファクトリーにあって、ボーカリストとしての成長著しいのは岸本ゆめのさんですけども、その岸本さんと他のメンバーの間を埋める、いわばセカンドのボーカルフォロワーとして、刮目すべきなのが小野瑞歩さんであり、つばきやハロプロを越えて、その声質は日本の音楽シーンの宝ともいえる新沼希空ちゃんですから、この2人のデュエットは、耳が喜びますよね。それは「♪好き~~」という愛らしいパートを希空ちゃんが担当しているからだけじゃなく。

そしてBuono!から『初恋サイダー』を歌ってくれた3人。難しいソロパートを担当して、背も高くてカッコ良い岸本ゆめのさんも、ボーカルもダンスも端正で、非常に高いバランスで全体のパフォーマンスを底支えする小片リサさんも、どこまでも絶讃したいんですけど、何より、そんな岸本さんと小片さんを左右に従えるからこそ、明らかにそのダンスの迫力が明瞭になったのはリーダーの山岸理子ちゃん。
いや、ぶっちゃけ、希空ちゃんの声質がハロプロの宝なら、ステージの上の山岸理子もまたハロプロの宝だと思います。

先輩たちの楽曲を引き継ぐ…だけじゃなく!

そして、”先輩たちの楽曲を つばきファクトリーがカバーしてくれて、ほんとうに素晴らしいパフォーマンスでした” というフレーズにあって、力点が置かれるべきは「【先輩たちの楽曲を】 カバーしてくれて」という部分ではなく、「先輩たちの楽曲を【つばきファクトリーが】カバーしてくれて」という部分こそ。

そこでは、もはや「先輩たちの楽曲」というところに意味があるのではなく、それを「カバー」しているというところに意味があるのでもなく、あくまで “つばきファクトリーがパフォーマンスしている” というところに意味があるように、意味の重点が遷移してきていること、このことを指摘したいところです。

その意味でこそ、つばきのパフォーマンスによって、改めて先輩たちの楽曲の素晴らしさが鮮明になって、ハロプロの蓄積や継承の流れが可視化されるだけじゃなく、ハロプロそのものを(つばきによって)再確認しているかのようです。それこそ、改めて、つばきファクトリーによって、いや、つばきファクトリーによってこそ、再確認できるというか、つばきのパフォーマンスの背後に、個々の再現される楽曲を越えて、ハロプロ全体が重なって見えるというか…

…と、そういった意味を込めた上でまとめるなら、それは “すばらしい” の一言かと。

事実、何度も聴いたはずの春恋歌』の明るくも切ない歌詞を始め、つばきオリジナルの鉄板化の著しいことったらなく、どの曲も、もはや “待ってました” レベル。
どころか、今般のツアーで初披露となる曲が2曲ともすばらしくて、『フリサケミレバ』の落ち着いた旋律の中で、”自分を愛せるか” と自分に問いかける切ない歌詞が、まだまだ発展途上の つばきファクトリーに見事にシンクロしている一方で『ハッピークラッカー』の明るさと(それでも卒業を歌った)切なさが『春恋歌』の本家取りのようで、その上で、ああも明るい旋律であるとは、まさしく湘南乃風 SHOCK EYE 恐るべしというところ。

以上を総合して、要するに “すばらしい” の一言かと。

メンバーの個性も順調に成長中

刮目すべきなのが楽曲だけではないのは、もちろんのこと。

回替りのカバーパートに入る前に、お着替えタイムということで、赤を基調の椿イメージの丈が長めのワンピース風衣装から、青を基調の働くお姉さんの制服風の若干丈の短いスーツ風衣装へとメンバーが衣装チェンジ。そのタイミングで、何名かが残ってトークコーナーとなるんですけど、これがまた、かなりコミカルで、ほんとに全部の公演に参加できなかったことを心から悔やむところです。

いろいろと検索すれば、詳細を発掘することは可能かと思いますが、あくまで投稿者がメモできた範囲のものを記事末にまとめておきますね。

このコーナーにあっては、個々のメンバーの個性も光っていたんですが、やっぱりメンバー相互の相乗効果的なところが面白くて。
これも、いくつも指摘したい中、ここでも、あえて2点だけ。

淡々と進行しているかのようでいながら、細かいところでメンバーから突っ込まれて、その都度「あはは、ほんとだ」と楽しそうにケラケラ笑ってるリーダー山岸理子ちゃんの、(実は厳密に言えば失敗してるのに)鷹揚に構えた落ち着きっぷりは、(やるべきタスクの成功や失敗の如何に関わらず)ほんとうに頼れるリーダーっぷりだと思います。
個々のスキル的なところで有能であるかどうかは、それができるメンバーに任せちゃえば良いけれど、何があろうと懐深くケラケラ笑ってるリーダーこそ、得難いものかと。
理子ちゃん、あんなに可愛いのに、実に頼れる立派なリーダーですよね。

そして、そんなホンワカしたリーダーを支えるサブリーダーの小片リサさん、本人が “嬉しくて仕方ない” って感じが、ほんとに客席に伝わってくるのが、あんなに美人さんなのに可愛いですよね。かつて、表情が乏しいって思われていたのが嘘のようです。

*****

ずいぶんと、とりとめもなく、徒然にいろいろ述べてきました。
上に言及した以外にも、相変わらずしっかりとしたパフォーマンスでステージを支え、いろんなところで “オチ” に使われても「だはは」と明るくすべてを飲み込んでいる谷本安美ちゃんも(握手会では、驚かされます。安美ちゃん、ほんとに美しくなりました)、次第にご挨拶での不器用さを隠さなくなって、むしろそれを自分の味にし始めている小野田紗栞さんも、他のメンバーから子供あつかいされることを “子供あつかいさせてやってる” 風に(あくまで主観的に)一段上から受け止めているつもりがバレバレな秋山眞緒さんも、誰を取っても、どの場面を取っても、全員が全員、一瞬一瞬がすべて珠玉な、すばらしいステージでした。

そんな『つばきファクトリー ライブツアー2018春「初恋」』は、メンバーの成長も如実で、まだ何の告知もないどころか、あるんだかないんだかも定かではない秋ツアーまで楽しみになるほどの、念願だったと言うには素晴らしすぎたライブでした。

…と、いったところで記事を締められれば、そんなに超長文でもなく、それなりに落ち着くところに落ち着いた感じでまとまったところ、やっぱり、最後にバランスを崩す一段を。

浅倉樹々という奇跡 あるいは 明日のハロプロの至宝

この投稿者、誰を推しているかといえば、それはモーニングOGである道重さゆみさんであり(『宿命』公演にもガッツリ参加していてレポ待機中♪)活動停止中Berryz工房の熊井友理奈さんであって、つばきファクトリーに専心しているわけですらなかったりします。その つばきファクトリーにあっても、わたくしは、リアル猫娘である新沼希空ちゃんと、未だに謎が残りまくっている小片リサさんを推しており、樹々ちゃん推しですらないのです。

と、そんなことを告白してみたのも、“そうであってすら” 下記のように言わざるを得ないのだということを強調したいから。それほど、今回のライブツアーにおいては樹々ちゃんの印象が強かったのでした。

以下、ややバランスを失する恐れをも辞さず、あえていくつか浅倉樹々ちゃんについて。

浅倉樹々 フル参戦によって封印が解かれた圧倒的 “エース感”

5月3日の “KOBO” 公演を経た今となっては、さほど大きなインパクトもないようですけど、何よりも最初に言うべきことは、腰の故障でパフォーマンスが制限されていた樹々ちゃんがライブ全編にわたってフルに参加したということ。
(参考:浅倉樹々、つばきファクトリー念願の単独ライブでフル参加!

もちろん、それでも完全に腰の故障は回復したとは言えないところもあります。お見送りの握手会では、樹々ちゃんだけ座ってファンのみなさんをお迎えしていて、同じ姿勢をずっと続けるのは、まだ辛いんだろうなと思わせるものがありましたから(とはいえ、常に握手列の一番最初で樹々ちゃんが待っていてくれることもあり、それに、座ってのお迎えだから、それでなくとも小さい樹々ちゃんが一層小さくて、あくまで “ファンにとっては” かえって嬉しい要素がいくつもあったりして)。

さらには、腰のヘルニアによるパフォーマンス制限は脱したようでも、髪を切って初お目見えのはずだった5月20日の京都 FANJ (京都)では、リハーサル中の負傷から、昼公演欠席で夜公演も限定的な参加ということになり、全日程にフル参戦というわけではなくなったということもあります。

といった次第で、座ってお迎えの握手会だったり、リハ中のアクシデントによる欠席だったりと、やっぱりファンの心配は尽きないところですけども…

それでも、樹々ちゃんがライブ全編にわたってフルで参加できるようになったこと、そのこと自体、樹々ちゃんファン以外の多くの つばきファンを喜ばせるに十分なことでもありました。
ようやく9人による本域の つばきの全力パフォーマンスを見ることができるという意味でも。

とか、そんなことを思って、浮き浮きとライブハウスの(残念な整理番号による)厳しい立ち位置からステージを臨むや、そこには、とんでもなく躍動する一人の小さな(しかし圧倒的存在感の)女の子がいるわけです。

腕を動かすに、まず肩甲骨から動き始めます。足を動かすに、まず骨盤から旋回し始めます。胸から上が右に向って動いているのに、腹から下が左に向って動いています。頭上で旋回させる左右の腕が、滑らかで嫋やかなウィップのようです。

身体所作の躍動感と存在感では、稲場愛香さんやモーニング娘。の石田亜佑美さんに匹敵します。その踏み込み、伸び上がりの力強さでは、歴代屈指のダンサーとされた亀井絵里さんを見ているようです。素早さと動きのシャープさでは、あの誰かと戦っていたかのような矢島舞美さんの印象が重なります。その上に、ダンスの嫋やかさと滑らかさにおいて、元℃-ute の鈴木愛理さんの、やさしいダンスのテイストが甦るようです。
それら一切を、あたかも清水佐紀さんのエレガントさが包んでいるような。

もちろん、個々の要素について、それぞれのダンスのテイストについて、まだまだ稲場さん、石田さん、亀井さん、舞美ちゃん、愛理さん、佐紀ちゃんには及ばぬところも多いですけど、いや、樹々ちゃん、すばらしいです。まことに、これこそ “逸材” であろうかと。

繰り返し、腰の故障からのパフォーマンス制限を脱した浅倉樹々ちゃんは、間違いなく明日のハローのエース候補です(って、投稿者の中では、すでにエースを戴冠してますけれども)。
これ、静止画では、あんまりそんな印象もないでしょうけど、現場では、ほんとに射貫かれました。”なるほど、エースってのは、こういうことか!” と。

ドジっこ樹々ちゃんは愛されメンバー?

そんな樹々ちゃん、上述のとおり、5月20日の京都 FANJ (京都)ではアクシデントでライブをお休みしちゃうことに。
このエピソードも、ファンが心配したというよりは、どちらかといえば “ドジっ子樹々ちゃん” という印象が強めで。

メジャーデビュー前の “応援企画” でも、いろんなゲームやクイズ企画で、自ら “当てにならない” ところを自覚していたり、難しい局面が樹々ちゃんに巡って来ちゃうのを防ごうと、他のメンバーからいろいろ(順番的なところで)配慮されたりしていましたけども。

横浜 Bay Hall でのご挨拶では(5.12 昼公演)、ライブハウスの構造上、横幅が広い客席だから、ファンのみなさんとアイコンタクトするには右から左まで大きく視線を動かさなきゃいけないっていう内容のお話しを一生懸命してくれる樹々ちゃんだったんですが、この樹々ちゃんの発言中の「横幅」を、(ライブ会場が横浜だったから)「横浜」と聞き間違えて、他のメンバーたちが “また樹々ちゃんが変なことを言ってる” 的な感じで微妙にフォローに出ようとして、なんだかご挨拶が交通渋滞することに。
これは、実際には他のメンバーが「横幅」を「横浜」と聞き間違えたのであって、樹々ちゃんは何も悪くないんですけど、何かしら樹々ちゃんが失敗したと思われたならば他のメンバーがフォローに入ろうとするところこそが大事なポイントだったりします。

トークコーナーの企画で、アドリブ寸劇をやった際には、あの Dマガ Vol.2 で、激辛カレー対決時に飛び出した小片さんとの一連のやり取りを、面白く自分たちでパロディにする場面もありました(5.26 柏 昼公演)。
小片「ほんとに、キーワード雑に言ってるの、誰?ほんとに!
樹々「樹々、そんなに雑じゃないもん!」…って。

なんだか、樹々ちゃんって、つばきメンバー内でも愛され、守られてる感じがしませんか。ちょっと、この辺り、投稿者は感じ入ってしまうところがあって。

上に、さすがに逸材だと書きましたが、浅倉樹々さん、自ら恃むところがあってか、結成時からずっと見ていて、どこか頑固で意固地なところが見え隠れしていました、ぶっちゃけ。思えば『サンクユーベリーベリー』の舞台でも、かの菅谷梨沙子さんの配役を継承しているわけですし。(← なんとなく言ってみました)
それが、腰の故障で、しっかりと活動に参加できない時期を経験して、本人も周囲から支えられていることを実感するところもあったのかもしれませんね。
浅倉樹々さん、愛され、守られていますよね。

髪を切って美しくなった浅倉樹々

そんな圧倒的エースでもあり逸材でもあり、愛されメンバーでもある浅倉樹々さん、長かった髪を切ってショートボブに(是非リンクをクリックして下さい)。
その初お目見えは5月20日の京都、ショートにしてからの初のフル参戦は5月26日の柏となりました。

これが…これがね、もちろん可愛いんですけど、なんだか美しいんですよ。
さっきから何回か「樹々ちゃん」じゃなくて「浅倉樹々さん」って言ってますけども、思わずそう言っちゃうくらいに、美しいんです。

なんでも、千秋楽のラストのご挨拶で、樹々ちゃん、泣いちゃったんですって?
思えば、デビューシングルの初めてのリリイベ(2016年11月26日(土) ららぽーと立川立飛)で、ファンのみなさんが集まってくれたことが嬉しくて泣いていたのも樹々ちゃんでしたね。

樹々ちゃんだけについて多くの文字数を費やしました。だから最後に。
髪を切ってステージの上で躍動する浅倉樹々さんは、美しいです
明日のハローを牽引する つばきファクトリーのエースは、周囲から愛されて守られて、そしてそのことをちゃんと自覚していて、そして、美しいです!…と大きく主張して、結局長文となったレポを終えたいと思います。

つばきファクトリーに出会えて良かったと思いつつ。

(文=kogonil)

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=m_ck1E6WMnQ]

2018年4月15日(日)高崎 club FLEEZ 昼公演
山岸/谷本/小野/小野田/秋山が残ってトークコーナー
実験:はじめてキャメリア
人生初なことにチャレンジして何が起こるか、実際にやってみて確かめるコーナー
好きな食べ物というテーマで、人生初めての「大阪弁での会話」にチャレンジ
→ 実験結果:秋山がイライラする
そして「食べているところを見たことが無い、まめもやし」本当に好きなのか?と、好きな食べ物というテーマに、何故か巻き込まれる山岸理子

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2018年5月12日(土)横浜 Bay Hall 昼公演
岸本/浅倉/小片/新沼が残ってトークコーナー
ツアー前半戦振り返り どの辺が成長できた?

  • 岸本
    実はこれまでステージから客席が見れなかったけど、このツアーでお客さんの顔を見れるようになった
  • 浅倉
    ライブのペース配分ができるようになった。1公演と2公演の間の楽屋でも秋山の相手をしてると疲れてしまうので、まおぴんの相手はしないようにしてライブのための力を温存できるようになった
  • 小片
    大人になった。とくにお弁当の食べ方が大人になった。以前のようにガッつかなくなったし、きしもんのために持ち帰りように残しておいてあげられるようになった
  • 新沼
    ちょっと自分じゃわからない…ということで

    • 浅倉から見て → ダンスが可愛くなった
    • 岸本から見て → つばきに欠けていたSEXY担当が希空ちゃんなんじゃ?
岸本の指摘を受けて、岸本が新沼を色っぽいと感じると言う『独り占め』の間奏部分を、浅倉、小片も実演することに
激しくセクシーな歩き方をする小片 その後で実演しなきゃいけなくて困る希空
岸本曰く、浅倉は色気がなさすぎ、小片はありすぎ、新沼がちょうど良いのだとか

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2018年5月26日(土)柏 PALOOZA 昼公演
岸本/浅倉/小片/新沼が残ってトークコーナー
先輩たちの凱旋公演のマネをして浅倉「ただいまー」からの客席「おかえりー」
小片「現在行われているオーディションでは特技が重要らしいけど、みんなオーディションの時はどんなアピールをした?」

  • 浅倉
    先輩のダンスの完全フリコピ
  • 新沼
    プリキュアの変身ポーズ

    1. 客席からの要望にも新沼「やりません」
    2. 客席渾身の「えーーー!」
    3. 小片「さっきの『おかえりー』よりも大きいじゃん
    4. 新沼「みんな「ふぅ~」とか言ったら、やってくれると思ってる」
実験:はじめてキャメリア】:はじめてのアドリブお芝居
設定は “崖の上”/犯人と女刑事
必ず各人が劇中でキーワードを言わなければならない↓

  • 小片 :けんだま
  • 新沼 :バイキソラーン
  • 浅倉 :チャーリー
  • 岸本 :豚キムチ
なんとなく(誰がどの配役をやるかも決まらないうちに)始まってしまうアドリブ劇
結局、なんとなく決まった配役は…

  • 小片 :女刑事
  • 新沼 :通行人かと思ったら犯人の母親
  • 浅倉 :岸本につかまってる人質
  • 岸本 :犯人 樹々を人質に崖の上で潜伏中
それぞれのキーワードは…

  • 小片 :「けんだま」刑事を名乗る。
    いろいろ困って、最後に(けんだまの)必殺技を出すも、誤って浅倉に命中してしまうが、あくまで無かったことにして岸本さんを逮捕しようと
  • 新沼 :犯人の行状を評して「人生バイキソラーン」と。
    岸本にキーワードの助け船を出そうと、夕食を用意してあるからと犯人説得風に
  • 浅倉 :「私はチャーリー
  • 岸本 :母の説得に応答する形で「夕食は豚キムチ」
小片 :「もう、ほんとにキーワード雑に言ってるの、だれ?ほんとに!
浅倉 :「樹々、雑じゃないもん!

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