モーニング娘。DVDマガジンに見る “継承の形”、最年少に背中を押され “先輩” になっていく「娘。」たち

生田衣梨奈 やさしい先輩はキャンペーンではなく

譜久村聖さんが静かに向ける眼差しの慈しみが印象深いとするなら、今般のDVDマガジンでは、生田さんは、かなり意識的に、新メンバーのことを語っています。自分が加入した時の先輩との年齢差と、今の自分と15期の年齢差が同じくらいであると述べて、あの頃の自分たちも、先輩たちからは、今の自分が15期を見るように見えていたのかなあ…と語るところは必見です。

そして、新人さんには、期間限定で “やさしい先輩キャンペーン” をやっているのだと言っていた生田さんですが、それは、いろんなメディアで新人さんはインタビューされることが多いので、そのタイミングに合わせて新人の印象に残る自分を演出すれば、間接的に自分のメディア露出に繋がるとの計算があってのことだとも、はっきり語っていた生田さんです。けれども、なんだか、キャンペーンが終わったはずの12期や13期とも、ずいぶん仲良しじゃありませんか?

  • 座間の初日の本番前、集合してからの「しょい!」で、緊張から泣いてしまう15期。岡村ほまれちゃんの涙が流れ落ちないように、ほまれちゃんのホッペに指で涙を止めてる生田さん。(Vol.126)
  • Dマガのカメラに嬉しそうに何やら話してる小田ちゃんに合流して、岡村ほまれちゃんの謝り方や泣き方のモノマネをしてる生田さん。って、こんな生田さん、なんか久しぶりです。続けて、自分たちが加入したときの先輩と自分たちの年齢差が、今の自分たちと15期の年齢差と同じだと話し出して、「(自分たちも先輩からみたら)こんな風に見えてたんかな?」とか語っています。(Vol.126)
  • ご挨拶で「アイプラザ豊橋にお越しの皆さん、こんばんは!」って、ちゃんと言えたよと喜ぶ生田さん。(Vol.126)
  • わがまま 気のまま 愛のジョーク』の印象的な歌割りとフリを、この4年間ずっと担当していたのに、ずっとスクリーンに抜かれることはなかった。でも、今回初めて大画面のスクリーンに抜かれたと嬉しそうにDマガのカメラに報告している生田さん。(Vol.126)
  • 栃木公演で「あんまり私は森戸のことを話さないと思われてるので…」と、森戸ちぃちゃんのことを語ろうと言い出して、ちゃんとモーニングを好きでいてくれることが嬉しいと語る生田さん。(Vol.127)
  • 結局若い子やん!というファンに対する嘆きは、先の「(自分たちも先輩からみたら)こんな風に見えてたんかな?」という語りと併せて、実に感慨深いものがあります。(Vol.128)
  • 代々木の大舞台を前に、緊張から泣き出してしまう15期に語りかけている生田さんの美しいこと!(Vol.128)

石田亜佑美 目立つのは自分じゃなくて良い。そこにモーニング愛が光る宮城の奇跡

佐藤まーちゃんとの10期の同期愛が光った石田さんです。自由すぎる佐藤まーちゃんに上手にチューニング出来ず、ともすれば険悪になりかねないような場面があったとしても、それでもステージに臨む同期への信頼は揺るぎません。

今般、後輩への態度も含め、メンバーへの信頼が目立った石田さんですが、それには、誰よりも自分が目立とうとする自己中心的な向上心を越えて、誰が目立とうとも、それがモーニングとしてのステージに資していることが大事だという、一段レベルの高いモーニング愛が感じられるようにも思います。舞台袖から仲間のパフォーマンスを見つめている石田さんの横顔は、本気で宮城の奇跡かと。

  • ソロのピアノ演奏に緊張のあまり本番直前に舞台袖で泣いている佐藤まーちゃんに、「え、まじか?だって、これまでもいろんなものを乗り越えてきたじゃない、あなた」と、同期としての遠慮のなさ半分、緊張してる仲間の背中を支えてあげたい半分の、実に味わいのある独特のテンション&ノリで、まーちゃんを励ましてあげている石田さん。(Vol.126)
  • ステージから引き上げてくるところで、加賀ちゃんが失敗したというコントを無理矢理始めようとする石田さん。(Vol.126)
  • 牧野さんの地元なのに10期コールが起ったことを、嬉しく思いながらも、やはり牧野ラブリンさんに申し訳なく思う健気な石田さん。(Vol.126)
  • 佐藤まーちゃんと対立して、水を指で弾いてかけ合う子供じみた喧嘩をして、佐藤まーちゃんがカメラを背後に背負っていることから満足に攻撃できない気配り石田さん。(Vol.127)
  • 生田さんと対決する通し企画『ご当地対決』の香川編で、うどん一本早吸い対決で圧倒的な強さを見せつけ、続けて(急遽決まった)生田さん以外のメンバーも順次倒していく『吸いワン グランプリ』で、見事な連勝を見せて、”振り返りの切れ” よりも、こっちをプロフィールに載せるべきではないかとの話まで出ながら、リーダー譜久村さんに一撃で敗退する石田さん。(Vol.127)
  • 相模原公演のMCで、学校の友達との関係が薄くなったことを嘆いて泣いている岡村ほまれちゃんに、自分も思い当たることがあるのか、「モーニング娘。って人生を選んでくれて、ありがとう」と語る石田さん。(Vol.127)
  • ピアノ演奏の練習に、舞台袖の階段をピアノの鍵盤に見立てて直前まで懸命に練習している佐藤まーちゃんを、慈しむような目で見ながら、「これ、今、話しかけちゃいけない まーちゃん ですよ」と、Dマガのカメラに向って語る石田さん。総じてピアノ演奏へ佐藤まーちゃんを送り出す石田さんの瞳の輝きは、美しいですよね。(Vol.128)
  • ステージから引き上げてきた舞台袖で、どんなに疲れていても(何かが憑いているというネタで)コント寸劇をしようとする石田さん、ちゃんと小田ちゃんが突っ込んでくれると信頼しているようです。(Vol.128)

佐藤優樹 パフォーマンスにかける熱量から愛を感じる

メンバーとの関係だけでなく自由さが目立つ佐藤のまーちゃん、バックステージを追ったDVDマガジンでも、このところ、コンサート会場の楽屋以外の場所を一人で彷徨っていたり、Dマガのカメラに向っても、いろいろ文句を言ってる場面が目立っていました。

それでも、ピアノ演奏に緊張するところや、楽曲中の自分のセリフをどう言おうか常に模索しているところなど、一見するとワガママなようでいて、ステージ上のパフォーマンスに向ける真摯さと熱意は本物です。そうであればこそ、うっかりすると自由奔放すぎるかのように言われながらも、しっかりメンバーからも信頼されているんですよね。

  • 座間での公演終わり、舞台袖に飛び込んできて、いきなり加賀ちゃんに飛びついて抱きつく佐藤まーちゃん。しかし、羽賀ちゃんに言われたという “嬉しいセリフ” は加賀ちゃんに教えてあげません。(Vol.126)
  • 加賀ちゃんのパフォーマンスがカッコ良いと褒めてるうちに、いつの間にか駄目出し風に発言を締めて、加賀ちゃんを困らせる佐藤まーちゃん。(Vol.126)
  • 野中さんとのダブルピアノは、本気でフルで聴かせて欲しいほど。(Vol.126)
  • 石田さんに「涙もろくなった」とバラされる佐藤まーちゃん。
    これまでなら、まー の代わりに泣いてくれる人がいたから泣かないで済んでいたけど、代わりに泣いてくれる人がいなくなったから涙もろくなったのだ、と。もちろんそれは、卒業していった10期の工藤さん飯窪さんを指していて…。(Vol.126)
  • 同期の工藤さんの誕生日おめでとうボードを準備してる石田さんへ、いろいろ駄目出しというか修正案を出してる佐藤さん。実際にステージに持ち込む際のアイディアを出したりしてる佐藤まーちゃんの石田さんへの言い方に、10期の関係の熟し方を感じませんか。(Vol.127)
  • 香川公演のMCで、15期北川ちゃんに「おんちゃん」と独特なあだ名をつけていることが明らかとなった佐藤まーちゃんだけど、羽賀ちゃんのことは、「羽賀ねちん」からの展開で「ちん」と呼んでいることも判明。それにしても、その言語感覚は独特ですよね。(Vol.127 → 128)
  • 生田さんと石田さんの『ご当地対決』で、画面に映っていなくても、フレームの外から「あゆみ、がんばって!」とか声が聞こえてるので、楽屋にいなくてコンサート施設の中を彷徨いがちだと言われる佐藤まーちゃん ですが、メンバーのいるところに、ちゃんと参加してる模様。その対決の後は、何かと石田さんと対決を振り返ったりしていて、何だかんだ同期愛の片鱗を見せていたりして。(Vol.128)

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まだまだ語りたい場面は多いけど、11期以降のあれこれは次のページで。

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