清水佐紀・須藤茉麻・熊井友理奈、楽しい分だけ何故か泣ける不思議なファンクラブイベント~しみしみにバースデーサプライズ~

はじめに 熊井ちゃん「なんでみんな笑ってんの?

2公演目で飛び出した「なんでみんな笑ってんの?」の一言。この熊井友理奈さんの一言を聞けただけで、生きてた甲斐があったというもの。

それは2公演目のQAコーナー(詳しくは後述)でのこと。途中、質問BOX内の質問用紙が枯渇するというハプニングがあって、メンバーのフリートークで間をつないでいたってことも影響してか、QAコーナーの後半で、どストレートな “くまくまワールド” が炸裂しまして。客席を巻き込んだ年齢の話題と、熊井家の愛らしい思い出話と、単独でも十二分にファンを沸かせ得るトピックが2本も渋滞することになり、コロナ対策のためマスクにフェイスガード装着なうえ客席からの歓声一切禁止が告げられているはずの横浜ランドマークホールで、クスクス笑いどころか抑制しきれぬゲラゲラ笑いまで巻き起こった結果、熊井友理奈さん、さも不思議そうに(部分的に若干プンスカしてる雰囲気まで滲ませながら)「なんでみんな笑ってんの?」と。

そんな熊井ちゃんを、客席はもちろん、ステージの上の清水佐紀さんも須藤茉麻さんも、いかにも愛おしげに眺めていて、いわば、くまくましたトークそのものの面白さ、それを笑われて若干ご立腹な熊井ちゃんの愛らしさ、そんな熊井ちゃんを会場全体で愛でている幸せさ…といった3重の幸せが重なったという次第でございます。

せっかくなので、そこで渋滞した話題を先走ってご報告すると・・・

50歳は「おじいちゃん」なのか問題

タイムマシンがあるならどの時代に行きたいか、といったファンから事前に募集した質問に答えて、現在に戻ってこれるという設定が追加された上で、未来を確認して、悪い状況だったら、そうならないように現在に戻って、いろいろ修正しなきゃね… といったトークの展開の中で、じゃあ、その状況を見に行くって未来はどのくらい先のこと?という話になりまして。

茉麻が「30~40代くらい」と答えたのに対して、熊井ちゃんは「50代のお婆ちゃんになった自分を見たい」と言い出して、そこで、はたして50代に「お婆ちゃん」は相応しいのかという点で盛り上がりまして。最終的には、熊井ちゃんも、よく考えたら自分の両親も50代だから、そんな年齢の人を捕まえて「お爺ちゃん、お婆ちゃん」っていうのは失礼だったと落着したわけですが、そこまでの曲折にあって、当然のように客席のそれなりの年齢であるファンがイジられます。佐紀ちゃんも茉麻も、”一緒に歳を重ねてきた” 的なフォローを入れてくれるんですけど、熊井ちゃんは自分の発言が思わぬ展開を呼んだことに焦ったのか、火消しのつもりで “どうして自分がそういう発言に至ったのか” の脈絡を開陳しようとして、かえって火に油を注ぐ始末となり、その模様がいかにも熊井ちゃんらしかったというわけ。

パパのお尻に ゆり がマジックで書いちゃった

続けて同じくファンからの質問で「子供の頃、信じていたことは?」というお題で、熊井ちゃんが開陳した(もしかして初?)熊井家エピソード。

なんでも熊井ちゃんパパにはお尻にホクロがあるんだそうで、それをパパは幼い友理奈ちゃんに対して、「パパのお尻に ゆり がマジックで書いちゃった」と言っていて、小さい頃の熊井ちゃんは、そのことを信じていたんだとか。長じるに従って、弟くんたちにも同じネタを繰り出すパパを見て、ネタだと理解した友理奈さん、将来自分にも子供ができたなら、同じような騙しをかましてやろうと決意するようになったのだとか。

ネタにできるような目立つホクロがあるのかも気になりますが、上述の数行にまとめたお話しを、いろいろと蛇行しながら説明する熊井ちゃんも、話し終えてから「…っていう、熊井家事情♪」などと締める熊井ちゃんも、もう、くまくま語ってる様子が愛らしすぎて、会場のそこここからクスクス笑いが沸き起こっており、語り終えた熊井ちゃんが、思わず「ねーーー!なんで、そんなに笑うの??」と訴えたという次第。

清水佐紀・須藤茉麻・熊井友理奈ファンクラブイベント~しみしみにバースデーサプライズ~

はい、というわけで、2020年11月3日の火曜日、神奈川県は横浜ランドマークホールにて、本来ならば3月3日の記念日に開催されるはずだったイベントの代替という形なのか、活動停止中 Berryz工房の清水佐紀、須藤茉麻、熊井友理奈の3名によるファンクラブイベントが開催されました。

こちら、幸にして “開場12:30/開演13:20”、“開場15:20/開演16:10”、“開場18:10/開演19:00” の3公演とも参加できましたので、その内容をご報告です。

それぞれに突っ込み突っ込まれ、あの頃を彷彿させるメンバーたち

すでにリアクション禁止のはずだった会場に笑い声を呼んだ くまくまトークについて触れましたが、清水佐紀さんだって、特にステージ上に嗣永桃子さんも夏焼雅さんも居ないのに、くまぁず の2人に何かと突っ込まれ、何よりその突っ込みに対して “為すがままにまかせている様子” も、そんな熊井ちゃんや佐紀ちゃんに突っ込む役割を自認してる須藤茉麻さんだって、握力勝負だったり水分補給のペットボトル(安定の2ℓ版)だったりと、いろいろと突っ込みどころが溢れてるところも、何というのか、固定的な役割に準拠してるってわけじゃなく、お互いに役割をくるくる変えながら突っ込み突っ込まれてるその姿が、あの頃を思い出させて…

そして、ソロでモデルやディナーショーに臨む際には、あんなに美人な熊井ちゃんが、ほんとに表情が緩んで、キッズの頃の顔のまんまになっていたように、佐紀ちゃんも、茉麻も、なんだか安心しているようで、そういうあれこその逐一について、ずっと Berryz工房のファンをやっていた私のような者には、もう、いろんなものが思い出されて…

ちょっと上手に伝えられないくらい、すばらしいイベントとなっておりましたよ。

けっこう距離はあったけど、イベント終わりにはお見送り会もありましたので。

と、悪い癖で前口上ばかり長くなっておりますが、イベントの具体的な模様は次のページから。

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